レイホンの戦闘bgmすごい好きなんすよ。弱体化前は発狂するくらい難しかっですが…やっぱワイルドヒースのbgmが1番好き。
その次にシャオのIron Lotus←これも一時期全く勝てなくて発狂済
あと救急医学部はよくよく考えたらゲヘナでしたね。救護騎士団に修正しました。すんません。
「うぅぅぅ……ぎゃう!!」
「ツルギ、援護しますよ。」
「わ、私も行きますよー!」
奇声を上げながら突進し、殴打とショットガンで猛攻を繰り返すツルギとその隙を上手くカバーするハスミ、そして予想外の行動をするレイサの活躍でレイホンを留めていた。
「ほう…ちょいとばかしようやるやんけ?もう手に入らんかもしれんけど、弾代惜しむようなタマやなさそうやな?」
レイホンは3人の猛攻を適当に躱しながら、虎標弾を込める。そして、剣を軽く振り払うと肌を焼くような熱風がツルギを襲う。
「余所見しとったらあかんでぇ!?」
熱風により目を一瞬逸らしていたツルギに、レイホンの爆砕斬が襲いかかる。それは、致命傷にはなり得なかったが、ツルギの片腕を焼き、深傷を負わせるには充分すぎる極剣だった。ツルギは堪らず呻き声を上げて膝をつく。
「どや?こいつはちょいと受けこたえあるやろ?…どした?もうへばったんか?」
呻き声しかあげないツルギだが、その目はこの場の誰よりも現状を見据えていた。そして、ツルギは戦闘力以外にも耐久力はこの世界でもトップクラスである。素の耐久力もさることながら、それ以上に脅威なのは彼女の回復力にある。どんな傷も大抵は一日寝れば治る。そのツルギが腕の火傷に怯むはずがなく、すぐにレイホンに襲いかかった。
「ほぉ、耐久力は俺っちが見てきただけでもかなりの物やな?」
レイホンでさえそう言わしめた耐久力にツルギを含む3人は希望を見出していた。そして、陰で待機している多くの正実モブ達も3人の勝利を決して疑わない。しかし、その思いはまたもや打ち砕かれる。
「今からさっきよりもドデカいやつ1発ぶっかますさかい、くたばってシラケさすなや!」
そう警告し、低い屈みから剣を右肩の上に構える。そうして、5本の筒から炎が吹き出し、一気に緊張感が高まる。ツルギは警戒レベルを最大まで上げ、自分の耐久力をもってしても受け切ることは不可能と判断し、回避からのカウンターに思考をフルシフトする。
「しっかりと俺っちの動きを見とるなぁ。ただ、1つ足りへんのが惜しいわ。」
レイホンの呟きにツルギは一瞬戸惑う。何か間違った判断をと思ったが、レイホンの言葉で、そんな事ではないと自分の判断は完璧だったと思い知った。単純に足りなかったもの…それは、
「圧倒的に実践経験が足りてへんわ。」
目の前に、いたレイホンは姿を消し自分の背後に回っていた。先ほどの反省を活かし目は一瞬たりともレイホンから離さなかった。ただ、見えなかった。
バァン!!
