ーEチームー 久世、威叫
ーGチームー 総護、永禮
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大通りを闊歩する2人の背後のビルの屋上付近の空中に浮かぶレンズが2人の様子を見守る。
個性の応用で望遠鏡の先端を収納と同時に放出することで本来見ることができない場所からの索敵、観測が可能になる。
総護はそれによってEチームの様子を盗み見ていた。
フンスッと両手を握って意気込む永禮。
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「いっくよー!」
いきなりマスターハンドとクレイジーハンドで攻撃が飛んでくる。
それを総護は地面付近から石柱を放出することでそれぞれを弾き飛ばす。
久世が赤の絵の具で円を書くと、炎の渦が総護に迫る。
永禮が割って入ると、『フロウ』で炎の軌道を自分の周りを一周させて久世に返す。
帰ってきた炎を威叫の『ボイスレーザー』が相殺する。
連続して放たれる『ボイスレーザー』。
永禮はその軌道を全て掌握し、自分に届く前に軌道を逸らして威叫へと跳ね返す。
そのボイスレーザーを突如地面から競り上がった城壁が防ぐ。
その後ろから数十体の大量の"手"が鳥の群れが移動するかのように空へと現れた。
"手"たちがGチームに向けて迫る。
跳ね返したボイスレーザーを数発空へと向けて撃ち落とすが、落とし切れるわけもなかった。
空に視線を向けると、総護の周囲の空間から大量の剣の剣先が姿を現した。
狙いを定め、射出。
空へと向かう剣の群れは、ハンズを次々と撃ち落としていく。
竜巻が人型に形作られる。
竜巻の剣を持った大型の"魔人"はその剣を総護に向かって振り下ろす。
強烈な風は地面を削るように抉り、ドリルで削った側面のような痕が残る。
しかし、振り下ろした先には総護の姿は無かった。
__ズドドッ
突如、横腹に鋭い衝撃が走る。
その方向を見ると、銃口をこちらに向けた総護の姿が。
よろけた足元をもう片方の銃で撃ち抜く。
すると、着弾点が氷結して久世を地面に拘束した。
素早く小さな火の鳥を数匹描いて突撃させる久世。
しかし、それらは総護の正確無比な射撃で全て撃ち落とされてしまった。
その間に足元に一匹火の鳥を放っていた久世。
氷を溶かし、距離を取ろうとするが、視界から
敵の姿が見えないとはいえ、止まっていれば的になることは自明だった。
後方へとステップバックすると、自分の背中に何かが押し当てられているのを感じる。
確保テープを張り付け、確保が完了した。
一方、永禮と威叫の戦闘は相性の影響もあり、序盤は永禮の優勢で進んだ。
威叫は持ち前のタフさで暴風や瓦礫での攻撃を耐える。
『ボイスレーザー』では永禮に武器を渡すようなものだと分かっているため、威叫は肉弾戦を挑んだ。
永禮は距離を取りながら風で巻き上げて牽制する。
だが、威叫は多少のダメージは構わないと言う覚悟で迫る。
永禮の両手首を掴み、横に広げる。
威叫の口にエネルギーが集まる。
放たれたボイスレーザーは永禮の身体を捉える___
__ことはなく、寸前で消えた。
そして威叫の頭上の空間から突然現れ、そのまま威叫自身に降り注いだ。
威叫が予想外の攻撃で怯み、手を離した瞬間、両脇の何もない空間から放たれた鎖が威叫の両腕を縛り付ける。
鎖の緩みは空間に再び鎖が引き込まれることでピンッと張り、威叫の腕は横に広げて拘束される。
即座に永禮が確保テープで口を塞いだ。
威叫の戦闘不能により、Gチームの勝利となった。
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そんで…と爆豪は総護の方を向く。
そう言って初の戦闘訓練が終わった。
総護の強さは今のところ"個性をうまく使って器用に立ち回る"感じです。
これからだんだん強くなっていきますので、見守ってくれたら嬉しいです