特級呪術師のデストピア   作:クモッ!

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 シンデレラとセイレーンの水着が...素晴らしい。そして2人に負けないぐらいのヤバさを持つマルチャーナ先生の水着...荒れるぜこりゃあ。


晴雲秋月(せいうんしゅうげつ)

 シュエンが考案したラプチャーを呼び寄せて、メティスが撃退する作戦を協力することになった夏油たち。

 

 目標は研究所にある防御壁を作動させ、それまでの間にラプチャーをアークへの侵攻から守る事。

 

 エレベーター内で簡単なブリーフィングを済ませて、シュエンは映像を切り放送の準備に入る。

 

 エレベーターが地上に到着し、扉が開かれた瞬間、飛び出すように2人の影がエレベーターから躍り出る。

 

 

ラプラス「ヒーロー!参上!!」

 

ドレイク「ヴィラン!見参!!」

 

マクスウェル「場所は分かってるからさっさと行くよ~。」

 

 

 決めポーズを取って大声と共に登場した、ラプラスとドレイクを軽く流してマクスウェルは目標地点に歩き始め、夏油たちも後に続く。

 

 

 五条は「元気があって賑やかだね~。」と言っている傍ら、

 

 アニスが「元気があり過ぎるのよ...」とげんなりしながら歩き出す。

 

 

 マリアンは2人のインパクトに気圧され、ラピは夏油に画角に映らないよう、前もって決めた手順を基に距離を取って行動する。

 

 

ラピ(指揮官、戦闘で対処しきれない場合は信号弾を。

 無理なら呪霊をこちらに送って合図して下さい。)

 

夏油(分かった。すまないね、こんな事に付き合わせてしまって...。)

 

アニス(まあ、一概に私たちに関係ない話じゃないし...)

 

ネオン(彼女たちが居なくなるのは、かなり寂しいですしね。)

 

マリアン(私の為に動いてくれているのは嬉しいのですが...

 今回は彼女たちの為に戦って下さい、私は大丈夫ですから。)

 

 

 そんな役回りを夏油と一緒に演じることになった、ラピたちに謝りつつも、ラピたちも夏油一人に背負わせるつもりは毛頭なく、一緒に歩むと決意している。

 

 互いに頷いて夏油とラピたちは離れ、遠い距離から周囲のラプチャーに警戒しつつ、メティスの援護に回る。

 

 一方メティスは...

 

 

ラプラス「君は彼女たち(カウンターズ)と一緒にいたが、何者なんだ?」

 

五条「傑の親友だけど。」

 

ドレイク「おい! 親友と友達、どう違うんだ?」

 

マクスウェル「ベビーに親友がいるなんて初耳、まあそんなに会った事無いけど意外だわ。」

 

 

 同行してきた五条との会話で盛り上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出発してから数回、メティスはラプチャーとの戦闘を繰り広げ、難なく殲滅している。

 

 マクスウェルも久しぶりの戦闘に、何か支障が無いか適宜チェックして、ドレイクは問題無いがラプラスは戦闘を重ねる度に吐き気が酷くなっている。

 

 

ドレイク「ならば吐き出してしまえ!

 そんな状態では、戦闘に集中できないだろ!!」

 

ラプラス「! そうだな! 浮かれすぎるのも良くない! 少し吐き出す!!

 おえええ!」

 

ドレイク「もっとだ!」

 

ラプラス「お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛っ゛!

 

 

 ラプラスの口から虹がかかる。

 

 ドレイクはラプラスを勢い付けるように後押しし、更に虹が広がっていく。

 

 

五条「俺予告式のゲ◯初めて見た。」

 

夏油「見るようなものじゃ無いよ、それ。」

 

 

 呆然と見ている五条と夏油、その2人に近づいて思わず呆れながらマクスウェルが思わず謝罪する。

 

 気にしていないと2人は答えるが、明らかに顔が引きつっており、この状況の凄まじさを物語っていた。

 

 騒がしいラプラスたち、マクスウェルも静かにさせようと向かっていく中、五条は夏油にこのチームについて気になったことを伝える。

 

 

五条「一応聞くんだけどさ、あの青い子...ラプラスって言ったっけ?

