構われたくない一般通過男子生徒VS全力で構いたい生徒達……れでぃ、ふぁい!!! 作:究極進化さむらい(2歳)
今日も快晴だ。
うんざりする程青一色の空。
んでクソ暑い。
最近は暑かったり寒かったりで、気温の差が激しすぎる。
僕は遠い空を見上げながら、もっと薄着で来るのだったと思う。
………あぁ、そうだよ。また現実逃避だよ
結局今日も現実逃避から始まってしまった。
「…あ、あの……何故私に会った途端空を見上げるのですか…?」
「怖いからです」
「こ!?…怖いからですか……」
この怖い人は「歌住サクラコ」。
こんな暑いのにシスター服を着ている怖い人である。
面識は何度かあるし、かなりお世話になった事もある。
しかし、彼女は怖い。
ある日を境にモモトークでの態度が急変したり、元の性格に戻ったり。
悪い噂を聞いたり。
わっぴーという得体の知れない言葉を使うのだ。
きっと今も、僕の持ってるミラクル5000をどうやって略奪しようか考えているに違いない。
折角早朝からトリニティに来て、長時間並び2つ入手したが一つも食べれないで終わるのか……
「ミ……ミラクル5000……全部上げるので……命だけは…命を取るのはやめてください!!」
「取りませんよ!?!?!?」
「じゃあ……有り金全部ですか!?すみません僕今5000円しか持ってないです」
「お金も取りませんから!」
ならば何を取られるのだろうか。
貞操だろうか。
「ミラクル5000上げるので許してくださいぃ〜!」
「お、お顔を上げてください!…その、ユウスケさんを見つけたので、一緒にお茶でもどうかと……」
「お茶ですか。命が助かるのでしたら、分かりました!」
「だから何もしませんって!」
◆◆◆
「どうぞ」
「こ、これがミラクル5000……!」
サクラコさんは目をキラキラさせてミラクル5000を見ている。
こうした女の子らしい面を見ると凄い可愛い人だ。
実はそんなに怖い人ではないのかも知れない。
何かこれが私の覚悟です、とかいってスンゴい服着てたから変な人だと思ってたんだけど。
「それで、何故僕なんかに声をかけてきたのでしょうか……他にも生徒はおると思いますが」
「えっとぉ……お友達をお茶に誘うのは変でしょうか?」
「えっ僕ら友達だったんですか?」
「ち、違うのですか!?!?」
友達と言えるのかな。
確かにモモトークとかで結構話したりした事はあるけど。
実際に会ったことがあるのは数回だし、二人で会うのはこれが初めてだ。
「僕はサクラコさんと友達って認識してませんでしたが……」
「友達だと思ってたのは……私だけ……」
凄いしょげてる。
フォローしたほうが良いか。
「でも、僕ら一緒にミラクル5000食べたんですし、もう友達ですね!」
「……!…本当ですか!」
「はい。次からは何時でも誘って下さい」
「ありがとうございます!よろしくお願いします、ユウスケさん!!!!」
「よろしくお願いしm「あっ」………?」
何かサクラコさんの袖から落ちたぞ。
一体何が……
(タイリョーノユウスケノシャシン)
「……………」
「…………」
「やっぱり考えさせてもらいます」
「 誤解です!!!!!」
やっぱ怖い