一般通過異世界転生者:あなた   作:ID:Am88n712

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一般的な異世界転生 青年期編 3

 

 

 ニニル(祭り)の季。

 

 その名の由来となったのは、かつてこの地方に居たという妖精だ。

 

 

 

 時節と同じニニルという名前を持っていた彼(あるいは彼女)は、キノコの傘のような頭をした四つ足の獣であり、村々を渡り行く先で活気のある賑わいを見つけると、割って入って踊ってはその身から肉を落とし、人々の腹を満たしたのだという。

 

 ニニルの肉は目を見張るほどの美味であり、かつニニル自体も人懐っこく愛嬌のある振る舞いを見せたために人々から良く愛された。人々はいつしかニニルが訪れると何もなくとも宴を始めるようになり、共に踊り、肉を食み、やがてそれは各々の村に祭りとして根付いていく事になる。

 

 だがどこにでも欲深い者はいるもので、ある時ニニルを捕らえて自分の家に閉じ込め、その肉を独り占めしようとする男が現れた。男はニニルを鎖に繋ぎ、足先に杭を打って逃げられないよう閉じ込めてしまう。

 

 これで天上の美味は自分だけの物だ。男はそうほくそえんだが、その喜びは数日と続かなかった。

 

 閉じ込められてから、ニニルはすぐさま弱り始めたのだ。体からは艶やかだった体毛がハラハラと抜け落ち、傘は萎んで細かく崩れていく。

 

 回復させようと男は色々と試しはしたものの、ある朝男が目を覚まして様子を見に行った時には、床から生える数本のキノコだけを残してニニルの姿は消えてしまっていたのだそうだ。

 

 

 

 とまあ、そんなおとぎ話である。

 

 これが実際にあった事なのか、元となった事件を脚色したものなのか、完全な創作なのか、判別する術はない。話は口伝で伝わってきたものであるため、その途中でいくらか形を変えてもいるだろう。

 

 ただとりあえず少なくとも、現代にはキノコ傘頭の獣という存在はいないそうだ。中々愉快そうな生き物であるため、実在するなら一度見てみたかったあなたとしては、過去に話を聞いた時には少々がっかりしたものである。

 

 

 

 伝承の真偽はさておき、この地域の街々には死んでしまったニニルの魂を慰めるという祭りが伝えられている。

 

 かつてニニルが訪れていたとされる時期に人々が集まり、ニニルが愛した踊りを夜通し楽しみ、酒と肴に興じるのだ。これはどこの街でもおおよそ鎮魂祭と呼ばれる行事で、ルワ・ザンガラでも例外ではない。

 

 鎮魂祭は代替わりの儀に次いで行われるふたつ目の祭りであり、ニニルの季の本格的な始まりを告げるものだった。

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん、これあげる!」

 

 まだ幼いあなたの弟、ガウィルがあなたへと駆け寄る。

 

 その手にはとある装飾品があった。キノコの傘を模したもの。つまりは伝承にあるニニルの仮装だ。

 

 素材はザンガラで採れる海藻である。前世の類似品よりもずっと肉厚で幅広な(あなたは内心でオバケコンブなどと呼ぶ事もある)それは、普段は刻んでそのまま食べるか、乾燥させて細かく砕いた後に油で和えて食卓に並べられる。ルワ・ザンガラでは実にポピュラーな食物繊維とビタミンの接種源だ。

 

 そしてポピュラーな分、こういった場面では雑に使われる事がある。薄く削いで伸ばした状態で軽く乾燥させた後、傘状に丸めて糊付けすれば完成する簡単なこれは、他の貴重な植物資源を用いずに用意できる手軽な仮装として長年親しまれている。

 

 そんな傘を、あなたはガウィルから受け取った。

 

 かがんで目線を合わせ、小さな手で頭に傘が乗せられる感触を楽しむ。元気なガウィルらしく勢いに満ちていたために少々変な位置に乗せられてしまったが、それはそれで可愛らしくあなたの頬を緩ませるものだった。

 

 お返しにと、あなたはガウィルの頭に乗っていた傘の位置を整える。お祭りの日にはしゃぎ回っているガウィルの傘は、まだ家を出てもいないのにすでに振り回されて落ちかけていた。

