寒地、巡礼者の情報を求めて
blablaの連絡から、アンダーソンのいる副司令室に向かった夏油。アンダーソンは夏油にトーカティブを撃退した白髪のニケを追跡する為に、北部に行くように指令を告げた。
アンダーソン「地上の北部へ行ってくれ。」
夏油「北部...?...そこにトーカティブが?」
アンダーソン「いや、君が目撃した、トーカティブを退かせたニケが、北部に現れたらしい。
彼女なら、トーカティブの行方が分かるかもしれない。会ってみるといい。」
夏油「彼女は一体何者なんでしょうか?」
夏油は突如現れた白髪のニケに関して、アンダーソンに質問する。
アンダーソン「通称『ピルグリム』、地上で生きるニケたちを指す。」
夏油「ニケ
アンダーソン「...詳しいことは、私たちも知らないのだ。
ただ確かなのは、彼女たちは地上で生きているが、一度もまともに遭遇したことがない、ということだ。ましてや、追跡も出来ない。神出鬼没だからな。」
夏油「成程...つまり北部にピルグリムに関する情報があるのですか?」
地上に現れた白髪のニケ、ピルグリムに関して聞いた夏油は、北部に向かうという任務から、ピルグリムに関する情報があるという考えをアンダーソンに伝える。
アンダーソンは夏油の考えを肯定し、その情報の場所について説明する。
アンダーソン「その通りだ、研究基地がある。座標はシフティーくんに伝えておいた。とりあえずそこへ向かいなさい。
着いたら、研究基地で何をすべきか、教えてくれるだろう。
...分かったかね?」
夏油「分かりました。」
アンダーソン「そうか...こちらの情報は全て提示できた。予定通り、そちらの秘密を明かしてもらおう。」
夏油「では、話す前に...」
夏油は右手を顔の前に出し、親指、人差し指、中指を天井に向ける。アンダーソンは夏油の行動に頭を傾げるが、夏油はアンダーソンの反応を気にせずに唱える。
唱え終えると、夏油とアンダーソンの頭上に黒いドロドロとした液状の何かが二人を中心に球状になって包み込む。すると、二人を包み込んだ黒い半球は周囲の景色と透過し、外部から干渉できなくなるように遮断される。
この超常現象にアンダーソンは驚愕し、夏油に目を見開きながら問い詰める。
アンダーソン「これは...一体...!?」
夏油「...アンダーソンさん、貴方は...
アンダーソン「...君の秘密は、アーク...いや、この世界をも覆す力だったのか...。」
夏油「ですが、私はこの力を地上奪還、そしてニケである彼女たちを救うために振るいます。」
夏油の言葉を聞いたアンダーソンは、その瞳からその決意が本物であると見抜き、改めて夏油の前で誓う。アンダーソンの誓いに夏油は深々と頭を下げる。
アンダーソン「分かった、この件は秘匿しよう。作戦中に君が力を行使しても、私が何とかする。」
夏油「ありがとうございます。」
アンダーソン「うむ。では、もう行っていい。10分後に会議があってね。」
夏油「はい、では失礼します。」
二人を包んでいた黒い球体を消し、退出する前に一礼して、副司令室を後にした夏油はラピたちが待機しているエレベーターに向かう。夏油が去ったことを確認したアンダーソンは、体を預けるように椅子に座りこむ。
そして初めて出会い、アンダーソンの問いかけに答えた時の目を思い出しながら考えていた。
アンダーソン「...全く、とんでもない事になったものだ。
...しかし、彼の目。あの時のようなものではない、決意を抱いていた......」
副司令室を出た後、夏油はエレベーター前でラピたちと合流する。そして、ラピは周囲を見渡し、他の分隊のニケがいないことを確認すると、単独任務と理解する。
ラピ「今回はカウンターズの単独任務ですか。」
アニス「よかった! これで、発言に気を付ける必要なしよ。」
ラピ「それはそうだ。」
アニス「北部の研究基地に行くのよね?」
夏油「そうだね、どうかしたのかい?」
アニスの質問に答える夏油。夏油の返答にアニスは首を傾げながら伝える。
アニス「うーん...私が知る限り、あそこは通行許可証がないと、入ることすらできないって。」
夏油「えっ??」
ラピ「研究基地とはいえ、防護用の武器が充実しています。」
アニス「ハチの巣になりかねないわけね。」
