オレは本物の宇宙海賊!   作:パイレーツ

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宇宙海賊、要請に応じる

レーゼル本家のある惑星。そこの一室で、リアムは成り上がり貴族の男爵家であるエクスナー家の子息、クルト・セラ・エクスナーに(自称)悪徳領主としての領地経営の方法を教授していた。

領民から搾り取りたいのなら、領地を発展させろ。

一時の我慢をして発展させれば、金が勝手に入ってくるようになる。

 

不可能と言い訳する前に、発展させるように積極的に行動しろ。

軍備は手を抜かず、しっかり整備しろ。使えない大勢の軍ではなく、使える少数の軍から始めろ。

金が無ければ、懇意にしている商人を紹介して借りれる金を用意してやる。同じ悪人同士の好として。

様々なアドバイスをするリアムは、そこで更に付け加える。

 

「領地を発展させ、金に余裕が出来たなら、都合よく使える外部の存在を見つけて契約しろ。上手くいけば、契約以上の利益が得られるぞ」

 

リアムは一方的な契約を交わした(と思い込んでいる)《クラーク船団》がもたらした利益を思い出しながら告げる。対するクルトは渋面だった。

 

「外部との契約って……さすがにお金に余裕が出来てもそれは無理だよ。成果がなければ、無意味な出費にしかならないし」

「そこは成果次第と明記すればいい。成果が十分でないとキッパリと告げれば、報酬がなくても向こうも文句は言えないからな。何より、金以外で相手が一番求めているものを提示すればいい」

「金以外で相手が一番求めているもの……?」

「そうだ。相手が何を求めているかを見極め、契約の内容に盛り込む。そうすれば、向こうも契約に乗ってくるぞ」

(相手が何を求めているのかを見極める……か。確かにそれが判れば、誰かと交渉する時に有利な方へと進められるかもしれない。リアムはそれを見極めたから、少ない出費で多額の利益を得られたのかな?)

 

リアムの助言を真摯に受け止め、考えに耽るクルトに、リアムは気分の良さからある事を口にする。

 

「ちなみに、俺が契約している連中は本物の宇宙海賊とやらを名乗っている。本物の宇宙海賊は、略奪ではなく夢と浪漫を求めて宇宙を旅する存在だと口にしていたぞ」

「夢と浪漫を求めて宇宙を旅する、本物の宇宙海賊……?リアムも冗談を口にするんだね」

 

もちろん、その言葉をクルトは冗談だと受け止めた。宇宙海賊は本来、略奪を繰り返す存在なのだから。

 

「どう受け止めるかは、お前の自由だ。悪人は、使えるものは使うからな」

 

同じ悪徳領主である(と思い込んでいる)リアムは、実に上機嫌であった。

 

 


 

 

アルグランド帝国の首都星。その執務室にある一室にて、帝国の宰相は大量の書類を処理していた。

 

「まさか、古代遺産が多く眠っていた惑星が発見されるとはな」

 

宰相は誰に聞かせるわけでもなく、小さく呟く。

リアムが契約した《クラーク船団》が見つけた惑星は、資源という観点から見れば期待値は低い。だが、古代の生産工場の存在がその利用価値を大きく高めていた。

 

現代の技術では到底なし得ない金属加工技術。それも当時の設備と施設がほぼ綺麗な形で残っており、稼働の為のエネルギーさえ何とかすれば、生産することができる。

それに加え、製造法の資料も残っていた。中には復元不可能なものもあったが、その多くが修復が可能であったとも報告を受けている。上手く事が運べば、古代遺産に近しい兵器を開発することができるようになる。

 

その為には、技術の再現・研究は必須だ。帝国に存在する各兵器工場と工厰からも人員が派遣され、再稼働できた施設の一部も使用料と引き換えに使用させてもらっている。この技術がこの惑星以外でも再現できれば、帝国の軍事力は大きく強化されるだろう。それだけ、今回発見された惑星は帝国にも莫大な利益をもたらしていた。

