皆さんは初めて遊んだバイオハザードシリーズは何ですか? 私はダークサイドクロニクルズで、バイオの中でもキャラクタービジュアルが一番好きなシリーズです。
突如現れたグレイブディガーの奇襲によって、ラピの頭部が切り離されて戦闘不能になる。夏油たちは直ぐに陣形を作り、トライアングルを後衛にカウンターズを前衛で攻撃を開始する。
残っている武装はドリルだけで、地上から半分ほど出した体をくねらせながら攻撃を仕掛けてくるのだろう。
マリアン「皆に攻撃はさせません!!」
ネオン「後に続きます!!」
アニス「援護するわ!!」
マリアンとネオンがグレイブディガーに取り付けられているドリルを狙い、アニスが他の武装に攻撃を始める。
この三名の攻撃で、巨体を力強く翻しラピを打ち取ったグレイブディガーだが、攻撃を受けて弱々しく体を唸らせる。
目安のようなものだが、タイラント級のラプチャーの攻撃を止める為には、量産型ニケでは最低でも、2分隊の構成でなければ止めることは不可能。
しかし、カウンターズの三名で止められるこの状況に、マリアンの戦闘力が高いからなのか、それとも手負いのグレイブディガーが弱っているからなのか。
判断できないがかなり有利だと分かり、トライアングルも支援攻撃を始めようとした矢先、回転していた円環の武装からドリルミサイルが射出される。
ユルハ「プリバティ!」
プリバティ「分かってます!!」
向かってくるドリルミサイルを、ユルハとアドミが狙い撃ち、プリバティが2人を支援する形で各個撃破していく。
ミサイルはマリアンたちに被弾することなく爆発し、攻撃を喰らいながらも反撃を止めない
反撃が止まらず、プリバティたちがミサイルを処理しながら、本体の攻撃に参加しようとしていた時。
夏油「このままミサイルを処理し続けるんだ。
マリアンたちの攻撃でミサイルを射出したことから、苦し紛れの反撃だ。」
アドミ「このまま続けるんですか?」
夏油「あっちが折れて逃げるか、こっちが攻撃を許すかの我慢比べになる。」
戦闘開始直後から、グレイブディガーの反撃のテンポが速くなっているのに対して、マリアンたちの攻撃を回避の動きが相対的に遅くなっている。
ラピの頭を抱えている夏油が観察し、動きの速さと攻撃の苛烈さが反比例になっている事に気づき、トライアングル分隊にミサイルの処理を続けるように命令する。
夏油の推察は当たっており、その予兆は墓堀りのドリルが砕けた事で、戦いに大きな動きを呼び起こす。
マリアン「っ!?」
アニス「逃げた!!」
マリアンたちの集中攻撃によって、グレイブディガーのドリルが完全に砕け散り、機械音を鳴り響かせながら地中に潜る。
アニスの声を聞いて、トライアングルも反応して注目するが、グレイブディガーの姿が忽然と消え、代わりに大きな穴が作られていた。
陣形を保ちながらマリアンたちは、二度目の奇襲を警戒してリロードを済ませて周囲を見渡す。
シフティーもグレイブディガーの奇襲攻撃を対処できるように、キーボードを叩いて反応から位置を見つけて攻撃を予測する。
夏油(また地中に戻って奇襲か、標的はマリアンと、ネオンかアニスのどちらかを巻き込んで二人、運が良ければ3人まるまる潰す攻撃を仕掛けてくるだろう...)
