E 's Il Nome Della   作:ピュゼロ

9 / 10
 ――この銃の引き金を引くために、私には耳障りの良い言い訳が必要なんです。

BGM “Girlfriend” by Avril Lavigne


番外:鈴仙ちゃんは二度死ぬ

 一、

 

 どうしても、片方の耳がうすっぺらの枕の下になってしまっているような気がして、鈴仙は何度も身じろぎをした。

 しんと静まり返った病室の中で、やっとこさ具合のいいところに耳を落ち着けたと思っても、しばらくじっと瞼の裏側の虚空を見つめていると、漠々とした違和感がむくむくむくむく膨らんでくる。

 もちろん鈴仙はけがの回復を待っていて指の一本も満足に動かせない。

 それも一因になっているのかもしれなかった。

 

 彼女の上司である永琳は、おつかい(蓬莱の人の頭をカチ割って逃走した犯人を捕まえる事)を果たせず、やられて戻ってきた姫のペットにあまりいい顔をしなかった。

 必要上の治療だけを施したのち、ベッドの上に鈴仙を放り出してそれでおしまいだ。「首のすわるまで」一晩大人しくしているように、とだけ言い残していった。そのあんまりな扱いに、鈴仙の口から月にいた頃使っていた罵倒や悪態が山ほど出かかったが、聞かれたらコトであるので内心でこっそりとつぶやくに止めた。

 同居人のてゐが嫌がらせに、顔へ真っ白い布を被せていったので、彼女の無敵の能力もいまいち力の振るいどころがなかった。

 長い耳をひたり、ひたり、頭から四方へ伸ばしても、横たえさせられた寝台のその狭さが把握できただけだ。

 これでは暇で暇で仕方がない。

 退屈をつぶすために、頭の中で知り合いと知り合いを挨拶させて、こいつらは相性が良さそうだとか、こっちは会ったとたんに殺し合いを始めそうだとか考えていたが、それもすぐに飽きてやめてしまった。

 ……そんな頃合いである。

 なんの前触れもなしにいきなりがらりと扉が開いたのだ。

 鈴仙はびっくりしてそちらに首を向けた。

 

「……」

「……し、師匠?」

 鈴仙が震える声で一度ぽつりと誰何して、誰も答えてくれずにそれっきり、沈黙が大きく手を広げて圧し掛かってきた。

 知らず知らず、耳がわずかに「くの字」に曲がっていた。なぜなら、最強の鈴仙の能力にも例外というものがあって、その盲点とでも呼ぶべきものがまさに目の前にいたからだった。

 たぶん。永琳さまか、姫さまよ……あの二人にも、あんまり効かないし。

 そうでなかったなら……おそらく、鈴仙はここで腹筋ぼこぼこにされてしまうだろう。……相手が永琳の場合でも、最悪の結末を考えると、あり得る事ではあった。

 そうやって鈴仙が、想像と警戒と、ありもしない苦痛の想起によってぶるぶるぶるぶると震えていると、どこか躊躇うような気配ののちに、ややあってから声がした。

 中空に垂らされた水の一滴のような、快晴の空のまなざしのようなその声は、鈴仙が聞いた事のあるものだった。

「おはようございます」

「お、おはようございます……。……えっ?」

 その声に、聞き覚えはあった。しかし。

 鈴仙の脳裏では最悪の結末が意地の悪そうな妖怪の姿をして、師匠と肩を組んで鈴仙の事をげらげらとあざ笑うのが見えた。二人して、指で下品なしぐさをしたり、「負けて死ね」という意味の書かれたプラカード(おそらく師匠の仕事用の医療カルテ)を振り回していた。

「月の兎(せんし)よ。けがをされたと聞きました。今日は、そのお見舞いに来ました」

「……純狐さん、ですよね?」

 思わず鈴仙がそう尋ね返すと、純狐と呼ばれたその人は、にっこりとした笑みでにうんうんと頷いた。

 それだけで、怖気の走るような力が部屋中に溢れだし、渦巻き始めるのだ。

 それは先だってのかの異変の折に彼女と対峙した際、真の意味での古い力、神霊である彼女がぶつけてきたものとまったく同一だった。

 そしてその時に、投げつけられた言葉たちも、ありありと思い出せる。

 

「だが、不倶戴天の敵、嫦娥(じょうが)よ

見ているか?

お前が出てくるまで

こいつをいたぶり続けよう!」

「お前に良心の呵責というものがわずかにでも残っているのなら、大人しく観念しろ!

さもなくば嫦娥よ、聞け!

こいつの生皮をはがし、おもてに塩と香辛料を擦り込み、風通しの良い日かげで適度に寝かせ、熟成をみ計らい、からだのいたるところが裂けて血の吹き出すまで転がしてやろう!」

「口だけではないかと疑っているのか?

私は本気だ!

