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さて、今回はデート回でございます。
タハト、リヴェリア、レフィーヤをくっつけたいと思ってます。
そして、アストレア・ファミリアに2人の大型新人がきます。
誰かって?
それは本編でのお楽しみです!
俺がデートするのは間違っている
タハト「ファ〜...よく寝た。」
昨日は激しい戦闘だった為に、今日はダンジョンに潜るのを控える事にした俺は、王冠のラフ画に『おーさま』と描かれた黒いタンクトップの上に、白いパーカーを羽織り、黒いカーゴパンツを履いた。
そして前世でも愛用していた、ナ○キのエア・マ○クスのスニーカーを模した靴を着用し、俺は部屋を出た。
タハト「んあ〜...ダンジョンに潜らないと決めたはいいけど、いざ休みとなると何もすることが無いなぁ。」
サングラスでも作って遊ぼうかなぁ...
俺は料理して作ったコーラ味のロリポップを舐めながらソファでゆっくりしていた。
タハト「うーん.....よし。寝よう。」
俺はホームの床に仰向けになり、暫くの間、寝た。
やる事が無い時は寝るに限る。俺の前世からの教訓(?)だ。
まあ、寝てるだけってのも悪いし、俺の前世を語ろうと思うよ。
まあ、正直に言って、俺の前世はいいものとはいえない物だった。
俺の運動神経や学力、そして美術センスとかが、
その嫉妬した奴らが結託して、中一の時から俺をリンチにしたって訳。
最初の3年こそ、気合と力で耐えはした。
したんだけども、俺のメンタルの方が先に限界を迎えた。
できるだけ、
高校1年の5月からは見事に不登校になったって訳だ。
こっちに来て理解したことなんだが、なんだかんだで神々よりも人間の悪意の方が100倍は凄いって事を知ったよ。
そんな俺でも、心の支えがあった。
家族で、ネットの友達とやるゲームだ。
FPSからRPG、様々なゲームを楽しんださ。
その日々は非常に快適だったと思う。
学校に行けば俺の学年全員から迫害される様な日々とは大違い。
俺はモソエナやブルーブルなどのエナドリをガブ飲みし、四六時中ゲームする日々だった。
勿論、健康の為にも運動はするし、家族とも外出した。
親父が偶に投げかけてくる、『学校、行けそうか?』は俺の心を揺らがしたし、何度も泣きそうになった。
なんでこうも、俺の家族は優しいのかなって。
でも、もちろん不安もあったよ。
俺の所為で姉貴まで虐めを受けていたらどうしよう...とか。
外に出て同級生がいたらどうしようとか。
そんなくだらない想像ばっかしてた。
でも、何時も姉貴は元気に学校から帰ってくるし、痣とか傷も無かった。
傷付いたのは、俺だけで済んだのだ。
そんなこんなで、不登校高校生活も2年と半年が経過し、17歳になった秋。
俺の人生は、あってはならない形で幕を閉じてしまった。
姉貴を守れたことに後悔は無い。
俺の前世の後悔は、まずは心配をかけて死んでしまったこと、誰かを照らして、共に生きることが出来なかったこと、そして、ろくにさよならも言えずにみんなの元を去ってしまったこと。
でも、俺は第2の人生を貰った。
それでも、姉貴や母さん、そして親父にサヨナラを言えなかった事実は消えないし、
本当に申し訳ない。
もう17年も、前の事だが、今でも鮮明に覚えている。
親父が俺を羽交い締めにしながら見せる豪快な笑顔、姉貴がそれを見て爆笑するその姿、そして母さんが見せる心配してくれたあの顔。
どれも俺の頭に焼き付いて離れない。
まあこんな感じ。
話をし終えたので、俺は一先ず起きる事にした。
結構寝たと思うしね。
アリーゼ「...ハト...タハト!」
タハト「ん?ああ、アリーゼさんか...どうしたんすか?」
アリーゼ「どうしたの、タハト?朝起きてここに来たら、泣きながら寝てるんだもの。」
タハト「えっ?...あぁ、すみません、考え事をしてたら...」
アリーゼ「何か辛いことがあれば言ってね?力になるから...」
ああ...何度も聞いた言葉だ。
俺はアリーゼさんに
何気に、俺もトラウマなのかもね...あれが。
コンッ、コンッ、コンッ。
そうやってやり取りをしていると、ホームの玄関からノックが聞こえる。
タハト「俺が出ますわ。」
アリーゼ「わかったわ。」
ガチャッ
フラウラ「来ちゃったぜ♡」
カリタス「おはようございます、Sir。」
ガチャッ
タハト「よし、俺は何も見ていない、ドアの奥には誰もいなかった。フラウラ・カルディアとカリタス・イフシーエスという人物はいなかった...」
俺が見た人物は幻覚だったと、淡い期待を込めて俺は再度扉を開ける。
ガチャッ
フラウラ「うおりゃーっ!」
タハト「んなぁっ!?」
ドサッ!
