誤字修正ありがとうございます。ようやく鏡ダンジョンでポン•皇引いた。鏡ダンジョン50回目でようやく出た。
えーすいません。やる気起きなかったのとlimbusブルアカ大学関連色々あって遅れました。展開どうしようかと悪戦苦闘しましたが、温かい目で見てください。ちなみになんだと書き直してるので、下書き部分が残ってる可能性があります。自分でも確認しましたが、見つけたら報告してくれると大変助かります。
「いやぁ、困った。どうしよう。」
アビドスの長姉、アマリアは資金に頭を悩ませていた。2年前、カイザー理事をぶっ飛ばしたは良いものの借金そのものは消えていなかった。
「そうですね。このままだと正直厳しいです姉さん。」
横でホシノが作業しながら話す。2年前と違って、髪がしっかりと伸びている。
「はぁ、全く。あのクソロボット。粉々に粉砕させとけばよかったです。」
「そうだな。情けをかける必要もない相手だったし、少し情けが過ぎたな。」
2人でため息を吐いていると、勢いよく教室のドアが開かれる。
「お二人共!これを見てください!」
アビドス新1年生のアヤネがiPadをもって目の前に現れた。ホシノとアマリアはそれを覗き込んだ。
「んー?連邦生徒会がシャーレの設立?先生2名がこのキヴォトスに…ってなんだこれ?」
「うへぇ、アヤネちゃん。これってどういうことなのか。おじさんに説明してほしいなぁ。」
ホシノがゆるゆるな態度になっていく。アマリアとシャーレの職員として最近雇われるOGとなったユメの前以外ではいつもこんな感じだ。
あの厳格なホシノの顔を見られる機会は随分少なくなったが、それはゆとりが生まれた証拠にも見えて内心悪い気はしてなかった。
「このシャーレには、先生が生徒に支援を行ってくれるみたいなんです。手紙を出して今この状況を伝えれば、先生たちが助けてくれるのではないでしょうか?」
「なるほどいい手だ。とりま頼んでみよう。ユメもいるし。」
「そうだねぇ〜。まぁ、少しでも楽になってくれれば、おじさんも大助かりだよ〜。」
(…ま、正直姉さん以外の大人なんてそんなに信用してないけど…もし害をなすようならその時は…)
ホシノは近くにあった自分の銃グリップを握る力をわずかに強めた。しかし、そこにアマリアの手が優しく触れる。
「まぁそう警戒しなさんな。私がいるんだ。万が一も起きないよ。」
ホシノの方を見て、微笑んで見せるアマリア。しかし——
「そうですね。期待してますよ。”居候”ですからね。」
「うーん辛辣。ちょっとは金稼いでるんだよー?」
ホシノがそっぽ向いて教室を出ていく。
「……やっぱあいつツンデレだな。アヤネ。」
「はい、あそこまでわかりやすいのはびっくりです。」
それはそうとして、アヤネはキヴォトス宛の手紙を書き、シャーレへと送った。
-シャーレ執務室-
カタカタカタカタカタカタ…
「…………」
カタカタカタカタカタカタ…
「…………」
((……仕事が終わらん))
良秀と先生は圧倒的な治安の悪さとそれに伴う膨大な書類で文字通り圧殺されていた。
先生は度重なる書類捌きにより疲労し、良秀はイライラしているのか貧乏揺すりが止まらない。
しかし、2人とも決して表には出さない。なぜなら、自分達は数少ない大人であり大多数が子供であることを理解していたからだ。
『りょ、良秀先生…「う•は•な」…そう言わずに、アビドス高校の生徒からが来ていて。』
生徒という言葉を聞いたとき、良秀は僅かに頷き内容を聞いた。
端的に言うと、最近正体不明の組織から襲撃を受けていて、物資が枯渇していると言うのだ。
『確かアビドスってユメちゃんの出身校だったよね?』
「そうだな。ここに手紙を送るんだ。よっぽどなんだろうな。」
もしかしたら、また指が関与している可能性があると良秀はリアンからの忠告を思い出す。
『行こっか。ユメちゃんを連れて。』
「もち。」
良秀のサラッと言った正しい略語に満足といった感じに良秀の刀が揺れた。
-シャーレを出て数時間-
『ぜぇ……はぁ……ぜぇ…ちょっ….と…遠すぎない……!?』
「先生大丈夫ですか!?干からびそうになってますよ!?」
「全く、軟弱だな。ユメは木陰で休んでろ。こいつは俺が見る。」
(良秀先生…すごく面倒見いいなぁ。)
