特級呪術師のデストピア   作:クモッ!

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 9月12日のNintendo Directで発表された ぽこ あ ポケモン が凄い面白そう...どうぶつの森みたいにスローライフゲームは時間が湯水のように溶けていく。

 その前にMGS2でドッグタグ集めます。


理想、守る者としての在り方

 橋を誤って爆発しそうになったラプラスは、一生懸命弁明しようとしたが、ウンファの尋問によってみるみる元気を失っていった。結局ラプラスは謝罪して、止められなかったマクスウェルとドレイクに連帯責任として、メティスの発言力が無くなり、他者の指示に従うようにという形で終わる。

 

 そして再び移動を再開し、荒野から廃墟となった街に入った時に、シフティーがメティス分隊に連絡を取る。

 

 

シフティー「あの...メティス分隊の皆さん? アーク...正確にはエリシオンから連絡が引っ切り無しに来ています。作戦を妨害する意図だったのか説明しろと...」

 

ウンファ「そこのバカ(ラプラス)の不注意とマヌケ共(マクスウェルとドレイク)の管理不足だ、そう伝えろ。」

 

ラプラス「申し訳ない...」( °▿° )

 

ドレイク「すまなかった。」( °⌓° )

 

マクスウェル「ごめんなさい...」

 

シフティー「あっ、はい。分かりました。」

 

 

 そう言ってシフティーはホログラム画面を閉じ、エマとベスティーはウンファにもう怒りを鎮めるように言い伝える。

 

 

エマ「もう許してもいいんじゃない?」

 

ベスティー「わ、私も、もう反省しているし...」

 

ウンファ「またこのバカがしでかしたら誰が止めるんだ。」

 

ネオン「正直止められる自身が無いです、パワーが有り余ってますから。」

 

アニス「可哀想だけど、私も止められる自信が無いわ。」

 

ラプラス「うぅ...」

 

 

 自身の失態を掘り返されてしょんぼりするラプラス、このまま危機感を与え続けようと話が纏まろうとしているが、その中で夏油が名乗りを上げる。

 

 

夏油「私が彼女を止めてみるよ。」

 

ウンファ「お前が?」

 

夏油「止めるというより、予防できるようにしてみる。」

 

アニス「できるの? 指揮官様。」

 

夏油「何事もやってみないと分からないものさ。」

 

 

 夏油の提案を聞いて、アニスは不安な気持ちを伝え、ウンファは条件を込みでラプラスを任せるという命令に等しい提案を出す。

 

 

ウンファ「この街を出るまでに、ソイツの暴走を止められるようになるまでだ。言ったからにはキッチリやってもらう。」

 

夏油「分かった、任せてくれ。」

 

 

 夏油は直ぐに了承して前方を歩いているメティスのもとに向かう、その後ろ姿を見たエマは上手くいくか心配になる。

 

 

エマ「大丈夫かしら、夏油さん。」

 

アニス「まあ、指揮官様なら大丈夫じゃない?」

 

ネオン「あの顔は何か確信がある時の顔です!」

 

ベスティー「そ、そうなんだ。」

 

 

 上手くいくか心配な中、夏油は早速ラプラスにあの橋の出来事について話し合いを始める。夏油は真剣な表情でラプラスに訪ね、一方ラプラスは凹んで気分が沈んでいる。

 

 

夏油「ラプラス、君はラプチャーの部隊が橋に接近していることを、あの時察知したんじゃないか?」

 

ラプラス「うむ...そうだ...」

 

夏油「君が危惧したのは、橋に渡る途中で彼女たちがラプチャー部隊と戦闘になる事、未然に防ぐために攻撃した。ということでいいのかな?」

 

ラプラス「あの橋は...経年劣化で老朽化が進んでいたと聞いていたから...もし橋の上での戦闘になったら、橋が崩落して生き残るのは厳しい...」

 

夏油「且つ、私たちが渡り切った後、彼女たちが直ぐに渡り始める。だから咄嗟の判断で攻撃したんだね。」

 

ラプラス「うむ...」

 

 