カリタス「やれやれ...」
アリーゼ「えっ!?何何!?なんでタハトが押し倒されてるの!?」
リヴェリアやレフィーヤが居なくてよかった...と思った。
あの二人に見られていたら、今頃俺は切腹してサムライソウルを見せつけていた事だろう。
俺は押し倒され、フラウラの豊満な2つを背中に押し当てられた。
社会的に死ぬって。
アストレア「何の音!?って...タハト?」
タハト「アストレア様!丁度いい所に!この人退かしてください!助けてー!」
暫くして。
俺はフラウラをなんとかして退かし、俺は皆の前で正座をした。
アストレア「よし...この人達は誰なの?」
タハト「昨日の
カリタス「申し遅れました、私はカリタス・イフシーエスと申します。元アレス・ファミリア所属、今は抜け出してここに来た次第であります。」
フラウラ「ウチは元カーリー・ファミリア所属、フラウラ・カルディアだ!未来のタハトの嫁だ♡」
タハト「ごめん、君を嫁にとった覚えは無いよ...」
フラウラ「そんな〜...」
曰く、今は
フラウラがなんで俺の嫁を名乗ってるのかは知らんよ。
アストレア「それで、何故貴方たちはここに来たのかしら?」
カリタス「私は、
フラウラ「ウチは、タハトと一緒にダンジョンに潜りたいから来たぜ♡」
タハト「なんで君は俺の腕から離れないんだ?」
フラウラ「ん?惚れた男を離さないのは女として当たり前だろ?」
悪気無く言ってるのが何とも...
アリーゼ「じゃあ聞くけれど、貴方たちの正義って?」
カリタス「私の正義とは、タハト様の道行く先を邪魔する者を排除し、タハト様を支えることでございます。我が身を賭すのは当然。Sirが進むと決めた道を進めるのなら、毒だって飲みましょう。」
カリタスは40後半か50前半くらいのおっちゃんだ...貫禄がすごいことになってる。かっこよすぎだろ。イケおじは世界を救うんやね。
フラウラ「ウチにとっての正義は、誰か大切な
フラウラもカッコいいこと言うやん...いいね。
アストレア「聞いた感じだと入れてもいいと思うんだけど、どうかしら?」
アリーゼ「私も、2人の正義には感心したし、いいと思うわ!」
タハト「俺も、入れていいと思う。気合いも凄いしね...」
正直、フラウラが入ったら俺の貞操が危ない...けど、俺の事情でどうこう言ってられないし、ファミリアの為ならと、俺達は2人の入団を許可した。歓迎会でも開くのかね。
こうして、アストレア・ファミリアに2人の大型新人が入団した。
1人は貫禄溢れる執事、もう1人は俺に異様に懐いたアマゾネス...
カリタスは俺の心意気に深い敬意を払ってくれたらしいけど、フラウラの来た理由が怖すぎる。
寝てたら普通に夜這いとかされそうで怖い。
俺がそうやって一人でビビっていると、アリーゼさんの声が聞こえた。
アリーゼ「タハト、そういえば貴方宛に手紙が来てたわよ。それも、かなり高貴な人から。」
タハト「あ、マジすか。え〜...誰だろう。」
俺はアリーゼさんから手紙を受け取ると、送り手の名前を見て内心喜んだ。
リヴェリアから手紙が来たのだ。
タハト「へへっ、まさかあっちから手紙が送られてくるなんてね...」
俺は手紙を開けると、その内容に心拍数が爆増した。
タハト「買い物に行こう...だと...!?」
リヴェリアとレフィーヤからの外出の誘いだった。
前世で数少ない友人の1人はこう言った...『好きな子から来るメール程嬉しいものはない!』と。
今ならその気持ちがよくわかる気がする。
タハト「今日は早めに寝て...明日の散歩に備えなきゃだ...」
フラウラ「タハト、どうした?そんなにワクワクした表情を浮かべて。」
タハト「ん?いいや、何でもないよ。」
何でもない訳無いだろ!?
