今後とも何卒よろしくお願いします!
烈火と祭りと蒼炎と
ガネーシャ・ファミリアの闘技場...
そこでロキ・ファミリアのベート・ローガと俺の義弟、ベル・クラネルは睨み合っていた。Lv.1のベルとLv.5のベート。どちらが勝つかなんてすぐに分かることだ。Lv.1の冒険者はLv.2の冒険者に劣るってのは周知の事実。それがLv.5となると最早笑いを通り越して呆れられるだろう。だが、ベルは違う。アイツの力は他の誰よりも強い...それが今、ここでわかることになるだろう。
ベート「お前の兄貴、頭沸いてるんじゃねぇのか?俺とお前が戦ったところで、勝敗なんて目に見えてんだよ!」
ベートは気持ち悪い顔しながら罵倒をする。
ベル「正直、僕は貴方に勝てるか分かりません。ですが、僕は貴方みたいに人の大切な人を罵倒するような人に負けたくありません!
ベルはそう言うと、両腕の腕輪が若干大きくなり、炎を纏って回り始め、ネックレスも腕輪と同じ大きさになって炎を纏って回り、さらにそこから赤い菱形の結晶が3枚、そして橙の菱形の結晶3枚が相反する方向に回り始め、左目からは真っ赤な炎が灯る。そして、ベルは戦闘態勢に入る。その気配は、Lv.5に匹敵するほどの大きさで、見ただけで強いとわかる。
リヴェリア「何だ...?あれは?」
ガレス「ワシも長く生きてきたが...あれと同じのを見たことが無い...強いて言うならば...
アイズ「凄い...」
フィン「親指が痛いほど疼く...こんなこと初めてだ...」
みんな驚いてるが、アマゾネス姉妹は固まっている。
驚きのあまりってやつだろうか。
タハト「それでは双方...用意...ドンッ!」
俺がそう言うと、ベルは拳を突き出すと、火球がベートに向かって飛ぶ。ベルはそれを確認すると、マシンガンのように連射する。
ベート「うおっ!?」
ベートはその連射される火球を避けきれず、5発程被弾する。
ベート「あっちぃな...ふざけんじゃねぇぞ...」
ベートはそう言うと、ベルに向けて走り出す。
そしてベルに向けて蹴りを放つ。
スカッ...
ベート「は?」
それは空ぶった。
蹴ったはずのベルはそこにはいなかったのだ。
そして次の瞬間!
キュイイイイイン!ズドオオン!
ベルが頭上に現れ、強烈な蹴りを放つと同時に小さな爆発を起こす。
ベート「カハッ...」
その衝撃で、ベートは前のめりに倒れる。
そう、ベルの勝利だ。
ベル「やった!やったよ義兄さん!」
タハト「ナイスだ!ベル!さて...」
俺は、ベートの近くに飛び降り、しゃがみこむ。
タハト「俺の大切な義弟を罵った罪...どう払ってもらおうか?」
ベートに蒼の双子の銃口を突きつける。
もちろん撃つ気は無いし、単なる脅しだ。
正義のファミリアに入ってる俺がそう簡単に人殺しなんてしないさ。
リヴェリア「すまなかった!」
タハト「んあ?」
おおっ...謝罪できる人がロキ・ファミリアにいたのか...
俺が恨んでたのがアホみたいじゃないか。
タハト「その言葉が父さん達にもきかせられたら良かったんだけどなぁ...」
俺は蒼の双子をホルスターに納める。
かなりスッキリした。父さんたちにこのことを伝えたら喜ぶかもなぁ。
フィン「僕からも謝罪させて欲しい...ほんとうに申し訳ない。うちの団員が...」
ベル「いや、悪いのはこの人なので。僕も死にかけはしましたが、そのおかげで僕は強くなれましたので。もう大丈夫ですよ。」
ベルは笑ってそう言う。
タハト「俺としても、君たちには父さんや母さんを追放されたって恨みがあったけど謝ってくれるならそれ以上責めたりはしないよ。」ニッコリ
俺は笑ってそう返す。
ガネーシャ「ロキ・ファミリア側が戦闘続行不能状態と判断したため、
ガネーシャ様はそう言って、俺達を帰してくれた。
リヴェリア「.....感謝する」
こうして俺たちは闘技場を後にした。
ベル「じゃあ僕は帰るよ。」
タハト「送ってこうか?」
ベル「いや、色々見て帰りたいから良いよ。ありがとう。」
タハト「そっか。じゃあな!」
俺はベルと別れると、ニルヴァーナを高速移動形態にし、ホームへ戻った。
ガチャッ
タハト「ただいまー...ってみんな寝てるか。俺も風呂入ってとっとと寝るか...」
明日は確か...