見よ! このうさぎの、臆病そうなくせして妙に増上慢な表情を! 見ているだけでついつい苛めたくなるさまを!

私の怒りは混じりけがないぞ!」

「そして見せよ!

こいつが生きて帰られなくなるか、さもなくば腹筋ぼこぼこにされた上で帰れなくなるか

二つの道を前にして、お前が選ぶものを。お前の答えを待とう!

このうさぎの極限の状態を前にして、お前の純粋なところが露わになる

どちらにしろ、穢れたるこいつの行く末など決まりきっているがな!」

 

 鈴仙の耳はしわしわになった。

 純狐はそれにまったく気づいた様子もなかった。覚えてくれていて嬉しいです。そういって、両の腕を広げて伸ばし、彼女を掻き抱こうと待ち構えた。

 その光景が見えていない鈴仙は、ぎこちなく笑おうとして失敗し、指の先になんだかぴりぴりとしたものが走り、その耳は見る間にしわしわになった。

「お見舞いって……どうしてまた、そんな」

「いけませんか?」

「あの……いえ、お気持ちは素直に嬉しいのですが……」

 ずっとずっと、大きく腕を広げて待ち構えているのに、鈴仙が飛び込んでこないため、純狐は不思議そうな顔をして腕をおろした。

「はて――その顔。どうしたのです? けがをしたのは違うところだと聞きましたが。幻想郷(ここ)では病人にそのような事をするのですか?」

「ああ、これは……てゐが。いえ、同居人なんですが……悪戯で。……えーと、とにかく」

 鈴仙は言葉につっかえた。詳しい説明が(とくに相手が純狐であるので余計に)億劫になった。

 それに、目隠しをされたまま人と話すのも、なんだか変な感じがしていたのだ。

 だから鈴仙は言ってしまった。

 野に生きる兎は、ずる賢さでは狐に及ばず、牙も爪の鋭さもなく、駆ける脚でも到底勝てない。だから彼女らにできるのは、わずかでも早く先に相手を察して、「追いかけるのは面倒だな」と相手が思うのを祈りながら、逃げる事だというのに……鈴仙はそれを忘れていた。

 それを彼女はすぐさま思い知る事になった。

「あの、良かったらですけど……この、目の布を取ってもらえたら嬉しいんですが……」

 そういう事を言ってしまったのだ。

 

「いいのですね?」

 

 ぴったりと。

 鈴仙と純狐の、頬と頬がくっついた。

 

「そうね。やっぱり鈴仙ちゃんもそう思うわね」

「??? ……???」

「ほんとはね、先にお薬屋さんにね、手をふれてはダメだって言われていたの。大事だものね? 今日のところはね。ほんの少し、あいさつをするだけ。もし万が一、何かあったら困りますからね」

「……! ……!」

「でもやっぱり。お話しするには、目と目を合わせて、手で撫ぜたりしなければいけないわ。こんなふうにほっぺたの柔らかさを感じたり、指を握り合ったりね。仲良くお話しするためにはね」

「……!! ……!!」

「大丈夫よ。大丈夫。落ち着いて。貴方はあの日見た時からずっと、強いわ。ずっと、ずっとね。すこしの夾雑物も、地上で暮らすものの愛嬌のようなものでしょう。貴方は大丈夫です。すこし、疲れているのですね。私はそれを知っている。いまはただ、ほんのすこし、疲れているだけ」

「……!!! ……!!!」

「ああ、暖かい。やわらかい。あの子を思い出す。すてきですね。毛が生えてふさふさしていて、こんなにも可愛らしいのに、これも確かに貴方の一部分なのですね。まるで違うのに、なんだか懐かしい。ぬくもりが。暖かいです。ねえ。あの子があの子じゃなかったら、私、鈴仙のような娘がほしかったわ。そうでなくとも、あの子と鈴仙が一緒になってくれたなら、きっととてもすばらしいわ。きっと、とっても。ああ……。私の前に立ち塞がるほどにつよくて、優しい子……。おお……。おお……。ああ……ああ!」

 

「嫦娥よ!!」

 

 間一髪で――鈴仙は、片方の耳を頬と頬の間に挟みこみ、ぎりぎりのところで彼女の接触を防ぎ切っていた。

 でなければきっと、もっと凄い事になっていただろう。

 どうやら、純狐は鈴仙の耳をしわしわにする事に相当長けているようだった。もしも因幡てゐが見ていたならば「なかなかやるじゃないか、あいつ」と評しただろう。

 

 

 ※

 

 純狐にふれられ、鈴仙は自力で上半身を寝台に起こす事に成功した。

 おそらく、脊椎動物だから頭と背中をぐしゃぐしゃにされた後遺症で動けません、などと言っていられなくなったからだろう。

 