好きな人からの手紙だぞ!?
喜ばないわけがない無いだろ!?
フラウラ「明日はちょっと尾行するかぁ...」
タハト「なんか言った?」
フラウラ「いいや、何も?」
タハト「よし、風呂入ってくる。」
フラウラ「はーい。」
とりあえず、明日までやる事が無いので、とりあえず俺は風呂に入ることにした。
ジャーっ...
魔石製品のシャワーが水を出し、俺の頭に水が降り注ぐ。
俺はこれによって、精神の安定をしようとしていた。
そりゃそうだ。
絶賛片想い中の相手からはわざわざ外出のお誘い、そしてさっきからは一般アマゾネスが俺に豊満なπ円周率を押し付けてくるし...
俺の脳みそが壊れる。
タハト「漢たるもの...俺がエスコートしなきゃだよなぁ...」
俺は考えていた、明日のデートで何をしようかと。
生憎にも、俺は前世からモテたりとかは無かったし、なんなら友人も手で数えられる程しかいなかった。
タハト「はぁ...どうしてくれようか。」
俺がそう考え込んでいると、風呂の外からドタドタと、急いでいるような足音が聞こえた。
タハト「ん?」
バァン!
直後。
風呂のドアが勢いよく開いた。
フラウラ「よお!背中流しに来たぜ♡」
タハト「うあああああああああああ!?」
俺は余りのショックで意識を手放した.....
色々考えている時に、急に何も来ていない女性の身体は、女性耐性の少ない俺にはキツい...
フラウラ「タハト?生きてるか?」
風呂場で気絶とか生き恥過ぎるだろ。
翌日の未明。
時刻にして午前2時。
昨日の昼に気絶した俺は、なんと12時間程寝ていたらしい。
カリタス「起きましたか。」
タハト「うおおおお!?今何時!?」
カリタス「只今の時刻、午前2時でございます。」
タハト「そっか...よかったぁ...」
俺は胸を撫で下ろした。
集合時間は午前9時...あと7時間もある。
待ちきれないなぁ...
30分前には着くようにしよう。
カリタス「先ずは落ち着きましょう、紅茶でもいかがですか?Sir.」
カリタスはそういうと、ティーポットからティーカップに紅茶を注いだ。
タハト「ありがと、いい香りだね、高いっしょ?」
カリタス「最高級のダージリンでございます。」
だーじりん...?
何だそれ(?)
でも、真摯な彼がそういうくらいなのだから絶対美味いのだろう。
タハト「美味いな。淹れ方が美味かったんだろう。」
カリタス「お褒めに預かり光栄です、Sir.」
俺はカリタスと何時間も話し、気付いたら朝日が登っていた。
時刻にして午前7時半、もうそろ準備した方がいいかな。
カリタス「おや、もうこんな時間ですか。本日のスケジュールに最も適した服装を用意致します。」
タハト「え?まじで?そんなことまでしてくれんの?」
カリタス「勿論でございます。それが
彼はそう言って、テキパキと動き出すと、黒いスーツと白いシャツ、そして黒いネクタイを揃えてくれた。
まるでマフィアのような格好だ。
それにプラスして、いつもの鋭い爪の装飾を着け、今日の服装は完成。
カリタス「とてもお似合いですよ、Sir.」
タハト「へへっ、そう?」
そんな素直に褒められたら照れるやん?