ハプニングとかが起きてくれなければ俺も楽しめるんだがなぁ...
俺は腕と脚のシリウス装備を外し、ロングコートを脱ぎ、さらに服とズボン、そして下着を脱ぐというアホほどめんどい工程を終え、風呂に入った。ちなみにニルヴァーナにはメンテナンスセンター的な小屋を建ててやることにした。流石に野ざらしは可哀想すぎるしな。
ーーーーーーーーーーーーー
翌日。
俺は朝早くに起床し、俺より後に起きるみんなの為に料理を作って置いておいた。とっとと飯を食って、祭りを見に行きたいからね。
俺はロングコートを着てその上に腕のシリウス装備を着用し、ズボンの上から脚のシリウス装備を付けて、外出した。
ちなみに態々装備着けて外出する理由は何かあった時に対応するため。
タハト「おはよう、ニルヴァーナ。今日もいい天気だな。」
俺は寝ている体勢になっているニルヴァーナに挨拶をすると、ニルヴァーナは機嫌良さそうに鼻を鳴らして立ち上がる。俺はニルヴァーナに跨り、大通りをめざした。
暫く回っていると、闘技場が見えてきた。
タハト「闘技場、結局壊れなかったよなぁ。ベルのあの火球、破壊力無いのか。環境にいいなぁ。」
強いて言うなら床に凹みを入れた程度。責任取って俺が治したし、ロキ・ファミリア側にも罰金は無し。
俺に感謝して欲しい...とは言わない。
正義の眷属を名乗る者として、そんなゴミみたいなことは口に出すつもりはない。
...てか、周りの視線が痛すぎるんだが。
今気づいたわ、周りに馬乗ってるやつ一人もいないということ。
気まず。
冒険者A「あの馬...かっこいいな。」
冒険者B「何処で育ったんだろうか...」
俺はニルヴァーナから降り、俺に着いてくるように言うと、ニルヴァーナは鼻を鳴らし、テクテク歩いてくる。可愛いなぁ...
そう思って歩いていると、ベルとヘスティア様を見つけた。デート中かな?
邪魔はしないさ。
俺はニルヴァーナを連れて、闘技場の周りの屋台を回っていると、前世の大好物だったクレープが売っていた。
タハト「すみません!チョコクレープひとつ!」
アズール「はーい!...ってタハト君じゃないですか!」
タハト「アズールさん!?ミアハ・ファミリアで働いてるんじゃ...」
アズール「お金が無いのでここで働いてるんです...」
タハト「あーね。」
冒険者になろうにも力が無くなっちまったからなぁ...」
アズール「こちらクレープです!」
タハト「ありがとう。んじゃまた!」
アズール「では!ニルヴァーナも元気でね!」
そう言って俺らは別れ、適当な所で休憩をとることにした。
ちなみに、一応ニルヴァーナには食事ができる機能がついている。それが燃料補給もできて色々便利。まあ軽い食事でひと月はもつらしいんだけど。
タハト「ニルヴァーナ、食うか?」
俺がニルヴァーナにクレープを差し出すと、軽く齧る。
ニルヴァーナ「フルル!」
ニルヴァーナは美味しそうに食べ、喜ぶように鼻を鳴らす。
犬みたいで可愛いなぁ。
そう思い、ゆっくりしていると、爆発音が足元に響く。
市民「モンスターだぁ!」
タハト「は?」
声のするほうを見ると、頭にベルの結晶3枚とリングを黄色に輝かせたものを浮かせたミノタウロスが暴れていた。
これモンスターにも発現するの!?
しかも神々しい大剣みたいなものを持っているし...俺が行かねば。
タハト「ニルヴァーナ!高速移動形態だ!行くぞ!」
ニルヴァーナ「ヒヒィィィィィィン!」
ニルヴァーナは機械音の混じった嘶きをあげると、高速移動形態に変形した。俺はそれに乗り、スロットルを全開にしてそのミノタウロスの元へ向かった。少しでも被害者を減らさねば...!
ーーーーーーーーーーーーーーー
リヴェリア「終末の前触れよ、白き雪よ。黄昏を前に風を...ガハッ!?」
俺が来た頃には地獄が広がっていた。
市民は死に絶え、
ブォォォォォォォォン!バキぃぃぃぃ!
