ついに来ました、ウォーゲーム回です。
今回は敵陣営にオリヒロを登場させたいと思っています。
それでは、本編どうぞ!
数日後。
アストレア様とヘスティア様が、
あと、蒼の双子を合体させて改造したモシン・ナガンの名前はそのままモシン・ナガンになった。
んで、こいつに慣れるべく、俺はヘスティア・ファミリアのホームの前にある遺跡ぽいところで、的を用意して撃ち抜くという練習をしていた。
ズバァン!
俺が引き金を引くと、俺の肩に反動が迸り、雷鳴のような銃声が耳を劈く。
そして銃口から出たのは、細く、真っ直ぐ飛ぶ青白いビームのようなもの。
タハト「反動凄ェなぁ...これ。」
カチャッ!カラン...コロン...
1発撃ち終え、俺はモシン・ナガンの本体後部にあるボルトハンドルを引くと、本体から黒く、蒼い罅が入った薬莢が出てくると、それは塵となって消滅した。
俺のモシン・ナガンの装弾数は5発で、撃ち終えたら装填してあるマガジンを抜き取り、再度魔力を込め、弾丸を装填しないといけない。
でも、マガジンは1個1個持たなくていいから、身軽になるし、銃としては傑作だ。
リリ「タハト様の武器、凄いですね...」
ヴェルフ「ああ、誰が作ったんだろうな。」
そうそう。
そういえば、リリがヘスティア・ファミリアに
タハト「うし、まあこんなもんかな。」
今回、俺らの陣営から出るのは、ベル、リリ、ヴェルフ、命、そしてアリーゼさん、輝夜さん、ライラさん、リューさんだそうだ。
タハト「っと、来たね。」
アリーゼ「おはよう、タハト!こんな朝から鍛練なんて、それ程勝ちたいのね!」
タハト「はい!
ライラ「すっげえ気合の入りようだ...これを向けられるアポロン・ファミリアの連中が可哀想に思えてきたぜ...」
ニルヴァーナ「ルールの確認をしましょう。今回の
ベル「じゃあ、早めに敵の本拠地に突撃した方がいいのかな?」
タハト「それがいいと思う。俺は狙撃をして、ある程度雑兵を排除してから凸るから、その間に皆は接近しておくのがいいかも。」
ニルヴァーナ「但し、敵陣営にはカーリー・ファミリアから、Lv.6の『フラウラ・カルディア』というアマゾネスと、アレス・ファミリアから、Lv.6の『カリタス・イフシーエス』というヒューマンが援軍に来たそうです。」
タハト「うーん、その2人に気をつけさえすれば勝てるかなぁって感じ。」
相手に星系のスキルがなければ絶対勝てる戦争だ。
アリーゼ「うーん、万一にも敵陣営にレベル差を覆す程のスキルを持つ人がいるなら、このメンツでも勝てるかは...」
ライラ「いや、でも有り得ねぇんじゃねぇか?タハトがいるんだし、敵に勝ち目は無いだろ!」
輝夜「そうですね、相手さんが勝つことは難しいでしょう。」
輝夜さんは口調が変わることがある。
何故だろうか...
