取り敢えず休まないように体調管理は気を付けるよう、心がけています。
ラプチャー列車との戦闘でAZXの後ろに繋がっている貨物車両に移動して、交戦を始めた夏油たち。こちらの存在に気付いたのか、AZXの最前車両への攻撃を中断して、ミサイルポートや粒子副砲タレットの照準が夏油たちに向けられ攻撃が始まる。
ラピたちも攻撃を始めて、発射されたミサイルを撃墜しつつ、敵車両に攻撃を始める中、夏油はシフティーに敵ラプチャーについての情報について聞く。その間、アルトアイゼンはミサイルを発射しながらAZXに急接近して、スピードを落としながら後部と夏油たちのいる貨物車両を並走させる。
夏油「シフティー、あの機関車についての情報は何かあるのかい?」
シフティー「はい! あれはタイラント級、アルトアイゼンMK.Ⅵです!
巨大な車両を走らせる動力がある前部と、実弾のミサイルポート、ビーム攻撃のタレット、主砲には粒子砲といった攻撃手段を持っている後部で構成されています。
元はテロ組織のエンターヘブンが建造した装甲列車でしたが、ラプチャーに乗っ取られてコントロールが奪われたそうです。」
ラピ「奪われた経緯は、北部の研究所を乗っ取ったランドイーターと同じね。」
アニス「とんだ暴走列車ってことね!」
ネオン「関係ありません! 全て火力で捻じ伏せて、先ほどのお礼をたっぷりお返しします!!」
シフティーの情報を聞きながら、ラピたちはアルトアイゼンに攻撃を続け、反撃で後部と並走する状態を保ちつつ、ミサイルとタレットによる攻撃をラピ、アニス、ネオンの中の一人に絞って重点的に攻撃する。アルトアイゼンのターゲットはアニスに決定され、アニスに向かって飛んできたミサイルを、地上での戦闘と同様にイカ呪霊で撃墜しつつ、ミサイルポートに攻撃していく夏油。
夏油「ミサイルは私に任せてくれ、皆はタレットに攻撃を! 攻撃態勢に入ったら障害物に隠れるように!」
ラピ「ラジャー!」
アニス「オッケー! 指揮官様!」
ネオン「合点です!」
夏油の指示に頷き、すぐさまミサイルの対処から隣にある複数のタレットに攻撃を集中させる。鉄同士がぶつかる鈍い音と、耳を弾けるほどの発砲音が超高速の中で響き渡る。集中攻撃に耐えられなかったのか、ミサイルポートが爆発し、イカ呪霊のターゲットがタレットに変わる。
ミサイルポートが破壊された事で、余剰分のエネルギーがタレットに向かう様に、アルトアイゼンは分配して、早急な攻撃を開始する。最後部にある二門のタレットから、集中攻撃を食らった影響か障害物が崩れる。
アニス「ヤバッ!?」
ビーム攻撃を障害物で防いだことから、実弾の対処はできてもビームの対処は出来ないと分かったのか、アルトアイゼンは前部にあるもう二門のタレットの照準をアニスに向けられ、照射する。
山なりに飛んでくる緑色の閃光がゆっくりとアニスに向かっていき、回避しようと空いている左隣の障害物に飛ぼうとするが、AZXが続いてラプチャーを轢いているのか、不意に大きい振動で踏み込みが弱くなり、上手く飛び込めず身を隠せず倒れてしまう。
気づけば光は目前まで近づいており、反射的に顔を手で覆いながら目を瞑る。ラピとネオンも攻撃を止めて、アニスの救助に向かおうとするが、アニスが飛び込んだ影響で手が届かない。
アニス「っ...!!」
ネオン「アニス!!」
ラピ「ダメ...! 届かない!」
気色悪い音がゆっくりと耳に届くが、直ぐに岩が削れた音が響く。身を焦がす程の痛みは何時までも来ない事に疑問を抱きながら、アニスはゆっくりと両目を開けると、灰色の壁が体を隠せるほどのサイズでアニスを守っていた。
アニス「これって...指揮官様の...?」
夏油「コイツを障害物代わりに使ってくれ、取り敢えず障害物の補填も私が請け負う。
皆は引き続き攻撃を頼めるか?」
ラピ「...ラジャー!」
ネオン「は、はい!」
アニス「わ、分かったわ!」
ネオンとラピは続けて攻撃し続けて、アニスは態勢を整えて再び攻撃を再開する。リロードしている間に、アニスは夏油に振り返りながら感謝する。