 

 これではいくらもしないうちに傘を無くし、べそをかきかねない。

 

 見かねたあなたは、ガウィルの傘にひとつ魔法をかけてあげる事にした。

 

 

 

 使うのはとうに慣れ親しんだ呪文だ。あなたと同じくメナに似た赤色の、あなたよりもイシャバの血が濃く現れた太く硬い髪にまずはMuz(基点)を。次いで同じものを傘に。

 

 そうして双方をSuu(引力)で繋げば、多少暴れ回ってもそうそう飛んでいかない帽子の出来上がりだ。

 

「……わー!」

 

 まだ詳細を知らない不思議な力が自分の頭に宿った事に、ガウィルは大喜びである。グルングルンと頭を振り回し、傘が少しもズレない様に目を輝かせている。

 

 その様子を見るに、髪が引っ張られすぎて痛がるような事もなさそうだ。あなたの魔法も中々に上達してきているらしい。

 

「お姉ちゃん、もっと! 他の魔法ない!?」

 

 ガウィルのご機嫌は鰻登りで、さらにあなたへとこの不思議な力のおかわりをねだる。

 

 対し、あなたは微笑ましさに頬を緩めてガウィルの顔に手を伸ばした。

 

 

ランダム分岐/技能成長
魔法技能

1から順に

微妙に、少し、少し、普通に、普通に、普通に、

中々、中々、かなり成長する

 

1d9=8

 

中々成長する(+4)

 

 

 まずは先ほどと同じくMuz(基点)を、閉じられたまぶた越しにガウィルの瞳に指定する。基点はもうひとつ、あなたの瞳にもだ。これであなたとガウィルの目に対し、ひとつの魔法を同時にかける準備が整った。

 

 そうして、一呼吸を置いて心を落ち着けてから詠唱する。

 

 Tle(同調) Vth(接続) Cap-Ient-Ug(伸縮しつつも絡まない)

 

 基礎となる呪文より一段階発声が難しいそれは、あなたがここ最近メナの元で練習させられているものだった。

 

 高い有用性から、ルワ・ザンガラの女が花嫁修業の一貫として訓練させられるものである。安定した詠唱が困難であるために全員が修得できるものではなく、唱えられる者はどこの家でも重宝されるらしい。

 

 家事は上達しないのに魔法は本当に覚えが良いね、とメナが若干の呆れを滲ませて複雑そうにあなたを褒めた修得経緯はさておき。

 

 その効果は。

 

「……!? なにこれ! 僕が見えるー!」

 

 二者の視覚の接続である。

 

 

 

 ガウィルが見たものをあなたが見て、あなたが見たものをガウィルが見る。交換された視界が不思議でたまらないらしく、ガウィルは興奮に声を上げて跳ね回ろうとし、視界と体の感覚のズレからバランスを崩す。

 

 あなたはそれを、手を伸ばして転ばないように支えてやった。

 

 術者であるあなたの視界も変化してしまい、あなた自身を見上げる視点となっているが、分かっていれば視覚情報に頼らないようにすれば良く、ぎこちなくではあるもののこの程度の動きは出来る。

 

 そうしてから、ガウィルを楽しませるために目線をあちこちに動かす。

 

「わ、わ、うわっ」

 

 最初のうちは楽しげに声をあげていたガウィルだったが、やがて声色には困惑が含まれるようになっていく。

 

 この魔法の欠点は酔いやすさであった。見える光景と体の感覚が全く違うために、あっさりと車酔いのような症状を引き起こしてしまうのである。

 

 なので、あなたはガウィルの状態が悪化しないうちに、ふたりの間にある魔法の繋がりに触れて追加の詠唱を行った。

 

 Clu(閉塞) Soc-Ot(繋ぎ目の蓋)

 

 それで、パチンと切り替わるように視界は元通りになる。

 

「……おぁー」

 

 まだ軽くフラフラしているガウィルの頭を傘越しに軽く撫でつつ、あなたは魔法の状態を確かめて頷いた。

 