タハト「とりま、行こうか。とっとと終わらそう。」
ヘスティア「頑張ってね!ベル君たち!ボクは君たちが凱旋するのをここで待ってる!」
ベル「はいっ!行ってきまーす!」
タハト「よし!ニルヴァーナ、行くよ!」
ニルヴァーナ「承知しました。」
俺はニルヴァーナの背に跨り、その他のみんなは馬車に乗り込んで、戦地へ赴いた。
で、冒険者通りに差し掛かると、後ろから誰か走ってくる音が聞こえた。
シル「タハトさん!」
タハト「んあ?」
ニルヴァーナは脚を止め、俺はその声のした方向に目をやると、シルがいた。
タハト「どしたの?」
シル「はぁ...はぁ...これを!」
シルが俺に差し出したのは、緑色の宝石が埋め込まれたネックレスの様な物だった。
タハト「これは?」
シル「ある冒険者の方から譲ってもらった御守りで...頑張ってください!私、お弁当作って待ってます!」
タハト「ああ。勝ってくるよ。」
俺は前を向くと、ニルヴァーナは再度走り始めた。
時は流れ、日は完全に沈み、辺りは暗くなった頃。
リリは途中で、策があったのか、姿を変えて敵の基地に走っていった。
タハト「あー...なるほどね...トロイの木馬かぁ...やるじゃん。」
ベル「?なんの事?義兄さん。」
タハト「んあ?いやぁ、なんでもないよ。こっちの話〜」ケラケラ
あのクソボケ太陽神が絶望する面が見れないってのが残念だが、こりゃ楽しみだ。
俺は敵の拠点を見ながら、ひとまず睡眠をした。
翌日。
タハト「ふぅ...移動だけで疲れるよなぁ...この距離は。」
俺は起きると、先ずモシン・ナガン・シリウスにスコープを取り付け、準備を始める。
正直、リリが城塞に突撃しなかったら、野戦砲を作って無差別攻撃ってのもあったんだけど、一方的すぎるし、今はリリが行ったから巻き込まれる可能性があるため却下となった。
ベル「義兄さん、もう行っていいかな?」
タハト「ああ、もう正午だ。始まっている。」
ベル「分かった。皆さん、行きましょう!」
タハト「俺はある程度敵戦力を削いでから行くぞー」
アリーゼ「行ってきまーす!」
タハト「...さて、皆行ったかね。」
俺は走り去っていく皆を見て、右脚を地面にべたりと着けてその上に腰かけ、左膝を立てて腕を抱きかかえるようにして銃を持つ。
タハト「この銃はな...風速を気にせずに済むから、弧を描く弾道さえ気にすれば少し工夫するだけですぐ当たるんだ...逃げられると思うなよ。」
俺は敵の弓兵を狙い、その引き金を引く。
ズバァン!!!
命中。
俺は敢えて敵の足を狙い狙撃した。
足を狙って撃つことにより、それを退かす為の要員が必要になるため、こちらの方が楽に攻め込める。
カチャッ...カランコロン...カチャッ
俺がボルトを引き、薬莢を排出すると、再度ボルトを元に戻す。
これにより次弾が装填される。
ズバァン!カチャッ、カチャッ...ズバァン!カチャッ、カチャッ...ズバァン!カチャッ、カチャッ...
命中、命中、またまた命中。
スナイパーライフル程の射程距離がある武器が無い。
よってここからの射撃によって、敵陣営は掻き乱される。
相手側に、俺の戦闘スタイルの変化は知られていない。
二丁拳銃を使っていた頃の俺の戦闘スタイルしか知らないはず。
タハト「さて、行ってくるわ。ニルヴァーナ、君はここで蒼い炎の槍をぶっぱなしてやれ!」
タハト「了解致しました。」
パキッ...ポキっ...
俺は指の骨を鳴らすと、人差し指、親指、中指に着けた装飾の具合を見る。
タハト「さっ、準備は万端だ。【
俺がそう唱えると、アルコーン、アイオーンがでかくなり、俺の背中に浮かぶと、俺の身体の周りを蒼い炎が包み込む。そして、アルコーンの周りを蒼い球体のエネルギーが6つ浮かんだ。
タハト「凄いな。これが
我ながら素晴らしい魔法だ。
俺は音もなく宙に浮き、敵の城塞に向かって飛んだ。
タハト「到着っと...」
フラウラ「あんたが噂に聞く
タハト「ああ。」
俺はボサボサな黒髪長髪のアマゾネスとオールバックの白髪のヒューマンに目をやり、そう答える。
タハト「そう言うあんたらは、フラウラ・カルディアと、カリタス・イフシーエスか?」
カリタス「おやおや、我々の名前をご存知とは、光栄な事です。」
フラウラ「イケメンで高身長...か。いい男じゃねぇか。本気で戦ったって壊れなさそうだ。」
2人はそういうと、カリタスは黒いリングを背中に浮かばせ、その両端に3枚ずつ、黒い菱形の結晶の翼を浮かばせる。そして、フラウラは背中に浮かばせた黄色いリングの周りをさらに小さい黄色いリングが周り、その手には黒い刀が握られていた。
タハト「おっと、星のスキル持ちか。」
俺はすぐさま戦闘体制にはいり、蒼いエネルギーの球をアルコーンの両端に3個ずつ翼のようにして浮かばせ、その蒼いエネルギーから、剣の刃の部分のようなものが出てきて、翼のようになった。
タハト「こんなのも出来んのね。すげぇなぁ...」
フラウラ「何よそ見してるんだ!?