アニス「ありがとう、指揮官様。」
夏油「ああ、さてそろそろタレットも破壊するとしようか?」
アニス「ええ!」
アニスは夏油が生み出した鬼瓦のような顔の呪霊を盾に、タレットの攻撃を再開していき、最後部と前部にある四門のタレットは破壊される。攻撃手段が無くなったアルトアイゼンは、一度距離を取るようにAZXから離れていく。
アニス「あっ! ちょっと!」
ネオン「戻ってきなさ~い! 離れたらまともに当たらないじゃないですか!!」
アニスとネオンがアルトアイゼンに怒りを向けながら、照準を定めているがラピは攻撃し続けていく。そして、破壊されたミサイルポートとタレットが巻き戻されて復元されるように修復する。
アニス「直った!」
ラピ「ナノマシンによる自己修復...!」
タイラント級ラプチャーが備わっている機能、ナノマシンによる自己修復を終えたアルトアイゼンは、これ以上のダメージを危惧したのか、主砲の粒子砲が『ゴゴゴゴ...』と鈍い音を鳴らしながらこちらに照準を向ける。
ネオン「あのデカい砲身...こっちに向いてません?」
シフティー「高エネルギー反応! 主砲の粒子砲による攻撃が来ます!!」
主砲の粒子砲の銃口に稲妻が走りながら光が収束されていく中、障害物に隠れながら粒子砲を対象しようと攻撃を続ける。しかし、一向に止まる気配がなく更に光が強くなりつつある攻撃に、アニスとネオンは慌てだす。
ネオン「どうしましょう!?」
アニス「どうしようって言っても...攻撃が届かないんだもの!」
ラピ「指揮官...!」
夏油「大丈夫、皆は私の後ろに。」
ラピは夏油の指示を待機するが、後ろに隠れるという指示を聞いて疑念を抱きつつも、ラピは指示通りに夏油の背後に移動する。ラピを見たアニスとネオンも、夏油の背後に移動しながらもどうするのかと尋ねる。
アニス「いくら指揮官様でも...」
ネオン「師匠は
ラピ「一体どうするのですか?」
心配そうな表情で夏油に聞くアニスとネオン、夏油の指示と行動に対して不安と同時に、対処できるという自信の表情に信頼して、具体的な説明を聞くラピ。そんな三人とは対照的に、あっけらかんとした表情で笑いながらラピたちに振り返って話す。
夏油「私たちも、AZXも
説明する間にアルトアイゼンは発射準備を終えたのか、銃口付近に走っていた稲妻と光が収まりつつあり、振り返って話す夏油に焦って正面を見るように促すアニスとネオン。
アニス「ちょ!? 指揮官様!! 前! 前っ!!」
ネオン「攻撃来ますよ!? 師匠!!」
アニスとネオンの忠告虚しく、アルトアイゼンの巨大な四つの砲門から緑色の光が放たれる。その光は夏油の背後から迫っているが、後光で夏油の顔が影で隠れるほどの高出力、正面衝突したら車両ごと溶かされるだろう。
夏油「
耳を切り裂く電子音しか聞こえていなかった中、ふと聞き覚えのある気色の悪い音と夏油の声が耳に届く。かつてラプラスの粒子砲を反射して、ヘリコプターの直撃を避けた時に聞こえた音と同じだったが。
後光で影になっている夏油の背後に、ラプラスの時以上に巨大なバツ印を象る影が新たに現れ、ビームが接触するが融解する事無く防ぐ。ラピたちがその正体を認知した瞬間、閃光が視界を支配し、再び耳元に雷鳴のような轟音が響き渡り、爆発音と共にアルトアイゼンが空に打ち上げられた。
役目を終えたのかバツ印は黒い霧と共に消え、態勢を大きく崩れたアルトアイゼンは融解した主砲をまき散らしながらフラフラと走っている。アルトアイゼンの速度とエネルギー出力が低下したことを確認したシフティーは、訳の分からない状況に動揺しつつも、夏油たちに報告する。
シフティー「アルトアイゼンの出力低下! 大破したことと姿勢が大きく崩れたことで速度が低下していきます!!」
アニス(指揮官様...今のって確か...)
夏油(ああ、ラプラスの暴走の時に使ったのと同じだよ。)
ネオン(敢えて攻撃させたのは、反射するつもりだったのですね!)