アルコーンとアイオーンが余計にマフィア感を引き立たせてる気がするが、気のせいだろう。
タハト「そんじゃ、行ってくるよ。」
カリタス「行ってらっしゃいませ、Sir.」
俺はホームのドアを開け、メインストリートの北西、噴水の広場に向かった。
暫くして、噴水の広場に到着し、周りを見る。
ロマンチックな場所なんだろうが、多くのカップルがイチャついている。
.....34年もの間、彼女が出来たことない俺からしたら、いいなぁって思ってしまう。
にしても、今日は天気がいい。
雲ひとつない晴天という言葉通り、空を見上げるとあるのは青一色。
素晴らしい日だ。
そんなこんなで待機していると、リヴェリアとレフィーヤが来た。
私服だった。
俺これ傍から見たら只のマフィアやないか。
リヴェリア「おはよう、タハト。待たせたか?」
タハト「いいや、寧ろさっき来たばっかだよ。」
レフィーヤ「タハトさん、やっぱりスーツも似合いますね!」
タハト「そう?」
照れるて。
いやいや、そんなこと考えている場合かよ、俺。
ここでエスコートせずして何が漢だ。
タハト「そんじゃ、行こうか。皆揃ったしね。」
リヴェリア「ああ。」
レフィーヤ「はい!」
タハト「そうだ、買い物だっけか。何買うの?」
リヴェリア「それはだな...」
レフィーヤ「内緒です!」
内.....緒...だと!?
まあいいや。
細かいことは考えず、前進するのみ。
店主のおばちゃん「あっ、タハト君じゃないの!あら、【
タハト「デデデデデデ...デート!?///」
リヴェリア「なっ!?///」
レフィーヤ「...///」
多分そうだけど!
俺の解釈違いなら恥ずいから言ってないけどさ...
店主のおばちゃん「若々しいわねぇ...羨ましいわ。よーし、クレープサービスしちゃうわ!それも大盛りで!」
タハト「いやいやいや、大丈夫だって!金は受け取ってよ!」
店主のおばちゃん「いいのよ!遠慮せずに貰ってちょうだいな!」
おばちゃんはそう言うと、俺に大盛りのいちごチョコクレープを押付けてきた。
タハト「じゃあ受け取るよ...今度この借りは返すわ。」
店主のおばちゃん「うんうん!楽しんでね!」
レフィーヤ「いい人でしたね!」
リヴェリア「本当だな。」
タハト「あ、そうだ。1口食べる?」
レフィーヤ「え、いいんですか?」
タハト「ああ、おばちゃんが俺たちの為にくれたものだし、分け合うのが当然だと思ってね。」
リヴェリア「それじゃあ...お言葉に甘えて...」
タハト「はい、あーん。」
レフィーヤ「あ、あーん...///」
リヴェリア「...///」
可愛いなぁ...などと俺は思った。
タハト「どう?美味しい?」
リヴェリア「うん、美味いな。///」
レフィーヤ「美味しい
タハト「良かった。おばちゃんには礼を言っておかないと。」
一方その頃、アストレア様達はと言うと。
フラウラ「タハトを尾行してるのはいいものの...」
アストレア「...」
フラウラ「なんでアストレア様まで居るんだぁ?」
アストレア「だって、あの子が女の人と歩いていると、なんだかムズムズするの...」
フラウラ「あー...」
フラウラは察してしまった。
恋敵が増えることを。
そして視点は戻り、俺、タハトはアクセサリーショップに来ていた。
タハト「あっ。」
俺はふたつのネックレスに目を奪われていた。
深緑の宝石が埋め込まれたネックレスと、山吹色の宝石が埋め込まれたネックレス。
まるでリヴェリアとレフィーヤの様で、彼女達に着けたら絶対似合うだろうと思っていた。
タハト「綺麗だ.....」
レフィーヤ「タハトさん!これ、似合うと思うんですけどどうですか?...って、これは...?」
タハト「ああ、君達に似合うかなぁって。」
レフィーヤ「...///」
タハト「よし、買うよ。」
レフィーヤ「えっ?」
タハト「2人に、この2つのネックレスを買うよ。」
レフィーヤ「嬉しいんですけど.....本当にいいんですか?」
タハト「いいよ。君達の笑顔が見れるなら、金なんて惜しまない。」
レフィーヤ「うぅ...///」
いつからこんなこと言えるようになったんだ...俺。
俺達は会計を終え、店を出た。
レフィーヤからはサファイアのような宝石が埋め込まれたネックレスを、リヴェリアからは青い宝石が埋め込まれた指輪を貰った。
指輪は右手の中指に着けた。
そして、俺の予想通り、ネックレスを着けたリヴェリアとレフィーヤはとても綺麗な姿だった。
タハト「似合ってるよ、それ。」ニコッ
リヴェリア「タハトも、ネックレスと指輪、似合っているぞ。///」
レフィーヤ「カッコいいです...///」
可愛いなぁ...などと俺は再び思った。
語彙力無くなるて。
タハト「ははっ...///照れるだろ?...そうだ...そうだね...俺、3人で行きたかった場所があるんだ。今からでも、行かないか?」
2人は行ったことがないが、夕日が綺麗な場所がある。
多分、俺でなくちゃ行けない所だ。
リヴェリア「勿論だ。」ニコッ
レフィーヤ「...!」コクコク
リヴェリアは微笑み、レフィーヤは頷いた。
タハト「へへっ、そう言ってくれて嬉しいぜ。」
レフィーヤ「楽しみです!」
俺は2人を抱き抱えると、持ち前の脚力を利用し、その目的地に向かってジャンプした。
タハト「おらよっと!」
ダァァァァァァン!