 凹んだ子供を慰めるように、夏油は優しくラプラスに質問する。仮にラプラスの行動で、渡る前に橋が崩落した場合でも、橋の上での戦闘で崩落による半数以上戦闘不能になる最悪の事態を防ぐことができた。

 

 その事態を防ぐことができたラプラスに、褒めつつ何か他の対策は無かったのかと質問してみる夏油。

 

 

夏油「確かに君の行動で、仲間が戦闘不能になる最悪の事態を防ぐことができた。ならあの時、どうしたらもっと安全に対処できると思う?」

 

ラプラス「う~む...橋から離れるように呼びかける?」

 

夏油「そう、最悪ハンドサインが分からなくても、『渡ってはいけない』そういうジェスチャーで伝えられたら彼女たちを止められる。」

 

マクスウェル「後から気付いたけど、ベビーの無線機使えばいいしね。」

 

夏油「マクスウェルの言う通り。ラプチャーが近づいている事を説明した後、味方に連絡できる物が無いか呼びかけて使うと、明確な情報を伝えられて対処も簡単になるし、他の人の意見を共有できる。最も、エブラ粒子の濃いところだと使えないが。」

 

 

 ラプラスの考えに行動を起こす前にできることを詳しく説明する夏油、その説明に付け加えるようにマクスウェルも指摘する。説明を受けたラプラスはその指摘に対して理解を示すが、どこか納得できない雰囲気がある。

 

 

ラプラス「そうだが...だがヒーローは弱き者を守らなければならない...」

 

夏油「弱き者...アークの住民のことかい?」

 

ラプラス「そう、自分を守れない者、助けを求める者、恐怖に震える者...ヒーローは、全ての人々を守り、これから生きる人々の希望として、前に立たなければならないのだ。

 そして私は、ニケはヒーローになるべきで、私は示めさなければならないのだ。」

 

夏油「......」

 

 

 ラプラスは弱者を守るだけでなく、再び奮い立たせる希望を見せる為に、ヒーローが必要だと自分に言い聞かせるように語り始める。夏油は静かにラプラスの持論を聞いた上で、最近見始めたヒーロー作品のタイトルを口にする。

 

 

夏油「ラプラスは、アークレンジャーを知っているかい?」

 

ラプラス「!? 当然だ! 私が目指すヒーロー像だからな!!」

 

マクスウェル「始まった...ラプラスってアークレンジャーの話になると止まらないからね。」

 

ドレイク「私は参加しないぞ。」( °⌓° )

 

ラプラス「何故だ!? とても面白いぞ!?」

 

夏油「好きなら、話が早い。ラプラス。」

 

ラプラス「なんだ!? 好きな話か!? 私は...」

 

夏油「君はヒーローの在り方を示したいと言っていたが、アークレンジャーは、ずっと一人で戦ったのかい?」

 

ラプラス「!!」

 

 

 夏油の発言にハッとするラプラス、アークレンジャーにはリーダーのレッドの他にも、ブルーやブラック、同じ戦場に居ないがサポートする博士も戦っている。巨悪に対して一人で戦う事もあるが、仲間と協力して戦う事もある、続けて夏油はラプラスに語り続ける。

 

 

夏油「確かに一人で戦う事は凄いし、勇気もある。だけど、一人で全てを守ることができない状況に直面する。だから、アークレンジャーにも、君たちメティスにも仲間がいるんじゃないかな。」

 

 

 『一人で全てを背負うには限界がある、責任、焦燥、苦悩、葛藤、絶望...様々な要因で必ず押し潰される。だからこそ、仲間がいるのであって、共に歩んで背負い合う、立ち向かい戦う。』

 夏油の言葉を真剣な眼差しで聞き続けるラプラス、マクスウェルとドレイクはアークレンジャーの談議が止まり、真剣に話を聞いているラプラスに驚く。そしてラプラスに語り掛けている夏油も、この言葉を自分に言い聞かせているように感じた。

 

 夏油の話を聞いたラプラスは、目を輝かせ感謝を伝える。

 

 

ラプラス「その通りだ...レッドだけがヒーローじゃない。みんな揃ってこそ!アークレンジャーであり!私の目指すべきヒーローなのだ!!