レイホンの一撃がツルギを捉える。レイホン愛用の剣で彼の前に立ち塞がるあらゆる物を等しく一刀の元に切り捨てる。
快刀乱麻
「もう1人脱落かいな。死んではおらんけど、存外大した事なかってんな。」
ツルギは倒れていた。叩きつけられるような切り込まれた剣をまともにくらい、そのまま地面に叩きつけられ気絶した。咄嗟に両腕を交差してガードしたが全く意味をなさず、むしろ、腕が切断寸前まで斬られるほどの重傷を負ってしまった。この圧倒的な強さを見たハスミは動揺し、レイサや正実モブ達はパニック寸前まで陥り、現状は最悪であった。ハスミ、レイサのどちらかが倒れれば、このままレイホンの残忍で残酷で冷酷な殺戮ショーの幕開けとなってしまう。
「こんなの、どうやって勝てば…?」
ハスミの言葉を聞いたレイホンは、豪快に笑い出し、嘲笑の目線を向けハスミに絶望の言葉を送る。
「この状態の俺っちにすら押されて、本当に勝てると思てたんか?」
その言葉を聞き、レイホン以外の全員が顔を絶望に染める。レイホンは心底楽しそうに、次の攻撃の構えを取る。
「やっぱし、弾使うの勿体なかったかもしれへんなぁ。」
そう吐き捨てると弾丸の残り火を使い、神速の二連撃でレイサとハスミを一度ずつ切りつける。その斬撃が爆ぜると同時に2人は、建物に叩きつけられた。
「案外早い決着やったな。耐久力は目を見張るものがあるけども、それ以外はてんでダメやな。」
残りは陰で震えている正実モブ達のみ、同年代の中でも最強の2人が瞬殺されたのを見て恐怖で誰1人動こうとしない。いや、動けない。
「さて、残りのゴミ掃除を始めますかいな。」
一歩一歩、着実に歩みを進める。そうする事で、正実の戦力は少しずつ後退を始める。まるで戦闘と血に昂る猛虎が眼前の餌を食い散らかさんとするかのような光景だ。
「う…うわぁぁぁぁ!!勝てるわけないよこんなのぉ!!!」
1人…たった1人が恐怖に耐えかね、逃げ出した。そして、その怖気は水面化で燻っていた恐怖心を揺らし、溢れさせ、周囲に伝播させていく。人々を守る側の人間が今は逃げる事だけを考えている。この瞬間、彼女達はレイホンにとっての餌と成り下がった。
「まぁそうなるわな。ただなぁ、1人たりとも逃がさへんで!!」
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「こ、これは…なんて惨い…うっ…」
胃から迫り上がる内容物を必死に抑えるのは、トリニティ総合学園1年生桐藤ナギサ、フィリウス分派の次期ティーパーティ候補である。
「ナギちゃん落ち着いて…にしてもこれをあの大人1人で…」
同じくティーパーティ候補1年生パテル派の聖園ミカ、ナギサの親友でありお嬢様の典型例みたいな感じの正真正銘のお姫様。ナギサと比べても超活発でトラブルメーカーの側面も持ち合わせる。なお、当然のように超絶美少女である。
「ミカ、もう少し現状を重く捉えて欲しいね。君の声は…頭に響くよ。」
サンクトゥス分派のティーパーティ候補である百合園セイアも現着、とても思慮深く、聡明な人格はとても年相応のものとは思えないほどだ。皮肉屋な一面がたまに傷。小言を言われたミカが反論しようとしたが、まもなくこの男が声を上げた。
「おぉ!ようやっと来よったか?待ちくたびれたでほんま。」
そこには、血だらけの正義実現委員会が地面に転がっている。その中央に剣を突き立て、レイホンが座していた。
「貴方がこれを?」
ナギサがレイホンに向かって問う。先程までの動揺は見られず、堂々と立っている。
「そうやで?身分を弁えない阿呆どもを粛清しとったら、いきなり襲われたんや。これは立派な正当防衛やで?」
レイホンはあくまで自分の行為を正当なものだと述べた。死んでこそはいないが、腕や足が何本かそこら辺に飛び散っている地獄絵図だ。それに、ツルギやハスミなども重傷で身動きが取れていない。
「まぁ、こいつらがやられてあんたら3人が出てきたっちゅうことは、少なくとも俺っちと対等に話せる身分ってことやろな?そこんとこはっきりさせてくれや。」