直後、フラウラが俺に突撃をかましてきた。
もちろん、正覚 阿頼耶識でその姿は確認できてるため、対処も楽だ。
フラウラ「はぁぁぁぁあ!」
カキィィィン!
俺は左手に魔力の障壁を作り、その受けた力をそのまま右腕に通す。
タハト「死ぬなよ...『天鳳』!」
ズドオオオオオオン!
フラウラ「なっ!?」
俺がその力にさらに俺の筋力、魔力を加えて右腕から発勁を放つと、フラウラは軽く吹き飛び、剣を地面に突き刺してブレーキをした。
フラウラ「ゴハッ!?(何だあの威力...内臓が一撃で行かれた気がする...)」
カリタス「私も忘れてはいけませんよ!」
カリタスはそう言うと、大鎌を持って俺に振り下ろした。
タハト「その動きもね...視えてんだよねぇ...」
スカッ...
生憎、その魂を完全に闇に包まぬ限りは、俺に攻撃が当たることは無いのさ。
俺はその攻撃を回避し、拍手をする。
タハト「凄いねぇ、その武器と動き。思わず惚れ惚れしちゃうよ。」
カリタス「何故当たらないのです...?」
タハト「ごめんね〜、勝手に視えちゃうのよ。ほら、戦闘中って常に集中状態じゃん?」
フラウラ「見える...?どういうことだ...?ウチらがどれだけ攻撃したって当たらないってことか...?」
タハト「詳しくは言わないよ。これは都市全体に見られてるはずだしね。手の内を公開するわけには行かないのさ。」
フラウラ「だが、いずれ限界は来るはずさ!」
ズバババババババババババ!
フラウラがそう言うと、その両刃の刀から連撃を叩き込む。
俺はそれを避ける、避ける。
カリタス「私も加勢しますよ!」
カリタスもそう言うと、フラウラと挟むようにして連撃を放つが、まだまだ知覚限界には程遠い。
タハト「よっと。」
フラウラ「なっ!?飛んだだって!?」
カリタス「安心してください、
フラウラ「そうだったな...」
俺は飽きて来たので浮かび始めると、2人もその結晶を使って浮かんできた。
タハト「空中戦...いいじゃん。滾ってきたよ。」
俺はそう言うと、指の装飾に魔力を込める。
ぼっ!!
すると、指の装飾から蒼い炎の爪が伸び、リーチが伸びる。
タハト「さっ、行こうか。」
フラウラ「ウオラァァァァァァア!」
タハト「甘いね、『龍爪』!」
俺はそう言うと、接近してくるフラウラ目掛けて、魔力の爪を思い切り振り下ろす。
ボカァァァァァァァアン!
フラウラ「ガハァッ...!」
先ずは1ダウン。残るは一人か...
カリタス「行きますよ!」
タハト「うーん...君は地上の方が強かったし速かった。」
ガキィィン!
カリタス「なっ!?」
タハト「まだまだ行けるだろう?」
俺は指の装飾でそれを受けると、大鎌をはじき返す。
カリタス「流石です...Sir。では、これは如何ですか?」
カリタスがそう言うと、そのスーツの腰に付けたポーチから、無数のカードを取り出し、俺に投げつける。
タハト「あちゃー...受けたらまずいやつか。」
俺はそのカードの攻撃を避けて、避けて、避けまくると、そのカードは俺の方に戻ってきた。
タハト「うおっ!?」
シュババババババババババババババ!