 

「本来であれば、専用のゲートは首都星の近くに建造したかったが仕方ない。そもそも、海底都市に辿り着ける船が存在しないのだ。バンフィールド伯爵の一方的な独占にならないだけ、まだマシか」

 

本来は宇宙港を建造するのが普通だが、あの惑星には陸地が一切ない。真っ黒な海での視界不良に加え、尋常でない水圧も厄介だ。あの黒い海は天然か人工的かは不明だが、海底都市を守る鉄壁の防壁として機能している。その結果、今まで海底都市の存在が明るみに出なかったのだろうと結論付ける。

 

そんな惑星に新たなゲートが建造される上、使用料さえ払えば設備を使わせてもらえるのだ。むしろ、仔細を掴めない独占状態の方がリスクが高すぎる。今の状態なら一定の状況を把握でき、調査も続けられる。もちろん帝国の利益が第一だが、締め付け過ぎて反旗を翻されるのも良くない。帝国の宰相として、その辺りは慎重に判断しなければならない。

 

「しかし、この船団は宇宙海賊を自称しているようだが……海賊行為を一切していないのに、何故海賊を名乗っている?夢と浪漫を求める本物の宇宙海賊とは、一体どういう意味だ?」

 

宰相もモノの試しで、子爵の地位を与えると勧誘してみた。だが、クラークは数秒どころか即決で断った。その理由が理由だったので、宰相も理解できずに面食らったほどだ。

 

そんな彼らを契約とは言え、自身の手駒に加えたリアムは交渉の面でも優れている。少なくとも宰相はそう感じられた。その脅威の認定度も引き上げつつ。

宰相は新たに派遣する調査員の選定の為、再度資料と向き合うのであった。

 

 


 

 

「~~♪」

「嬢ちゃん。鼻歌するほど上機嫌だな」

「当然です。小型とはいえ、古代の設備が自由に使えるんですから。もちろん道具の方も」

 

私の返しに、整備士長さんは確かにと頷きます。持ち運びできるものは既に船内に運び上げ、船内の工房の設備が一気に潤ったのですから。

エネルギー問題は《メビウス》で余裕で解決していますし、資材さえあれば好きなものが作り放題です!一緒に回収した何らかの設計図も、使えるかもしれないですからね!

 

「それで早速、レアメタル製のロープを作ってみました。一般的なワイヤーよりしなやかで柔軟。なのに強度は比にならない程高く強靭と本当に凄いです。馬鹿船長のドレイクのワイヤーガンの強化に使えますよ」

「……てっきり、構想中の武装を作るかと思っていたんだが」

「そちらはお姉様と相談しながらです。特殊な加工法で選択の幅が広がりましたから」

「そ、そうか……」

 

整備士長さんの顔が引き攣ってますが、そんな事はどうでもいいのです。金属が伸縮自在となる加工法や、あらゆる金属を液体化する加工法など、未知の技術で機動騎士の武器が作れるのですから!慣れれば、機動騎士本体の強化も出来ますし、良いことづくめです!!

 

「なので、実験も兼ねて馬鹿船長のドレイクの武装類を強化してみましょう」

「船長を実験台扱いか……嬢ちゃんの船長に対する扱いが雑なのは何時ものことだが」

「馬鹿船長にはこれぐらいが丁度いいんですよ」

 

あの人に気遣いは基本無意味ですし。あくまで私限定なのは絶対に口にしませんけど。

 

 


 

 

「そろそろ、大将の修行が終わる頃合いだったか?」

「正確な時季は不明ですが、そろそろだった筈です」

 

時間が経つのは早いな、ホント。

例の海底都市の惑星は【ロレイア】と名付けられたし、海底都市の噂を嗅ぎ付けた盗賊共を率先して退治したり、クリスティアナから毎日の如く、血涙を流すかのような恨み節が届いてたし、本当に濃密な日々だった。

 

今日は食料などの物資の運搬。ああ、本当に早く海賊業に復帰したい……

オレは遠い目をしてそう思っていると、大将から連絡が来た。

 

