鷹央
「……………………………ッ!見えた!」
七草
「『えっ?』」
ブチッ
ツー、ツー、
一瞬で七草との通話を切った鷹央
一体何が見えたのか…………………
鷹央
「完全に見えた………………よし、緑のやつに電話だ!」
七草が裏切り者である証拠を突き止めた鷹央
緑のやつに電話をかける!
ピリリ、ピリリ、
リンク
「今度は誰!?……………あっ、鷹央さんだ!」
ピッ
鷹央
「私だ。今どこに居る?」
リンク
「『今Aキャンパス1号館に向かってる道中です!ホムラちゃんのアラームを解除しようと思って…………』」
鷹央
「その途中で花園広場に寄ってくれ。裏切り者が分かった」
リンク
「『マジですか!?誰!?』」
鷹央
「七草ナズナだ。アイツとビデオ通話をした時に、一瞬だが右足に傷があるのが見えた。看板を蹴破った時のものだろう」
リンク
「『分かりました!向かいます!……………ハンター!!』」
ピーーーーーーーー
ハンターが、行手を阻む……………
リンク
「『ちょっと、一旦切ります!』」
鷹央
「あぁ、捕まるなよ」
ブチッ
ピーーーーーーーー
リンク
「遠回りするしか無さそうだな……………」
七草
「もしかしてバレちゃったって事?あの一瞬で?」
まだ何が起こっているのか分かっていない七草
予想外の出来事に混乱中
七草
「どうしよ……………鷹央ちゃん密告する?でも場所分からないや」
密告したくても、
居場所が分からなければ出来ない………
七草
「花園広場、そこ向かうしかないな………!」
追放されるのを避けたい七草
花園広場に猛ダッシュ
ピーーーーーーーー
七草
「うえっ……………ハンターおるやんけ…………」
裏切り者であっても、ハンターに捕まれば失格となる
思うように動けない…………………
【ドラえもん 剛田武】
ジャイアン
「おいのび太!どこだ!?」
のび太
「あっ、ジャイアンが来た!」
ジャイアンが、
のび太が隠れるAキャンパス左端エリアに到着
のび太
「ありがとうジャイアン!」
ジャイアン
「おう!心の友を助けるのは当たり前だろ!」
ピッ
カードキーを差し込み、アラーム解除!
今回のジャイアンは、映画版のようだ…………
野比のび太 アラーム解除 残り3人
ミク
「誰か来ないかな……………」
1人寂しく逃走者を待ち続ける初音ミク
ミク
「リンク全然電話繋がらないし……………他の人はあんま信用できないし」
スタッフ
「KAITOさんは?」
ミク
「めちゃくちゃ身内だけど…………信用しきれないんだよね………裏切り者やらないとは言ってたけど…………」
用心深いミク
KAITOが裏切り者である可能性を捨てきれない…
ピリリ、ピリリ、
ミク
「……………………マジでリンク出てくれないな」
その頃、リンクは……………
リンク
「花園広場着きましたよ!」
鷹央
「『あぁ着いたか、七草ナズナと打ち込んでくれ』」
花園広場で鷹央と通話中
裏切り者追放装置にたどり着いた!
ピーーーーーーーー
リンク
「な、な、く、ッ!!」
ピーーーーーーーー《LINK》
見つかった…………………
七草
「間に合った間に合った……………」
七草に密告された!
リンク
「ハンター来ました………!!」
鷹央
「『名前は打ったか?』」
リンク
「ギリギリ打てませんでした!!」
鷹央
「『何やってるんだ!』」
ピーーーーーーーー《LINK》
リンク
「そんなこと言ったって……………うわぁ!!」
逃げた先に、もう1体!!
挟まれた………………………
リンク
「あぁ!!やばい!!ごめんなさい!うわぁ!」ポン
リンク確保 残り17人 〔51:09〕
リンク
「鷹央さんごめん!!捕まったー!」
装置に夢中で、七草の密告に気付けず
ハイラルの勇者、ここで脱落だ………………
ピリリ、ピリリ、
鷹央
「『裏切り者の密告によりリンク確保残り17人』知ってる」
ホムラ
「えぇー!リンクさん……………どうしよ………他に信頼できる人………」
頼りにしていたリンクが確保されたホムラ
ピーーーーーーーー
その近くに………………ハンター
ホムラ
「ピットさん……………ピットさんなら安全なはず!」
ピットに乗り換え、電話をかける
ピリリ、ピリリ、
ホムラ
「……………………ッ!!」
ポン
ホムラ確保 残り16人 〔50:45〕
ホムラ
「はぁぁぁ………………間に合わなかったぁ…………」
何一つ動くことが出来ず、散った……………
ピリリ、ピリリ、
手品先輩
「『裏切り者の密告により、ホムラ確保残り16人』まただ…………」
鷹央
「ん?それはおかしいぞ…………………」
スタッフ
「何がですか?」
鷹央
「ホムラが裏切り者に密告されたということは、裏切り者がそこに居たということだ。だが、リンクが密告で確保されてから24秒しか経っていない。ホムラは1号館に居たはずだ……………どう考えても24秒で行ける距離じゃない」
という事は……………
鷹央
「裏切り者は………………1人じゃない」
七草
「○○1号館に居たんだね…………しばらく電話してないから分かんなかった」
裏切り者は、他にいる!