 ありがとう! 私は理想を追求して、大切なことを見失っていた!! 守るためにはチームワークも大切だと気付かせてくれて、感謝する!!」

 

夏油「どういたしまして。」

 

マクスウェル「凄い...ラプラスのアークレンジャー談議を止めた。」

 

ドレイク「誰にも手が付けられなかったというのに...」

 

 

 太陽のような笑顔を夏油に向けるラプラス、そして腕を組んで少し考えるような仕草を見せる。アニスとネオンはそんなラプラスの姿を見てどうしたのかと心配そうに尋ねる。

 

 

アニス「...ねぇ、どうしたの?」

 

ネオン「お腹が痛いのですか?」

 

ラプラス「うむ! 決めた!! 夏油指揮官!...いや、 是非我がメティス分隊の指揮官として加わってほしい!!」

 

アニス「......」(≖ࡇ≖)

 

ネオン「......」

 

 

突然の提案にアニスとネオン、夏油は膠着する。ラプラスの提案に対して、本気で加わると考えて話を進めようとするドレイクと、面白半分でドレイクの考えに加わるマクスウェル。

 

 

ドレイク「それはいい! だが先輩としてポジションは譲らんぞ!!

 

マクスウェル「私も賛成かな~? ベビーが加わると私の研究も捗りそうだし♪」

 

アニス「ちょっと!? 指揮官様は私たちの分隊に所属しているのよ!?」

 

ネオン「そうです! それに、師匠の弟子はもう私がいます!! 私以外の弟子ポジションは必要ありません!!」

 

ラプラス「夏油指揮官がリーダーになった場合、アークレンジャーで例えると、私はブルーになるな。」

 

ドレイク「む? 何故だ??」

 

ラプラス「ブルーにも憧れがある!! あと、色合いが私にピッタリだ!」

 

ドレイク「では私はブラックだな! 最高のヴィランには、このドレイクが相応しい!!

 

アニス「勝手に話を進めないでよ!!

 

ネオン「そうです!そうです!!

 

 

 アニスとネオンは必死に止めるが、そっちのけで配色について話し合いを始めるラプラスとドレイク。アニスとネオンの様子を見てマクスウェルは、夏油に対してどうするのか近づいて聞いてみる。

 

 

マクスウェル「じゃあ、ベビー本人に聞いてみようよ。ベビーはどうしたい?」

 

夏油「カウンターズだけで手一杯かな...嬉しい誘いだがメティスに入るのは厳しい。」

 

アニス「そう! 事務仕事が沢山あるもの!!」

 

ネオン「そうです! そうです!!」

 

マクスウェル「ベビー本人がそう言うなら仕方ないね。」

 

ドレイク「残念だ。」( °⌓° )

 

ラプラス「そうか...」

 

夏油「でも、アークレンジャーについて語り合う為に、そっちに訪ねて来てもいいかな?」

 

ラプラス「!!...ああ! 訪ねて欲しい! 私はいつでも待っている!!」

 

夏油「ああ、分かったよ。」

 

 

 ラプラスの申し出に断りつつも、これからの交流を増やしていきたいと訪ねる夏油。俯いていたラプラスの顔が元気よく上がり、嬉々として了承する。

 

 

ウンファ「......ふん。」

 

 

 その様子を前から見ていたウンファは、直ぐに前を向いて歩き出す。対してラピは何処か浮かない表情でウンファの後を続いて歩き続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 暫く荒廃した街中を歩き続ける道中に、進む先の道に大量のラプチャーの軍勢が集結していた。目的地に近づくほど、比例してラプチャーの接敵が多くなり、砂漠色の地面がラプチャーの黒と灰色のボディーによって埋め尽くされている。

 

 

ラプラス「うむ...! 予想を上回るな、ラプチャーの数が。」

 

エマ「これじゃあ、戦闘を避けるのも難しいわね~。」

 

ラピ「シフティー、前と現在のラプチャー分布図を比較して。」

 

