もし、俺が提督だったら   作:単品っすね

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番外編3-1

 

 

 

夏休み。俺は剣道部に顔を出した。

 

「よう」

 

「こんにちはー」

 

部員が挨拶して来る。なんやかんやで関東大会を控えている。えーっと、伊勢、日向、天龍、木曾とこの前の勧誘で来た一年生、夕立、朝潮、酒匂。本編だと誰一人剣持ってなかった気がするんだが……。ちなみに朝潮は経験者らしい。

 

「あ、練習始めてていいよ。俺はほら、一年生よ面倒見るから」

 

いつも通りテキトーなこと言って練習を始めさせる。

 

「先生、君は防具着けないのか?」

 

「え?あー…あれ夏場着けると暑いからやなんだよね」

 

「いやそれは私達も同じだと思うんだが…」

 

「ぶっちゃけ面倒だし。えーっと朝潮は練習に混ざって。夕立と酒匂は別メニューな。防具がまだ届いてないんだよね」

 

てなわけで、レギュラー勢が練習する中、俺は片手に竹刀を持ち、一年生に竹刀を打たせる。そのまま時間が過ぎて練習終了。

 

「はいお疲れー。じゃ、大会最後だと思うから頑張ってねー」

 

それだけ言って下に降りる。すると、ちょうど弓道部も終わったようで赤城先生と出会した。

 

「あ、こんちは」

 

「あら、剣道部も終わりですか?」

 

「うっす」

 

「そうですか。この後、ご用事はありますか?」

 

「いえ、帰るだけですけど」

 

「ならご一緒に帰りませんか?」

 

「は、はぁ…分かりました」

 

うおぉ…マジか。ビビったぁ…。

 

「では行きましょう?」

 

「は、はい…」

 

 

 

 

(あれは赤城さんと…提督先生、かしら……?)

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道。

 

「提督先生はどこに住んでるんですか?」

 

「あー…オリンピックの近くのセブンの前の一軒家です。あそこで毎日ジャンプ買ってますね」

 

「あら、私もその近くのマンションに住んでるんですよ」

 

「へぇー…」

 

やっべ…なんて返せばいいか分からん。

 

「今度から一緒に帰りませんか?」

 

「………へ?」

 

「ダメ、ですか?」

 

「いや別に構いませんけど…」

 

おいそういうのやめろよ勘違いすんだろうが。

 

「あ、そうだ。この近くに私が大好きな神社があるんですよ。よかったら寄って行きませんか?」

 

その言葉が出た瞬間、俺はひどく焦った。それと共に後ろからガタッと音がしたが気の所為か?

 

「え?うんはい」

 

やばいやばいやばい!なんかメチャクチャ誘って来る!これ以上は勘違いする!でも一度OKしたのに断るのは気が引けるぞ……。

 

「着きましたよ?」

 

早ぇぇよっ!

 

「あら赤城さん!久し振りネ!」

 

なんかエセ外国人みたいな声がすんぞ。

 

「お久しぶりです金剛さん」

 

「んー?その子は彼氏デスかー?」

 

「違いますよ。まだね」

 

その言葉と共にまた後ろからガタッて音。んだよ、誰か付けてんの?

 

「提督先生、こちら巫女さんの金剛さんです」

 

「ゴッドイーター?」

 

「違います」

 

「よろしくネー!」

 

で、其の後に軽く話した後、赤城さんと神社の裏へ。そこからそこそこ綺麗な夕焼けが見えた。

 

「おぉ……」

 

「綺麗でしょう?」

 

「いえ頭の中に裏切りの夕焼けの歌詞が流れただけです」

 

「なんですかそれ?」

 

「いえ、なんでもないです……」

 

通じないか…そりゃそうだ。俺も意味わかんないし。

 

「それで、提督さん…」

 

へ?さん?

 

「私、提督さんのことが…」

 

上目遣いで潤んだ瞳。顔を赤らめまるで甘えて来るかのような顔と声。その時だった。

 

「ま、待ちなさい!」

 

後ろから声が響く。加賀先生がいた。

 

「あら加賀さん。やっと出て来ました?」

 

「「へ?」」

 

俺と加賀先生の声が重なる。

 

「いえ、後ろから付けてくるものだから少しからかっちゃいました」

 

えっと…話が見えない。なに、どういうこと?どういうオチ?

 

「あ、赤城さん……!」

 

悔しそうに顔を真っ赤にして睨み付ける加賀先生だが、不思議と全く怖くない。

 

「ごめんなさいね提督先生。後ろから加賀さんが心配そうについて来てるのがとても可愛くて…」

 

「は、はぁ……」

 

「頭に来ました!」

 

「では提督先生、さようならー!」

 

FIN

 

なんだこれ。グダグダ過ぎだろ。もうちょいなにしたいのかハッキリさせろよ作者。

 

 

 

 

 

 

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