高評価すごくない?凄くない?
今回の話は少しえっちになりましたごめんなさい。
あとアストラ・ヤオお嬢様とイヴリン・シュヴァリエ騎士のカップリング好きな人に関しては今回の話物凄く地雷になりかねない危険性を孕みます。
妄想の書きなぐりだから許してヒヤシンス。
駄目?ダメかぁ…………
新鮮な海の幸、過度に濃い味ではなく、あっさりした淡水魚を使った前菜の料理を食べてから主菜を食べるのがベストだ。
この前菜である淡水魚のムニエルはハーブで香りを引き立てさせ臭みを感じさせず、レモンによって程よい酸味を調整し、その後食べる料理を際立たせてくれる。
あと胃に優しいから今の残業明けでもかなりイける。
「相変わらず、お前の選ぶ食事は私の好みだよザンニー」
「そうか、それなら良かったよ。「──」…いや、イヴリン」
イヴリンと呼ばれる女性は「その名はもう捨てたさ」と少し笑いながらカクテルグラスを掲げ、それを見て私も持ち上げてかちんとグラス同士を合わせた。
「旧友との再会に」
「…………そして、私の遠い休暇に祝杯を」
「それに関しては私もさ」
互いに笑い、皮肉を言いながら乾杯の合図を行い、ワインとカシスのカクテルを少しずつ味わいながら飲み込む。
程よい酸味とカシスの甘みが、アルコール特有の苦味を緩和し飲みやすくなっていた。
私は今、仕事帰りに現在はアストラ・ヤオの身辺警護とマネージャーを兼任しているらしい元職場の友であるイヴリン・シュヴァリエと共に食事を堪能していた。
時は遡り、業務終了時間へ。
懐中時計を開け、定時を迎えている事を確認した私はPCの電源を落として、椅子に寄りかかったまま背伸びをした。
「はぁ〜……終わったな」
いつも通りの業務の終わりに少しの達成感と気怠さを感じつつ椅子から腰を上げ退勤するため出口へと向かう。
そのまま外へ出た後、掲示板に貼られてあるポスターを見て家へと向かっていた足を止める。
「アストラ・ヤオ……か、ふむ」
近日にてにて公演と書いてあるが、私はその公演場所に興味を持った。
「…今日はスターループに足を運ぼうか」
仕事終わりの晩酌って、なんであんなにも魅力的なのだろうか……そうは思わんかね?
内心ウキウキで、いつもお世話になってるスターループの食事処へとレッツラゴーだぜ!!!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「お嬢様、先程も仰りましたが今回の公演に関しては知名度向上だけでなく貴女が途中で抜け出した穴埋めでもあるのです。最近仕事詰めで何処かへ遊びたいという気持ちは痛い程分かりますがせめて連絡と私を護衛につけて頂ければ────」
「分かったわよ!もう……相変わらず固いんだからイヴ」
「……この状況になっているのは誰のせいだと思ってるんだ、お嬢様」
彼女は頭を抱えつつ、スケジュール表を挟んだバインダーに目を通しコレからの予定を話していく。
……まさかここで会うとは思わなんだ元職場の友人とアストラ・ヤオが話しているではないかッ!?
うーん、声を掛けたい所ではあるんだけど説教してる彼女を遠目で見るのも中々ないから眺めてようかなぁ…
「ですので…………お嬢様、先に車へお戻り下さい」
む、視線がコッチに向いた。流石に腕は訛ってはなさそうだな、やるじゃない……っ!!!