「そうだ。お土産があります」

 純化した想いが膨れ上がり、気の弱い兎ならば心臓がひっくり返るような力を一面にばらまき、鈴仙の耳をしわしわにした純狐は、それですっきりしたようで、けろりとした顔でそういった。激昂してトチ狂いそうになるとそうやって頭を冷静にすることにしているのかもしれない。

 鈴仙はなんだか笑みのようなものを浮かべようとしたが、顔が引き攣って失敗した。「き…気持ち悪いぜ。ダダっ子のように泣きわめいてやがる」とは、もちろん言わなかった。

「はあ……? あの、すみません、なんと」

「少しばたばたして忘れていましたね。ああ、ほら、これです」

 そういって純狐は持ち込んだ風呂敷包みから、畳まれた衣類のようなものを取り出した。

 その変なTシャツにはなんだか見覚えがあった。

 そのTシャツには、「GO TO HELL(地獄に落ちろ)」というのが殴り書きされていた。

「……」

 ふと鈴仙は、地獄の女神ヘカーティアが言った言葉を――純狐から「目の前の兎は、われわれの策を台無しにした敵である」と話を聞かされた時の、

「しょうがない

消すしか無いか」

 という言葉を思い出した。

 その冷たい目を……いたいけな兎の一匹など、なんとも思っていないような目を思い出した。

 鈴仙は耳がしわしわになった。

 ちなみに、その時鈴仙は彼女に対して、

「そうか、月で見た妖精のご主人様って

貴方の事ね

変な格好してるからすぐに判ったわ」

 と言ったのを忘れてしまっているが、それを指摘するものもいなかった。

「ヘカテーからですよ」

「……私、ヘカーティアさんを怒らせましたか」

「あら。どうして?」

「急にあの人に……本当に突然なんですけど、嫌われている気がして」

「そんな事ないわ」

 手に持って広げていたTシャツを裏返して、純狐が不思議そうにいった。

「ほら、ぜひ地獄に遊びに来てください、と書いてあります」

「そうでしょうか……」

 

 二、

 

「貴方の髪は艶々していてとっても綺麗で、わたしは好きでした。どうしたのですか?」

 

 ――どきりとする一言だった。

 純狐はお見舞いに来た患者の家族用のパイプ椅子に腰掛けて果物をしゃりしゃりと剥いていた。「お見舞いに来た」という言葉は、少なくとも彼女にとっては嘘も偽りもないようだった。

 鈴仙は「早く帰ってください! お願いします!」という念を込めた狂気の視線が「ああ、この椅子に座ればいいんですか。わざわざありがとうございます」という受け止め方をされてしまい、随分と気落ちしていた。しょうがないので、どうにかわかってもらえないかなあと考えあぐねながら、すっかりしわしわになってしまった耳を頭の前にもってきて、付け根のところから耳の先へ何度も擦っているところだった。

「……えっ?」

 振り向くと、彼女の澄み切った瞳に正面からぶつかった。

 ぱちぱち、ぱち。三度、瞬きをした。

 きらきらと光るような純狐の目を見ていて、鈴仙はそれが瞬きをまったくしない事にきづいた。

「髪って……あっ」

 後ろに手をやって、短く叫んだ。

 元々は足首にまで届かんとするほどの長さだった。それが今では、肩にほんの少しかかるぐらいまでになってしまっていた。これではさすがに一度矛を交えただけの純狐であっても、嫌でも気づくだろう。

「これは……姫さまの仕業みたいだわ」

 前からある事ではあった。一晩の間に彼女の髪はさまざまな長さに姿を変えて、自分より先に主人によっていじくられる事がある。

 言ってどうにかなる気はしないし……どうにかなる相手でもない。

「貴方はそれでいいのです?」

「私は姫さまのペットですから」

 その言葉に、純狐は小さく頷いた。

 そうですか。

 しゃりしゃりと止めていた手を再び動かした。すももとりんごである。どちらも小さく食べやすく切り分けられていた。

「食べられるかしら」

「……ありがとうございます」

 それっきり沈黙が二人の間を通り抜けていった。しばらく、鈴仙のたてるしゃくしゃくという音だけがしていた。

 それは鈴仙にとって別に悪い感じはしなかった。

「好きなものはありますか」

「……なんですか、急に」

「ヘカテーが、こんな時にはそういったものを聞くものだと言っていました」

「あー……ヘカーティアさんですか。いえ、特には……」

「そうですか」

 そういって純狐は頷いた。にこにこと笑顔だ。何をしてなくとも楽しい、彼女に手を焼かされているだけで嬉しい、そういう感じだ。

 そのまなざし。透き通っている。

 鈴仙はうつむき気味で、視線こそ外していたが、確かにそれを見た。

 もちろん、この世で鈴仙以上に視線に敏感な兎もいないのだった。

 頬に突き刺さってくる、自分の胸内を丸裸にしてどこまでも赤裸々に見透かさんとするそれは、彼女が今まで我が身の事として体験した覚えはなかったけれど、どこか懐かしささえあった。

