昴くんはなにもしない   作:あまも

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待ちに待った回復判定!!
ちょっといつもより長いです

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12-3:擬死と狸寝入りと三文役者

 

 

 頭いてぇけど腹も立つってばあんな状態で人の事殴ることあんめぇべなにしても私ってば最近よく倒れてるなっておもったんだけどしかも女性からの攻撃多くない?いやいやでも死ぬとか後々残りそうな傷ではないからプラマイゼロなのではと思

「スバルさん!!」

 

 はわ。

 

 何かに顔を押し付けている形で、息苦しくて起き上がろうとして、視界がグルグルとおかしくなってしまい、また戻ってしまう。

 後頭部がゴンゴンと痛む。偏頭痛ともまた違う痛み方で、吐き気とかよりクラクラしてしまう立ちくらみとか貧血に近い。

 

 ええと、そう。頭が痛い。頭が痛い?

 なんだったかな。

 早めに思い出した方がいい。こういう時は……外付け。外部ツールに聞こう。

 

「ノア」

『殴られて倒れたんだよお兄ちゃん』

 

 右耳から簡潔な状況説明頂きました。

 OK完全に理解した。

 

「スバルさん、大丈夫?!」

「し……うん、うん……大丈夫、大丈夫」

 

 かけられた声は新一くんのもので、つい口が新一くんの事を呼びそうになったが、思いとどまった。声が若い。そう、そうだ。小さい名探偵。小さいのは昔と今だ。

 

 

 両手を突いて起き上がると、自分が長門会長のベッドのサイドに垂れた布団に埋もれていたらしい事がわかった。倒れ込む時、巻き込んだらしい。

 私の後ろでは蘭ちゃんや信子さん、康江さんがしゃがみこみ、窓のそばで倒れている日向さんの介抱をしている。

 私の周りには新一くん、小五郎さん、そして服部くん。みんな心配そうに眉を寄せてこちらの様子を窺っている。

 私ってば、まーた小五郎さんに心配かけてしまったらしい。 

 

「おい、パソコン小僧。何があった!」

「何があったはこちらが聞きたい所ですが……すいません、会長は無事ですか?」

「大丈夫や、怪我もあらへん。……のやけど、目が覚めんらしくてな」

 

ベッドの方では、屋敷の面々が会長さんを囲んでいる。まだ目が覚めてないのか。

 

「やっぱり何か盛られて……いてて……」

「おい、無理して起き上がんじゃねーぞ、怪我してんだから」

 

 小五郎さんが、私の後頭部に当てていたらしい布を見せてくる。オワァ!血!

 頭だからまぁまぁな量に見えるが、実際はちょぴっとだけ、皮膚が切れてるそうで。

 頭洗う時大変そう。やだな。秋でよかった。

 

「とりあえず私は、何者かに頭を強かに……何かで打たれたようです」

「のようやな。コレがその凶器やろ」

 

 服部くんが見せてくれたのは、そこら辺に転がっていたらしい酒のボトル。見覚えがある。パーティで出されていたものだ。

 

「わ」

 

 ちょっと、笑わせないで欲しい。その瓶のラベル、バーボンじゃん。バーボンに殴られたの私。笑いこらえて力がこもって、後頭部が痛え。

 

「日向さんは?大丈夫ですか?」

「彼女も無事やで。あっちもベランダを這い上がってきよった何者かに、強かに殴り飛ばされて、床で頭を打ったゆうてたわ」

「登ってきた者の顔は見ていないんですか?」

「ああ。秀臣さんの事を心配して顔を伏せていたんだろうよ」

「……」

 

 いや。あの時彼女は下を見ていたはずだが。

 

 秀臣さんの事、庇っているのか?

 そういや、なんで下を向いてたんだっけ。ええと。……あぁ。

 

 

「あ、光明さんって、大丈夫だったんですか?」

「……」

 

 探偵トリプル首横振り残念顔頂きました。せやか。死んじゃったか。

 

「それは……やはり下のお部屋で?」

「いや、そこの柵だ。酷いもんだぜ」

 

 小五郎さんが、窓の外を顎で示した。今警察が来て、柵に……こう……串刺しになった死体を下ろすのに四苦八苦しているらしい。

 なんだか串刺し死体に縁があるな。やな縁だこと。

 ここで小五郎さんは、この部屋の人達が起きた事と、状況説明を下の目暮警部に伝えてくる、と私を壁に凭れさせて離れた。探偵ボウヤ達が行きたそうにしているので、服部くんに行ってきなと促してやる。後で新一くんと情報共有してあげなね。

 

「スバルさんは、長門会長を守る為に部屋に残ったのか?」

「……そうですね。全員行く必要は無いだろうと思いましたし、会長に彼女の話もしたかったので。けれど、あの騒ぎでも起きない様子にもしやと……思った矢先、でした。後ろからだったので、犯人を見れていないのが……すいません、力不足で」