 視界接続の魔法は効果が切れたわけではない。魔法の繋がりは未だ保たれたままで、経路の間に一時的に蓋をして留めているだけだ。あなたが再び追加の詠唱を行えば、いつでももう一度視界を交換する事が出来る。しかも、自分の側からは流さず、ガウィルに気付かれないように視界を覗き見する事も可能だ。

 

 子供の迷子対策やイタズラ防止にと便利に扱える魔法である。あなたももっと幼い頃は、家から遠く離れる際はメナやカウラにこれをかけられたものであった。

 

 街中で人々が踊り回る鎮魂祭は楽しいお祭りである。テンションが上がって走り出したガウィルが知らない道に入り込んで迷子になる可能性を思えば、かけておくのが良いだろう。

 

 もっとも、イシャバやメナが同行するであろうし、そちらでもこの魔法をかけるだろうが。

 

 まあ、保険は多くて困るものでもない。折角覚えた魔法を有効に活用したいあなたを満足させつつ弟の安全確保にもなる一石二鳥の試みであった。

 

 

 

 なお、代償として。

 

「ねえお姉ちゃん、僕も魔法使いたい! どうやったら使えるようになるの!?」

 

 という、少し考えれば当たり前に予想できる展開に直面する事となったが。

 

 ……流石にガウィルの歳で性教育は早く、あなたの手に余る事態だ。しつこく粘るガウィルを誤魔化すのにそれなりの時間を取られ、祭りに向かいたいあなたの出発はやや遅れる事になったのだった。

 

 

 


 

 

 

 街には音楽が流れていた。

 

 ルワ・ザンガラに流通する楽器は主にふたつ。ブージェの腱を素材とした弦楽器と、同じくブージェの骨を用いた打楽器だ。弓で弾くのではなく指で叩く弦楽器はポンパントンとよく響く音を立て、カッカンタタンと打楽器が軽い音が添える。

 

 それにもうひとつ加わるのは硬いもの同士がぶつかり合う音だ。これの出所は……人々の足である。

 

 

 

「〜♪」

 

 家を出て、適当な広場であなたと合流したヤレカが軽快なステップを踏むと、その足元からはカランシャランと音が立つ。足首に括られた紐から垂れる石や貝殻が、街の地面を形作る石に触れているのだ。

 

 蹄を持つ獣だったとされるニニルに由来するもので、踊りと共にこれを地面に打ち付けて伴奏と混ざり合う音色を楽しむのが鎮魂祭のならいである。

 

 あなたはヤレカの後ろに回り、ヤレカの肩をつかまえて同じように踊った。二人一組で四本の脚、頭にはキノコ傘もあり、これでニニルに扮した事になる。

 

 辺りを見れば同じくどこも二人組だらけだ。

 

 姉妹や兄弟、親子に友人。そしてもちろん恋人や夫婦。夕陽に照らされる街の中、誰もが楽しげに踊り、タップダンスめいたステップで思い思いの音色を奏でている。

 

 

 

 その周囲には夜中まで続く祭りに備えてかがり火や魔法の明かりを準備する者も居る。首から下げた飾りの石の色からして領主が従える衛士達だろう。折角の祭りだが、主導する側の彼らばかりは仕事である。

 

 鎮魂祭は特定の広場ではなく、街全体のそこかしこで見境なく行われる。必然的に彼らは街の上から下まで走り回って大忙しのようだ。

 

 

 

 他には様々な魚介に舌鼓を打つ者。これはマス()の季の豊漁で蓄えられたもののうち、長期保存がきかないものが大放出されている。漁師の寄付と領主の厚意によるもので、踊り疲れた者が休憩がてらに好き好きに手を伸ばしていた。

 

 前世の祭りとは異なり、露店などは並ばない。ルワ・ザンガラにも貨幣は流通しているが、完全な貨幣経済ではなく、どちらかと言えば物々交換の方が多い。楽しい祭りの日に財布や交換用の物品などという余計な荷物を持ちたい者も、貨幣を数えての面倒な取引を行いたい者もそう居ないのだ。

 

 

 

 後は。

 

「いいぞー、今年のニニルは元気そうじゃないか!」

 