シフティー「はい。...前に比べて312%上昇しました。」

 

 

 シフティーの集計結果に、マクスウェルが声を上げ、アニスはマクスウェルの驚嘆に同意を示す。ウンファはラプチャーの異常な数の上昇に、冷静に分析を始め、ラプラスはラプチャーの目的を挫く為、戦闘準備を始める。

 

 

マクスウェル「さんびゃくう~? 多いとは思ったけど、これは酷過ぎない?」

 

アニス「確かに異常な数ね、気持ち悪いくらいラプチャーが密集してる...」

 

ウンファ「奴らもヘレティックの破片を狙っているのだろう。回収して献上するか、質の高い餌だからな。」

 

ラプラス「卑劣な悪の一味め! ヘレティックの破片は絶対に渡さない!」

 

ドレイク「そうだ! ヘレティックの破片は我々の物だ!

 

ラプラス「それは違う。」( °▿° )

 

ドレイク「違うなら仕方がない。」( °⌓° )

 

ラピ「シフティー、目的地周辺の...」

 

シフティー「はい、目的地に近づく程、ラプチャーの密度が高くなっています。乱戦に可能性が高いです。」

 

 

 ドレイクの宣言に対して、冷静に指摘するラプラス、指摘に対して納得するドレイク。そんな中ラピは、シフティーに目的地周辺のラプチャーの総数がどうなっているのか訪ね、シフティーは既に済ませたのか直ぐに簡易的にな地図にラプチャーを赤い点として表示する。その赤点の数が目的地に近づくに比例して数が増えて密集している。

 

 シフティーの地図から、ネオンとベスティーは圧巻し、マクスウェルがラプチャーとの戦闘が乱戦になると予測して、夏油に忠告する。

 

 

ネオン「凄い数ですね、これ全部ラプチャーなんですか。」

 

ベスティー「それだけ...ラプチャーも、ヘレティックの破片が重要なんだね」

 

マクスウェル「何かあるね、これは。乱戦か...

 知ってる? 指揮官の死亡率が一番高いのって、乱戦の時なんだよ。」

 

夏油「私は死なないさ。」

 

マクスウェル「ふ~ん...その自信はどこから来るのかな?」

 

夏油「信頼できる仲間たちが守ってくれるからね。」

 

 

 マクスウェルの忠告に対し、夏油の返答を聞いて、ラピ、アニス、ネオンは奮起した様子で答える。

 

 

ラピ「はい、何があっても指揮官は私が守ります。」

 

アニス「そこまで言われたらこっちも張り切るしかないわね。」

 

ネオン「はい! 師匠の弟子に恥じない火力をお見せします!」

 

夏油「ああ、信じている。」

 

ラピ「はい。」

 

アニス「うん!」

 

ネオン「お任せを!」

 

 

 夏油とのやり取りを見ていたラプラスは、ラピたちと夏油の関係について訪ねる。ラピたちは質問の意図が分からず、困惑しつつも関係性について答える。

 

 

ラプラス「...カウンターズ、君は指揮官とはどんな関係だ?」

 

ラピ「?? ニケと指揮官の関係よ。」

 

アニス「以下同文。」

 

ネオン「師匠と弟子の関係です!」

 

ラプラス「いや、そういうことを聞いているんじゃない。」( °▿° )

 

ラプラス「失礼かもしれないが、君たちの作戦遂行の内訳を調べさせてもらった。その結果、単なる指揮官とニケの関係とは思えない。」

 

 

  ラピたちの発言に対してラプラスは、カウンターズと夏油の関係性について、作戦遂行の内訳から分析して自分の考えを伝える。マクスウェルはラプラスの指摘に反応して、口角を上げてニヤニヤする。

 

 

マクスウェル「え~何、何? まさかあなた達って...?」

 

ラプラス「私の感想としては...戦友に近い感じだった。」

 

マクスウェル「あぁ、そっちね。」

 

ラプラス「この感想は間違っているか?」

 

夏油「いや、間違っていないよ。」

 

 