「いや。スバルさんと日向さんが残ってたおかげで、長門会長が無事だったんだよきっと」

 

 そうかな……どうかな……いや、うーん……

 

「……そもそも、何故長門会長は眠らされただけなんですか?」

「柵に刺さって亡くなってる光明さんを見てしまった康江さんが上げた悲鳴で、てっきりまだこの部屋にいると思っていた信子さんが駆け付けたんだって。結構声と足音立てて走ってきたから、その音で失敗したと思って逃げたんじゃないかって」

 信子さんの証言を聞いた小五郎さんと目暮警部が言っていたらしい。

 

「……コナンくんはそう思ってます?」

「…………既に2人殴り倒して、そこに女性が1人増えたところで、処理をしても時間に変わりはほとんどない。よほど急いでいた理由があったのなら、そもそも背中を向けていたスバルさんまで襲って、この長門会長の側まで来たのに何もしないのは不自然だ」

「ですよねぇ……」

 

 身じろぐと、後頭部に響いて痛い。何が響いてんだよ。ああクソ、ギャグパートになんないかな。

 新一くんの耳に顔を寄せる。内緒話と察してくれた新一くんが、顔を寄せてくれたので少し楽になった。

 

「秀臣さんを日向さんが庇っている、とお考えで?」

「ああ。……違うのか?」

「いえ、その可能性はかなり高いですが、もう一つ別の可能性をと。

 流石の私も、耳くらいは普通に機能してます。あの時、背後でものが倒れたりといった物音はありませんでした。それに……みなさんが部屋を出てからすぐに、私は倒れましたから……」

 

 最初から秀臣さんや、他の誰かが部屋に残っていたので無ければ……

 

 私を殴ったのは日向さんだ。

 

 女性に殴られすぎ!そんなにあの質問、腹立ったかな!

 

 

 ■

 

 

 翌日、捜索の末に秀臣さんは池の底で冷たくなっている状態で見つかった。全ての犯行後、自殺、と断定されかけたが、そこは2人の名探偵。自殺は自殺でも、死亡推定時刻を誤魔化されていると判断。

 

 まぁ、そうだよね。名探偵が2人もいるのでね。サクサクトントンとトリックを暴いて行く。そんなお2人にそちらを任せて、お前は動くなと言われてしまったので、目覚めてからすっかり意気消沈している会長さんとお部屋にて安静なう。

 ただまぁ、そうね。

 

「…………見てますよね、犯人」

「なんの事かね」

「寝ていたと仰いましたが、あなたは微睡みの中、確かに目を開けておられた。私が倒れたあと、光明さんの悲鳴も、日向さんの必死な様子も、彼女が殴られたふりをして倒れて信子さんを待ったのも……全部見ていたんでしょう」

「…………」

 

 何も言ってはくれないが、悲痛な表情はハッキリと、若人達に起きた出来事を認識しておられるらしい。

 庇うよなぁ、そりゃ。

 

「……本当に、申し訳ない。私は何も止められなかった」

「何を言う。君は全くの部外者だろう。そればかりか、そんな怪我まで拵えて」

「……そうですね、私がいなければ、きっと傷害は付かなかった。余計な罪までオマケでつけてしまって……申し訳ないことを」

 

 変に残ってしまったから、彼女によく分からん罪をつけてしまった。咄嗟の事で、慌てていたんだろう。危うく命も行くところだったかもしれない。

 今頃、新一くんたち探偵ボウヤが彼女の部屋で謎解きショータイムしてる頃だろうが……

 長門会長が、よろよろとベッドから出ようとしている。

 

「彼女の所へ?」

「ああ。……君、調べてくれたようだね」

「そうですね。後ほど、写真をお渡ししますよ」

「それはありがたい」

 

 体格のいい彼を支えるのは骨が折れる。執事さんも高齢の方で、そこにこのポンコツ負傷者を足してよっこらえいこら、なんとか彼女の……日向さんの部屋まで辿り着いた。

 部屋の外まで、彼女の慟哭が響いている。

 

 慰めるように、長門会長が入っていったが、私はそこにまでついては行けなかった。足が動かなかった。

 

 

 大体の予想は合っていた。合っていた、のだから……止められたのだろうなぁ、この事件。

 

 思い出すのは友人のこと。成実(せいじ)さんは燃やしてしまった。復讐心は晴れなかった。復讐なんて必要なんだろうか。

 

 私は、自分で死ぬ覚悟を決めてしまった人を止める言葉が無いんだなぁと、しみじみと。

 

 ああ、頭が痛い。

 

 

 ■

 

 

