今回はアニメ第6話の最後まで書こうと思ってますが、ワンチャンアニメ第7話前半くらいまで書くかもしれません。それでは、本編どうぞ!
天誅!
翌日。
今日は、早めに起きて、雑貨を買ってからダンジョンへ向かうことにした。ニルヴァーナの攻撃力とか、色々見てみたいって気持ちもあるし、燃料用の食いもんも買っていこう。
今日は、かなり霧が濃いから、スリとかには気をつけよう。
俺は、まだ皆が眠っているホームを後にして、ニルヴァーナを連れて買い物に向かった。
暫くして。
タハト「まあ、こんなもんかね。ほぼ必要無いけど、念の為の回復薬と、ニルヴァーナ用のトウモロコシと、小麦、大麦、ライ麦に、ジャガイモ。こんくらいあれば、ニルヴァーナがどんな攻撃をしても、燃料が切れるなんてことは無いはず。さて、行こうか!ニルヴァーナ!」
ニルヴァーナ「ヒヒィィィィィン!」
俺は、ニルヴァーナの背に乗り、ダンジョンに潜った。
ーダンジョン27階層ー
俺達は、あっという間にダンジョン27階層に到達。
目的は双頭の水竜、アンフィス・バエナ。
あんくらいの巨体、そして強さなら的として充分だろう。
リヴェリア達が倒していなけりゃいいけど...
そんな考え事をしていると、奥の方から2本の黒い影が見えた。
2本の首...間違えない。
アンフィス・バエナ「ウオオオオオオオオオオオオオ!」
タハト「ニルヴァーナ!先制攻撃だ!撃て!」
ニルヴァーナ「ヒヒィィィィぃぃぃぃィン!」
ニルヴァーナが嘶きをあげると、蒼い炎の槍が10本現れ、それが全て黒い影の方へ飛んでいく。でも、それは届かず、アンフィス・バエナの赤い鰭のある方の首が出す、魔法を消すブレスによって打ち消される。
タハト「当たらんかぁ...よし、ニルヴァーナ。もっと高出力で出せる?」
ニルヴァーナ「フルルル。」コクッ
ニルヴァーナは鼻を鳴らすと、首を縦に振る。
いい子だ。
ニルヴァーナは口を大きく開けると、周囲の空気を吸い込む。
ダイソンを思い出すなぁ(?)
10秒もすると、チャージが完了したらしく、口からは蒼い炎が漏れ出ている。
タハト「撃て!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!
俺が合図したのと同時、ニルヴァーナの口から、高出力のレーザービームが発射される。
アンフィス・バエナ「グオオオオオオオオ!」
アンフィス・バエナも、赤い霧を吐いてそれを消そうとするが、出力を抑えられず、右の赤い首に風穴を開けることに成功。
さらに、頭の重さに耐えきれず、皮1枚で繋がっていた右の首は千切れ落ちる。威力高すぎな?
タハト「よっしゃ!いい感じだ!こっからは、俺が行く。お疲れ様、ニルヴァーナ。」
ニルヴァーナ「フルルルル!」
ニルヴァーナは嬉しそうに鼻を鳴らすと、寝る体勢に入る。
ニルヴァーナの装甲は、奴のブルーナパームじゃ、溶けもしないだろう。
このくらい楽にしていた方が、俺としても楽だ。
タハト「っしゃあ!勝負だ!アンフィス・バエナ!お前の攻撃力マシマシの首でどこまでやれるか!精々楽しませてくれよ!」
俺はそういうと、アルコーンとアイオーンをでかくして飛ばし、アンフィス・バエナの残ったもう一本の首に狙いを定める。まあ、狙いはこれじゃないのよ。
ブォンッ!
