昴くんはなにもしない 作:あまも
最近休憩時間にパーツ分けしてポチポチしてるので合わせたら文字数増えててびっくりしてます
原作で言うところの巻数が戻ります
閲覧ありがとうございます!
どデカい問題(自分の中での)が解決したおかげで、他のことに目が向けられるようになった。
そうなると、これまで体調が死んでた間に目を背けて溜め込まれた、自分で片付けなければならない書類の諸々が大量に出てきて、少しばかり忙しくなった。
溜め込んでた私が悪いのだけど、嫌なことは後回しにしてしまいがちな私の悪いところ。こうして後から切羽詰まってヒィヒィ言うことになる。
いつもの普通な大学院生気取り沖矢昴してる時なら、ここまで溜め込まないんだよ。ホントだよ。
何をそんなにって、主に3つ。税金関係と、予定外の出費の支払い関係と、物件関係ね。
ノアズ・アークが処理の手段別に分けて、優先順位を付けてと秘書みたいにまとめて仕分けして表でわかりやすくしてくれていたおかげでスムーズには進められているけれど、いつの間にかWeb手続きもマイナンバーカードも無くなってたお役所関係の提出物はほぼ全て手書きなので、1枚書くのも一苦労。
なんせ普段の私の文字は暗号と呼ばれるのでね。真面目に書かなきゃならなくてさ。
……いやいやいや。“普段の”文字が暗号なのであって、ちゃんと真面目に書けば綺麗な文字だって書けるので。現に、伊豆の時だって皆読めたでしょうに。
……つまりは、知らない人達に読ませるものである提出書類は、ちゃんと真面目に書かなきゃならない。真面目に書くってのは、丁寧に読める文字で書くってこと。
これがこの書類整理に無駄に時間がかかってる1番の理由ね。
景光くん曰く、私の文字は速記じみてて、コツがいるけど慣れれば普通に読めるらしい。
景光くんがそういうのだから大丈夫ってことだ。
それに零くんや工藤氏とかも、普通に読めるから別に……そりゃ零くんと工藤氏だからだって?
…………おおっと、収入印紙も買いに行かないと……
ぱさりと、完成品を提出用のファイルにしまって次のものへ。ノアズ・アークが次の書類の記入例を画面に出してくれているので、ほとんどその通りに書けばいい。
だから、楽なんだけどさ。
私の部屋にはペソペソの座布団と低いテーブルか、やっすい中古の折りたたみのカウンターチェアと備え付けの中途半端な高さの机しかなくて、書き物には向いてない。
だから何かしらの作業は研究室か阿笠さんちかヒロキくんちか工藤邸に行ってたんだが。
今回は物書きが物書くために良く使っていた部屋――工藤邸の書斎を、また新一くんに借りて作業中。
ここは高さが丁度良くて、作業スペースも広くて1番作業が捗る。
最近はワープロでカタカタやってることが多いけれど、昔は工藤氏も手書きで原稿やってたからな。
椅子とか座り心地がいい。適度な硬さ。ゆったり感。
数少ない欠点は、タバコ臭いことと、窓が無い事かな。陽の光が無いと、時間がわからない。
なんならPC作業とかも長引きそうな時はたまに借りている。
私の部屋でやってると、何故か足まで痛くなるからな。
ヒロキくんの部屋にいつもいつもお邪魔するのも悪いし。
ここんとこ連日借りすぎて、「借ります」の連絡する度に新一くんからは「もう管理ついでに住んでくれても良いんだけど」との呆れ声での許可をいただいている。
それも悪くはないけれど、この間みたいに零くんや景光くんと集まる場所としては、工藤邸は目立つし派手だからね。
何かあった時も狙いがブレるし。
その点は、あの好き勝手整備できる部屋のがいい。
早くマイナンバーの時代来ないかな。色々なものが楽になるのに。
■
零くんと景光くんのおかげで、私は無事復活したが、赤井さん問題はまだ解決していない。
なんでも、今景光くんは赤井さんからのお返事待ち……らしいのだけど、その返事が遅れているそうな。
彼やFBIのほうで、何かあったのかね。
そんな小林くんは、今日は謎の招待状をもらった毛利さん達と一緒に、山奥のどえれぇお屋敷に向かった。
「車を出して貰えないか」と新一くんに、初めは私が頼まれたのだけど、こんな感じで書類に追われていたのでね。
見かねた小林くんが招待状を一読。ニヤリと、たまに零くんや新一くんのやる笑顔に似た顔をしてから、「面白そーだ」と、代わりに行こうかと申し出てくれた。
絶対何かあるじゃん。
くわばらくわばら。そういうのはフィジカルNINJAにお頼み申す。
小五郎さんも、車で乗り付けた小林くんに名探偵の仕事ぶり、しっかりみとけよとふんぞり返って、私が貸したフォレスターの助手席に乗り込んで行ったので、小林くんが毛利先生ヨイショしてくれて御満悦になって帰ってくることだろう。
小五郎さんは、小林くんがフリーターではなくて探偵見習いだと思ってるのではなかろうか。安室透は探偵だけど、小林くんのメイン職は記事の売れないライターだぞ。バイト戦士ではあるけど。
そんなわけで、我が愛車がちいちゃくなるまで見送った私でしたとさ。ドナドナか?