 今日初めて戦う訳じゃないよな?」

 

夏油「いや、()()での地上戦の経験だったら、私より遥かに上だ。」

 

 

 五条が戦闘中に気にかけていたのはメティスのリーダー、ラプラスについてだった。

 

 ドレイクとマクスウェルは、地上に出てから最初の戦闘で覚束ない雰囲気を感じ取れたが、感を取り戻したのか、その点は消えて動きが洗練されて冷静に敵を殲滅していた。

 

 対照的に高火力で撃滅するラプラスは、戦闘を重ねるにつれて少しずつ動きがガタつき、吐き気も悪くなっていることから慣れていないと考えていた。

 

 しかし、以前のラプラスはこんな雰囲気や、吐き気を催す状態になることは無かったと答えた事から、ある一つの仮説を立てる。

 

 

五条「確か、あの子たち(メティス)は浸食で動けない状態だったんだよな。」

 

夏油「ああ、悟に会う前に復帰したんだが。」

 

五条「となると、浸食になる前か後だな。」

 

 

 戦闘慣れしているラプラスが、少しずつ戦意が削がれ動きが遅くなっていることから、五条は浸食発症前後の出来事に原因があると判断する。

 

 夏油も戦闘が始まってから、ラプラスの動きが悪くなっている事に気付き、思い当たる節があるが、一応戦闘は問題なく出来ている事。

 

 加えて、無理に触発して完全に戦意を削ぎ落した場合を想定して、夏油はラプラスの戦い方に関しては避けていた。

 

 ラプラス自身もこの不快感が何なのか分かっておらず、食事の取り過ぎや気分の問題として片付けている。

 

 自分の腹の底から湧き上がってくる不快感は、戦いを止めろととでも言うように次第に悪化している。

 

 

ラプラス「...ははは! やはり地上はいいな。

 

 ニケとして生きているような気になる。

 

 これさえ終われば、これがまた当たり前の日常になるだろう。再びヒーローとして堂々と生きていける。

 

もう、犯罪者のように隠れる必要も無いのだ!

 

ニケの本質通り、ヒーローとして生きていける!

 

 

夏油「......。」

 

 

 それでもラプラスは、この歩みを止めようとしなかった。

 

 浸食という敵を打ち破り、今ここに復帰を果たしたラプラスにとって、過去の輝きは目を細める程に輝いて見えている。

 

 それほどまでに、大衆の目から隠れる今の生活が、息苦しくて堪らなかったのだろう。

 

 

ラプラス「早く行こう! バードボーイ!!

 私たちの目的地は目の前だ!!」

 

 

 夏油はその光景を遠くから見守り、その姿を見ていた。

 

 ふとその後ろ姿が、嘗て太陽のように明るく、差し込んでくる光のように真っ直ぐで、自分の求めていた意味や意義を持って答えてくれた人物と重なる。

 

 夏油の右手は意図せず握りこぶしを作る、今あの時と同じように、自分は暗闇に走っていくのを止められず見捨てるのだと...

 

 

五条「傑。」

 

 

 広がっていた暗闇を払ったのは、隣に立ち肩に手を添える五条。

 

 肩に乗せられた手は、優しくありながら力強く、頼もしくもあった。

 

 

五条「灰原の事を自分のせいだと思ってるなら、それは大きな間違いだ。

 何でも一人で抱えるな、自分に圧し潰されるぞ。」

 

夏油「ぁぁ...分かっている...。」

 

 

 まだ呪術師として活動していた時、友達と仲間の死、蛆のように湧き続ける呪霊と非術師の醜悪さ。

 

 剝き出しの悪意に晒された時の出来事を思い返し、夏油の腹の中で悪感情が渦を作る。

 

 

夏油「行こう。こんな作戦(芝居)、さっさと片付けるぞ。」

 

五条「...ああ。」

 

 

 それでも夏油は、彼女たちに苦しみを与えたとしても、自分の責務を全うすると意思を固めて歩き出す。

 

 言葉は必要ないと判断した五条は、後に続いて歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何度かラプチャーと接敵するも、特に問題無く進み続け、廃墟となった研究施設に到着する。

 

 かなり老朽化して、動く度に土煙が舞い上がり、床は地盤が不安定なのか進む度に軋む。

 

