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もうダメかと思ったその時。
スカートがひらりと翻った。
ハートがあちこちにくっついた、かわいいマスケット銃で呪霊の攻撃を受ける女の子。
「貸しはこれで返したからね。遊にはそう伝えといて」
鈴が鳴る声。
めちゃくちゃ可愛い女の子が、呪霊の攻撃を防いでいた。
そして、新体操のようにリボンを振る。
リボンがくるりと呪霊を包み、それはカースシードと桜森さんが呼ぶものに変わった。
「じゃあね。気をつけて帰りなよ」
そのぶっきらぼうな優しさが、何故か母さんと重なった。実際、顔立ちは母さんに少し似てる。
フリッフリのリボンをあしらった可愛らしい、でも気品あるドレスの女の子。
どこのお姫様だ、と言った感じの、清楚だけどしっかり色気もある子は、あっという間に去ってしまった。
僕の心をしっかりと捕まえて。
僕の事を利用して、総監部が桜森さんを脅しているのは知っている。
というか、総監部が自分で言ってきた。桜森さんに命乞いをしろと。
そんなわけで、圧力をひしひしと感じはするけど、僕は助けられた身で、罪を犯してしまった身。桜森さんを恨む気持ちは生まれなかった。
それよりも、寝ても覚めてもあの子のことが気になる。
月を見て、あの子を思い出す。重症だ。
夜、眠れずにいると、運よく桜森さんと出会えた。
桜森さんにお願いすると、深夜にも関わらず、桜森さんは電話をしてくれた。
オーケーをもらったので、改めて僕のスマホから電話を掛ける。
「僕、この前助けられた吉野順平です! 好きです! 付き合ってください! 名前も教えてください!」
『遊に聞いたけど、私のこと何も知らないよね?』
「何も知らないから、知りたいと思います! あなたの事、なんでも!」
『私、化け物だよ? それでもいいの?』
「とりあえず、桜森さんが頭吹っ飛ばされて無事だったことは聞いてます!」
『そう。私も同じ化け物なんだけど?』
「全然怖いとも化け物とも思いません! 僕だって、呪術師ですし!」
『……私、生きてないのよ。動く死体、アンデッドなの。そんなのキスして抱きしめたいと思う?』
「僕、吸血鬼もの大好きです! ホラー映画もよく見てて!」
『リアルはフィクションほど綺麗じゃないよ。貴方だって私を知れば幻滅する』
「僕にチャンスをくれませんか? 貴方の名前が知りたいです」
『いいよ。私に幻滅しなかったら、付き合ってあげても。私の名前、彩音 恋。彩る音に恋をすると書いて、彩音 恋』
「彩音さん……! じゃあ、早速会いましょう! 僕の次の休日は……」
そして、僕はデートをすることになった。
彩音さんは、めちゃくちゃ可愛かった。
私服がめちゃくちゃオシャレなんだ。ほんと、童貞を殺す服ってこういうのをいうんだろうな。白の品があるワンピースで、ピクニックバスケットを持って、可愛すぎる。もしかして、手料理を食べさせてくれる流れ? すごい!
そして、公園で極ウマサンドイッチを食べながら、彩音さんは指輪を外した。
その所作にドキドキする。普通に料理上手だし、料理もオシャレだし、彩音さんってめちゃくちゃ可愛い。
その指に嵌っていたのは、高そうな、紫の石がハマった指輪だ。それは彩音さんの手の中で大きな装飾品へと変わる。桜森さんも持ってたっけ。あれは赤だったけど。
「これ、私なの」
「彩音さん?」
「遊も持ってるでしょ。魔法少女の本体」
「これが……。なんて綺麗なんだ……」
色っぽさと気品と大胆なミステリアスさを出していて、素敵だ……。
「ありがと。これを私の体から離すと、この体、死体に戻っちゃうの。魂がこの石に変化しているんだよ」
「もしかして、女の子の魂を石に変える組織なり呪詛師なりがいるんですか?」
死体の売買とかしてる人がいるんだろうか。まさか、実験の為に殺しているとかじゃないよね?
「そ。願い事を一つ叶える代わりに、魂を宝石に変えて、呪霊や魔女と戦わせるの。それで呪霊をカースシードっていうのに変えて、グリーフシードと引き換えにしてもらうの。この宝石、少し濁ってるでしょ? 魔法を使ったり絶望すると、宝石が濁って、グリーフシードで浄化せずにいると、魔女になる。あ、魔法には体を操る事も含まれるよ。だからまあ、私達は傭兵というか、奴隷なんだよね」
「そんな……」
それは想像の遥か外のことだった。
「私の願い事はね、速水くんの恋人にして。バカだよね。それで魂を売っちゃって、結局別れて……。その時は、速水くんが私の全てだった。今は違うけど……。魔法少女って、そんな子ばっかりなの。馬鹿ばっか……」
「彩音さん……」
僕はキュウっとなった。嫉妬もあるけど、なんて健気で純粋で強くてか弱い女の子なんだろうって思ったんだ。
「あ、今話したのは内緒だからね! 魔法少女を敵に回すと怖いよ?」
「誰にも言いません」
僕は、彩音さんの手を握った。
「僕が守ります。絶対速水くんに負けませんから!」
「あ、あなた、話聞いてた? こんな私の事をまだ好きだっていうの?」
僕は、その返答を唇でした。
ーーああ。恋が僕に恋に落ちる瞬間を、僕は見た。
「ーー順平。順平って呼んでいい? 私も恋って呼んでよ」
「恋。愛してる。結婚しよう。ずっと一緒だよ」
「うん、うん! 順平、私も愛してる!!」
「ちなみに、桜森さんの願い事って聞いてもいいかな」
「あの子は五条さんに超強力な術師なら結婚してもいいって言われて、そう願ったんだよ」
「うーん、罪作り」
「やめて、五条さんは悪くないんだから。悪いのは私達」
「馬鹿なのは僕も一緒だよ。悪いのもね」
そうして、僕達はもう一度キスをした。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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この話はAIに手直ししてもらいながら書いているのですが、他の作品と比べていかがですか?如何ですか?
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良くなってる!
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違いがわからない。
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いつもの方が好きだな