地中を掘り進み、暴食の如く地上の命を刈り取り喰らう墓堀りの奇襲。
夏油(もっとも...もう奇襲なんてさせないが。)
しかし、地中に潜って僅か数刻で、その計画は破綻する。
地上に作った穴から、グレイブディガーが勢い良く溶岩と一緒に地中から飛び出す。火山口から噴火した岩石のように、その身は焼かれていた。
プリバティ「何ですか!?」
ユルハ「溶岩!?」
アニス「また噴き出した!」
噴火した溶岩に驚くトライアングル、マリアンたちは夏油の支援だと気づくが、それでも思わずアニスが叫ぶ。
動揺しているトライアングルに、シフティーが以前にもこの区域、マテリアルHを回収する際に、火山活動があった事を伝える。
海に打ち上げられた魚のように、跳ね回っているグレイブディガーに、今度はトライアングルも加わって攻撃を集中させる。
溶岩の高温によって融解している装甲を、マリアンたちの弾丸が貫通していく。
ネオン「...っ、また地中に戻る気ですよ!」
危機に瀕していると判断して、身をねじりながら地中に戻ろうと、掘削部品がある頭部を地面に向けて掘り進めようとする。
また地中に戻るかに思われた。
しかし、融解した部品が鋭さが無くなった事で、碌に地面を掘る事が出来ず潜ることが出来なくなった。
ユルハ「一気に畳み掛けるわよ!」
プリバティ「了解!!」
後は袋叩きするような集中砲火、柔くなった装甲によってどんどん風穴が形成され火花が散っていく。
まともに姿勢制御もできない為、当然反撃もできずなすがままに、攻撃を受け続けていく。
断末魔のような機械音の響かせて、天に上るように体を立たせる、さながら空に手を伸ばすように。しかし、力を使い果たしたのか、直立していたボディが崩れて地面に伏し、完全に動きは停止する。
シフティー「タイラント級ラプチャー、グレイブディガーの停止を確認しました。」
プリバティ「戦闘終了、臨戦状態を解除します。」
プリバティの宣言を聞いて、各自戦闘態勢を解除してヘリコプターの降下まで待機する。シフティーはヘリコプターの操縦士に、安全確認ができて降下するように指令を出す。
一行は一息ついて、4機いたうちの1機の大型輸送ヘリコプターがゆっくりと降下し、乗り込んでいく。
夏油が乗り込むと同時に、ラピの頭をニケの脳を保護する為のカプセルに入れ、それぞれ張りつめた空気が消えて姿勢を楽にして安堵する。
ユルハ「フゥー...。」
アニス「トラブルはあったけど...何とか終わったわね。」
マリアン「皆さんお疲れ様です。」
アドミ「貴方もお疲れ様でした。」
乗り込む夏油たちと入れ替わるように、量産型ニケが二人ヘリコプターの椅子から立ち上がり、ラピのボディを回収しようと地上に降りる。
夏油「......待った、このまま飛んでほしい。」
しかし、降りようとする二名のニケの手を掴むことで引き留める。
引き留められた二人のニケは、ヘリコプターから降りようとする手前、すぐさま夏油は直ぐに操縦士に上昇するように頼む。
操縦士は疑問を抱きながらも、ヘリコプターの上昇を開始。夏油以外がこの行動に関して理解できず、ボディの回収をするように提言する。
プリバティ「指揮官、ラピのボディがまだ...」
ネオン「そうですよ、まだ回収できて...」
ヘリコプターが回しているプロペラの音や、夏油たちの話し声とは全く異なる音。
割れる...ような音が耳に届き、思わず全員が顔を外に出して地面を見る。
倒れ伏しているグレイブディガーを中心に、根を張っていくようにヒビが広がっていく。
次第にそのヒビは止まり、あとは総崩れ。
穴の中心から、地面と共に墓堀りが崩れ飲み込まれていく。自身が掘り進めた墓標に、身投げするように、まさに墓穴。
あと少し遅かったらラピのボディを回収しようとしていた二人の他に、夏油たちも巻き込まれていたかもしれない。
そこにいた誰もが戦慄し、震撼していた。
ユルハ「...気付いていたの?」
夏油「あのラプチャーが掘削できるタイプから、おおよそ予想していた。
安全圏まで離陸して、何事も無かったらもう一度降下しようと思っていた。」
限りなく有り得なさそうなケースだが、最悪の事態を想定したことが先ほどの行動に繋がった。
またこの地帯にトーカティブを配置した夏油だが、グレイブディガーの出現は想定外。そしてラピの奇襲を許した要因は、地中の地下基地を破壊して警戒する必要が無いと判断しての油断。
この不測の事態と油断から自責し、緩んだ紐を改めて閉めた事で地面の崩落を予測した。
現象を目の当たりにしたシフティーは、自身の推察を全員に伝える。
シフティー「グレイブディガーがかなり地中深くから地面まで掘り進めた事で、かなり地盤が脆くなっていたと思われます。」
8分ほど地面の陥没が続いて、もはや夏油が作ったクレーターおも飲み込み、地中深く墓堀りが埋葬された。ラピのボディもろとも。
埋められたラピのボディを回収できるか、シフティーは算出しながら夏油を乗せたヘリコプターを撤退させるように指示を出す。
シフティー「ラピのボディは、またアークからの支援ヘリコプターで回収します。
皆さんはこのままアークに帰還して下さい。」
プリバティ「了解しました。」
アニス「オッケー。」
外に顔を出していたプリバティたちは、ヘリコプター両側面にあるシートに座り、各々任務の疲れ解きほぐすように体を伸ばしたり、窓から外の景色を見ていたりと過ごす。
夏油も外に乗り出していた顔を引っ込め、ヘリコプターのシートに向かって歩き出そうとする。
夏油(......?)