夏油「いや...何も貰っていないけれど......今から貰って来るよ。」
夏油は指揮官の服から、通行許可証らしき物を探すが見つからない。そして夏油は、副司令室に戻るために足早に戻っていこうとするが、夏油の背後から声が響き渡り、夏油を光が周囲を包んでいく。
?????「No.」
夏油「...えっ???」
?????「その必要はNo.」
ネオン「...何ですか? 急にどこからか光が...」
アニス「...ちょっと、このミラーボールのライトはまさか...。」
?????「Yes!そのまさかDESU!」
?????「アークのEntertainmentを担当する...」
?????「テトララインの...」
?????「マスタングDESU!」
マスタング「Evreybody! Say Entertainment!」
マスタング「エンターーーーーーーテイメント!」
ラピ「......」( ≖_≖)
アニス「......」( ≖ࡇ≖)
夏油「......」( ≖д≖)
ネオン「...うわ。」(;・_・)
夏油の背後から発していた広範囲の光は、背中の孔雀のような装飾にあるライトの光を反射したライトミラーボールによるものであり、
派手というものをこれでもかというぐらいに身に着けている男性こそ、
ニケを製造している三大企業の一角、テトラライン、そのCEOこそ夏油たちの前にいるマスタングなのだ。
そのド派手な服装(?)と登場にラピ、アニス、夏油は唖然とし、ネオンは反応に困り動揺している。
マスタングはアニスに近づきながら伝える。
マスタング「Oh No. アニス、拍手はどうしましたKa?」
アニス「...こんにちは、社長。久しぶりですね。」( ≖ࡇ≖)
マスタング「FaceがよさそうですNe.」
アニス「はは、そうですか。」( ≖ࡇ≖)
アニスの顔を一目見て、マスタングは着用しているサングラスから瞳を覗かせて、アニスを見つめながら質問する。
マスタング「じゃあ、そろそろReturn?」
アニス「え...いいえ、まだちょっと。」
マスタング「Oh...」
アニスの返答を聞いたマスタングはしょんぼりと肩を落とすが、直ぐに立ち直りアニスを待っていると告げて、夏油の方へ向かって歩く。
マスタング「All Right、アニス。私は待てますYO.」
夏油(...違和感が凄すぎる.......)
マスタング「You.」
マスタング「YouがCommander 夏油傑?」
夏油「えっ...はい、そうで...」
夏油が応じる間にマスタングは、夏油と目と鼻の先まで距離を縮めて、サングラスをずらして夏油をじっと見つめる。
マスタング「Hm...」
夏油「...あの、一体なん...」
マスタング「Goodな目。」
夏油「あっ...はい、ありがとうございます。」
マスタング「Northの研究基地へ行くんですNe?」
夏油の目を見たマスタングは、本題である北部の研究基地に行く夏油たちに、マスタングは胸元から1枚のカードを取り出し、夏油達に見せた。
マスタング「Meが通行許可証をあげまShow.」
夏油「そうなんですか、ありがとうござ...」
マスタング「But、このPassはちょっとSpecialなものDESU。」
ネオン「あ...どこからか音楽が聞こえてきました。」
ネオンと同じように、周囲から音楽が流れ始め、マスタングはリズムに乗っていると思った矢先、夏油によく見るように伝える。
マスタング「よく見てくだSAI、Commander 夏油傑!」
マスタング「1回しか見せませんKara!」
するとマスタングは、流れてきた音楽に合わせてダンスを踊った。夏油はそのダンスの感想を心の中で呟き、ネオンは歓声を上げていた。
夏油(ものすごく...独特なダンスだ......。)
ネオン「おおお!」
マスタング「しっかり見ましたKa?」
マスタング「では、今度はこのPassを見てくだSAI。」
夏油の前で踊った後、先ほど夏油に見せた通行許可証を、マスタングは前に突き出し掲げる。すると通行許可証が光りだした。
マスタング「今、Meがやった動作を遂行するとPassがActivation!」
夏油(...つまりさっき踊っていた独特なダンスを私が踊らないといけないのかっ!?!?)