 あるいは。

 

「わはは! 引っ込め引っ込め! キノコが溶けて泣いてんぞ!」

 

 などと喝采やら野次やらを飛ばす酔っ払いどもも居る。

 

 ステップで奏でる石と貝殻の音色には、やはり上手い者と下手な者にハッキリと別れる。楽器の方はリズム感さえあれば大体問題ないのだが、手ではなく足首での演奏となると難易度が高い。

 

 かと言って足にばかり気を配っていると踊るのではなくただ練り歩くだけになってしまったりと、慣れるまでは何かと大変なのだ。あなたも幼い頃は大人達のからかいの中で悔しい思いをしたものである。

 

 だが、今は違う。何しろあなたには優秀な先生がついていた。

 

 

 

「うん。じゃあちょっと頑張ろっか」

 

 あなたが合図としてトントンと肩を叩くと、ヤレカは振り返らないまま笑って答えた。

 

 そして、その足踏みをより激しいものに変える。

 

 何人かの観衆が、おっ、と視線を向けてきたのに合わせて、あなたはヤレカの音色に同調してステップを踏む。跳躍に向くこの世界の人間の足、そのバネを生かして軽々と跳ね、タイミングを揃えて勢いよく踵の石を地面に打ちつけた。

 

 そうして一際目立つ音色を立てれば、楽器演奏者もさるもので、踊りの主役に立候補したあなた達を盛り立てようと(そして失敗したら楽しく野次ろうと)音色を合わせてくる。

 

 その意気や良し、さぁ見事に踊ってみせろと。

 

 

 

 祭りに備え、ヤレカとふたりきりでこっそり積んだ練習がその期待に応えられたかどうかは、やがて観衆から混じり始めた口笛や手拍子の数を見れば明らかだった。

 

 

 


 

 

 

 祭りは陽が落ちてからも盛り上がりが続いていた。

 

 そんな中を、あなたはヤレカと共に歩んで街の上層に進む。やはりどこもかしこも楽しげで、人々の目は踊りの輪に向けられていた。

 

 

 

 そしてそれは、あなたが求めた環境そのものであった。

 

「ふふ。ほんとにやっちゃうの?」

 

 クスクスと、しょうがないなぁとヤレカが笑う。

 

 それにあなたは若干眉を下げながらも頷いた。無理に付き合わせているという自覚はあるが、昂る心は止められそうにない。

 

「いいよ。手伝ってあげる。私はそういうものだもん」

 

 ケロリとした顔で言うヤレカに甘え、あなた達は手頃な家屋の屋根にこっそりと登った。

 

 

 

 そうして、腰を落として構えたヤレカの前に立つ。

 

「いーい? コツは怖がらないコトだよ。失敗しても私が受け止めてあげるから、たっぷり楽しんできてね」

 

 バレーのトスのような形に組まれた両手の上につま先を乗せて、ヤレカのアドバイスを聞く。

 

 踊りと共に練習した魔法は、現在までの成功率は6割ほど。出来ることならもっと引き上げたかったところだったが、残念ながら時間が足りなかった。この完成度でぶっつけ本番に挑むほかない。

 

 

 

 幸い、失敗が致命傷になることはない。何が起こっても頼れる従者がなんとかしてくれるはずである。

 

 そう心の中で唱えて、深呼吸を数度繰り返す。

 

 大丈夫、やってみせると自分に鞭をいれて、あなたはつま先を蹴立てて宙に飛び上がった。

 

 

 

 それはいつかの街の外での行いと同じもの。あなたの脚力とヤレカの腕力、そして同時に発された斥力の魔法による大跳躍だ。

 

 ただし、今回はそこに追加で加えられたものがある。

 

 上昇の勢いによって打ち上げられる最中、あなたはさらに詠唱した。

 

 

ランダム分岐/魔法の行使

魔法技能で判定

 

あなたの魔法技能 レベル9

魔法の詠唱難易度 レベル8

成功率60%

 

1〜4で失敗

5〜10で成功

 

1d10=9

 

 

 あなたが事前に手に持っていた小石が、投擲の魔法によって撃ち放たれる。

 