ウィリーをしながらミノタウロスの身体に前輪がぶつかると、ミノタウロスは吹き飛ぶ。
タハト「もう大丈夫だ!安心していい!」
リヴェリア「貴公は...ゴフッ...
レフィーヤ「よかった...」
タハト「間に合った...とは言えないが、生存者がいて良かった。ここからは俺に任せてくれ。」
俺はそう言うと、アルコーン、アイオーンを出し、通常の背中に浮かせた状態にして拳を構える。
タハト「来いよ...!全力を持って相手してやる!」
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオ!」
俺が挑発すると、ミノタウロスは全力で走ってきた。
タハト「オラッ!」
ズドオオオオオオオオオオン!
俺はそいつの勢いを利用し、背負い投げをぶちかます。
タハト「どうした?そんなもんか?俺の愛する町の住民を傷つけた罪はそんなもんじゃ払いきれねえぞ?ほら。立て。」
俺がそういうと、ミノタウロスは剣をついて立ち上がり、縦に振り上げる。
スパッ!
タハト「掠ったか...」
口横に傷を受けちまった。
そろそろ真面目にやらねえとマズイな。
俺はホルスターから蒼の双子を抜き取り、ついでに腕と脚に魔力を込める。
タハト「
ズバァンッ!ズバァンッ!
俺が魔法を使うと、蒼い雷のビームがミノタウロス向けて放たれる。最初の2弾は着弾したものの、その他は全て避けられる。
タハト「クソっ...こいつあの黒いのより強いな...面白いじゃん?」
俺は前傾姿勢になり、ミノタウロス向けて走り出す。その途中で、ちゃんと蒼の双子を撃ち、ミノタウロスに攻撃する暇を与えない。
リヴェリア「す...凄まじいな...アレが
レフィーヤ「格好良い...!」
ミノタウロス「ブモオァァァァァァァ!」
俺が走り回りながら攻撃していると、ミノタウロスは剣を空に突き上げ、叫ぶ。すると、空から俺に向かって金色のビーム?みたいなのが放たれる。
ギュイイイィィィィィィイン!
タハト「うおっと!危ない危ない。こんな攻撃できるとは...お見事お見事。」
ミノタウロス「フーッ...フーッ...」
ミノタウロスはこちらを見ながら、無数の大剣を召喚し、俺に飛ばす。
しかし、俺はそれを全て避ける。
タハト「とっとと終わらそうぜ。」
俺は、蒼の双子をホルスターに戻し、拳と脚にさらに魔力を込める。
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオオア!」
ミノタウロスは剣を捨てその自身のフィジカルをフル活用して突進を決め込む。俺はそれをあえて避け無かった。
リヴェリア「
だが、それは当たらなかった。
そしてそこに俺は居ない。何故なら...
タハト「そろそろねんねしな!」
ドカァァァァァン!
ミノタウロス「モオオオオオオオオオオ!」
俺は自動的にそいつの頭上に移動したからだ。
そして俺は頭上から思いっきり蹴りを放つと、ミノタウロスの体は地面にぶつかり、さらに蒼い炎に身体を包まれた。
ミノタウロスはもがき、火を消そうとするがそれは消えない。
タハト「サヨナラだ。」
俺は蒼の双子の片方を抜き取り、そいつの頭にぶち込む。
すると、そいつはすぐに動かなくなり、金色に輝く魔石と、黄色い星?がドロップし、投げ捨てた大剣もそのまま残る。
タハト「一体なんだったんだこいつ。...ところで大丈夫そうか?」
リヴェリア「あ、ああ。何とか。助けて貰って、本当に感謝する。」
レフィーヤ「ありがとうございました!」
タハト「治療する。動かないでくれ。」
俺は指先から炎を出すと、それで彼女達を包み込む。
リヴェリア「これは...?」
タハト「俺のスキルだ。こいつは服に引火しない、命がまだ残ってる仲間なら腕をはやすのなんてお手もの。」
ティオナ「何から何まで本当にありがとう...」
ティオネ「感謝するわ...」
俺は治療を終えると、ドロップアイテムである黄色い星、金色の魔石、そして白い刀身に金色の装飾、そして黒い持ち手を持つ大剣を拾う。
タハト「いい感じの重さだな...しっくりくる。」
俺は大剣を見るとそういう。
するとその大剣は白かった刀身は黒くなり、金色の装飾は銀色に変化した。
リヴェリア「色が変わった?」
何でだろうな。
アズールさんの時も、これも。
俺がリングを持つ人やモンスターから貰ったりしたものは大体は黒、蒼、偶に銀などの色に変化する。アルコーン、アイオーンもそうだし、ニルヴァーナもそうだ。なんでだろうか?