「大将?大将から連絡を寄越すなんて珍しいな。何か問題でも起きたのか?」

『相変わらず不遜な態度だな。その態度もこれまでの成果で目を瞑ってやるがな』

 

大将はそう告げると、すぐに本題を切り出した。

話を要約すると、交友を持った貴族の領地にいる偽海賊を退治しに行くと。タイミングはレーゼル家での修行が終わってすぐ。取り分は大将が七、その貴族が三。大将が中心となって動くから、妥当な割合だろうな。

 

『お前たちも参加しろ。報酬は出してやる。成果次第が付くがな』

「了解だ、大将。こっちでのあれこれを片付けたら、すぐに向かう」

 

で、肝心の通信した理由はオレたちもその偽海賊退治に参加しろとのことだった。断る理由もないし、結構な規模みたいだから存分に暴れられそうだし。

 

そうしてオレたちも、偽海賊退治に参加。ロレイアでのあれこれを大将の修行が終わる前日に片付け、レーゼル本家の惑星へと向かう。

惑星に到着し、宇宙港で大将の名前を出して大将と合流できるエリアに案内されたのだが……

 

「……いないな」

「いませんね。ティアお姉様が」

 

真っ先に来て歓迎の準備をしていそうなクリスティアナがいなかった。迎えの超弩級戦艦の姿も。久々に面と向かって会おうと同行したロイネも、今の姉らしからぬ行動にオレと同じ疑問を抱いている。

 

「ロイネ。悪いがクリスティアナに連絡を取って確認してくれ。オレじゃ話にすらならないだろうから」

「それは別に構いませんけど……」

 

オレの頼みにロイネは半分呆れながらもクリスティアナに連絡を入れる。コールして数秒、すぐに通信画面が開かれた。

 

『どうしたの、ロイネ?あのエセ海賊が何かやらかしたのかしら?』

「お姉様、今どこにおられるのですか?まだ、到着していないのですか?」

『え?何を言っているの?もうとっくに到着して、リアム様を歓迎する為の準備をしているところよ』

 

クリスティアナのその言葉に、オレとロイネはどういう事かと顔を見合わせる。大将の名前を出して案内されたエリアが此処なのに、既に到着しているらしいクリスティアナの姿は戦艦も含めてどこにもない。

 

「あの……お姉様。本当に伯爵様が来られるエリアにおられるのですか?私と馬鹿船長は、伯爵様の名前を出して案内されたエリアに来ているのですが……」

『…………え?』

 

ロイネのその疑問に、クリスティアナは呆気に取られる。しかし、すぐに我に返ったのか、画面から姿を消してしまう。音声だけは拾えているが。

 

『お前たちに聞きたいことがある。ここはリアム・セラ・バンフィールド伯爵様が来られるエリアだよな?』

『バンフィールド伯爵?何を言っておられるのですか?このエリアはあのような落ち目の貴族ではなく、ピータック伯爵家の――』

 

その瞬間、画面の向こう側が一気に騒がしくなる。画面越しでもクリスティアナの怒気が伝わってくる程だ。

 

『貴様ら……栄光あるバンフィールド家の家紋を間違えたのか?その上、我々の偉大なる主君を没落貴族扱いとは、ここで死にたいのか?』

 

クリスティアナの声はとても低く、ドスが効いている。たぶん、他の面々も同じだろうな。この分だと武器を抜いていそうだ。大将の為に怒るのは別に構わないんだが……

 

「……お姉様。早くこちらへ来られた方がよろしいのではないでしょうか?伯爵様を待たせたら、それこそお怒りになられるでしょうし」

『ッ!!そ、そうね!今すぐそちらに向かうわ!!』

 

ロイネの指摘にクリスティアナはすぐに頷き、そのまま通信が切られる。今から大急ぎで移動すれば、ギリギリ間に合うか?