だが私は退かぬ!媚びぬ!省みぬ!ゴルシちゃんに敗北はないのだァッ!!!!(某声優)
「えぇ〜!?イヴは一緒じゃないの?」
「…すみませんが、此方に残っている業務を終えてから帰ります、周囲には警戒して、明日は遅刻しないよう早めに寝て下さい」
「はーい……もう、一緒にご飯食べたかったのに」
とぼとぼと外にある高級車へと向かっていくアストラ・ヤオを目で少し追っ掛けた後、私に視線を向ける彼女。
そんなに見つめないでくれよ……興奮するじゃないかッ…………いや、キャラじゃない。
というかまぁ、彼女えっちな格好してるとは思わないかね諸君。
明らかにそのベルト胸強調させ過ぎて揉んでくれと言っているようなものだろう、アルプス山脈もびっくりするほどの光景。
「……お前は一体何者だ」
おぉーう、警戒されてら。そりゃコソコソそっちを見てたんだからそうなる。
一般客に関しては全然バレないよう気配はほぼ完全に消してはいたんだが、彼女にはバレるか。
彼女に私の顔を見せる。
「久しぶりだな、あれから元気にしていたのか?」
彼女は私の顔を見せた瞬間、敵意は無くなり、鳩が豆鉄砲を食らったかのような顔をした。
「……ナイトウォーカー?」
コツコツと靴を鳴らしながら私は瞬時に近付き、呆然としている彼女の前へ立ち、額にデコピンをした。
「痛っ!」
「常に警戒、味方を味方だと思うな。……もう私は組織を抜けてるが教えたはずだ」
まぁもう、数年前の話ではあるんですがかなり鍛えて上げたんだけど……急に現れたのが敵じゃなくて元同僚だからびっくりしたんだと思うけど隙だらけだな。
額に手を添えながら痛みを堪える彼女見てクスリと笑う私に対して涙目でこちらを見つめてくる彼女。
「不意打ちは卑怯だぞ……ナイトウォーカー」
「すまないね…そうだ、少し時間はあるかな?一緒に酒でも飲まないか」
彼女の返事はOKだった。
そして冒頭に戻る。
「……銀行員?」
「あぁ、今は君と変わらない社会人…という訳だ、イヴリン」
食事前にお互いにコードネームではなく、名前で呼び合おうと決めて自己紹介をし終え、今は互いにどういう生活をしているかの世間話だ。
「……そうなのか、貴女が銀行員……想像つかないな」
「私も、こんな真面目な職に就くとは思わなかったけどね」
食事も程々に進み、会話もそれと一緒に増えていく。
今の状況や、公演に関して、そしてアストラ・ヤオに対しての愚痴……どんどんアクセルが掛かってきた。
「大体私が毎朝起こしに行くのもおかしな話だ!アストラはもう成人してるのに私が居なかったら寝坊するんだぞ!毎日毎日スケジュール管理やデータ収集、彼女が脱走した穴埋め、来賓の対応に彼女の目覚まし時計代わり……もうヤダ、しんどい、眠い、休たい……」
「……君は頑張ってるよイヴリン」
そうか……私たちは…親友のようだな……
イヴリンside
彼女、ザンニーとは組織だけの付き合いではあるが同僚で数少ない友人と呼べる人物だった。
偶に食事を一緒にしたり、仕事では相棒として時には彼女が教官になり厳しく指導があったりと語れば沢山ある。
『君にはきっと、心から信じてくれる人が現れるよ』
何も無い私の部屋で、他愛のない会話をしている時にザンニーはこんな事を言い出した。
『……そんな人間は不要だ、必要ない』
組織にとって感情は不要で、無事に遂行する事が私の生きる価値だとこの前まではそう思っていた。
『……いや、君は優しいよ。私と違って』
ザンニーのお陰でこの真っ暗なレールから少しだけ光が射し込んだ、そんな気がしたんだ。
でも彼女はそれを知らない、伝えた所で其れは足枷になると私は分かっているから。
『それは………』
でも伝えたかった、貴女は私が今まで会った人物より輝いているのだと、初めて信頼出来る人間なのだと。
その影になっている苦悶の顔を晴らしてあげたかった。
『さて…今日はお開きにして、また時間があれば相談にでも乗ろう』
私の家からザンニーは外へと出て行き、それが彼女が組織から去る最後の姿だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
酔いがぐるりと回る。
「私は、貴女に救われたんだ……」
今まで伝えたかった本音を、ここでぶちまけていた。羞恥心もあるが、酒のお陰で消えている。
「あなたの言葉でアストラ・ヤオと出会えた」
再会した私のような顔をしたザンニーを見て心の中で笑いながら、言葉を紡ぐ。
「私は、貴女の友人になれてほんひょうひよかっひゃ……」
呂律が回らない、飲み過ぎたようだ。でも気持ちがいい、今ならなんでも出来る気がする。
「……飲み過ぎだ、イヴリン」
「んぅ……」
ザンニーに肩を抱き寄せられ、顔が彼女の胸へと軽く置かれる。
「ありがとう、イヴリン。君のお陰で私も今の場所に立てているんだ」
彼女の感謝の言葉を耳元で囁かれ、ぞわりとした。あぁ、コレは……駄目になりそうだ。
「…なんだか恥ずかしいな、会計は済ませた。ここから家まで送って行こう、場所を教えてくれないか、イヴリン」
「……ん」
立ち上がろうとしたら、足元がふらつく……こんなに酔っ払うのは何時ぶりだろうか。
「急に立ち上がるのは危ないか……よっと」
コレはなんだ、今私はお姫様抱っこされているのか、ザンニーに。そうか、何故だ。
顔が熱い、心臓の鼓動が五月蝿い、ザンニーの横顔が美術館の絵画のように美しく魅力的で妖艶に見える。
うん、コレは不味い、不味いぞイヴリン・シュヴァリエ。
「帰ろう、イヴリン」
助けてくれアストラ、私爆発しそうだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
……朝か、そう言えば昨日仕事帰りに飲みに行こうとしたらイヴリンと再会して……一緒に酒と食事をしたんだっけな。
さて、出勤前に冷蔵庫で冷やしてあるエナドリ飲んでまた連勤地獄へと戻ろ────
むにゅっ……
「んっ…………」
「………………???」
私は今ベットから起き上がろうと手に力を入れたらおっぱいがそこにあった。
ぎぎぎと油が足りない駆動したロボットのように寝息が聞こえた場所へ首を動かすとそこには昨日一緒に飲んでいた友人、イヴリン・シュヴァリエが何も纏わず美しい肌を露出しながら眠っていた。
なんで???