 ラプラスが夏油とカウンターズの戦闘で分析した関係は、共に戦場で戦うような戦友のような関係性だと指摘する。夏油はその指摘に間違いは無いと告げて、ラプラスは夏油とカウンターズを見て小さく呟く。

 

 

ラプラス「ニケと人間が戦友か...誰かに言ったら笑われるだろうな。」

 

ドレイク「ハハハ。」

 

マクスウェル「止めてよ~本当に。」

 

ラプラス「ニケと人間は戦友になれない。ニケは人間を守る存在、助けてもらうことなんて、あり得ない。

 しかし、カウンターズ。君たちは指揮官に、つまり人間に助けてもらったことが数回あった。それではダメだ、助けてもらうなんて、守られるなんて。

 ヒーロー失格だ!」

 

 

 それはラプラスの心情で理念でもある、『強者は弱者を守る為に戦うべき』という考えをカウンターズに熱弁する。しかし、ラピたちはその考えに理解を示し、真っ向から否定する。

 

 

ラピ「私はヒーローじゃないわ。」

 

アニス「私も、自分がヒーローだなんて考えたことも無いわね。」

 

ネオン「ヒーローというより、私は火力の求道者ですね!」

 

ラプラス「全てのニケはヒーローになるべきだ! そうなるべきなんだ! そうしないと、地上は奪還できない!」

 

 

 ラプラスの熱弁が更に凄みが増していく、まるで自分の理想像を語るように、ラピたちに伝える。そろそろ歯止めが効かなくなると判断したのか、マクスウェルが間に割り込んでラプラスの熱弁を止める。

 

 

マクスウェル「...ごめん、ラプラスってたまに変な事を言うんだ。気にしないで。」

 

ラプラス「どこが変なのだ! 何度も言ったように...!」

 

ウンファ「無駄話は済んだか? 済んだらさっさと戦闘準備を始めろ。」

 

エマ「しばらく乱戦続きになるだろうから、ちゃんと準備を済ませてね〜」

 

マクスウェル「ほら、ウンファさんもこう言ってるから、さっさと準備を進めるよー。」

 

 

 ラプラスの抵抗虚しく、マクスウェルはササっとラプラスの背中を押していき、戦闘準備に取り掛かる。そして取り残されたラピたちは、ラプラスの言葉に思い当たる節があるのか顔を俯く。

 

 

アニス「まあ、言ってることは分からない訳でも無いわ。」

 

ネオン「こうして火力の道を進めるのも、ニケの体になってこそですし。」

 

ラピ「......全く間違っている訳ではありません。ニケは人間を守る為に作られた存在。仲間とか、戦友とか、そういう関係はそもそも成り立たないのかもしれません。」

 

夏油「別にいいんじゃないかな? そういう分隊が一つくらいあったって。」

 

 

 ラピたちはラプラスの考えが正しい事を納得しているが、夏油はラプラスの考えを否定する事なく、しかし現在のカウンターズの在り方があってもいいという考えを伝える。その考えに対して、ラピたちは疑問を浮かべる。

 

 

夏油「例え強者であっても、弱者に埋もれ虐げられる時もある。それに、力を身につける事は大切だが、全員が全てを守れる力を持てるとは思えないんだ。」

 

ネオン「そうなのでしょうか?」

 

夏油「守る力があっても、傷を癒したり直す力は、医者が持っているだろう?

 だから、例え弱くとも、自分の弱点をしっかりと向き合った上で、仲間と補い合えば強くなれるさ。」

 

アニス「指揮官様...」

 

ラピ「......」

 

 

 例え弱くとも、互いに補い合う。人間には得手不得手があると、その考えに基づいた夏油の言葉は、自分自身に言い聞かせているというより、自分に対して責めているようでもあった。

 

 気持ちが沈む夏油たちだが、その様子を見て腕を組み、口角を上げて静かに笑う者がいた。

 

 

ドレイク「フフ...!」

 

ラピ「??」

 

ドレイク「フフフフフ!

 

ネオン「? 何で笑っているんですか?」

 

ドレイク「フフ、雰囲気が重すぎたので笑ってみた!