 その標的は現地点よりもさらに上方、街の側面に張り出した崖の先端だ。それが着弾すると同時に、魔法は連なって発動する。

 

 まずは引力の呪文により、小石は強力に崖に接着された。そしてさらに、他の魔法の範囲効果を紐のように長く延ばす一節により、小石を通してあなたと崖は繋げられる。

 

 そうして……あなたは魔法の紐に引かれ、重力を振り払い、跳躍では辿り着けない高度を稼ぐ事に成功する。

 

 

 

 とある漫画の立体機動装置か、あるいはアメリカの蜘蛛男か。

 

 どちらを発想の源としたかはあなた自身定かではないが、母から紐の呪文を教わってすぐに閃いたのはこの用法であった。きっと、あの滑空の経験が心に刻まれていたためだろう。あなたはいつも心のどこかで、空を飛ぶ術を探していた。

 

 

 

 高く高く飛び上がったあなたは、紐をほどいて落ちていく。

 

 ここからは慣れたものだ。海風を捉えての滑空は、あれ以来何度も繰り返している。足裏に張った斥力で風を踏み滑り落ちる魔法は、紐の呪文よりもよほどスムーズに口からこぼれ、あなたをゆっくりと下ろしていく。

 

 

 

 そうして眺める光景に、あなたは熱のこもったため息をこぼした。

 

 普段は暗いばかりの夜の街は、今日ばかりはキラキラと輝いている。各所に灯されたかがり火や魔法の明かりが白い石造りの街を照らしてくれているおかげだ。

 

 絶えず流れる音楽とあわせて、息を呑むほどに幻想的である。

 

 ただ高所の建物から眺めるだけでも見応えのあるこれを、風に乗って身ひとつで遊覧する贅沢は魔法がなければなし得ないものだろう。あなたの背中を達成感がぞわぞわ駆け上り、興奮が頭蓋の内側を無限に反響した。

 

 

 

 そんな時間は、やがて終わりに近付く。

 

 以前よりも高く飛びはしたが、結局は飛翔ではなく滑空だ。あなたは街の上層から中層の上を過ぎ、海辺の下層に向かっていく。

 

 その姿を誰かに見られる心配はない。

 

 人々は踊りに夢中でわざわざ空を見る者はなく、もし居たとしても夜空を滑るあなたの顔までは特定できまい。多少騒ぎや噂を生む可能性はあるが、それだけだ。

 

 よって、この無謀を知るものはあなたと、そしていつの間にか先に海辺に帰りつき、魔法の明かりを振って着地地点に誘導を行ってくれているヤレカだけである。

 

 

 

 人気のないザンガラ近くで待機するヤレカの明かりは小さな灯台のようで、あなたの帰るべき恋人の腕の中を目指してゆるゆると下降していく。

 

 いつかもっと魔法が上達しリカバリーのために地上で待機してもらう必要がなくなったなら、ふたりで空を飛びたいな、などと夢見ながら。

 

 

 

魔法/Cap(伸長) Ient(短縮) Ug(透過)

・(ィ)ェント・アグ

魔法の効果範囲を延長し応用を生む呪文。

伸縮しつつ絡まない。

 

複数の離れた対象に単一の魔法で同一の影響を与えられるようになる。

また、この呪文で生じた紐状の効果範囲そのものを物質化して実在の紐のように扱う事も出来る。

 

実際の詠唱ではそれぞれの単語を元の意味と形は残したまま、溶け込ませるように同化した連続の発音を行う必要があり、基礎となる呪文よりも発声難度が高い。

また、効果範囲を伸ばせば伸ばすほど魔力(可能性)の消費量が増えていく。

これらの事情から、安定して扱える者は多くない。

 

 

「あ、あの、違うんですよ隊長……。ちょっと縄が手元になかったもので、その、解呪が簡単なのを忘れて、つい紐の魔法で代用を……わ、わざとじゃなかったんですって!」

 

〜とある都市の衛士、『間抜け』のロビン〜

 

 

 

 

 

青年期 育成回数

残り 3(前半1/後半2)

 

あなたの財布の中身
所持金レベル 2

 