次の瞬間、アルコーンとアイオーンに気を取られていたアンフィス・バエナは、俺が
タハト「どうだい?自分より遥かな小さな相手に、こうもボコボコにされるの。」
アンフィス・バエナ「ウオオオオオオオオオオオオオ!」
アンフィス・バエナはどうやら怒ったらしく、首を振り回して俺を吹き飛ばそうとする。だが、もう足掻いたって手遅れだ。
タハト「いくよ。祖なる星よ、焼き尽くせ。
俺が詠唱を完了させると、天井に無数の星のような炎が現れ、光り出す。
そして次の瞬間。
ジュドドドドドドドドドドドドドドドド!
その炎から、一斉に炎のレーザーがアンフィス・バエナ目掛けてふりそそぐ。
アンフィス・バエナ「」
タハト「はい、終わりと。」
その魔法を食らったアンフィス・バエナは、文字通り跡形もなく消え、残ったのは俺とニルヴァーナだけだった。
タハト「よし、用事も終わったことだし、帰るか。と、その前に。」
俺は水面に浮かんだアンフィス・バエナの魔石を確認し、
タハト「気を取り直して、帰ろうか。」
ニルヴァーナ「ヒヒィィィィィン!」
ニルヴァーナは、嘶きをあげると、俺を背中に乗せて、上層へ上がる為の通路を走った。とても快適な道のりだったぜ...
ーダンジョン7階層ー
ゲド「フッハハハ!良いもん持ってんなぁ?おい!」
ドゴォッ!
なんだこの音...蹴る音...?
リリルカ「うあっ...」
ゲド「魔剣まで持ってんじゃねえかよ!」
カヌゥ「派手にやってますなあ、旦那!」
正義の眷属を名乗る者として、こんなの見過ごす訳にはいかない。
俺は、バレないようにその現場に向かった。
そこに居たのは、
ゲド「おお、来たか。早かったな。見ろよ!このガキ、魔剣まで持ってやがってよ。やっぱりお前らの言う通り、かなり溜め込んでるみたいだぜ...こいつ。」
カヌゥ「そうですかい。ねぇ旦那、1つお願いがあるんですが...そいつの持ち物、全部置いてって欲しいんでさぁ。」
ポイッ
ゲド「うっ!...ってキ、キラーアント!?て、てめえ...何やってるか分かってんのか!?」
カヌゥ「ええ、瀕死のキラーアントは、仲間を集める救難信号を出す。冒険者の常識でさあ。」
もういい。こんな奴ら、天誅を下しちまおう。
バキィッ!
ゲド「ガハァッ!?」
俺は思い切り黒髪を後ろにたばねたゴミの背骨を殴り壊す。
そいつは吹き飛び、壁に埋め込まれた。
カヌゥ「なっ!?
タハト「何故だって...?決まってんだろ?」
俺はその下衆共に指を指す。
タハト「天誅!」
カヌゥ「まっ...待ってくだせえ、旦那...」
タハト「待たねえよ。お前らがこの子に苦しみを与え、更に物を奪おうとしてたんだ。許される筈がないだろ?」
俺はその獣人に近づきながらそういう。
バキィ!ズドォォォォン!
俺はそいつの脛目掛けてローキックを放ち、転ばせた上で腹を思い切り踏みつける。
カヌゥ「ゴフッ!」
2人目。
3人目。
4人目と、次々に俺は気絶させた。放っておいてもそのうち食われる。
リリルカ「あ...ああ...」
タハト「さて、そろそろ潮時かな。そこのサポーターさん、時期に援軍が来る。」
俺はそういうと、ニルヴァーナに乗って、目前に迫るキラーアントの大群を踏み潰しながら、地上へ戻った。確かあの子は、ベルのパーティーメンバーだったはず。俺がいちいち干渉しても良くないだろう。
ベル「
タハト「成長したなぁ...」
感動したね...ベル...
ーーーーーーーーーーー
俺はギルドに換金をしに向かった。
アンフィス・バエナの魔石は高く売れて、その分はファミリアの貯蓄にしようと思う。自分の為だけに金を使うのは、強欲だしね。
俺はホームに帰って、前世で少しやってみたかった、酒作りの為の道具を揃えた。目標は東欧の酒、ウォッカだー!