 

アニス「うん、ありがと。」(≖ࡇ≖)

 

 

 ドレイクの笑い声によって、重い雰囲気が軽くなったのか分からないが、目の前に広がるラプチャーの海に向かって、夏油たちは前に進む...




 バイオコラボの美女3人のデザインが、アニメ風になっていて本編とは違う良さを感じられました。イベントの舞台がニケの世界だったら、バイオのB.O.Wの出演は難しいかもしれませんが、出てくるという希望を持って待ちます!
 メインストーリーにレッドフードが出てきたんですけど、カッコ良すぎませんかね?ゴッデスがどうなったのか気になってしょうがないです。イベントのストーリー見てきます。



にけ さんぽ




 ラプラスが元気になり、ヒーローとしての道しるべを示した夏油を、本格的にメンバーに加えようとしていた...


ラプラス「よし、メティスに入る時に備え、彼に素晴らしい名前を考えなければ!」

マクスウェル「今は入らないでしょ?」

ラプラス「だが、呼び方を決めておいた方がこちらとしても親しみやすくなる! 日常でも呼びやすいからな!!」

ドレイク「名案だな! 私も参加するぞ!!」

エマ「面白そうだから私も入れて~♪」

ベスティー「わ、私も、仲良くなりたい...」

アニス「まあ、それくらいなら私も協力するわ。」

ネオン「私も参加します!」

夏油「私は好きに呼んでも構わないが...」

マクスウェル「そういうのが一番困ることがあるのよ、ベビーは呼ばれたくない呼び名が出たら止めればいいから。」

夏油「分かったよ。」

ラプラス「よし! では何か案がある人はいるか?」

ドレイク「無い!!」

アニス「そういう貴方は何かあるの?」

ラプラス「私も無い!!」

ネオン「む~、どうしましょうか?」

エマ「相手の印象や特徴をニックネームにするのもいいわよ~」

ベスティー「た、例えば?」

エマ「う~ん...塩顔イケメン??」

夏油「それはかえって分かりづらいと思うが...」

ドレイク「塩顔とは何だ?」

エマ「鼻が高いけど、顔立ちが整っている人のことよ。」

アニス「確かに指揮官様って、クールでイケメンよね。」

ネオン「私の師匠は火力の求道者でイケメンですね。」(キリッ☆)

ベスティー「で、でも、とっても優しいと思う。」

ラプラス「うむ! 橋の一件で優しく接してくれた!!」

マクスウェル「掘り返せば掘り返す程、いいところが浮き彫りになるね~?」(ニヤニヤ)

夏油「こうして言われるのもこっぱずかしいな...だが、ニックネームとしては呼びづらいと思うよ?」

エマ「いいと思ったんだけどね~...」

ラプラス「......ハッ!!」

アニス「どうしたの?」

ラプラス「もうこの際名前に何か付けるというのはどうだ!!」

ネオン「簡潔(シンプル)、でも呼びやすそうですね。」

ドレイク「ならばミスター・ゲトウーというのはどうだ!?」

ベスティー「呼びやすいと、思うよ。」

エマ「そうね、それくらい砕けたくらいが仲良くなれそう~♪」

マクスウェル「ミスター・ゲトウ...ねぇ。直訳したらエマと同じじゃない?」

アニス「ネーミングセンスが壊滅的になりそうね。」

ネオン「気持ち悪いという理由で生きてそうですね。」

夏油(私の声が悟になりそうだな...)

ラプラス「じゃあ、マスター・ゲトーはどうだ!?」

エマ「なんでマスターになったの~?」

ラプラス「ヒーローとしての極意を身につけるからだ!」

夏油「極意を身につけることになったのだが。」

ベスティー「す、すごい...!」

ドレイク「では私もマスターを目指すか!!」

マクスウェル「...なんか上裸にコートを羽織ってる奴が出てきそう。」

アニス「その上裸がラスボスで、そのラスボスに殺されてそうね。」

ネオン「殺された事実が発覚するのが三日後の任務になりそうです。」

夏油(素っ裸でフルトン回収されそうだ...)
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