マスタング「My Company! テトララインのTechnologyが集約されたPassなのDESU!」
ネオン「Wow! Technology!!」
アニス「...技術の無駄遣いにも、ほどがあるわ。」( ≖ࡇ≖)
通行許可証の機能について詳しく説明するマスタング。その説明を聞いて、同じように踊らなければならなくなったと気付いた夏油、その技術力の高さに純粋に驚いていたネオン、呆れた顔でマスタングを見つめるアニスだった。
説明を終えたマスタングは、通行許可証を夏油に手渡す。
マスタング「さあ、受け取ってくだSAI。Commander 夏油傑。」
夏油「...どうも。」
マスタング「今のDance、望むならもう一度お見せしまShow。」
夏油「...いえ、大丈夫です。」
マスタング「Oh、これくらいのDanceは一発で覚えるのですNe。Very Good!」
夏油はどこか生気の抜けた表情で、通行許可証を見つめている中、アニスはマスタングが直接通行許可証を手渡してきたことに対して疑問を抱いていた。
アニス「あの...社長。」
マスタング「Yeah.」
アニス「ありがたいんですけど、なんで社長が急に...?」
マスタング「Good Question. My アニス。」
マスタング「カウンターズ、Youたちは知らないかもしれませんGA。」
マスタング「Youたちは今、アークでHotです。Very Hot.」
夏油「......」(注目されている...ということか......)
マスタング「Entertainmentを率いる者として、未来のStarになるかもしれない人に、借りを作っておいたほうがいいからDesu。」
マスタングの発言から、良くも悪くもカウンターズが注目されていると知った夏油は、アンダーソンが秘匿してくれるが、これ以上目立つことを避けるべきと考える。夏油が考えている中、マスタングは小声でつぶやく。
マスタング「...イングリットが気に入っている人を直接見てみたかったのDesu。」
アニス「うん? 最後になんて言ったんですか?」
マスタング「Hm? Nothing.」
マスタング「では、Mission頑張りなSAI。」
マスタング「エンターーーーーーーテイメント!」
そう言ってマスタングは姿を消した。嵐が過ぎ去ったかのように取り残された夏油たちは、ポツンと立ち尽くしていた。
ラピ「......」
アニス「......」
夏油「......」
ネオン「テトラの社長はすごく派手な方ですね!」
アニス「はあ...目がチカチカする。」
夏油「嵐のような人だったね...」
その後、夏油たちはエレベーターに搭乗し、目的地である北部に向かうのだった...
マスタングの描写書くの楽しいけど、パソコンで打つの時間がかかる。...スマホはもっと時間がかかる...。
でも楽しい。
テトララインのCEO、マスタングと出会った後にエレベーター乗った時の事...
ネオン「物凄く派手な方でしたね!」
ラピ「確かに、派手だった...。」
アニス「悪い人じゃないんだけど...すごく疲れる...。」
ネオン「ずっとハイテンションでしたね!」
夏油「......」
ネオン「?? 師匠?どうしたんですか?」
夏油「...ん? あぁ、すまない、あの社長のことで...」
アニス「分かるわ、いつもテンションが高いから着いていけないわよね...。」
夏油「いや、彼の声が...ちょっとね...。」
ネオン「声ですか??」
夏油「あぁ...」(あの声...伏黒甚爾に似ているどころかそっくりじゃないか?)
真人(ねぇ、夏油~。)
夏油(?...どうしたんだい真人。)
真人(陀艮がマスタングっていう人間ミラーボールを見てからずっと固まってるんだけど~)
花御(大丈夫ですか?陀艮。)
漏瑚(何故こ奴は虚空を見つめておるのだ?)
陀艮()( ◎ω◎)????????????
夏油「......。」(陀艮のトラウマとそっくりな声だったからね...。)
ネオン「師匠が頭を抱えている!?」
アニス「まあ、ミラーボールくっつけてダンス踊ったら印象に残るわよね。」( ≖ࡇ≖)