レイヴン、コーラルリリースで別世界にすっ飛ばされる。 作:岡村優
「レイヴン、敵のエース機と思われる機体3機がこちらに向かってきます。」
「一番近いのは?」
当然の如くハッキングして敵機の情報を手に入れてきたエアにより機体性能は丸裸同然であった。
「砲戦仕様のカラミティです。」
「ふーん…ラスティ。」
「どうした戦友?」
「敵のエース機みたいなのと戯れてきていい?」
「構わないが…いや、私も行こう。」
「じゃあ背中任せた。」
「了解だ戦友。隊長殿もそれでいいか?」
「地球軍の新型かぁ!?こっちは旧式だぞ!?まあそんな事はどうでもいいんだがな。よっしゃあ。いっちょやってやりますかぁ。」
「では戦友。前は任せた。」
「了解。不言実行を見せてあげる。」
言うが否や、カラミティに肉薄し、パイルバンカーを叩き込む。
「なんだ!?」
「…………」
問答無用でレーザーライフルを連射、敵に無理やり回避させる。それと同時に右肩の拡散バズーカを発射、回避させた場所に砲弾を叩き込み、体勢を崩させ、フルチャージさせたパイルバンカーを右肩関節部に叩き込み破壊する。さらにアサルトアーマーを起動、カラミティの胸部砲を破壊し、吹っ飛ばす。そこにラスティのプラズマミサイルが直撃、プラズマの力場により敵のシステムをダウンさせる。俗に言うスタッガーである。そこにさらにダメ押しと左腕をレーザーハンドガン5連射で破壊する。
「何やってんだばーか!」
「クッソぉぉ!!」
止めを刺さずに、レイダーに肉薄。ブーストキックを叩き込む。
「なんだか知らないが!テメエも滅殺!」
鉄球を飛ばしてくるがそれをブーストで回避し鉄球のワイヤー部分を左手で持ちレイダーごと振り回しフォビドゥンに直撃させる。
「な!?」
「レイヴン…容赦ないですね…」
エアの物言いに少しムッとしながらもレーザーライフルでレイダーの頭部を破壊、さらにフォビドゥンに肉薄し、蹴り飛ばす、そこにスティールヘイズ・オルトゥスがレーザースライサーでゲシュマイディッヒ・パンツァーを2つとも破壊。からの至近距離からのプラズマミサイルにより砲熕兵器を全て破壊する。
「あいつっ!?」
そんな3機を横目に敵艦隊にナイトフォール改が敵艦隊にただ突貫する。
「敵機!物凄い勢いで急速接近中!」
「撃ち落とせ!」
ミサイルやら砲弾やらが大量に殺到するが、ルビコンで名を馳せたレイヴンに当たるはずもなく全てクイックブーストで避けらられあるいは撃墜される。
「速すぎて落とせません!」
「なんだと!?」
そんな事はどこ吹く風なレイヴンは呑気にエアとおしゃべりしていた。
「じゃあ、エア、こういう時にどう言えばいいかわかんないから敵に撤退促して」
「分かりました」
ナイトフォール改は敵艦の艦橋にレーザーライフルを向ける。
「敵艦隊に告ぐ、今すぐに撤退しなければ、艦隊丸ごと全滅します。どうされますか?」
「くっぅぅぅぅ………」
「アズラエル理事、ここは撤退したほうがよろしいかと…あの機体がいる限り多勢に無勢です…」
流石にこの状況ではアズラエルも万事休す…
「仕方ない…一時撤退だ!」
撤退信号が送られすぐに艦隊はUターンし、全機収容後撤退した。
「ん?」
「どうしましたレイヴン?」
「なんかいる」
ナイトフォール改がいきなり赤い機体に急接近する。
「あの機体はX09Aジャスティスです。」
「そこの機体、貴方は何しに来たの?見てるだけだと面白くないでしょ?私と遊ぶ?」
「こちらザフト軍特務隊アスラン・ザラだ。君と遊んで勝てる見込みはない事は承知している。こちらに交戦の意思はない。」
レイヴンは不服そうな顔をする
「………ケチ…」
「ケチ!?君は戦闘狂か何かか…?」
流石にアスランもドン引きである。
「レイヴン、あちらは名乗ったのですからこちらも名乗らないと。」
「そうだった。…ごめん名乗るの忘れてた。私はC4-621独立傭兵レイヴン。」
「………独立傭兵?」
「まあいろいろあって…ね?」
「なるほど詳しくは聞かないほうがよさそうだな?」
「たすかる」