いや、そんな事考えたって無駄だ。
タハト「ありがたく頂戴しとこうか。使う機会はあんまし無いかもなぁ」
俺がそういうと、黄色い星は俺の中に入って行った。
タハト「なんだなんだ?」
リヴェリア「入って行った...?」
うーん...わからん。
何もかもわからん。なんで俺の中に入って行ったんだぁ...?
タハト「あーあ、折角の祭りが台無しだぁ...でも、人を守れてよかった。」
リヴェリア「先程は本当に助かった...」
レフィーヤ「本当にありがとうございます!」
ティオナ「ありがとね!」
ティオネ「感謝するわ。」
ちょっと照れくさくなってきたなぁ。
タハト「いいよいいよ。困った時はお互い様だ。」
俺はそう言うと、手を振ってニルヴァーナに乗ってまた街を回ろうとしたが、モンスターによる混乱でそれどころじゃ無くなって普通に帰った。
タハト「アストレア様〜!ステイタスの更新、お願いします!」
アストレア「あらあら、一昨日あんなに落ち込んだばっかりなのにもう更新するの?」
タハト「今日は強敵をシバいてきたので!」
俺がそういうと、俺はソファに横になり、アストレア様にステイタスを更新してもらう。
アストレア「新しいスキルが発現してるし...レベルも上がってる!」
タハト「どれどれ...?」
タハト・アクスリアン
Lv.6
力:SSS1111
耐久:SS1011
器用:SSS1131
敏捷:SSS1134
魔力:SSS1150
魔法:
・速攻魔法
・蒼い火球を複数放つ。着弾後、破壊力は無いが威力の高い爆発を引き起こす。
・速攻魔法
・自身の手、または武器を向けた前方直線方向に蒼い雷のレーザーを複数回放つ。
・詠唱式:祖なる星よ、焼き尽くせ
・空から蒼い炎のビームを乱射する。
・速攻魔法。
・使用すると魔力量削減を貫通し8割程魔力を使用。
・自信を中心に、ドーム状のエネルギーの膜を作り出し、その範囲内に6つの黒を基調とした青黒いヒビが光るタレットを作り出し、それぞれ2本の蒼いビームを発射する。その後、プラットフォームは砕け散り、中から蒼い炎を範囲内に撒き散らして攻撃する。尚、攻撃中に敵が膜の外側に出ると蒼い炎によるダメージをうける。
スキル:
・全能力に超高補正
・限界突破
・魔法の使用による魔力使用量激減
・魔法のスロットを3から6に増やす
・攻撃を当てると最大20回までチャージ
・チャージ5回時に攻撃を当てられると、自動的に敵の頭上へテレポートし、蹴り、または殴打によってダメージを与えると共に、蒼い炎で追加ダメージ。
・チャージ10回時に魔法を使用すると火力に高補正。
・
・発動すると巨体に変化し、専用の戦闘区域フィールドを作り出す
・2つの輪リングを生み出す
・輪の大きさの操作
・機敏と器用に超高補正
・輪から魔法を放てる
・輪からの魔法は火力に少し補正。
・武器を召喚可能
・武器は自分の力によって強くなる
・
・発動すると自分が見える範囲内の好きな場所へ移動可能
・元いた場所には蒼い火が1秒残存する。
・常に敏捷と器用に超高補正
・仲間と認識している者に蒼い火を当てると治療が可能
・全アビリティに超高補正
・不老(肉体年齢の操作が可能、初期値17歳)
・状態異常無効
・物を亜空間に収納出来る
タハト「うおおおおおおおおおおおお!超絶欲しかった物来たァァァァァァ!」
アストレア「凄いスキルね...物を収納出来るスキルなんて聞いたこと無いわ。」
タハト「コレで無限にダンジョンに潜れるぜ...カーッカッカッカッカッカッカッ!」
俺は大声で笑い、ウッキウキで風呂に入った。
とりあえず、タハトのヒロインは最初にリヴェリア、レフィーヤにしとこうと思います。ちなみに、言ってなかったのですが、タハトのスキルの元ネタはARCHONとVenator、ボスキャラのMechanical Axurian Seraphim、ベルのスキル元ネタはERALF、そして今回のミノタウロスが使ってた奴の元ネタはDIVINITYとなっております。詳しくはStar glitcher-revitalizedのwikiがあるので、興味があれば調べてみてください!
タハトの近接攻撃手段
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短剣
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長剣
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槍
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斧
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ショットガン
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鍛え抜かれた格闘技術
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ナイフ