そしてその無数のカードは地面に突き刺さり、ようやく停止した。
タハト「すげぇなぁ...君。そんな事もできるのか。」
カリタス「お褒めに預かり、光栄です。Sir。」
俺は素直にそう思い、賞賛すると、カリタスは英国紳士の如くお辞儀をする。
タハト「さっ、遊びもここまでかね。終わりにしようか。【
俺がそう言うと、6つのエネルギーの球から何発ものレーザーがカリタスに向けて集中的に放出される。
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
カリタス「お見事...です...Sir...」
バタッ...
タハト「威力は抑えめにしたけど...やり過ぎたかね?」
フラウラ「まだまだ...終わってねえぞ...
タハト「ん?」
フラウラ「【我が祈りに応じよ、天の理を司る光よ。混沌を穿ち、地を打ち、堕ちるは天罰の礫。降り注げ...アストラ・ラピデス】!」
フラウラが詠唱を完成させると、俺の頭上に魔力のオーブが無数に現れ、それは俺に向かって発射される。
タハト「へぇ...やるじゃん。」
俺は駆け出して、フラウラの懐に潜り込む。
フラウラ「なっ!?(やっぱ...ウチでは勝てないか...)」
タハト「君も強かったよ。楽しかったさ。」
ボカァッ!
俺は軽く殴ると、フラウラは気絶した。
イブリ『戦闘しゅうりょおおおおお!』
タハト「おっ、同時に終わったようだね。」
イブリ『予想通りと言ったところか!オラリオの外からアポロン・ファミリアに援軍がやってきたものの、勝者は、ヘスティア・ファミリア、そしてアストレア・ファミリアだーっ!』
タハト「あのアホロン...じゃなかった、アポロンのアホ面...見たかったなぁ...」
俺はそう思いながら、ベルがいるであろう崩れ落ちた城塞の中心部へ向かった。
ベル「いやぁ...油断は大敵だってはっきりしましたね。加減をしてヒュアキントスさんに潜り込まれた時はどうなるかと...」
タハト「よっこいしょ...」
ベル「あっ!義兄さん!お帰りー。」
タハト「ただいまー。」
アリーゼ「どうだった?2人のLv.6は!?」
タハト「多分...俺じゃなかったら死んでたかもっす。ベルが俺の立場なら、自動反撃でも最後の魔法や魔力を込めたカードの連射には勝てなかっただろうし、アイズやリヴェリア、レフィーヤでも互角かそれ未満だったかも。」
ライラ「エグいなぁ...やっぱりタハトは凄ェ!今度また奢らせてくれよな!」
輝夜「妖精さんも、最初の突撃は見事でしたよ。」
リュー「誰が妖精ですか!」
命「兎にも角にも、皆様、ご苦労様でした!」
ヴェルフ「今夜は宴だな!」
リリ「さっ、帰りましょうか!」
タハト「そうだね。あっ、そうそう。多分今頃、ヘスティア様がアホロン...じゃなくて、アポロンを問い詰めてホームなり財産なりを徴収しているだろうから、帰る場所あるからね。そこんとこ、よろ。」
ベル「凄いなぁ...神様...」
ヴェルフ「色んな意味でな...」
俺たちは知らなかった。
この後、ヘスティア・ファミリアにたくさんの入団希望者が来ることを。
そして、借金の発覚によりそれがほぼ消え失せるということを。
いかがでしたか?
今回も短くなってしまった...
10000文字超えたのが3か4話続いてたので感覚がバグってきましたわ...
あ、あと、アリア復活投票は次話までにします。
では、次回もお楽しみにー!
アリア復活、あり?
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ラミィくん、それはありだ。
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んなわけねぇだろ!