「それで、頭を打って倒れて……何故すぐに病院にいかなかったんですか」

「だって、首突っ込んでしまったわけですし……結末は見届けておきたいじゃないですか」

 

 私の返事に、ため息が返ってきた。

 新出医院の若先生が、おばちゃま達には滅多に見せない渋面で私を見てくる。

 東都医大首席合格の若先生、新出智明。

 なんだかんだの付き合いの末、現在私のかかりつけ医の先生だ。

 

 長門邸での事件の後、服部くんを駅に送り、小五郎さん達を事務所に送った後の夜、成実さんに会いに来たら頭のやっつけ応急処置ガーゼの事情を聞かれ、そういえば殴られて頭割れましたと言ったら首根っこ掴まれて診察室に連れ込まれたってワケ。

 そっちの処置が先だろうとは、うむ、確かに。

 

 ちょりちょりと、容赦なく傷口周りを剃られてしまった。一応他の毛で隠せるけども。恥ずかし。しばらく帽子被って過ごそう。

 

 私の容態を一通り確認した後、何故すぐ来ないのか何故それで動いたのかそもそもそれで車を運転するなとこっぴどく叱られてしまい、そこから定期検診サボった事や打撲痕が腕に残ってたことやら見とがめられ、いよいよ雷が落ち、そのまま新出さんちに一泊となった。

 入院するほどではないけれど、放っておいたら夜のうちにまたどこかに出かけたりしてしまいそうでとのこと。

 いやいや。そんなカンタンに出かけませんって。夜はちゃんと寝るよもちろん。

 

 私の弁明の言葉も渋面で聞き流し、智明くんは誰かに電話をかけたと思ったら、爆速で駆け付けやって来たのは景光くんだった。

 いつの間に連絡先交換してたんだお前ら。

 

 それでやって来た景光くん、開口一番「良いからお前は一旦寝ろ!!」と来た。

 なんで半ギレなの?

 

「色々考え無くていいから、とりあえず今日は一旦寝ろ、ハル。話は明日」

「え、でもせっかくみっちゃんが来たんだしみんなで枕投げでも」

「うちは旅館じゃないですよ」

 

 なんか2人とも冷たい。

 

「そういえば、智ちゃん。成ちゃんは?」

「良いから寝ろ」

 

 取り付く島もない。風呂で汗を流すのも禁止され、温タオルで身体拭いて寝巻きを渡され、客間に敷かれたお布団にぶち込まれた。枕元で、私が寝るまで監視するのか景光くんが胡座をかいてどっかりと座っている。え、景光くんは寝ないの?

 

「なんで見張りまで…」「寝ろ」

 

 ヒン…言葉の圧が強い……これは公安ですわ……

 

「……あの」「寝ろ」

 

 ダメそう。寝るしかない。

 仕方ないので、携帯越しにノアズ・アークに連絡して、部屋と阿笠さんちで進めていたものを一旦止めてもらうよう頼むと、ノアズ・アークからも『わかったから寝なよ?お兄ちゃん』と言われてしまった。完全包囲……てか携帯いじるのは良いんだ……

 

 ……ならもうちょい、と思ったら手の中で電源は勝手に落ちたし即座に景光くんに奪われたのでもう観念するしかない。

 せめてイヤホンは充電させてね。

 

 

 *

 

 

「…………寝た?」

「はい。やっと寝たみたい」

 

 障子が開いて、覗き込んできたのは黒髪を短く切った男性。メイクも落として、ポロシャツにパンツですっかり男の格好になった麻生成実だった。

 

 頭の傷を気遣って、横向きに眠りについた昴。新出先生が見た途端に看破出来た程度には、いつものその場しのぎが出来ていなかったんだろう。

 

 体力、判断力の低下、血行不良に目のクマ。

 新出先生の診断は、完全な寝不足。

 

 最近よく出かけていたのは知っている。仲良くしていた教授が亡くなり、しかもその教授が組織のメンバーだったと知って、落ち込んでいたのも知っている。

 それにしても、外面を取り繕って、さも健康だと見せるのばかりが上手い彼がこんなになるなんて、よほどショックだったんだろうか。

 成実さんが、乾燥の終わった着替えを寝ている昴の隣に置いて、そのまま自分も座る。

 

「昔からこんなんなの?」

「そう……だなぁ……俺の知る限りでは、ここまでのはあまり」

 

 考え過ぎて夜眠る事が出来ない。

 だから、一旦全部後に回す。

 

 そんなことを繰り返していて、身に染みてしまったのが彼の保留癖だった。その後回しに出来ないことが、積み重なってしまっていたんだろう。

 現に、寝る最後の最後まで何かの連絡を取っていた様子だった。

 

「オレに会いに来たのか、無意識に病院に行くことを選んだのか分からないよね」

「そうなんだよね……」

 