先ほど顕現した呪霊は、ラプラスが浸食による暴走でヘリコプターの攻撃の軌道をずらした時と同じである。しかし、ラプラスの時とは一回りも二回りも巨大になっており、以前の姿では粒子砲による攻撃が漏れていただろう。
その措置として、夏油は自身の呪力を呪霊に与えて強化したことで、巨大化することができた。そして、夏油が敢えて攻撃せずに粒子砲に迎え撃った理由について、ラピは自身の推測を話す。
ラピ(指揮官が攻撃しなかったのは、目立たないためですか?)
夏油(あまりにあからさまに攻撃すると、
夏油が危惧していたのは、戦闘に参加していないオペレーターであるシフティーが、呪いや呪霊を認知することにあった。本来呪霊や術式が見えない人間は、命の危機に瀕した時に視認することが出来るが、その対象者はこの戦場に赴き戦っているニケや指揮官になる。
その対象外であるシフティーはその存在を認知できないことは、今までの任務で少し攻撃していることから判明している。しかし、あまりに強い呪力や呪霊を解き放つと、威圧感や恐怖心を通してモニター越しでもその存在が認知され、中央政府に報告される恐れがある。
夏油が取った反射もはたから見たら訳が分からないが、シフティーのモニターでは粒子ビームの光によってほぼ視界は遮られており、何が起きて何でアルトアイゼンが大破しているのか分からない状況が生まれた。
シフティーに聞こえないように夏油とラピが話す中、気分が高揚してAZXの運転車両に戻るアニスとネオン。
アニス「助かった~...でもタイラント級がでなければ、後はAZXに戻ってモダニアとの戦いね。
今のうちに備えましょ!」
ネオン「そうですね、補給できる物質があるといいのですが...」
ラピ「......? 指揮官?」
アニスの声を聞いてネオンとラピは補給できるかを確認する為に、運転車両に戻ろうとするが、夏油は後方を向いていて動かない。その様子に違和感を感じたラピは声をかけるが、聞こえていないのか全く反応が無く、アニスも夏油に声をかける。
アニス「指揮官様~! 戦闘も終わったんだし、少し休みましょう~?」
夏油「...いや、まだ終わってないみたいだ。」
ネオン「え? 師匠、それはどういう」
遥か後ろに向いたまま夏油は、戦いは続いていると伝える。声が届いたネオンは、その意味について詳しく説明してもらおうと近づきながら声をかける。
聞き覚えのある汽笛が、風を切り裂く音をかき消すように轟く。汽笛を聞いたラピたちは、夏油の前から後方を見つめると、アルトアイゼンが追い上げてきている。
シフティー「アルトアイゼン健在! 後部を切り離して急速で接近中!!」
ネオン「完全に勝ったと思ったじゃないですか!」
シフティー「すみません! 先ほどの粒子砲で通信状態が不安定になってしまったのです!」
粒子砲が反射された事で、攻撃力の無くなった後部は邪魔だと判断したアルトアイゼンは、直ぐに分離して前部のみでAZXに接近してきたことをシフティーが報告する。ネオンはアラートが無いことから戦闘終了したと勘違いして油断していたが、粒子砲による電波障害でレーダーも、モニターも機能していなかった事を明かす。
『まだ終わっていない!!』と言っているのか、再び汽笛をかき鳴らしながらAZXと並走するアルトアイゼン。しぶとくてウンザリしているアニスは、げんなりしながら呟く。
アニス「勘弁してよ...しぶとくない?」
夏油「後部を切り離したことで軽量化したのか。」
ラピ「低下したエネルギー出力を補ったのですね、これなら追いつけた事にも納得できます。」
アニス「そこぉ! 冷静に分析してないで戦闘態勢取って!!」
ネオン「師匠とラピがボケに回らないで下さい!!」
シフティーの報告からアルトアイゼンが追跡できた理由について考える夏油とラピ、アニスは2人に戦闘態勢に入るように声をかけながら準備を進める。アルトアイゼンが追い上げて貨物車両と並走を始めた時、アルトアイゼンの屋根の死角からミサイルを発射する。
夏油はミサイルの処理、ラピたちはアルトアイゼンに攻撃を続けていく。ミサイルを発射しながらAZXとの距離を取ったアルトアイゼン、その行動にシフティーは夏油たちに攻撃が来る事を伝える。
シフティー「アルトアイゼン、此方に攻撃してきます!!」