何処からか視線を感じて、再び開いている扉外の景色を見回しこちらを見ている人物を、地上と空中にいるか探すが、誰もおらず開いているヘリコプターの扉を閉めシートに座る。
夏油たちを乗せたヘリコプターは、アークに向かって真っ直ぐ進んでいった。
夏油が扉を閉めた後、シフティーは地面の崩落規模から、交戦したグレイブディガーと共にボディは潰れたと予測結果が現れたと報告する。
帰還する頃には、替えのボディを用意するようにと、イングリッドに伝える。
エリアHの区域から出ていくヘリコプターを...
????「.........。」
静かに後ろから見ている人物がおり、もはやヘリコプターが点になっていても見ていたが、視界から消えると、直ぐにその場を去っていった...
マリアン奪還ほどの構想が練られていないから、こんなに短くなってしまいました...ちゃんと考え作らないといけませんね、すみません。
夏油たちがトーカティブを回収するため、エリアHに向かう前の出来事...
第1章に発電所の探索で現れたグレイブディガーは、撤退する際に地中に埋もれてしまうが、完全に活動を停止したわけではなかった。
グレイブディガー[損傷率...58.6692%。ドリルを損失した影響で、地中での移動効率が83.665%低下...
ドリルの修理を最優先に地中での移動効率の解決に設定。]
戦闘によって損傷した機体を、うねるように動かして活動範囲を広げ、ドリルを接着しようとする。
本来、タイラント級のラプチャーはナノマシンが無く、自己修復機能があるタイプは戦闘力とランクが高い。
ナノマシンの無いグレイブディガーは、同じように埋もれていたラプチャーを吸収。アームとレーザーを増設してドリルを溶接して駆動できるまで修理する。
グレイブディガー[ドリルの動作確認...元の性能から73.998%低下。しかし、移動には十分な性能と判断。]
修理を終えたグレイブディガーは、無駄なエネルギー消費を発生させない為に、コアを停止させる。
コアを停止させると、他のラプチャーが吸収しようと分解するが、地中に埋もれている付近のラプチャーは、修理の際に吸収したかコアが損傷して完全に停止していると確認した。
グレイブディガーが活動を再開したのは、第7章の最後、地下基地を攻略してラプラスの粒子砲だった。
その粒子砲から放たれたエネルギーの余波が、停止させていたコアを再起動させるまでに至る。
グレイブディガー[...莫大なエネルギーを確認...距離を算出...移動を開始。]
戦闘によって減少したエネルギーを補填する為、ラプラスの粒子砲の残滓を頼りに、地中を移動する。
第8章でエリアHでの総力戦が始まり、地中を通して伝わってくる音の反響から、グレイブディガーが目指す座標が更に明確化する。
グレイブディガー[交戦中による反響音と判定、目標座標を微調整...]
反響音が届いて明確な座標を決定、スピードを上げて突き進む。総力戦の区域内に侵入する手前、乱戦状態の戦場に参加するその手前、異なる音が機体に届く。
グレイブディガー[...目標座標を修正...最優先目標を座標付近の人間を対象に攻撃に設定。]
届いた音はモダニアのコーリングシグナル、すぐさま方向転換を行い、モダニアの交戦地に向かって突き進む。
グレイブディガー[目標座標区域まで、残り1km...]
目標地点に到着手前まで至ったグレイブディガーは、地中から地中からの反響音から、周囲に存在するであろうターゲットを探る。
グレイブディガー[ターゲット候補...6...結集している為、このまま攻撃を開始。]
人間と同じ反響音をキャッチしたグレイブディガーは、奇襲できるように攻撃態勢を整えてドリルを向け、一気に突き進む。
地上に現れる直前、夏油のうずまきとトーカティブの粒子砲に巻き込まれ、粒子砲によって装甲が融解、柔い装甲は衝突による衝撃によって完全に砕け散り地壁に叩きつけられ、大部分が破損し再び移動困難となる。
再び活動できるようになった頃には、夏油たちがトーカティブの回収を終え、ヘリコプターに乗る直前だった...