リヴェリア「うわっ!?///」
レフィーヤ「え!?///」
そう、夕日が見える場所。
それは空だ。
俺は【
正直、旧ヘスティア・ファミリアのホームの前でも良かったんだけど、俺的にはこっちの方が好きだ。
俺は魔法無しじゃ飛べないが、跳ぶことは出来る。
...近い内に空版ニルヴァーナ的なのを作ろうかね。
タハト「...どうだ?綺麗じゃない?」
リヴェリア「ああ...とても...綺麗な場所だ。」
レフィーヤ「空から見る景色が...こんなに綺麗だなんて...」
タハト「いいね...やっぱり。」
親父達...元気かなぁ。
姉貴も、この世界とあっちの世界の時間の進み方が同じなら35か...いい職場、いい夫に出会えてるといいな。
全く...本当に良い世界だ...
タハト「いい日だな...」
リヴェリア「(ここでなら、言える気がする。)」
レフィーヤ「(ここで言わなきゃ、絶対に後悔するよね...)」
俺は知らなかった。
ふたりが同じことを考えているなんて。
俺は人の動きは視えても、思考までは視えない。
リヴェリア「愛している、タハト。」
レフィーヤ「大好きです、タハトさん。」
タハト「んえっ...?」
思わず、間の抜けた声を発してしまった。
リヴェリア「お前に助けてもらった、あの瞬間から。」
レフィーヤ「貴方が駆けつけてくれた、あの時から。」
俺は何を言えばいいのか分からなかった。
こういう状況が初めてで、2人の同時に告白されたらどうすればいいかなんて考えたこともなかった。
でも、俺には片方を選ぶなんて残酷な判断はできやしないし、何よりも怖い。
タハト「...俺さ...とんだチキンだからさ...2人を選ぶなんて...出来ねぇよ...」
ごめんな...勇気出して告ってくれたのにさ...こんな不甲斐ないやつで...
タハト「俺さ...怖いんだ。俺と関わった所為で、周りまで失っちまうのがさ...」
2人の気持ちは死ぬほど嬉しい。
もうこれで死んでもいいくらいに。
リヴェリア「だったら、私達がお前の勇気になろう。お前が何かに怖がっていようと、それでも私はお前を愛している。」ニコッ
レフィーヤ「私達が貴方を幸せにします。だから、幾らでも甘えてください。怖い事も、嫌な事も、全て私達が受け止めますから。」ニコッ
2人は微笑んでくれた。
こんな俺に笑顔を向けてくれた。
嫉妬の目線では無く、寛容の目を向けてくれた。
傲慢で、怠惰で、強欲な俺を許してくれた。
タハト「ごめん....本当に....」ポロポロ
俺の目からは涙が溢れていた。
俺は情けなくも、2人の胸の中で泣いた。
リヴェリア「大丈夫だ。何時までも、私はお前に胸を貸してやる。」
レフィーヤ「ふふふ、いつもはカッコいいタハトさんも、こんな一面があったんですね。...でも、そんな所も含めて、大好きです。」
俺...今、人生で最高に幸せかもしれない。
2人の胸の中で泣く俺と、それを抱いてくれているリヴェリアとレフィーヤを、沈みつつある美しい夕陽が照らした。
うああああああああ!
書くのに5日かかったあ!
恋愛分からなさすぎて、かなりむずかしかった....
アリア復活、あり?
-
ラミィくん、それはありだ。
-
んなわけねぇだろ!