アニス「攻撃? まともな攻撃がミサイルだけだけど。」
シフティー「恐らく、この貨物車両に突進しようとしています!」
ネオン「急に脳筋になってません!?」
アニス「というより
アルトアイゼンの特攻にネオンとアニスは慌てながら攻撃を続けて、夏油はシフティーの報告からアルトアイゼンの暴挙に対して考えていた。慌てるアニスとネオンに冷静に指示を送りながら、特攻を止める為に攻撃を集中させるラピ。
ラピ「アニス! ネオン! シフティーが表示したターゲットに攻撃を集中させて!!」
ネオン「わ、分かりました!」
アニス「うん!」
三人の目に表示された赤いターゲットに攻撃を集中させて、一定のダメージがあったのか、攻撃した箇所から爆発が発生して車体全体が少し揺れる。効果があったらしく、特攻を防ぐことができたようだ。
ネオン「やりました!」
シフティー「二回目、来ます!!」
アニス「くどい!!」
ラピ「シフティー! ターゲット!!」
シフティー「はい!!」
今度は二箇所に赤いターゲットが出現して、アニスはターゲットの間を狙って誘爆するように攻撃、ネオンは右側、ラピは左側と攻撃を続ける。再びアルトアイゼンの出力が上がって特攻の態勢に入るが、攻撃した箇所に爆発が起こって態勢が崩れて特攻を防いだ。
ネオン「こ、今度こそ...」
シフティー「三回目、来ます!!」
アニス「いい加減に沈みなさいよ!!」
ラピ「シフティー!!」
シフティー「既に済ませました!!」
二度あることは三度あるとでも言うのか、またまた赤いターゲットが一箇所表示されてラピたちは攻撃を集中する。ミサイルは引き続き夏油が対処しているが、相変わらずアルトアイゼンを見つめて考えている様子だった。
アルトアイゼンが勢いをつける為に、AZXから少し距離を取るが爆発が起こって特攻を阻止する。
ネオン「もう...これ以上は...」
シフティー「よ、四回目が...」
アニス「何なのよ! もう! またなのーっ!?」
ラピ「ターゲット!!」
シフティー「分かってます!!」
まさかの四度目の特攻にアニスは憤慨、ネオンは疲弊、シフティーとラピは変わらずターゲットを表示させて攻撃する。疲労が顔に出始めているラピたちは、遂にターゲットを破壊することができずに、アルトアイゼンの攻撃態勢を万全にしてしまう。
シフティー「特攻が来ます! 皆さん! 何かに掴まって!!」
ネオン「掴まるって何処に!?」
ラピ「指揮官! こちらへ!!」
アニス「指揮官様~! 何とかして~!!」
注意喚起するシフティー、掴まる場所が周囲に見つからず貨物を固定する部品に掴まるネオン、手すりに掴まって夏油の手をつなぐラピ、大粒の涙を流しながら縋る思いで夏油に飛びつくアニス。周囲が大混乱している最中、夏油だけがアルトアイゼンを、否、アルトアイゼンの車輪を見つめていた。
車体を大きく振りかぶって衝突する予備動作を済ませたアルトアイゼンは、これまでの攻撃を返すような勢いでAZXに特攻する。
鉄が衝突する鈍い音が耳鳴りのように鳴り響く...しかし、ラピたちには違和感があった。
体が横に吹っ飛ぶのかと思っていたが、全くと言っていいほどに衝撃が伝わってこないのだ。その違和感が何なのか閉じていた目をゆっくり開くと、先程まで並走していた筈のアルトアイゼンがいない。
アニス「...あれ? あの暴走機関車、何処に...」
ネオン「アニス...上を...」
アルトアイゼンを探すように周囲を見渡しながら探すアニスだが、一向に見つからずアニスの声が届いたネオンはアニスに上を見るように唖然とした表情で伝える。ネオンの様子に頭を傾げるアニスだが、その考えは改められることになる。
正確に言えば、回転しながら飛んでいたのだ。ネオンと同じようにアニスも啞然とし、ラピも目を見開いてこの状況を理解できず硬直している。どのぐらい経過しただろうか? 10秒か? 1分経ったのか? それほどまでにアルトアイゼンがぶっ飛んでいる状況に理解が追い付かず、見上げたままその放物線を見守っていた。
当たり所が悪かったのか、側面と地面が激突して大爆発を引き起こして、バラバラに砕け落ちるアルトアイゼン。10秒ほど夏油を除く全員がアルトアイゼンの散りざまを見守り、そして何があったのか、シフティーに状況説明してもらおうとアニスは話しかける。