 

「しかし、妙なこともあるんだな。大将の遣いと別の貴族の遣いを間違えるなんて」

「本来ならあり得ないことだと思うのですが……何処かで情報が間違っていたのでしょうか?」

 

オレとロイネは首を傾げつつ、しばらくの間待っていると、クリスティアナより先に、パーティーに参加している筈の大将が来た。貴族の子息と令嬢らしき二人と一緒に。

 

「大将?パーティーはまだ続いているんじゃないのか?」

「追い出されたから早々に此方に来た。それより俺の船は何処だ?」

「あー、それなんだが……」

 

大将の予想外の早い到着に、オレは困りながらも事情を説明しようとした矢先、何かが猛烈な勢いで大将の足下に迫って来ていた。

 

「申し訳ありませんリアム様ぁあああああああああああッ!!!」

 

その正体はスライディング土下座を敢行したクリスティアナだった。膝とか大丈夫なのか?当の本人に気にする余裕はなさそうだが。あ、大将と一緒に来た二人が目を丸くしている。普通にえ?何?だからな、これ。

 

「一体どういうことだ、ティア?いきなり謝罪した上に、俺の船がないことを説明してもらおうか」

「実は宇宙港の者が何らかの手違いで、我々を別のエリアに案内していたのです!その事にすぐに気付き、大急ぎで移動したのですが……リアム様のご到着に間に合わす事が出来ず、申し訳ありません!!」

 

一通りの説明を終え、クリスティアナは再び土下座。クリスティアナにとって大将を一秒でも待たせるのは万死に値するんだろうな。今すぐ自害しそうな雰囲気だし。

 

「お前の言い訳は分かった。その上で、お前がすべきことは分かっているな?」

「ハッ!リアム様がお望みであれば、今すぐ首を斬って自害します」

 

一切の躊躇のないクリスティアナの自害宣言に対し、大将は額へのデコピンで返す。音が凄かったから、結構痛いだろうな。

 

「勝手に死のうとするな。さっさと俺の荷物を持て。特にこの盆栽は大事に扱えよ」

「……許していただけるのですか?」

「勘違いするな。船旅中もこき使ってやるから覚悟しとけよ」

「……はい!」

 

うーん、見事な忠犬ぶりか?過剰な気がしなくもないが。あ、丁度いいタイミングで大将の船が到着したな。

 

「あれが俺の船か?」

「はい。バンフィールド家の総旗艦、その名も【ヴァール】です」

 

初の総旗艦の御披露目に、大将は不敵な笑みを浮かべている。確かあの船は第三兵器工場製だったな。

 

「あのさ、リアム。あの男の人、格好が海賊なんだけど……」

 

お?貴族の子息らしい金髪の少年がオレを海賊だと見抜いたのか?ならば、答えてしんぜよう。

 

「そう!オレこそが、無限に広がる宇宙を駆け、まだ見ぬ惑星と財宝を求める宇宙海賊!略奪などという浅ましい行いをする宇宙海賊を名乗る盗賊たちとは違う、本物の大海賊!夢と浪漫を求め続ける《クラーク海賊団》を率いる船長。それがこのオレ、キャプテン・クラークだ!!」

「……この人、頭がおかしくないかな?」

「なんと言うか……凄く、変わった人ですね」

 

オレの熱い自己紹介も、少年少女の二人には届かなかったようだ。クソゥ!本物の宇宙海賊の認知が圧倒的に悪い!!あの偽物たちが本当に憎い!クリスティアナもそんなオレを見て、馬鹿にするかのように鼻で笑ってるし!!

 

「馬鹿船長の戯れ言は気にしないで下さい。海賊を名乗るわりに、やっていることは冒険者のそれなので」

「「ハ、ハァ……」」

 

ロイネの対応も冷たい。これは戯れ言ではなく真実だと言うのに!

