...Nikkeを始めた頃からずっと疑問だったのですが、Doroって何者?
疑心、内側から広がる罅
エクシアの情報から、弾丸に関して調べる為に地上にある軍需品製造施設を目指して地上に向かった夏油たち。エレベーターを降りて何mか歩いた後、夏油たちの前方にホログラムが出現する。
ホログラムの正体はシフティーだった。シフティーは笑顔で夏油たちに声をかける。
シフティー「こんにちは〜! お休みは如何でしたか?」
アニス「シフティー?」
シフティー「へへ、久しぶりですね!」
夏油「1ヶ月間ぶりだね。」
シフティー「そうですね、こちらも忙しくて参加できなかったんです!
それと...実は私、カウンターズの専属オペレーターに志願したんです! 他に志願者がいなかったから、すぐに許可されました!」
再開を喜ぶシフティー、そして夏油たち特殊別働隊の専属オペレーターに志願した事を明かす。アニスはシフティーに、これから行動を共にするのかと質問する。
アニス「じゃあ、これからもずっと私たちと一緒に動くの?」
シフティー「はい。」
アニス「お〜、1つの分隊にスパイが2人もいるなんて、豪華過ぎない?」
ネオン「え? どうして2人何ですか?」
アニス「
夏油「君は何でカウンターズ加わったのか、ゆっくり思い出してみるんだ。」
アニスはネオンにスパイであることを伝え、夏油はネオンに初めて出会った時のことを思い出させる。ネオンは腕を組んで考え込み、思い出す。
ネオン「......あっ、完全に忘れていました!
そうです! 私はイングリット社長のスパイでした!」
シフティー「あの...アニス。いくら冗談でも、スパイと呼ぶのはちょっと。」
アニス「...ふ~ん。冗談だと思う?」
シフティー「......」
アニス「と~ぜん冗談よ。何でそんなにマジな反応するの? まるで本物のスパイみたいね。」
シフティー「はは。そ、そうですね? 急に怖くなっちゃて、はは。」
夏油「......。」
シフティーはアニスにスパイと言われて狼狽えていたが、アニスは冗談だと言って安心させ、シフティーも冗談だと分かって安堵する。そしてシフティーは夏油たちに、任務の目的地について尋ねる。
シフティー「それで、皆さんの目的地はどこですか? 特殊別働隊になったので、公な情報が入ってきてなくて。
お手数ですが、作戦の度に聞くと思います! もちろん、先に伝えてくださると助かりますけど!」
アニス「あ~私たちはね、ちょっと気晴らしに来てるの! 1ヶ月も地上へ来れなかったから、体が疼いちゃって。」
シフティー「...なるほど~そうですか。」
アニス「うん、そろそろ帰るところ。空気がおいしい~やっぱり地下より地上よね。
特殊別働隊っていいわね~許可が無くても地上に来れるもの。」
シフティー「......」
アニスはシフティーを誤魔化すように伝え、シフティーは誤魔化しているような口ぶりを感じながらも、夏油たちに先に帰っていいか尋ねる。
シフティー「そうですね。じゃあ、私は先に帰ってもいいですか?
実は、今日アークレンジャー特別編が放送されるので、リアルタイムで見たいんです。」
アニス「あ、そう? 悪いけど、録画頼める? 私も好きなんだ、女神戦隊アークレンジャー。」
シフティー「はい、もちろんです!
じゃあ、失礼します。次に出かけられる時にまた連絡しますね!」
アニス「うん、またね。」
ネオン「あの...」
シフティーはアークレンジャーを見るために、退室しようとする。アニスはシフティーに録画を頼んでシフティーは快諾して、生成されたホログラムを『プッ』という音と共に消える。
ネオンはアニスの不可解な行動に疑問を抱いており、アニスに尋ねるがアニスは指を立ててネオンの口を塞ぎ、ある施設を指さして夏油たちは移動を開始する。
アニスが先導して、指を指した施設に移動した夏油たち、アニスは歩きながら夏油たちに説明をし始める。
アニス「通信遮断物質で作られた壁よ。軍需品の製造工場が近くにあってよかった。」
ネオン「こんなものがあったんですね。ところで、なんでこんなところに?」
アニス「話し合いをするには、丁度いいからよ。」
ネオン「なんでわざわざここまで来て、話し合いをするんですか?」
アニス「シフティーが私たちを監視してるから。」
ネオンの疑問に答えるアニス、応える度に声色が重くなっていく。そしてアニスは、夏油にこの任務について知っている人について尋ねる。
アニス「指揮官様、私たちが地上へ来ることはエクシアしか知らないよね?」
夏油「そうだね、彼女以外は話していない。」
アニス「それなのに、絶妙なタイミングで私たちについた。
シフティーはどうして、私たちを監視してるのでしょう?」
ネオン「アニス。」
アニス「何?」
ネオン「疑心暗鬼になってませんか?