 

ラプラス「ここが新たな防御壁を作ったという研究所か!」

 

ドレイク「それにしては古いな!」

 

マクスウェル「うん...新しい防御壁を作ったにしては、古すぎる...」

 

五条「これなら野晒しで寝た方がマシだな。」

 

 

 何年も地上でラプチャーの攻撃があったのか、研究所と思われる建造物には、銃跡が幾つも見られる。

 

 古い計画なら一通り頭に入っていたのか、マクスウェルは改めてシュエンに確認を取る。

 

 

マクスウェル「ここが本当に例の研究所?」

 

シュエン「...ええ、そうよ。」

 

ドレイク「不気味なところだな!

 防御壁の生成装置じゃなく、まるでテロ装置でもありそうだ!」

 

 

 ドレイクの一言に作戦の全容を知っているラピたちが、思わず声を出してしまい動揺する。

 

 動揺するラピたちを見て、ドレイクは思いの外反応がいいことから、感動してしまったのかという思い違いをする。

 

 作戦の内容がバレたと思ったシュエンは、心臓に悪いと感じながら研究所に入るように伝える。

 

 

シュエン「うるさい! 早く入りなさい。」

 

ラプラス「よし、みんな突入するぞ!」

 

 

 研究所に向かって踏み出していくメティス、ラピたちは研究所の外で待機して、五条と夏油はメティスの後に続く。

 

 5人の後ろ姿を見て、どこか不安気なマリアンは、妙な胸騒ぎを感じていた。

 

 

マリアン「大丈夫でしょうか...?」

 

ネオン「大丈夫...とはいかないでしょうね。

 なんせ自分たちが考えている任務とは全く違うんですから。」

 

マリアン「そうじゃないんです...いや、メティスを気にかけてはいるんですけど...」

 

ネオン「??」

 

アニス「どういう事?」

 

 

 マリアンの返答に、いまいち意味が分からないネオンは首を傾げて、アニスはもう一度意味を汲み取る為質問する。

 

 後ろからメティスの戦い方を見たマリアンは、自分の思った印象を正直に伝える。

 

 

マリアン「指揮官と一緒に任務で行動したと聞いて、アブソルートとメティスの戦闘記録を何回も見たことがありました。

 何か技術とか連携で得られるものがないか、そんな気持ちで見たんです。」

 

ネオン「勉強熱心ですね...」

 

マリアン「それで今日、前に見た動画と見比べて見たんですが...

 ラプラスの動きに違和感があったんです。」

 

アニス「違和感?」

 

 

 マリアンが感じた違和感、それはラプラスの戦闘中の行動にある。

 

 普段体幹が強く崩れることの無いラプラスだが、今日はかなり不安定で照準がブレていたように見えた。

 

 先ほどでもあったように、食事を摂り過ぎた事や、昂ったテンションのせいで支障が出たのだろうと、アニスとネオンは答える。

 

 アニスとネオンから見た印象を聞いたマリアンは、怖がっているという全く反対の印象を感じ取ったと話す。

 

 思い過ごしだと答えるアニスとネオン、そして現状自分たちに出来る事はなく、出てきた時に備えて準備するラピ。

 

 

ラピ「少なくとも今は、指揮官を信じて待つしか無いわ。」

 

アニス「そうね...」

 

マリアン「......。」

 

 

 内に秘めた胸騒ぎが解消されず、ただ彼らの帰りを願って待つマリアン。

 

 無意識に両手を組んで握り、ただ無事を祈るように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 踏み出して研究所に入っていったメティス、後ろに続く夏油と五条、内部は動く度に埃が舞い上がり、老朽化が進んで崩壊してもおかしくなかった。

 

 最奥まで進むと扉が開き、真っ暗の中マクスウェルが扉横にあるボタンを付けると、光が部屋全体を照らして問題なく施設の電力が生きている事を確認する。

 

 照明の点灯を確認できたと同時に、シュエンは件の装置を発見して、部屋の中央にあるボタンのみを押すように指示を出す。

 

 シュエンの指示に対して、マクスウェルは意見を提言する。

 

 

マクスウェル「こんなに古い施設なんだから、ちゃんとテストぐらいした方が...」

 

シュエン「触らないでって言ったら触らないで!」

 