自分で作ってしまえば、金が浮くからね。
確か手順は、蒸留、加水、添加物の投入、濾過をしてから、仕上げのフィルタリングか。添加物は果糖、蜂蜜とかか。俺は隠し味に少しリンゴの果汁を入れてみるか...
発酵が面倒臭いなぁ...エチルアルコールだけ売ってないかね...気長に待つとするか。
俺は蒸留機を後にして普通に寝た。
ーーーーーーーーーー
時の流れは早く、ベルがオラリオに来てから、1月と2週間が経った。
今日はロキ・ファミリアの遠征の日...だったかな。
昨日は、リヴェリアとレフィーヤに並行詠唱を覚えさせる事にせいこうしたし、今日の遠征も無事に終わることだろう。
俺は今日も今日とて、ロングコートの上にシリウス腕装備を着け、そしてズボンの上にシリウス脚装備を着けて家を出た。もちろん、蒼の双子とホルスターもつけてある。
さて、今日は何をしようか。ニルヴァーナは移動が得意だし、この際攻撃と防御に優れた何かを
いや、でも暇だし、ニルヴァーナの為のメンテナンスセンターを組み立てよう。
カンカン...コンコンコン...
組み立てだから、作業の数が少ないのが楽すぎる。
そうすると、あっという間にメンテナンスセンターが完成した。
メンテナンスセンターというより、ほぼガレージだけどね。
タハト「よっしゃー!ニルヴァーナの家完成だ!」
ニルヴァーナ「フルルル!フルルル!」
ニルヴァーナも喜んでくれているようだ。
さあ、ダンジョンに行って金でも稼ごうかね。
金だけに(?)
俺はニルヴァーナを連れて、ダンジョンへ向かった。
ーダンジョン9階層ー
ニルヴァーナを高速移動形態にし、遊びながら走らせていると、目を疑う光景が飛び込んできた。
タハト「....マジか」
赤い体毛に黒い皮膚と角をもち、それにプラスして、片手には大剣を持ち、背中には真っ赤な輝くリングと、菱形の赤く輝く結晶が、1枚の翼のように6枚並べられた、強化種のミノタウロスがいた。そして、それに相対しているのは、あのスキルを解放したベル。右目は炎を灯し、片手にはそのスキルの炎を纏わせた黒いナイフを持っていた。
しかも...ボロボロだ。
あの赤いミノタウロス、相当強いんだろうな...
タハト「ベル!今助ける!」
リリルカ「あなたは...あの時の...」
ベル「...んだ...」
ベルは何かを呟いた。
それも、強い決意がこもった言葉を。
ベルの手足のリングは更に燃え、あまりの火力の高さに結晶やリングも水色に変色しかけている。そのエネルギーは漏れ出て、ベルを中心に円を作るかのように、青白い粒子が中に浮かんで、消えたりしていた。進化しそうなのかな。
ベル「コイツは僕が倒さなくちゃいけないんだ!」
ベルがそう言うと、ベルの右目の炎の色が完全に青白く変わる。が、両腕と背中のリング、背中の結晶はオレンジだったり、赤になったり、青白くなったりを繰り返していて、まだまだ不安定な状況。
タハト「...わかった。冒険しろ、ベル!」
ベル「うおおおおおおおおおおおお!」
ベルはそう叫ぶと、青白い炎を周囲に纏わせ、自身が炎の弾丸となって突撃する。ベルが攻撃した時、ロキ・ファミリアの奴らも来ていた。
ズガァァァァァァァァアン!
ベルがミノタウロスの体にぶち当たると、ミノタウロスは大きく吹き飛ぶ。
ティオナ「あの子...前より強くなってない?」
アイズ「それに、速い。」
リヴェリア「タハト、彼に何かしたのか?」
タハト「俺は何もしてないさ。あの力は、ベルの決意の硬さだ。」
そりゃそうだ。
死にたくないという決意で、オラリオに来て間もない少年はミノタウロスを倒し、今はマグレでもなんでもなく、自分の力だけでミノタウロスを倒すという決意のもと、あれ程の力を発揮している。あれが...あれこそが...現代の英雄なのかもな...