 

「お久しぶりですリアム様!それから要塞級を買ってください!!」

「お久しぶりです伯爵様。ご購入いただいた超弩級戦艦へ搭乗なさるとお伺いしました」

 

その中で、新たな人物二名が割って入る。ニアス大尉と、第三兵器工場のセールスウーマンのユリーシア中尉だ。

ユリーシア中尉はロレイアの件で顔合わせしている。その時に最新の戦艦の購入を打診されたが、丁重に断らせて頂いた。やるとしても、武装の取り換えが増設くらいだし。

 

「同乗させていただければ……私自ら説明しますよ」

「あっそう。好きにすれば?」

 

ユリーシア中尉が色っぽく大将に話しかけるも、当の大将は塩対応。完全に興味なしだった。ハーレムを目指していると聞いた割には、消極的だよな。拘りがあるだけかもしれないが。

 

「残念でした~~。リアム様にはあなたの色仕掛けなんか……」

 

ニアス大尉は小馬鹿にするように笑いながら、手をパタパタと扇いで汗を飛ばそうとしている。汗だらけのせいで、シャツの下のスポブラが透けて見えている。

……わざとか?わざとなのか?後、ロイネ。何でハリセンを取り出してポンポンしているんだ?笑顔にも圧があるし。

 

ユリーシア中尉がそのスポブラを指摘すると、給料が下がったせいで生活が苦しくなったことが周りにバレ、ニアス大尉はみっともなく泣き喚いた。

 

大将はその泣き落としに負けたのか、要塞級の戦艦一隻と駆逐艦や巡洋艦クラスの戦艦三百隻の購入をその場で決めた。本人は色仕掛けで落としたと思い込んでいそうだが。

それを見てユリーシア中尉も大将に戦艦を売り込もうとしたけど、一蹴。交渉すらさせてもらえなかった。

 

「伯爵様って、買う時は盛大に買われますよね」

「収入源はあるし、ロレイアの件もあるしな。噂が飛び交っているせいで、盗賊がホイホイ来てるし」

「本当に宇宙のゴミは何処からでも湧いて出てくるわね」

 

ニアス大尉とユリーシア中尉が取っ組み合いをしているが、当然無視。下手に介入したら飛び火しかねないし。

後、会話に参加した背後のクリスティアナの殺気が凄い。ピンポイントでぶつけているのか、誰も気にも止めていないし。

 

そんなこんなで、エクスナー領に向かう為に出航。オレは自分の戦艦だが、ロイネはクリスティアナが乗るネヴァンの調整の為、ヴァールへと乗っている。

共有した情報によると、エクスナー領にいる盗賊の規模は資源衛星を改造した要塞と三千隻程の戦艦を保有しているとのこと。戦艦の数より要塞を保有しているのが厄介だそうだ。

 

「船長。進路方向に敵を確認しました。その数、二万ほど。中には貴族の家紋らしき艦艇もあります」

「惑星を出てすぐ盗賊たちのお出迎えか。わざわざ待ち伏せしていたのか?」

「この布陣を見る限り、その可能性は濃厚かと」

 

惑星を出てすぐの盗賊共のお出迎えに、オレは疲れたように息を吐く。こんな大軍で待ち構えていれば、嫌でも人目に付く筈。大将の修行先だったレーゼル家も一枚噛んでいそうだな。こりゃ。

 

「どうする大将?オレの船のシールドなら、連中の攻撃は問題なく全部防げるが?」

 

この場にいる大将の艦隊は三百隻くらいだから、《ダイモン》を段階的に展開すれば覆い尽くすことができる。エネルギーも《メビウス》で一切問題ないし。

そんなオレの提案に対し、画面の向こう側の大将は鼻で笑った。

 

『いらん気遣いだ。あの程度の連中、俺の艦隊なら問題なく駆逐できる。俺の愉しみを奪うなよ?』

「了解だ、大将。この場は援護程度に留めておくさ」

 

艦隊戦は基本は足並みを揃えるものだと副長も言ってたし、艦隊を乱さない程度の射撃が限度かな。

どちらにせよ、艦隊戦は経験しておくべきだとオレは気を引き締めるのであった。

 

 

 

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