そう言うと無造作に水をユメに渡した後、先生を岩陰に腰かけさせる。先生に水を少し飲ませた後、少し離れ周りに誰もいないことを確認してタバコに火をつける。
生徒達が基本跋扈しているこのキヴォトスでは、煙草を吸う機会が自然と少なくなる。久しぶりの煙草の煙を深く肺に送り込み、ゆっくりと煙を吐き出した。
「……また指か。まだ、俺は断ち切ることができていないのだろうな。」
吸い終わった煙草を近くの砂の中へ見えないような捨てた。
「あっ、良秀先生。さっき私の後輩が偶々来たので、今すぐに案内してくれるそうです。先生も十分動けるらしいですし、行きましょう。」
「あい分かった。」
先生達移動中
「ただいま。」
銀髪の狼のような生徒。砂狼シロコがアビドス生徒会の教室へ帰還する。
「お帰り、シロコせんぱ…….い?うわ!?何そのおんぶしてる人と刀持った人は!?」
猫耳生徒のセリカは驚愕した。無理もない後ろにいるのは、汗だくでぴくりとも動かない大人と刀を持って鋭い目つきをしている大人がいたからだ。
「わあ、シロコちゃんが大人を拉致してきました!」
おっとりとした雰囲気、まるでお母さんのような雰囲気を醸し出すノノミ。
「拉致!?もしかして死体を…シロコ先輩がついに犯罪に手を…しかも大人と共犯で!!」
エルフ耳と眼鏡が特徴のアヤネ。いかにも真面目という風貌な生徒だ。先生をしたいだと思い込み、良秀のことをシロコを唆した人だと勘違いしている。
その後、セリカが死体を隠すために辺りを探そうを言い出したが、シロコが無造作に先生を下ろすとむくりと起き上がった。
「うわぁ生きてるぅぅ!」
『なんで私は死んだことになってるの?』
「そんなゴミみたいになってるからだろう。」
『ゴミ!?』
「良秀先生、ちょっと言い過ぎですよ。」
後ろからひょこっとユメ先輩が顔を出して苦言を呈する。その姿を見たアビドスの生徒達の目が変わる。
「ユメ先輩!先輩もこっちに来たんですね!…ってあれ先輩、その首にかけているのは…まさか!」
アヤネの顔が変わる。ユメ先輩の首掛けに目がいく。
「シャーレ!つまり、この2人は!」
『うむ。その通り、私が先生だ。』
「良秀。よりょしゅく。」
シャーレに要望が通り、先生達が来た。そう歓喜しようとした瞬間——
ダダダダダダダダッ!
『!?』
アビドス高校の校庭から銃声が響き渡る。
「!……またあいつら、懲りないわね!ホシノ先輩を起こしてくるわ!」
セリカが急いでホシノを呼びにいく。そこから、アビドスの全員とユメが素早く戦闘体制を整えていく。
「ん、またうちの姉さんを怒らせに来た。」
「何度来ても同じなんですけどねぇ。どうしてでしょうか?」
シロコとノノミが首を傾げながらも真っ先に戦闘に赴いていく。それを見た先生と良秀も急いで着いていく。
『凄いなこの子達。戦い慣れすぎてない?』
「あぁ、明らかに誰かに訓練されているな。それに、あの子供戦闘勘は並大抵のものではないだろうな。」
-校庭-
「長姉と末姉がいない今がチャンスだー!一気に攻め落とせー!!」
恐れを知らないスケバン達が一斉突撃を始める。しかし——
「この程度!」
「ん、比べるまでもない。」
「一斉掃射で終わりですねー!」
セリカ、シロコ、ノノミの攻撃がスケバン達が思っていた想像の倍くらい激しかった。
「うわぁぁぁぁ!何だよぉ!長姉達がいなくても強いじゃないかぁ!」
セリカとシロコが鍛えられた速さで前線を蹴散らし、取りこぼしたスケバン達をノノミの掃射で一つ一つ丁寧に潰していく。そこに的確な援護をするアヤネ。
その様子を校門前から眺めている先生2人とユメ。
『これ、私たち要らないんじゃない?』
「あ•ほ。俺たちは物資を持ってくることが仕事だ。」
《絶対そんなこと思ってないよこの人…》
『それに、あ•ほってなんの略ですか?』
「ん?普通にアホと言ったんだ。」
『辛辣!!!』
とは言え自ら戦闘を行うことが憚かれるのは残念ではあるという顔をして、戦闘を見ている。やはり都市の人間、血が疼いて仕方ないようだ。
極め付けは…
「はいはーい。こっからはおじさんの出番だねぇ。」
良秀はホシノを注意深く観察している。そのほんわかとした雰囲気で友好的とも取れるが、それとは裏腹に自分と先生に向ける視線は異様な冷たさを放っていた。
なお、先生は気づいていない。
ダンダンダンッ!!
