キラ&マティのアナウンサー10連で出たのマジ嬉しい。イサンは大人しく欠片交換するお。最近図書館始めからやり直して都市の星までやったんだけど、ヒューバート結構ドS?あと別に寡黙な性格じゃないかもしれない。
——マティアスが良秀に会う少し前——
「やっぱりヨシヒデだな!待ってろ娘ちゃん!今パパが会いに行ってやるからな!」
マティアスは大剣を背負ったまま、良秀の気配を追って駆け出していた。
キヴォトス指定犯罪組織「中指-悪-」に指定されている指名手配犯。
名前は一度も名乗っていないため未だ不明だが、顔は広く知れ渡っている。
しかし、会いたい一心で周囲への警戒が疎かになっていた。
ドガッ!
「痛……全く、しっかり前を見て走っておくんなまし。せっかく、私の旦那様について今後の計画を膨らませていたというのに。」
ぶつかった少女が、謝罪もせず悪態をついてきたことに、マティアスは心底不機嫌になった。
「テメェ……そっちからぶつかってきたくせに、その態度は随分横柄じゃねえか?こりゃ帳簿にすぐ——」
バァン!!
ワカモの凶弾がマティアスの頬を掠め、裂けた傷から血が滴り落ちた。
「邪魔ですので、速く退いてくださいませんか?」
「ハハ……!」
マティアスは一瞬で怒りを笑いに変えた。
「こいつは……帳簿に書く必要もなさそうだな?」
殺意を剥き出しにするマティアスに、ワカモも鋭い殺気を返す。
(さっさとこの男を退かせて、未来の旦那様への計画を……!)
妄想に耽った一瞬の油断は、マティアスという相手にとって致命的だった。
「ボーっとしていいのか?あぁん!?」
鎖に包まれたレーヴァテインが振り下ろされる。
ワカモは屈みながらガードを固めたが——
ガンッ!
「……!! カハッ……!」
かつてない感じたことのない衝撃と痛みに、ガードの上からワカモは激しく吹き飛ばされた。
「そんなことしてっからそうなんだよ!テメェ!」
マティアスが怒りと怨嗟を込めて追い打ちをかけようとする。
ワカモは震える足でどうにか立ち上がり、逃げようとした。
「逃げんのか?喧嘩買ったなら、
「ハッハ!
その一撃をまともに食らったワカモは、良秀たちのいる方向へ吹き飛ばされていった。
それにより、今現在に至る。
「ヨシヒデ!元気だったか?あそこじゃ一度も顔を見てやれなかったからなぁ。寂しくなかったかぁ?」
マティアスが笑いながらズシズシと近づいてくる。
良秀は鋭く睨みつけた。
「チッ……なんでここに来やがる。」
「おいおい、そんな悲しいこと言わないでくれよ。俺の何が悪かったか言ってくれ。そうすれば娘のために幾らでも直してやる。」
良秀を未だ子供のように扱う態度に、嫌悪と殺意が溢れ出す。
「マティアス。再会を喜び合うのは結構だが、今は娘が大事なことをしている最中だ。あまり邪魔はして欲しくないな。」
リアンが割って入る。
マティアスはリアンを見て、頷いた。
「悪いな、リアン。邪魔しちまってよ。……あぁ、それなら。」
マティアスの雰囲気が一変した。
娘を心配する父親から、戦闘狂の殺戮者へと。
「さっき遠目で見てたんだがよぉ。そこにぶっ倒れてる狐の女が、ヨシヒデに攻撃を仕掛けて、俺にも暴行を加えて来たんだよなぁ。」
頬に出来た傷をさすった後、彼は腰に提げた巨大な「仕返し帳簿」をペラペラと捲った。
「おぉ、これだ。145条9項G行6列。自分の親類、あるいは近しい存在が赤の他人から暴行・暴言を受けた場合、その者の脳髄をぶち撒けるまで顔を殴り潰すか、踏み潰さなければならない。」
パタンと帳簿を閉じ、マティアスはワカモの方へ向き直った。
そこへ先生が慌てて割って入った。
『ちょ、ちょっと待ってください!確かに彼女はヨシヒデ先生に暴力を振るったかもしれませんが……』
先生は威圧に気圧されながらも、生徒を守ろうと必死に説得する。
『彼女は一生徒で、私とヨシヒデ先生の生徒でもあります!ここで殺されるなんてことは、私が絶対にさせません!』
マティアスは「先生」という言葉に反応し、良秀に向き直った。
「ヨシヒデ……お前、先生になったのか?」
困惑した表情で続ける。
「何でそんなことしてんだ?お前が望んだ事なのか?」
「……ただの成り行きだ。別に望んじゃいないさ。」
「……お前ら、娘ちゃんが別に教師になる望みがないというのを知っていたのか?」
『まぁ、私も成り行きでしたから。』
「だったらお前らは、娘ちゃんがやりたくないことをテメェらの都合だけで、こんな危険な場所でさせているのか?」
その瞬間、リアンと良秀に同じ考えが同時に浮かんだ。
(これは……まずい!)
