ゲヘナに舞い降りた堕天使 作:シファー
「…ようやくお帰りなさったわね…」
「ちょこちょこ先生と帰ってたじゃん。私と先生だけならひとっ飛びだからね、それでいて顔出さなかったのは君の方じゃないのさ」
「ユメさんも連れ回していたでしょう…今回の依頼がアビドスだったから…という理由だけではないでしょう。今後も連れて行くつもりなのでしょう。
戦力なんて私と貴女だけでも充分。先生としての補佐も貴女がいれば。何故?単なる身内贔屓だけじゃないでしょう?」
「ユメちゃんは『飴』だよ分かり易い。私は知名度が高い分どうしても警戒され易いからね。で、ユメちゃんみたいな人連れ回してると、少なくとも『こいつらは悪い奴らじゃない』と思わせ易いでしょう。マトモな利用価値は思いつかないしね。
私が出会った頃くらいドジのままだったら『こいつら大丈夫か?』って不安にさせていただろうけど、あれから彼女もきちんと成長しているからね。今くらいなら全然許容範囲だわ。
それで私は鞭の方。今回みたいに依頼者側が殆ど悪くないケースばかりじゃないだろうしね。先生が言いにくいことを直接的にズバッと言うのが私の役目かな」
クソゲー部なんて身から出た錆のようなモンだしなあ。
「それより結構頑張っていたらしいじゃないの。D.U.付近の賞金首結構捕まえていたんでしょう?先生もユメちゃんも連邦生徒会も褒めていたわよ。真面目に生きて誰かに褒められたり、感謝されるのも悪くないでしょう?」
「まあ、そうですわね。
これはユメパイのことも気に入ったっぽいな。そうなると先程までの問答は彼女の身を心配してのことか。良い傾向かもしれないな。
「次行くのはミレニアムだからね。C&Cと
「…ちなみに私は『いくつ』くらいですの?」
「4000くらいかな?まあアンタは手八丁口八丁で惑わすタイプだからね。ネルにその類のはほぼ通用しないし、ネル以外は1000半ばってとこだから。普通にかなり強いほうだけどアンタならネル以外はタイマンになれば余裕で勝てるわ」
クソゲー部とアリスじゃ今のネルはどうにもならんだろう。
「それより、先生の味の好み、知りたかったんでしょう?今回の依頼中に大分把握出来たからアンタにも共有させといてあげるわ」
どっかの良妻狐と声同じなだけあってそこそこ料理出来るみたいだしな。
まあコンビニ弁当ばっかは良くない。ということで、基本私が作っているのだが…フウカが来ればがっつり使うだろうし、ナギサもお菓子作りくらいするだろうし、
ミカやセイアもティーパーティー下級生時代には必須スキルだったので菓子だけなら割と作れる。というか美食研がいつの間にか入部していたらしい。
まだこっちではあんま会っていないけど。まあ普通に頼んでくればいつも作って食わせてるしな。