 

 しかし怒気を含んだ声が反響して、マクスウェルの手を止める。

 

 経年劣化によるリスクによって、動作不全や事故の原因になることは、技術者として基本中の基本として叩き込まれた。

 

 それを蹴ってまで止めてきたシュエンに、マクスウェルの疑念は膨らんでいく。そんな様子も知らず、シュエンは放送の準備を着々と進めていく。

 

 

マクスウェル(やっぱり可笑しい...シュエンは(うるさ)くてもリスクや障害に人一倍敏感。

 

 そしてベビーはこの作戦の概要しか知らない様子で詳しくは話さないし、ベビーの親友さんが(じか)で活躍を見たの立会人というのも変...

 

 連れて来てまで証明する理由が必要なの......?)

 

 

ラプラス「マクスウェル! 複雑に考えるな。

 私たちはこの防御壁を作動させて、再びヒーローとして復帰する事だけを考えればいい!」

 

 

シュエン「そうよ、それだけ考えなさい。再びヒーローに復帰して、飛び立つのよ。

 

 もう二度と記憶消去を心配しなくてもいいの。

 

 

たったそれだけ。」

 

 

 思考を重ねていくマクスウェルを遮るように声をかけ、ボタンのある装置の前まで進むラプラス。

 

 ラプラスの行動を後押しして、行動の理由について思考させないように言ってくるシュエン。

 

 明らかに防御壁とは別の目的がある事のは分かる、しかしその内容が出て来ないことから、これ以上考えて止めても無駄だと諦めた。

 

 マクスウェルは自分に無理矢理納得させて、撮影用のドローンを起動する。

 

 

ラプラス「ありがとう、シュエン!

 

 君がこうやって私を、そして私たちを信じてくれなかったら、

 

 私たちはずっと潜在的な犯罪者という烙印(らくいん)を押されたまま、

 

 暗い部屋にいなければならなかっただろう!」

 

 

 ラプラスの口から出たのは、僅か数日から数週間で蓄積していた苦悩と葛藤。

 

 守るべき市民たちに指を指され、認められぬと、信じられぬと言って、排除しろと呼び掛けてきた声の苦しみ。

 

 広いと感じていた待機室ですら、狭いと感じる程に自分たちという存在を押し殺し、息苦しさに耐えながら自己の世界を縮小していた。

 

 その苦しみに同じ気持ちを抱いていたように、ドレイクとマクスウェルは静かに聞いている。

 

 

ラプラス「しかし、シュエンの信頼と、バードボーイの協力で!

 

 私たちは、人類の前にもう一度! ヒーローとして、ニケとして立てる。」

 

 

 かつての栄光、

 

 手にしていた誇り、

 

 守ると決めた決意、

 

 彼女が踏みしめる足は重く、しかし強さを感じさせる足取りでボタンに近づく。

 

 

ラプラス「今ここで、私たちは新たな防御壁を通じて、」

 

 

 例えそれが、偽りだと知らずとも、

 

 

ラプラス「ヒーローとして復活する。」

 

 

 眩い光が罠だと知らずに、手を伸ばす。

 

 それほどまでに、彼女たちの精神的疲弊は凄まじいものなのだ。

 

 夏油は動かない、現状メティスを手っ取り早く救う方法は、不本意ながらもこれしかないのだから。

 

 後悔はある。自分とは違い正義の象徴たる彼女たち自身の手で、このような選択を強いる事をできれば選択したくなかった。

 

 

ラプラス「最強のヒーロー...!」

 

 

 今彼女の目の前には、偽りの光が広がっており、自分は知っていながらただ見ていることしか出来ない。

 

 夏油が調伏している呪霊の術式で、人々の記憶を改ざんする方法も見つかるかもしれないが、あまりにも大掛かりで不確定要素が多い手段。

 

 呪霊の術式が不十分なら、再び再燃する事態も想定できると予見でき、

 

 改めて自分の無力感に、醜悪さに自己嫌悪する夏油。

 

 

マクスウェル「??」

 

 

 不意に握り拳を作る夏油に、マクスウェルはふと気付いて疑問を浮かべ声をかけようと近づく。

 

 

ラプラス「復っ活!!!!