ベル「はぁぁぁぁぁあ!」
ベルはそう叫びながら、ナイフで焼きながら切り、更にもう片方の手で殴る。その繰り返し。それに、あの攻撃数なら、チャージもきっと溜まっている事だろう。
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオオオオオオ!」
ミノタウロスは、その大剣を思い切りベルに振り下ろす。
が、ベルのチャージは満タン。つまり、何時でもオートカウンターが発動するということ。ミノタウロスは、ベルを仕留めたと確信し、ニヤリと笑うが、そこにベルの姿は無い。
ベル「倒れろぉぁぁぉぁぁぁぁぁあ!」
ベルはそう叫ぶと、思い切り脚を振り上げ、ミノタウロスの頭にぶつける。
ミノタウロス「もおおおおおおお!」
キュイイイイン!ズドォォォォン!
直後、ミノタウロスの頭は青白いエネルギーの爆発を起こした。
ベル「倒した...?」
タハト「!?ベル、まだだ!まだ終わってない!」
ミノタウロスの頭はまだ残っており、立ち上がると、赤いリングや結晶は紫と黒に点滅するようになり、第2形態に変化した。
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオオオオオオ!」
ミノタウロスは咆哮をあげると、地面を思い切り踏みつける。
すると、その視線の先にいるベル目掛けて、地面から紫色のエネルギーの波動が放たれる。
ベル「なっ!?」
ずばばばばばばばばばばバァン!
ベル「グハッ...」
ベルはそれをもろに受け、吐血する。
ベル「まだだ...もっと高く...!」
ベルは立ち上がった。ナイフを突き立てて。
ベル...本当に強くなったな...
ベル「喰らえええぇぇえええええ!」
ベルは高く跳び、ミノタウロス目掛けて飛び蹴りを放つ。
すると、着弾すると同時に爆発がおき、ミノタウロスの腕が吹き飛ぶ。
ミノタウロス「ウオオオオオオオオオオオオオ!」
ベル「ハァァァァァァァァァァァァア!」
ティオナ「頑張れー!」
バキッ!
ミノタウロスの突進に合わせて、ベルはナイフを繰り出し、そいつの角をへし折る。
ミノタウロス「モオオオオオオオ!グオオオオオオオオ!」
ベル「これで!トドメだァァァァァァァァァ!」
ベルは悶絶しているミノタウロス目掛けて、回し蹴りを放つと、青白い炎と共にミノタウロスの体を両断した。
ミノタウロス「」
ベル「やった....やったよ...義兄...さん...」
ベルはそういうと、結晶とリングの色も元の赤と橙に戻り、腕に戻る。そしてその腕からは、力が抜ける。
そう、立ったまま気絶したのだ。
タハト「っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
かっけえ...かっけえよベル!
さすが俺の義弟!天才!
タハト「へっ....カッケえなぁ...」ポロポロ
おっと、感極まって涙出ちまったよ...
タハト「ベルは俺がバベルの治療院まで運ぶよ。皆は遠征、頑張ってね。」
リヴェリア「分かった。では、行ってくる。」
タハト「ああ。」
俺はニルヴァーナをフルスロットルで走らせ、ベルを急いで治療院に運んだ。幸い、命に別状はなかった。
にしても、あのミノタウロスといい...白いミノタウロスといい...誰が干渉したんだ...?
いや、今考えても仕方ないや。
勢い余ってアニメ8話も終わらせちまった...
ちなみに、ミノタウロスの赤いのの元ネタは、MAYHEMってやつが元ネタです。第2形態あるし、ベルの相手として打倒だと思ったんですよね。
ちなみに、今後タハトもベルも強化が入ります。
チートキャラが暴れるの、ちっちゃい頃から好きなんすよね。
アストレアとタハトくっつける?
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いいよ
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ダメです