もし、俺が提督だったら   作:単品っすね

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番外編2-5

 

 

 

 

「はい、じゃ日直号令〜」

 

俺の声で日直のバリバリの実の能力者、夕張が号令を掛ける。

 

「きりーつ。気を付けー。れーぃ」

 

なんて具合に号令。なんか気が抜けそうになる号令だな。俺はチョークを持って黒板に文字を書く。黒板には「次のヒロイン」と書かれていた。

 

「はい、ちょっと教科書閉じろ〜。前回で榛名の章が終わったので今日の現代文は変更して次のヒロインを決めるぞー」

 

そういうと全員がザワザワとざわつく。

 

「加賀さん、榛名は除外するからな」

 

「先生ー。それは小説の内容でやっていいものなんですかー?」

 

「うるせーよお前大井。そもそもこの榛名の章で次のヒロインじゃね?的な奴をそれとなく出すつもりだったのに途中で進路決まらなくて凍結したり、最終回が中々書けなくて気が付いたらもうすぐ70話になってたりと色々問題が起こって最終的には無理矢理榛名をヒロインっぽく終わらせてて次のヒロインなんてまったくほのめかせられてなかったんだよ。もうここで決めるしかねぇだろ。元々、番外編はメタ発言もガンガンする予定の話だったんだから問題ねぇだろ。番外編1の前書きにも書いたろ」

 

「ていうか現代文を中止してまでやることなんですか?」

 

と、今度は五月雨だ。ってお前この教室かよ、このに来て新キャラか。

 

「バッカヒロイン不在の物語がこの先生きていけるかよ。いやこれ著者の現実逃避の手段だからやろうと思えば永遠に続くけどな?」

 

てなわけで、全員考える。と、いうより一触即発みたいになっていた。

 

「あの、なんでお前らそんなにピリピリして……」

 

『先生は黙ってて!』

 

「は、はい!」

 

ひでぇ、先制で人の意見潰すかね普通。ダメだな。このままじゃ決まらない。

 

「じゃあ俺の独断と偏見で決めるけどいいか…」

 

『ダメッ!』

 

「おい、そもそもこれ俺が決めるべきなんじゃないのかよ。なんでお前らが決めてんだよ」

 

「提督、魚雷撃ちますよ?」

 

「おい、お前今は俺先生だろうが。つーか学生なんだから魚雷持ってねぇだろ。つまり、俺は今いつでも大井をバカに出来るのだ。バーカバーカチンカス侍」

 

「本編で覚えててください」

 

「お、おう…ごめんなさい………」

 

ダメだ…俺に意見を言う権利はないらしいや。だったらもうおとなしくしてよう。そう思い二時間目の途中で抜けて買ってきたガンプラ、HGUCザクスナイパーを組み立てる。暇つぶし用だし塗装はいいか。なんて思いながらパチッパチッ言うニッパーの音が響く。ていうかお前らなんか話し合えや。

 

「そーだ。もうこれでいいじゃん」

 

唐突に俺が言うと全員睨み付けて来る。いや怖いよ。

 

「お前ら今から自分以外の奴の『この人をヒロインにしたい!』って紙書いて提出しろや。それを俺が集計すっから」

 

それなら平等だろ。

 

「もちろん、この教室にいない奴でもいいぞ。ただし、鎮守府にいるやつな」

 

てなわけで投票開始。結果は次の章に続く。

 

 

 

 

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