単に私たちに興味があるだけかもしれないですよね?」
シフティーに対しての疑念を抱くアニスに、ネオンは疑心暗鬼になっていると指摘する。しかし、それでもアニスはアークの環境から誰も信じられないと話す。
アニス「そう、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
私たちは今、アークで注目されてるのよ。アークはどういうところか知ってる? あらゆる中傷と謀略が横行する、ドブネズミの巣窟のようなところよ。
誰も信じられないわ。」
ネオン「...私もですか?」
アニス「......」
ネオン「まあ、私はスパイですから...」
シフティーが監視者であり、あまりにもタイミングが良すぎる登場に疑うアニス。アニスが信じられないという発言に、自分が含まれているのか尋ねるネオン。アニスの沈黙にネオンが少しずつ怒りを抱き始める。
そんな中、夏油の端末からバイブ音が鳴りだし、取り出して確認する。エクシアからメッセージが届いていた。
カウンターズ
エクシア
(皆、雰囲気暗い...)
アニス
(エクシア?)
(どうやって繋げたの?)
エクシア
(通信遮断物質...無敵じゃない...)
(有能な私...突破なんてちょろい...)
(Iフィー○ドを壊すクロー程度...)
アニス
(あなたも監視してたの?)
エクシア
(いや。)
(これはモニタリング...)
アニス
(同じようなものでしょ!)
エクシア
(シフティーは...)
(信じてもいい...)
アニス
(何?)
エクシア
(ファイナル・クエスト...)
(カンストしたから...)
アニス
(は? それとこれと何の関係があるのよ?)
エクシア
(ファイナル・クエスト好きに...)
(悪人はいない...)
(これは真理です。)
(反対する人は...ゲーム知らなすぎ...)
アニス
(信じるか信じないかは)
(私たちで決めるわ!)
ネオン
(「私たちで」じゃなくて、)
(「アニスが」ですね―...)
アニス「あなた...!」
ネオン「それって、どういうことですか?」
blablaのメッセージを介して、アニスとネオンの仲が険悪な雰囲気が漂う。続いて端末にメッセージが届く。
カウンターズ
エクシア
(ケンカしないで...)
(北へ進むと...)
(壊れた飛行機が見える...)
(とりあえずそこまで...)
夏油「...とりあえず移動しようか。」
ラピ「ラジャー...」
険悪な雰囲気の中、夏油たちは移動を再開する。エクシアがマークした座標に移動を完了するが、周囲を見渡しても何もなかった。連絡が来るまでラプチャーの交戦を予測して、周囲を警戒する夏油たちだが...
ラピ「特に何もなさそうです。」
アニス「連絡が来るんじゃないかしら?」
ラピ「念のため警戒しておきましょう。」
夏油「そうだね、周囲を...」
アニス「オーケー。私は東を警戒するから、ネオンは西をお願いね。」
ネオン「私が? どうしてですか?」
アニス「...うん?」
ネオン「西を警戒するふりをして、東を撃ってしまうかもしれませんよ? スパイなんですから!」
アニス「...はあ、もう。」
夏油「二人とも...」
ネオン「信じられない、スパイに警戒を任せるなんて、危機意識が無さ過ぎませんか?」
ネオンがアニスに対して喧嘩腰の態度で会話する影響で、二人の仲が更に険悪になる。夏油の制止も聞こえず、二人の口喧嘩は更にヒートアップする。
アニス「ねえ、ケンカ売ってるの?」
ネオン「ええ! そうですけど?」
夏油「いい加減に...」
アニス「ちょっとこっち来なさいよ。」
ネオン「嫌です、アニスが来ればいいじゃないですか。」
アニス「あなたね...!」
夏油「そこまでだ。」
アニスとネオンの間に夏油が割り込み、口論を止める。しかし、アニスとネオンは夏油に制止するなと言う。
アニス「止めないでよ指揮官様!」
ネオン「師匠は私ではなく、味方を疑う
アニス「っ...こんの」
夏油「二人とも深呼吸しなさい。」
アニス「はぁ? なんで」
ネオン「必要ありませんよ、私は」
夏油「命令だ。」
アニスとネオン「「......」」
夏油の静かな剣幕でアニスとネオンは口論を止めて、揃って深呼吸をし始める。大きく息を吸って、ゆっくりと吐出してを8秒続けたところで、夏油は深呼吸を止める。
夏油「よし。」
アニスとネオン「「......」」
夏油「頭は冷めたかい?」
アニス「...まぁ」
ネオン「...一応」
夏油「二人の気持ちはよく分かる、私は記憶が無いからアークについてよく分かっていないけど、人の努力を悪用したり利用したり、殺してでも奪ったりする人間がいることは分かった。
理不尽なことで死んでしまうこの地上で戦ってきたなら、疑うことも必要になるだろう。」
アニス「......」
夏油「でもアニス、君は私やラピ、ネオンを信じられないと思うのかい?