 

 

惰眠を貪る

スヤスヤと昼寝を楽しみ、その後もダラダラ過ごす

 

ストレスが下がる

少し怠け者になる

 

家業を手伝う

家事や漁具の補修を手伝う

 

勤勉さが少し上がる

郷土愛が少し上がる

家事技能が成長する

加工技能が少し成長する

 

ガウィル達と遊ぶ

弟妹の面倒を見る

 

面倒見の良さが上がる

運動技能が成長する

探索技能が少し成長する

 

砦の史料展示室を訪ねる

街の歴史を学んで過ごす

マイアとは接触できない

 

知識欲が上がる

教養技能が成長する

 

ヤレカとイチャつく

人目のないところでヤレカとひたすらイチャつく

 

ストレスが下がる

健全度がすごく下がる

 

市場を見て歩く

お小遣いで買い物を楽しむ

 

物欲が少し上がる

鑑定技能が成長する

ランダムなアイテムを獲得する

獲得内容は現在の興味と技能の影響を受ける

 

所持金レベルが1下がる

 

教会で奉仕活動

教会で奉仕活動として多少の労働を行う

 

信仰心が少し上がる

信仰技能が成長する

家事技能が少し成長する

 

街の中を探検する

安全な街中で散策を楽しむ

 

好奇心が少し上がる

諜報技能が成長する

探索技能がわずかに成長する

 

街の外を探検する

危険な街の外を散策

 

好奇心がすごく上がる

探索技能が成長する

戦闘技能が成長する場合がある

 

料理の研究をする

より美味しい食事を求めて調理実験

 

食欲が上がる

家事技能が成長する

鑑定技能がわずかに成長する

 

道具の作成に挑戦する

アイテムの強化や作成を試みる

 

加工技能が成長する

装備が強化される場合がある

ランダムなアイテムを獲得する場合がある

獲得内容は現在の興味と技能の影響を受ける

 

ヤレカと戦闘訓練

人目のないところで訓練を行う

 

戦闘意欲が上がる

戦闘技能が成長する

 

素潜り漁を行う

海に潜って貝や甲殻類を集める

 

ストレスが少し下がる

活発になる

運動技能が成長する

 

所持金がわずかに増える

 

市場でアルバイト

街の市場で働く

 

郷土愛が上がる

社交技能が成長する

 

所持金が少し増える

 

冒険者組合で働く

冒険者として仕事を受ける

 

好奇心が上がる

ランダムな技能が成長する

所持金が増える

 

賭場で遊ぶ

街の賭博場でギャンブルを楽しむ

 

勤勉さがすごく下がる

健全度がわずかに下がる

 

所持金がランダムに大きく増減する

 

学校で教養を学ぶ

街の学校で勉学に励む

 

勤勉さが上がる

教養技能が成長する

社交技能が少し成長する

家事/加工/鑑定技能がわずかに成長する

 

所持金レベルが3減る

所持金レベルが3未満だと選択不可

 

魔法を学ぶ

メナから魔法の扱いを学ぶ

 

魔法技能が成長する

 






現在のあなた
性格/混沌・中庸
良くも悪くもルールに縛られる事を嫌う
所持金/2
面倒見+1
知識欲+3
戦闘意欲+1
好奇心+2
勤勉さ+2
運動技能レベル10
教養技能レベル5
社交技能レベル8
諜報技能レベル5
戦闘技能レベル4
魔法技能レベル9
鑑定技能レベル5
家事技能レベル1
加工技能レベル1



やる気ボタン → 評価

コマンド?

  • 惰眠を貪る
  • 家業を手伝う
  • ガウィル達と遊ぶ
  • 史料展示室を訪ねる
  • ヤレカとイチャつく
  • 市場を見て歩く
  • 教会で奉仕活動
  • 街の中を探検する
  • 街の外を探検する
  • 料理の研究をする
  • 道具の作成に挑戦する
  • ヤレカと戦闘訓練
  • 素潜り漁を行う
  • 市場でアルバイト
  • 冒険者組合で働く
  • 賭場で遊ぶ
  • 魔法を学ぶ
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