ホシノがシロコとセリカが押し込んでいる前線をさらに押し上げていく。
「うへぇ。これなら楽勝だよ。」
カチッ…
「…ありゃりゃ?」
弾切れ。物資が尽きていたことの皺寄せがついに来た。
「弾薬が尽きたな!ここでおねんねしてな!」
スケバンの1人がホシノに銃を構えて発砲する。しかし——
「き、消え—だぁ!!」
まるで姿が消えたかのような速さで避け、懐に潜り込む。そのままスケバンの顎にアッパーを喰らわせた。
「おねんねするのは、君の方だったね。」
ドゴッ!
ダメ押しと言わんばかりの回し蹴りでスケバンを吹き飛ばす。蹲る動作すら許さず、一瞬で意識を狩り取る一撃。良秀は魅入り、先生とユメは手を合わせビクビク震えていた。
「あの子供、やるな。あの年にしちゃ素晴らしい腕だ。」
『今エッグい音しながら吹っ飛んでったけど、何なのあの子…ちょっとかっこいいじゃん。』
「アハハ…ホシノちゃん徹底的に鍛えられてるみたいだね。」
そう言ってると、地響きのような音が聞こえる。
「!?えっ、こいつら戦車まで持ってきたの!?」
セリカが指を刺す。セリカの言う通り、頑丈で生徒達でもまともにくらえば脅威になる装甲戦車がそこにはあった。
「はっはぁ!こいつでお前らは終わりだ!少し校舎を壊すことになるかもしれないが、ここで終わらせてやる!」
「うへぇ。少し骨が折れそうだね。ちょっと本気出しちゃおっかなぁ?」
そう言ったホシノの目に激情と冷淡が宿る。冷気と熱気が織りをなし、ホシノの体へと纏わりつき、不安定だがE.G.Oを発現——
「…やっぱいいかな。」
しなかった。
「はぁ?舐めるのも大概にしろよ!!このちびピンクが!!」
「うへぇ。おじさんを馬鹿にするのは勝手だけど、周りをもう少し見た方がいいね〜。特に後ろとか…ね。」
突拍子もない指摘と飄々とした態度にさらに頭の血を沸騰させるスケバン。凄まじい怒号が戦車の中から響き渡る。
「後ろだとぉ?小馬鹿にするのも大概にしやがれ!このまま全員——「家族に手を出す奴は全員!!!」ん?何か聞こえ——」
「処刑だ!!!」
ドォォォン!!!
落下してきた何かと凄まじい接触音と共に、装甲戦車が爆発炎上する。そこに立っていたのは——
「…あんまり派手にやらないほうが良かったか?」
「いえ、全く。お帰り、姉さん。」
紫の服で全身包み、サングラスを頭にかけているアマリアだった。
いやぁ10章良かったっすね。哲学的すぎて理解するの時間かかったけど、最後のムルソーの「黙れ」が凄い好こ。あと弱体化前プイを1発で突破したの褒めて。クローマー姉もしっかりクソアマっぽそうで安心感心。
原作開始時の先生は?
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良秀、お前が1人で先生になるんだよ!
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良秀と男先生
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良秀と女先生