マティアスはため息をつきながら、再び帳簿を捲り始めた。
「121条45項25Y。なんらかの形で強要され、危険な行為を家族に行わせた場合、その場にいる関係者は全員……」
パタンッ。
冷徹に言い放つ。
「即決処刑だ!!!」
そのまま飛び出し、先生の頭を割ろうと熊手の踵落としを浴びせる。
ガキンッ!
「ん……流石に重いな。」
「リアン……テメェ!!」
リアンが大剣でマティアスの攻撃を防ぎ、弾き返す。
「マティアス、指令はヨシヒデと先生を庇護することを望んでいる。邪魔をしないでくれないだろうか。」
「指令?俺にそんな事関係あんのか?」
リアンはカドゥケウスを構え直した。
「娘。先生を連れて、速くビルの中に入って用事を済ませて来なさい。」
良秀はすぐに理解した。長くは持たないから早く済ませてこい、という意味だ。
「あぁ、わかった。」
良秀は先生の袖を引いて走り出す。
「それはダメだぜ娘ちゃん! そいつは処刑対象だ。」
マティアスがレーヴァテインを振りかぶるが、リアンが即座に割り込む。
「余所見をするなら、その体を削ぎ落とさせて貰う。」
カドゥケウスが鞭状に変化し、マティアスの腕の肉を白スーツの袖ごと抉った。
「テメェ……調子に乗るなよ。」
「俺は指令に従うだけだ。調子に乗るという短絡的な行動はやろうと思っても生憎できないのでな。」
「ハ……指令の傀儡が。だけどよ……一度試してみたかったんだ。」
マティアスは笑いながら片腕を構え直した。
「南部ツヴァイ協会を半壊させた代行者は、どんな感触がするだろうなってな!!」
ダダダダダダッ!!ダンッ!
「!?…チッ」
リアンの背後からマティアスに向かって銃が乱射される。それに、追撃する様にスナイパーライフルの弾丸も飛んでくる。
「君達は…娘について行かなかったのか?」
短い間だが、良秀と先生をしっかりと守っていたユウカ達だった。
「な、何が起きてるかは分かんないけど、少しくらいならリアンさんの助けになれます!」
「私達は、彼以外の指にも散々辛酸を舐めさせられています。今ここで引いてしまったら、私は正義実現委員会の名折れです。」
リアンは先ほどまで全く動けていなかった生徒達とはまるで違うと感じた。自分の娘の生徒なのだから見誤ってはいけないと心から思った。
「わかった。君達の力を借りよう。ただし、マティアスの行動を抑止する程度に止めてくれ。帳簿に書かれると面倒なことになるぞ。」
「「「「はい!!」」」」
「テメェら…….」
苛立つ様に歯をギリっと鳴らしながら、剣を握る力を一層強くするマティアスだった。
——シャーレビル内地下——
『リンちゃんも到着したらしいし、生徒達やリアンさんの為にも急ぎましょう!』
「あぁ。」
先生と良秀は地下へと急いだ。
そこにはリンが四角い端末を持って待っていた。
「お待ちしておりました、先生。」
リンは端末を差し出した。
これは「シッテムの箱」——連邦生徒会長が残したものだという。先生方の物らしいが、内容は解析できなかったそうだ。
『私達のものと言っても……パスワードとか何もわからないよ。ヨシヒデ先生は知ってますか?』
「聞•分。俺が知るわけないだろ。」
すると、二人の脳裏に別々の文字が浮かんだ。
先生がそれを入力し、良秀が小さな声で呟く。すると——阿頼耶識がカランと音を立てて動いた。
……接続パスワード確認。
現在の接続者、先生と良秀、確認できました。
シッテムの箱へようこそ、先生。
先生の生体認証及び認証書作成のため、メイオペレートシステムA.R.O.N.Aに変換します。
また、良秀先生の生体認証及び認証書作成のため、メイオペレートシステムA.R.O.N.Aに加え——UNKNOWNを追加します。
大学ってダラダラ過ごす場所だと思ってたけど、テストやばいおー。
原作開始時の先生は?
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良秀、お前が1人で先生になるんだよ!
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良秀と男先生
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良秀と女先生