ホムラを密告したのは、七草ではない何者かだ!
ピーーーーーーーー
鷹央
「裏切り者がもう1人居るのだとしたら、ミッション1のヒントは七草のものであって、もう1人には当てはまらない可能性がある。つまり…………」
スタッフ
「つまり?」
鷹央
「今の段階ではもう1人の裏切り者を特定する事は出来ない」
突如現れたもう1人の裏切り者の存在
彼(彼女)を特定するのは至難の業だ………
鷹央
「とりあえず……………七草は裏切り者で間違いない。一斉メールで知らよう………………」
ピッ
1人目の裏切り者が七草であると確信した鷹央
一斉メールで逃走者に共有
ピリリ、ピリリ、
ファルコ
「何だ…………………メール?」
ルイージ
「『天久鷹央だ。1人目の裏切り者は七草ナズナ』えぇ!マジか…………」
手品先輩
「『また、裏切り者は2人以上いる』」
ピット
「えっ!?1人じゃないの!?」
アオキ
「おやおや……………」
七草
「クソ………………完全にバレちゃった…………自首しに行くしかないか」
予想外のメールに戸惑う逃走者たち
裏切り者の恐怖は、まだ終わらない…………
ナンジャモ
「2人以上ってことは…………3、4人の可能性もあるって事だよね?えぇ……………………って、何でちょっと距離取られてんの!?」
グルーシャ
「いや別に……………もとからこれくらいだったと思うけど」
ナンジャモ
「裏切り者複数人いるって分かったからって、真っ先にボクを疑うのは違うよね!?ずっと一緒に居たじゃん!?」
またもグルーシャに、
ナンジャモへの疑念が生まれてしまった
ピーーーーーーーー
アオキ
「何やら面倒なことになって来ましたね……………」
ゲーム開始から、
しばらく動いていないアオキ
アオキ
「現在は……………もう100万円貯まりましたか」
モバイルの賞金画面を見つめる
そして…………………
アオキ
「自首しましょうかね」
ついに自首に動き出した!
一方、
七草
「はぁ、はぁ、」
自首用電話があるAキャンパス入り口に向かう七草
ピーーーーーーーー
七草
「やばい……………ずっと動き回ってるから体力が……………」
ピーーーーーーーー
七草
「はぁ、はぁ、うわぁ最悪!」
ピーーーーーーーー《NANAKUSA》
最悪のタイミングで、見つかった……………
七草
「やめてぇー!!」
体力が限界寸前だった七草
あっという間に、追いつかれる!
ピーーーーーーーー《NANAKUSA》
七草
「うわぁ…………」ポン
七草ナズナ確保 残り15人 〔46:21〕
七草
「あぁ〜…………自首したかったぁ………!裏切りクソ野郎で終わった…………」
ここまで、
裏切り者としてゲームをかき乱して来た七草
下がった逃走者たちからの好感度とは引き換えに、何も得られず……………
ピリリ、ピリリ、
グルーシャ
「『裏切り者七草ナズナ確保残り15人』」
牢獄
アミティ
「『裏切り者七草ナズナ確保』!!」
全員
「おぉー!」
鷹央
「誰か装置に打ち込んだのか?記載がないという事は自滅か?」
磯貝
「まだ安心できないよ……………もう1人いるんでしょ?」
ピーーーーーーーー
七草が確保されても、まだ恐怖は終わらない
逃走者たち15人の中に、更なる裏切り者が紛れている
アオキ
「ありましたね自首電話……………」
一方、
アオキが自首用電話に到着!