 もちろんそれは、あらゆる生命の上に歴然としてそびえる一つの事実なのだ。

 鈴仙の知らないそのまなざしは、母親という生き物の持つものである。

「え、ええっと……」

 鈴仙は、急に気恥ずかしくなった。

 好きなものの一つも言えないなんて、どんなに心が貧しくて、つまらない生き方をしているヤツなんだろう。

 ……そんな気がしてきたのだ。

「でも、美味しいなって思うものは……たくさんあります。この前は姫さまが筑前煮を作ってくれて、ほらここって竹林ですから筍が採れるですけど、それで……」

「ほう。美味しかったのです?」

「はい! それに……あと、この季節は、よく裏でお芋を焼いたりします。そういう時に限って、天気は良いのに風がぴゅうぴゅう強く吹く日だったりして、待っている間にすっかり耳や指先がかじかんで冷たくなったりしますけど、その分、てゐ達とおしゃべりしてるのは嫌いじゃないですし……」

「そうですね」

「月にいた頃は寒さに震えてるなんて、無駄でしかないと思っていたのに、きっと昔よりお芋は何倍も何倍も美味しいんです」

「そうね、鈴仙ちゃん」

「あいつら(清蘭や鈴瑚の事)と話した時にはっきりと、私は地上の兎だってわかったんです。そりゃあ、久しぶりに見た月が懐かしくなかったわけじゃないけど……。自分の生まれたところ、一つのルーツですから。でも、それでも、どうしようもないくらいに、思い出すと胸が痛くなるのは……地上での暮らしの方で」

「……それはね、鈴仙ちゃん」

 美しいものばかり、楽しい事ばかりの楽園では、もちろんない。

 日々押し付けられる雑用はキツいし、永遠亭でのヒエラルキーはいっこうに上がらないし、食用兎肉の撲滅活動は難航し、まわりの連中も変なヤツばっかりだ。

 ちょっとしたサボりでもばれたらえらい事になるし、突然襲撃されて腹筋ぼこぼこにされたりするし、ちょっと過激でちょっと頭のおかしな人物はいきなり現れてくるし。

 自分では一生懸命頑張っているのに、それは無駄だ、お前は何もやってないんだと突き付けられる事もある。意地悪なヤツがいて、ただ善意のみで人に迷惑をかけるヤツもいて、嫌な事はたくさんある。

 とつぜん偉い人に「地獄に落ちますよ」と言われた事のある者が――そして言われた方の気持ちがどんなものか、はたして想像できるだろうか?

 ただもしも。

 本当に地獄に落ちる時が来たなら(もちろん鈴仙は、こんなに頑張っている自分に限ってそんな事ありえないと確信していたが……)。

 思い出すのは幻想郷なのかなと、ぼんやり考えるぐらいである。

 

 

 三、

 

 あの天に輝く太陽を射止める事など、すでに誰にもできはしない。

 全ての事象に縛られる事などなく、時間はめぐる。抗いようもなく朝日は天に昇るし、どうしたって夕日はやがて沈む。

 それを止める事は誰にもできない。

 決して。

 覆水は盆に返らない。

 無敵で最強の能力を持つ鈴仙でも、不可能な事はもちろんある。神ならぬただの兎の身で叶わぬ事は世界にごまんとあるのだ。

 

 ある日突然鈴仙を襲撃した神霊は、長い事話し込んでいた兎の姿を見て、とある感慨を抱いたようだった。

 そのために、彼女は突如として凶行に及んだ。それは鈴仙からすれば、茶屋で仕事をサボって一休みしている時にいきなり頭をカチ割られた時ぐらいの衝撃だった。

 その時彼女はどえらい表情をしていて、丁度それは、鈴仙でのルートでいう、

「月の民のその様な姿を

見たくは無かったですね」

 というような時の顔をしていた。

 

「やっやめてください! ちょ、お前、やめろってバカ!」

「怖がらなくていいのです。大丈夫、落ち着いて。大丈夫よ、大丈夫……」

 

 シーツに忍び込んでくる手を払いのけ、鈴仙は必死で抵抗した。

 しかし……この世で、無名の存在の添い寝を拒める者などいるのだろうか?

 もちろん、彼女の純化した想いは、この世で最も古き力あるものの一つである。

 いかな鈴仙の無敵の能力でも、それを妨げる事など不可能だった。

 

「大丈夫ですよ。いまはわたしがいます。さあ、ゆっくり休みなさい……」

「いやいやいやいいや! 本当にもう……!!」

「子守歌を歌ってあげましょうか?」

「いらないですって!」





しばらく会ってなかった母ちゃんに会うとなんとなく元気が出るような感じするよね。
だからきっとこれは母親といういきものだけが持っている特別な能力なんだ。
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