 成実さんの言葉に、深く頷いてしまった。新出先生を頼れば、解決する事が出来る事が多かった。だから来た。その可能性もある。

 なんせ実際、成実さんがテキパキと、布団の横に点滴の用意を始めている。

 疲労回復に栄養剤ぶち込むかぁ、と乱暴な口調で言う彼は、月影島での悲壮感はほとんど見えない。

 

 月影島から本土に戻ってきてから3日も目を覚まさなかった彼は、目覚めてからもずっと塞ぎ込んでいた。

 その彼に、新出先生は手伝いを頼んだ。

 

 そのくらいしか、俺は知らない。

 けれど確かに、麻生成実は医者として、なんとか立ち直っている。伊達に医大を首席で合格していないらしいと、ハルと囁きあったのはいつの頃だったか。

 今では住み込みの看護師として新出先生の下で働く事を、意欲的に、また積極的に取り組んでいる。

 

「あの先生は、まさしく『真っ当に(・・・・)生きてる(・・・・)医者(・・)』なんだ。ああ生きるのが、きっと正解なんだと思う。だから……オレは、あの人を見習おうと思ってさ」

 

 と、諦観の表情で語った成実さんに、ハルが神妙に頷いていた。

 

 

「オレはさ、沖矢は悩み事なんて無いやつなんだろうなって思ってたんだ」

 

 日に当たってもあまり焼けないなまっ白い腕をとり、容赦なく針を刺しながら成実さんが言う。

 

「いっつも女子を取っかえ引っ変え、会う度顔ぶれが変わるんだぜ。成績だってろくに勉強もせずに上位取ってくし、順当な学校行ってたクセに、なんだか知らんがいきなりやる気出して『ちょっと真面目に東都大学目指してみますね!』とか言って、一発合格してみせるし。挙句皆が必死になって進級目指して単位取得頑張ってる横で、『やりたいことあるので休学しますね!』だのと……2年留年してるくせに院までいって、金や将来の心配なんて微塵もしてなくて……本当に、余裕綽々で生きてるなって……ずっと思ってた」

 

 やってること並べたら、確かに人生舐めてる様に聞こえる。……実際、俺やゼロが警察学校を目指して、そちらに進学の舵を切ったのを知ってから、同じくらい立派な学校を目指すと言い勉強しだしての東都大学合格だ。

 休学の理由も、俺に付き合ってくれていた。……もう1年の理由はわからないが……

 将来の目標は、阿笠博士かサワダヒロキの助手と、もうほぼ決まっている。

 

「全部理由はあったんだな。それも、大体の出来事が自分以外の人を理由にしていた」

 

 点滴がぽたぽたと、やや早いペースで落とされる。成実さんは、何をどこまで聞いたのだろう。

 

「コイツ、オレに『復讐には意味はあるが、非効率的だ』なんて言ってたんだ。……じゃあ効率的ってなんなんだよって話だろ」

 

 また、なんとも言い難い事を。効率的な案なんてあったのか。

 

「なぁ。唯景さんも、復讐は良くないって思うか?」

 

「……俺も、許せないことはあったよ」

 

 両親のこと。俺自身のこと。法で片付くことも、法ではどうしようもないこともある事実を、嫌でもこの身で思い知った。

 

「それでも。……俺は、ひとりで考え込むのを止めて……他の人を頼ったよ。友達を、仲間を……力を貸してくれる人達がいたから、俺はここまで来れた」

 

 ゼロ。兄さん。……みんな。それに、ライや、工藤先生や、新出先生も。

 

「復讐は、良いとは言えない。世間的に見ればきっと、暴力に暴力で返すようなものだから。ハルの言う、『非効率』というのは……たぶん、その復讐にかける時間が勿体ないってことじゃないかな」

「時間……」

 

 憎い相手を思うより、居なくなった人のことを想った方が余程、自分の為になる。

 憎い相手をどう苦しめるか考えるより、自分のことや、友達ををどう楽しませるかを考えた方が、自分の為になる。

 

 保留した後、優先順位をつけて物事を考えるハルならそう言いたかったんだと思う。

 

「自分の為になることを、もっと考えて欲しかったんじゃないかな」

「…………そういえば、コイツはそんなことずっと言ってたっけな。

 沖矢はよく分からん事とどこかの誰かが言ってるような当たり障りない事しか言わないから、聞き飛ばしてた」

「そんな。ハルが聞いたら、また悲しそうにするんじゃない?」

 

 成実さんの表情には、笑顔が戻ってきていた。

 ケラケラと、声を上げて笑う。すっかり男らしい仕草だ。

 

「良いんだよ。コイツがよく分からんことを言うのはいつもだろ」

 

 それは……そうなのだけど。

 

 

 





顔面偏差値高いなぁ。

読んでいただきありがとうございました!
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