拝啓、まどマギのさやかちゃんへ   作:かりん2022

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評価、ありがとうございます!

しおりと評価数がお気に入りより多い。不思議!

とりあえず、お気に入り増えるように頑張ります。


再会

最終面接試験があるなんて聞いてない。

コワモテの学長の目の前で、私はガチガチに固まっていた。

でも、一年生の担任だと言う、五条さん(やっぱり私の惚れた人だった)が隣にいるので、勇気づけられる。

 

「私はこの学校の学長の夜蛾だ。何故この学校に来た」

 

 重く声が落ちる。私は勇気を振り絞った。

 

「五条悟と結婚する為です!」

「は?」

「以前に助けてもらった時、強い術師なら考えるって言われたので、強くなって求婚しに来ました!」

 

 夜蛾学長は五条さんを見る。

 

「ごめんね、全然覚えてないや!」

「私が覚えてるので大丈夫です」

「でも君……弱いよね? 術式ないし呪力ないし体ちっちゃいし。本当に高校生?」

 

 五条さんは、ろくに私を見てもいなかった。

 

「どうにかします。超強力な術師なら結婚してくれるんですよね?」

「そーね。君には無理だと思うけど?」

「期待して待っててください!」

 

 夜蛾先生はため息をついた。

 

「惚れた腫れたでどうにかなる業界ではないぞ」

「陸に上がった人魚姫は、王子様を殺すか、恋を成就させるか、海の泡になるしかないんですよ。私はもう覚悟できてます」

「ああ、そう。じゃあ、僕に勝てたら結婚してあげるよ」

「頑張ります! ありがとうございます!」

「はぁ、ではまず私に勝って覚悟を示してみろ」

 

 ぬいぐるみが攻撃してくる。

 私はスカートのポケットから飴玉を一つ取り出して、口に放り込んだ。

 包み紙がふわりと空気に溶ける。

 苦く甘い飴をガリリと噛み砕いて飲み下す。

 

「は?」

 

 腕を一振り。斬撃が、ぬいぐるみの腹に大きな傷をつけていた。

 

「呪力と術式がはえてきた!? なにそれ、消耗型の呪具!?」

「海の魔女さんと契約してきました♡」

「マジで人魚……?」

「女の子は秘密を纏ってキレイになるんですよ♪」

 

 ウィンクをする。五条さんは興味深そうに目隠しをずらして私を観察する。

 

「君、よく見たら死体? 呪具じゃん」

 

 そう。私の本体は指輪の石。まさかそこまで見抜かれるとは思わなかった。

 ただ、そこに嫌悪感が無かったことに凄くホッとした。

 

「さすがですね。そこまでわかっちゃうんだ。ちなみに、私の戦闘時間は五分が限界です。まあ、その前に終わらせますけど?」

「享年いくつ? 小学生と28歳はちょっと」

「中身はピッチピチの高校生ですから安心してください♡」

「全然安心できない。その飴、僕も舐めてみたいな」

「一個につき五条さんのキス一回でーす」

「僕の唇は安くないので」

「知ってた。再会の印にお一つどうぞ」

「ありがと。まずっ」

 

 五条さんは飴を口に放り込み、一本指を立てる。

 

「んっ」

 

 ギュンギュンと五条さんの周りを巡る弾丸。

 私は真っ直ぐ撃つしかできなかった。流石だなぁ。

 

「いいな……。僕、小回り効く技持ってないから、かなり欲しいかも。売ってくれたりする?」

「お金に変えられるものではないですよ」

「残念」

 

 そこで私は指を立てる。

 

「ただし、五条さんの呪力をくれるなら、飴を分けてもいいですよ」

「無下限の術式を与えられるって事?」

「やった事ないので、そのまま術式コピーできるかはわからないです。手、いいですか?」

 

 私は五条さんの手を包み込む。暖かくて綺麗で、でもしっかり男の人の手。

 はぅぅ。キュンキュンしちゃうよぉ。

 

 私は、魔法を使って五条さんの呪力を飴に変えていく。

 水色の包み紙に包まれたキャンディがポロポロと五条さんの手の上に降ってきて、その手からこぼれ落ちた。

 

「ちょっ……」

 

慌てて五条さんは両手で受け止める。なんだかちょっと嬉しそう。

 

「はい、半分こ」

「嘘だろ。術式が見えない」

 

 五条さんの手からざっくり半分くらい両手で掬って、私はお腹のポケットに入れる。

 私の服はすぐにキャンディやグリーフシードを出し入れできるよう、ポケットが多い。そして、腰のウエストポーチから、空の小さなポーチを取り出して五条さんの手の下に広げる。

 五条さんがポーチに飴をざらざらと移すと、五条さんの手に持たせた。私はウエストポーチに入れていた飴のぎっちり入ったポーチを開けて、中身をざらざらと五条さんの手の中にあるポーチに入れた。

 ポーチがいっぱいになったら、飴の入ったポーチをしまい、五条さんの手の中のポーチをキュッと閉める。

 

「口直しのお菓子も入れます? 不味い飴を舐めながら戦うの、割とメンタルに来るんで、結構大事ですよ」

「ん、それは自分で用意するかな。学長、僕の飴舐めてみる? 実験したい」

「とんでもないな……。なんなのだ、お前は」

「私ですか? 桜森 遊です。不束なものですが、末長くお願いします!」

 

 その後、夜蛾学長の飴も作る事になり、五条さんにはとても喜んでもらえた。

 ポーチを大切そうにしまうその様子から、贈り物は気にってもらえたみたい。

 好感度は割と稼げたと思う。

 

 私の飴についてはしばらくは内緒、任務は一人で行くか五条さんと向かう事になった。戦闘可能時間が少ないことも考慮して、四級スタートだ。

 

 五条さんがとても楽しそうで、私は凄く嬉しい。

 




マシュマロ
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この話はAIに手直ししてもらいながら書いているのですが、他の作品と比べていかがですか?如何ですか?

  • 良くなってる!
  • 違いがわからない。
  • いつもの方が好きだな
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