ピーーーーーーーー
ハンターに見つからず、
自首を申告できるか……………
アオキ
「えっと電話番号は……………」
ピーーーーーーーー
その近くに、ハンター
アオキ
「…………………」
ピリリ、ピリリ、
ピーーーーーーーー
アオキ
「…………………………」
ピッ
アオキ
「お疲れ様です。アオキです。自首させていただきます」
ピーーーーーーーー
アオキ
「はい、ありがとうございます」
アオキ自首成立 残り14人 〔45:49〕
賞金113万200円獲得
アオキ
「これで………しばらく家庭での地位は守れそうですね」
かつてないほど冷静に勝負を決めたアオキ
見事、高額賞金獲得だ
ピリリ、ピリリ、
ピット
「またメール……………えっ!?」
KAITO
「『アオキ自首成立残り14人』」
ナンジャモ
「アオキ氏自首した!」
グルーシャ
「しそうな雰囲気はあったけど…………」
ピーーーーーーーー
自首もルールのうちの1つ
自首するかどうかは、逃走者たちの自由だ
鷹央
「七草が女という事は、もう1人は男の可能性が高いな。もし裏切り者が2人なら、男女で選ぶんじゃないか?」
2号館で1人立ち尽くす鷹央
彼女はまだアラームを解除されていない
鷹央
「というか、いつになったら竜宮レナは来るんだ?全然来ない…………別に来てほしくもないんだが…………」
ピーーーーーーーー
鷹央
「しかしこのまま動かずに立っているのは辛いな……………私はじっとしているのが苦手だ」
ピーーーーーーーー
ハンターは神出鬼没
いつ、どこから現れるか分からない
鷹央
「ッ…………………来てないよな?」
ピーーーーーーーー
動けない鷹央の近くに、ハンター
鷹央
「………………………………」
ピーーーーーーーー
鷹央
「………………………ッッ!!」
レナ
「鷹央ちゃんみーっけ!」
レナだ……………
鷹央
「よかった………………いや、よくねぇか」
レナ
「やっぱり鷹央ちゃん可愛い〜!28歳とは思えないよ!」
鷹央
「敬語使えよ…………お前の倍年上だぞ」
一回り年下の相手に可愛がられる鷹央………
その後、カードキーでアラームを解除
ピッ
天久鷹央 アラーム解除 残り1人
鷹央
「やっと動ける……………」
レナ
「ほら、レナと一緒に逃げようね〜!」
鷹央
「いや、頼むから別行動で……………ッ!!」
ピーーーーーーーー《AMEKU》《RYUGU》
見つかった…………………
レナ
「え?何、わぁハンター!!」ダッ
鷹央
「ッ…………」ササッ
その場にしゃがみ込む鷹央と、
建物の中に逃げ込むレナ
ハンターが視界に捉えたのは……………
鷹央
「………………………行ったか?」
ピーーーーーーーー《RYUGU》
レナだ………………
レナ
「はぁ、はぁ、やばい!」
建物内は直線が多く、曲がり角が少ない!
ピーーーーーーーー《RYUGU》
レナ
「うわぁっ、うわぁ!」ポン
竜宮レナ確保 残り13人 〔42:11〕
レナ
「逃げて!鷹央ちゃん!」
鷹央に会えて浮かれていたレナ
迫り来るハンターに気づかず、散った…………
鷹央
「心臓が止まりかけたぞ……………はぁ」
一方、
冷戦な判断で、またもハンターをかわした鷹央
鷹央
「レナは捕まったか…………?よかったぁ……………」
小さな体が、役に立った………………
天久鷹央のアラームが解除されたことにより、
まだアラームを解除していないのはミク、ただ1人
ミク
「もう……………誰でもいいから連絡しよう!」
覚悟を決めたミク
電話をかけた相手は………………
ピリリ、ピリリ、
KAITO
「電話………………ミクちゃんからだ!」
親友のKAITO!
直前まで裏切り者だと疑っていたが、信じることにしたようだ
ミク
「もしもしKAITO?アラーム解除してほしいんだけど………」
KAITO
「『分かった、今どこにいる?』」
ミク
「今は……………Bキャンパス5号館の3階だよ」
KAITO
「『オッケー、結構近くにいるから、すぐに向かうよ!』」
ミク
「うん、よろしく!」
ピッ
ミク
「お願い……………白であってくれ」
果たして、来るのはKAITOか…………
それとも、ハンターか……………
ピーーーーーーーー
スタッフ
「助けに行くんですか?
KAITO
「ミクちゃんからの頼みだからね、もちろん助けに行くよ」
ミクからの頼みを引き受けたKAITO
彼から5号館までは、およそ60m
ピーーーーーーーー
エリアには5体のハンター
見つかれば、逃げ切るのは容易ではない
KAITO
「ッ!!あのハンター……………こっち来るか?」
ピーーーーーーーー
KAITOに行手に、ハンター
ハンターはKAITOと真逆の方向へ進む
KAITO
「こっち向いてるわけじゃないな……………行けるか?」
ハンターには見つからないと判断したKAITO
覚悟を決めて突っ走る
ピーーーーーーーー
KAITO
「頼む………………こっち向かないでくれ……………!」
ハンターが振り返らないように願いながら、5号館へ向かう!
ピーーーーーーーー
ハンターは気づいていない………
KAITO
「よし………………」
初音ミクの待つ5号館に到着
カードキーを装置に差し込めば、アラームを解除することが出来る
KAITO
「ミクちゃーん!」
/ミクちゃーん!\
ミク
「あっ!KAITOだ!よかった来てくれた!」
KAITOの声にミクが反応
裏切り者ではないと分かり、安堵の表情を浮かべる
KAITO
「ミクちゃ、あっいたいた!」
ミク
「KAITO!来てくれてありがとう!」
KAITOのカードキーを装置に差し込み、
アラーム解除!
初音ミク アラーム解除
これで、
全てのアラームが解除された!
ミク
「マジでありがとう………!KAITOなら来てくれると信じてたよ」
残る逃走者は13人
天久鷹央 磯貝悠馬
KAITO グルーシャ 剛田武
手品先輩 ナンジャモ 野比のび太
初音ミク ピット
ファルコ リーリエ
ルイージ
ゲームは残り40分!
逃げ切る者は現れるのか!?
次回へ続く