「あぁ、生徒会だからね。トリニティ総合学園全ての生徒の上に立つ存在、加えて私たち3人は次期候補の筆頭だと認識してくれればいい。」
狐耳を一切動かさず、冷静に言葉を紡ぐセイア、彼女には焦りも恐怖もなく、ただただこの状況を落ち着いて見据えている。一方レイホンは、
(ここに来ても、ジア家の継承争いみたいなものが起こっとるんか。もうお腹いっぱいやでほんま)
苦虫を噛み潰したような顔になっていた。
「それで?君は正当防衛だと主張したが、こちらの生徒の四肢の一部を斬り飛ばすほどの暴行、いや殺人未遂にも相当する行為はこちらとしても些か納得できかねない。」
「虎ァ捕まえる気やったんなら、こいつらも喰われる覚悟しとくべきやった。そうは思わんか?狐耳の別嬪さん?」
「虎?君の言うそれは美徳の一種なのかい?自分を獣に喩えてはいるが、滑稽な姿にしか映らないよ。」
ミカとナギサは後ろからセイアとレイホンの語り合いをみていたが、現実はどれだけセイアが言いくるめようとしてもレイホン自身が暴れたら今のトリニティではどうしようもない事だけであった。
「俺っちの要望はこの地での居住権と高い地位の取得と弾の手配や。これと同じもん作れるとは思わへんけど、似た様なもんを定期的に見繕ってくれれば、今ところは何も言わん。」
「なら、それでこちらも手打ちにしよう。君の高い身分とこれからの生活は私が保証しよう。今のところはね。」
セイアもこれ以上の譲歩は得られないと確信し、渋々要求を飲む。そうすると、レイホンは頷き、結局その場を後にした。ナギサとミカは完全に空気と化していた。
その後は忙しかった。正義実現委員会とレイサやスケバン達の治療で救護騎士団の面々の疲労が限界にまで達していた。こうして、トリニティと猛虎の戦いは幕を下ろしたが、それが新聞となってアマリアに伝わった。
「…私以外にもいるって言ってたけど、まさか親指とはな。近々面倒くさいことになりそうだ。」
正直、薬指とかの才能無いと死亡確定!みたいな組織じゃ無いだけまだマシだろう。まぁどうせ礼儀弁えずに死ぬやつは何人かいるだろうが。まぁ、私たちはこの2人の精神的ケアをする方が先だろうな。
「…」
「…」
ホシノとユメは未だにあの赤い靴を履いた少女の死に顔が頭にこびりついて離れなかった。調べてわかったことだが、あの子はトリニティで長らく行方不明になっていた子だったらしい。間接的に自分たちが殺した様なものだと2人は自責の念に苛まれていた。ホシノはもとより、ユメも騒ぐことが少なくなってきていた。
「ユメ、ホシノ大丈…」
ガバッ!!
近づいた瞬間、ユメが私に抱きついてきた。
「…夢に出てくるんです。あの日の死んじゃった子が。夢の中で私のことを責め立てるんです。お前が殺した。どうして助けてくれなかったって。…もう本当に、気が触れてしまいそうなんです。」
言葉を紡ぐほど声が震え、抱きしめる力が強くなっていく。自責の念と恐怖が彼女をここまで震え上がらせているのだろう。ただ、私が出来るのはこの子を抱きしめて安心させる言葉をかけてあげる事だけ。トラウマは自分で克服しなければ意味がない。それこそ、都市のねじれのようになってしまう。
「私はお前達の姉だ。ホシノもそんな1人でいないでこっちに来い。泣く事は恥ずかしい事じゃない。」
ユメは既に啜り泣いている。そんな私とユメをみて、ホシノは吐き捨てる。
「私はそこまで弱くありませんから大丈夫です。」
無理に捻り出した言葉、声の震えから1番精神的にダメージを負っているのはホシノだろう。全てを抱え、守ろうとする強い意思がある反面、責任と義務感の板挟みにユメ以上に苦しんでいる。しかし、ホシノ自身はそれを良しとしない。それは甘えだと、断じて許さない。そのまま走るようにしてホシノは教室を去った。
君主ホンルが10連で出てきてくれて嬉しいわ。ここに、シチュメールと黒獣5人加えて鏡周回頑張りますか。え?時間殺人鬼イベント?知らんな。