アニス「シフティー!? あの暴走機関車、確かに突っ込んできたわよね!?」
ネオン「一体何があったのですか!? 私も怖くて目をつぶってしまったのです!!」
シフティー「...は、はい。今録画したデータを再生しますね...。」
凄い勢いで迫ってきたアニスとネオンに気圧されつつも、ホログラムに先ほどの一部始終の映像を流し始める。ラピも気になって2人の背後から覗き込むように、映像を確認する。そこには激突する寸前から録画されており、今まさに激突しようとしていたアルトアイゼンが目前まで迫っていた。
耳に届いた轟音が映像から聞こえた、しかしAZXは横には揺れていないことから、特攻は当っていないことが確認できる。そして問題のアルトアイゼンだが、何かに引っかかった拍子に吹っ飛んだように、見えることが分かった。
音が響き渡る瞬間、アルトアイゼンの車体がこちら側に倒れていたことから、高速で回る車輪に隆起していた鉱石か岩盤か何かが引っ掛かったと推測するしか無かった。シフティーは映像を見せ終えた後、詳しく分析するという理由でホログラムを切る。
シフティー「この映像は不可解な点が多いので、少し調査してみます。少し席を開けるので、その間にAZXの運転車両に戻ってください。」
ホログラム映像を切った後、ラピ、アニス、ネオンは後ろにいた夏油に眉を顰めて疑心の眼差しを向けながら振り返る。まるでアルトアイゼンを吹っ飛ばしたのかと言いたげに、夏油はその眼差しに対して静かに頷き、ラピたちは唖然としながらも戦闘状態を解く。
ラピ「...警戒を解除します。」
ネオン「あんなに大きな機関車を吹き飛ばせるなんて...流石師匠です!
今度私も実践します。」
アニス「指揮官様って本当に人間??」
夏油「一応人間だよ、診断書の不備が無ければ。」
警戒状態を解除したネオンは、自分の理想が遥か高みにいる事に熱意を燃やし、アニスは人間に見えない活躍を見せている事から、冗談混じりに夏油を疑う。ちゃんと病院で診断を受けている事を伝え、人間であるとアニスに伝える。
夏油たちはAZXの運転車両に向かいながら、人間か疑うアニスに対して、ネオンは興味本位で聞いてみる。
ネオン「仮に人間じゃなかったとして、アニスは何だと思いますか?」
アニス「スナッチャーじゃない?」
夏油「随分コアだね...」
アニス「でも、貴方は私たちの指揮官様でしょ?」
夏油「ああ。」
アニス「なら偽物じゃないわね。」
ネオン「私も火力センサーで、ちゃんと師匠と分かってますよ!」
ラピ「アルトアイゼンの撃破を報告しに向かいましょう。」
夏油を信頼しているアニスとネオン、ラピも会話に入る事は無いが、夏油に疑いなんて感じらず信頼している表情を見せる。何気ない会話を交えながら、夏油たちはディーゼルたちの元に向かう...
暴走機関車ことアルトアイゼンは、初見の時やけにしぶとい印象があったので、今回のように何度も復帰してくるところを描写してみました。個人的には、始めてから日が浅い時に挑んだ、迎撃戦の特殊個体はかなりしぶとい印象でした。
因みに、来週から8章の投稿ペースが49話まで週に2話になります。急な予定変更本当に申し訳ございません。
漏瑚「しかし思いつきの作品がここまで続くとは思わなんだ。」
花御「途中で挫折して更新停止になると思っていましたからね。」
陀艮「ぶふぅ~。」(もしくはひっそりと失踪すると思ってた。)
真人「全然信頼されてね~www」
夏油「今では音楽を聴いて構想を練っているそうだね。」
花御「構想考える前にストーリー見て心削って下さい。」
漏瑚「動画見ている暇があるなら見るべきだというのに...」
陀艮「ぶふぅ~...ぶふぅ~。」(大変らしいけど...動画見る時間が長い気がする。)
夏油「それはそう。」
真人「次回。 白雪、舞い降りる七つの立花」
漏瑚「ストーリーを全て開放して見ることは出来んのか?」
夏油「先の展開が見えてしまうからあまりしたくないんだって。」
花御「周年イベントでネタバレ喰らっている人の台詞ではありませんね。」
陀艮「ぶふぅ...。」(書きたい気持ちだけが先行している...)
真人「寧ろ見てもらってる使命感じゃない?知らんが。」