短い仲とはいえ、一緒に死線を乗り越えて来たじゃないか。」
アニス「...うん。」
夏油「疑うことも大事だが、仲間を信じることも大切だ。もし頼りないなら、もっと頼られるように努力する。」
アニス「...うん。」
小さな声で謝罪するアニス、アニスの身長に合わせて膝を付けた夏油は、優しく頷きアニスの頭を撫でる。そして、背後のネオンにも視線が合うように、夏油はしゃがんで話始める。
ネオン「...私は悪くありません...アニスが」
夏油「分かってる。死にそうになった状況を何度も一緒に乗り越えたのに、疑われるのはいい気分じゃないよね。
ネオンは
ネオン「...二重スパイですから...」
夏油「でもねネオン、アニスは悪意でシフティーを疑ったわけじゃない。私たちを守るために言っていたんだ。そこはちゃんと分かるだろう?」
ネオン「...はい。」
夏油「怒る気持ちも分かるよ、でも言い過ぎるとかえって相手を傷つけてしまう。嫌なことをハッキリ言うことも必要だが、言う前に相手を悲しませてしまうかを考えてほしい。
ネオンも喧嘩が続くなんて嫌だろう?」
ネオン「...嫌です。」
夏油「怒ったら、さっきみたいに深呼吸することを思い出して、感情を整理してみてほしい。もし無理だったら、私が止めて一緒に相談する。」
ネオン「...ありがとうございます。」
アニスと同じように、優しく頭を撫でる夏油。そして、アニスとネオンの視線が重なるように、夏油は退いて二人を見守る。
アニス「...ネオン」
ネオン「...なんですか?」
アニス「...さっきはごめんなさい、あなたを疑ってないって言えなくて...」
ネオン「...私も、言い過ぎました。ごめんなさい。」
アニスとネオンはお互いに謝り、険悪だった雰囲気が解消されていく。ラピは仲直りするよう後押しした夏油に、2人に聞こえないように感謝していた。
ラピ「ありがとうございます、指揮官。あのまま続いていたら、任務にも支障が現れていた筈です。」
夏油「私としても、皆を傷つけたくないからね。」
ラピ「それにしても、指揮官も喧嘩したことがあったのですか?」
夏油「??」
ラピ「随分と慣れていた様子だったので...」
夏油「あぁ、よく覚えていないけど、喧嘩で仲違いした事があってね。よく口論になっていたよ。」
ラピは夏油の顔を見つめる、その表情は懐かしさの中に後悔があった。ラピは深読みはせずに、アニスとネオンに視線を戻すといつものように、2人に手を振っていた。
アニス「ごめ~ん! もう大丈夫!!」
ネオン「師匠~! ラピ~! 暗い雰囲気にしてごめんなさ~い!!」
夏油「行こうか、ラピ。」
ラピ「はい。」
満面の笑みを浮かべているアニスとネオンの元に、微笑みながらゆっくりと歩き出す夏油とラピ。雰囲気が元に戻り、地上での探索を再開する...
書いているうちに短期間で仲直りさせてしまったけど、これはこれで良いと思っている自分がいるし、夏油は命の危険がある地上で、二人を野放しにしないと判断して変えました。
ようやくこっちの予定が空いてきて、余裕が出てきました。小説の投稿スピードが早くなるという訳ではないかもしれませんが...
Q.貴方にとって、夏油 傑とは?
ラピ「状況判断力が高く、指揮能力に長けています...」
アニス「他と違って、優しくて頼れる指揮官様!」
シフティー「とても真面目で、しっかりしている大人です!」
アンダーソン「真面目だが、度が過ぎて苦しみを一人で抱え込んでしまう。」
イングリット「底がしれない...とだけ言っておこう。」
ネオン「私の指針であり、越えるべき師匠です!」
漏瑚「呪霊に親しく、対等に接する人間だ。」
花御「感受性が高い人ですね。」
陀艮「ぶふぅ、ぶふぅ!」(優しくて、強い人!)
真人「偽夏油のイメージが抜けない。」
シュエン「はぁ?知らないわよ。忙しいんだから早く消えて。」
ミハラ「関係については秘密♡」
ユニ「ユニとミハラの恩人!」
マスタング「Futureが有望なCommanderDESU!!」
ルドミラ「優秀なしもべよ。これからが楽しみね。」
アリス「雪崩に負けないウサギさんです!」
エクシア「(ファイクエ)仲間で...同志です...」
トーカティブ「...忌々しい人間だ。」
モダニア「......」