「……ん?ザンニー…おはよう……」
「あぁ、おはよう」
眠そうな顔で彼女はこちらを見つめて挨拶するが、まだ頭が寝ているのかぽけーっとしている。
そう言えば私も服着てないな、え、マジで?
嘘だろワンナイトしたんか私がイヴリンと?冗談でしょ?
周囲をよく見ると私の家ではなく、どうやら彼女の家らしい。チラホラと書類や前まで見た事が無かった家具などが置いてある。
所々首や肩が痛いと思い懐中時計を鏡としてうっすら見てみると首や肩に歯型や唇の後が着いていた。
……は?……えぇ…???
「……あ、あぁあッ!?見ないでくれッ!!!」
そんな現状確認していたらイヴリンは覚醒したらしく私の顔を見て真っ赤にし顔面に枕を投げ付けられた。
うん、まぁそうなるよね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「その………済まなかった…気が動転して…」
「構わないよ、砂糖はどうする?」
「ブラックで問題ない」
あれから一悶着あり、私は昨日着ていた制服を着直しキッチンを借りて2人分の朝食を作っていた。
食パンの上にレタスとトマトに焼きたてのベーコン、そして頂点に目玉焼き……コレが美味いのよコレが。
「夜の事は無かったことにしてくれ…ザンニー」
顔を真っ赤にしながら珈琲を飲むイヴリン、そんなに夜ヤバかったの……?私記憶にございません!!なんでだッ!
「別に構わないが、その…申し訳ないんだけど昨日の記憶が帰宅した時から無くてね」
いやぁ〜困ったなぁ……マジでそんな事あったなら記憶に残ってもおかしくないんだけど綺麗さっぱり無くなってるもんで。
「…………そうか、そのまま思い出さなくて大丈夫だ」
何故だか一瞬残念そうにしていたが、彼女の首元にある多分私が着けたであろう歯型を嬉しそうに撫でている。
『私に一生残る痕を、残してくれないか?』
……あー、うん、ちょっと思い出しちゃった。あの時のイヴリン滅茶苦茶妖艶過ぎてタガが外れたんだよなぁ少しだけ。
「その痕で暫くは我慢してくれ」
「あぁ…………おい待てザンニー今の発言どういう事だ」
その後また一悶着あり、2人は無事に出勤しました。
間に合ってよかったなり〜!!!
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「イヴ?首と肩怪我したの?ガーゼなんて」
「少しだけですから問題ないですよお嬢様」
「そう…?少し嬉しそうね、イヴ」
「そ、そうですか?……顔に出てたのか」
「ええ、何時もより晴れ晴れしてるわ!何かいい事でもあった?」
「ええ、旧友との再会を」
本編に沿ってなくね?
そらそうよ、書きたいやつかいただけだもの。 みつを
という事でわんないとイヴリンでした。
レイン「イヴリンからザンニー様の匂いがする、どうして?」
イヴリン「……その殺気が籠った目を止めて欲しいのだが…」
あのレインとイヴリンが対面するシーンでこのようなカットインが発生します。(私の小説だけ)
高評価、感想もありがとうございます、励みになります。
今回の話に関しては美人2人を絡ませたかった(意味深)だけなので完全に趣味です、申し訳ない。
そんな同士がいたら……その瞬間白骨に電流走る。
これから執筆速度と投稿頻度が下がると思いますので、ご了承ください。
皆様の御期待に添えるか分かりませんが善処していくのでこれからも読んで頂けたら幸いです。