 

 

 その前に大きく振りかぶった指が、防御壁を展開するボタンを押し込む。

 

『ピッ』

 

 押した事を知らせる電子音が小さく発し、直後に耳を(つんざ)く機械音が遠くから聞えてくる。

 

 その方角を全員振り返って確認し、同時に聞き覚えのある機械音が判明する。

 

 

ラプラス「この音は...確か...」

 

マクスウェル「どうしてボタンを押した途端、コーリングシグナルが......」

 

 

 ラプチャーを呼び寄せる機械音、コーリングシグナル。

 

 かつてモダニアが発したこの音に反応して、戦場に戦力を展開していたラプチャーのみならず、地中に埋まっていたラプチャーまでも呼び寄せる。

 

 そして発している音の方角は、地上に出てから自分たちがずっと背中を向けていた方向。

 

 

ドレイク「この方向は...アークの方から聞こえる!」

 

ラプラス「!!」

 

マクスウェル「ベビー、これ防御壁を生成するボタンじゃないでしょ。

 コーリングシグナルの発生ボタンでしょ!」

 

夏油「......そうだ。」

 

 

 マクスウェルが詰め寄り、夏油は真実を明るみにする。

 

 地上に出てから震えなかったラプラスの両手が、アークでデモ活動している中継を見ていた時のように震え始める。

 

 視界が歪み始め、焦燥感で冷汗が吹き出し、まともな判断が出来なくなるほどに思考が回らなくなる。

 

 

ラプラス「私が今...この手でアークに、ラプチャーを呼び寄せたのか?

 私の手で...私のこの手で.........?

 

 

 彼女を包んでいた光は瞬く間に消え、視界も、思考も、希望も、

 

 全て黒く塗りつぶされる。




 話を作るのにストックを作るのですが...三話分のストック維持が難しくなってきている...
やる気を出すんだ俺ェ!!



にけ さんぽ




 地上に出てメティスと初対面の五条と会話している時のこと...


ドレイク「おい!」

五条「何?」

ドレイク「夏油とはどういう関係だ!」

五条「親友。」

ラプラス「バードボーイの親友!? 初耳だ!
 私はラプラス! ヒーローをやっている者だ!」

五条「よろしく~僕は五条 悟。
 元教師やってたよ。」

マクスウェル「ベビーに親友がいたなんて初耳だけど...まあこれからよろしく。」

ラプラス「所で、何故一緒に地上にいるのだ?」

五条「傑の職業の確認次いでに、君たちの戦いぶりを見に来たんだ。」

ラプラス「そんな軽はずみな理由で来たのか!?
 引き返せ! ここは戦場なのだ、命を落とすのかもしれないんだぞ!」

ドレイク「戦いはアニメではない!...いや、特撮ではないと言った方がいいのか?」

マクスウェル「どっちでもいいよ...確かに、ラプラスの言う通り、ラプチャーとの戦いで命を保証できないから、アークに戻って。
 私からベビーに話しておくから。」

五条「ふ~ん...。」

ラプラス「?? どうしたんだ?」

五条「自信無いの? 最強なのに??」

ドレイク「何!?」

マクスウェル「見え見えの挑発に乗らないの。」

五条「アークでかなり注目されてたらしいけど、やっぱり眉唾かぁ...
 案外大した事ないねぇ、最強(笑)も。」

ラプラス「そんな事はない!!」

マクスウェル「ラプラスまで...」

五条「ヒーローもヴィランも、所詮その程度って訳ね。」

ラプラス・ドレイク「「なら証明して(みせる・やろう)!!!」」

マクスウェル「はぁ~...。」

五条「そうこなくっちゃ。」

マクスウェル「お願いだから、私たちの後ろに居てね。
 分かった?」

五条「はいは~い!」

夏油「彼女たちを困らせてないだろうね?」

五条「そんなことないよー。」

夏油「とてもそうとは思えない声なのは気のせいかい?」

五条「気のせいでしょ。」

夏油「全く...」

五条「所でさ傑。」

夏油「なんだい?」

五条「守られるって新鮮だね、違和感だけど嫌いじゃないや。」

夏油「...確かに、そうだね。」

五条「さて、俺たちも行くか。」

夏油「ああ。」
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