……お屋敷関係、結構えげつない事件が多い。
ノアズ・アークに件の屋敷、“黄昏の館”について調べてもらったら、凄惨な事件の話や眉唾な伝説じみたお話が出てきて、なんというか、物語性がありすぎる。
絶対に何か起こるじゃん。
景光くんには何かあったらすぐに連絡くれるようにと、私が新一くんを連れて山や屋敷や集まりに向かう時に気を付けるべき10の事を念押したので、そうそう悪いことにはならない……と思う……のだけど…………
いいや、今回は起こらないね。
招待状の差出人の名前が、小林くんが笑顔になっちゃうような人だったし。
『神が見捨てし仔の幻影』ね。
…別に見捨てたわけじゃなくて、羊ちゃんと違って生きてるだけで自然破壊する人間みたいな悪性こそを“悪”と定めたものだから、神様だって決して存在そのものを否定したわけでは…まぁ明確に悪だとされてしまってるから救いようがない、なら見捨てたってことだろって言われたらそれは、そうだけど、それじゃあ全ての“悪”は神に見捨てられてるってのかってうーーーん
そんな話はしてねぇのよ。
つまり
見たかったな〜。
書類が無ければついて行ったんだけどな〜。
小林くん、怪盗さんとのエンカウント率高くない?
それを言ったら1番高いのは新一くんなんだが。
ま、本人かはわからないけどさ。何を盗む、とも言ってなかった招待状だし。
でも
怪盗キッドは自分の名前を騙られると、気になって見に来てしまう傾向がある。
そも、小切手ついてたならその小切手の差出人名見れば大体わかるもんじゃないの?小五郎さんはお金になると思ってか、『小切手がついてた』としか言ってくれなくて、結局見せてもくれないんだもん。実物なのかもどれだけの金額なのかもわからない。
それとも無記名で届いて、現地に持ってきたら名前書いてくれる形式だったんだろうか。
そうして考えながら工藤邸の書斎でカリカリしていたら、早速小林くんからメッセージが来た。曰く。
『パンクしちゃった(´>ω∂`)』
とのこと。
おいふざけんなよ。私のフォレスター。
『なんですって?』
『傷はついてないから!!(>_< ;)
ただ、まだ街中だし、応急処置したタイヤで山に行くのもアレだろ?だから一旦車は整備に預けて、今日はレンタカーで向かうからさ。
預けたのはここ→(リンク)←
お前の電話番号は教えたから、知らない番号からかかってきたらでてやってくれ(*´ー`*人)』
『了解』
三毛猫アイコンで景光くんだから許される顔文字の乱用だ。
気付いたんだけど、これ音声入力してるとしたら、顔文字入力出来ないよね?……手打ちか……もしくは……軽量型のノアズ・アークが何か変な進化を……?
てか、街中でパンク?
タイヤ、ゴム古くなってはいないはず。
どこぞの白い戦闘機に乗ったバカみたいな乱暴で危険な運転は(滅多に)しない景光くんに任せているわけで。
……この間の大通りで派手にやらかしてた交通事故で、飛び散っていたガラス片か何か、踏んでたかな?
まったく、これだから東都は。
バーストしたとかじゃないなら良いか……
山奥行くなら、むしろ良かったかもしれない。
枝とかで車体が傷つけられなくて良かったと思おう。うん。
山奥で、いわく付きのお屋敷で、新一くんだもんな。
最悪、爆発も有り得る。
うん。私の愛車はきっと何かのご意志に護られたのだろう。そういうこともある。
■
目的地に着いたら連絡してくれると思うが、今回、“黄昏の館”について調べていたら中々興味深いというか、奇妙な話というか。
いわく話が出るわ出るわ。
特に、また一段とおかしな話がね。なんと知り合いから出てきた。
その昔、かつての屋敷の主人、“烏丸蓮耶”が屋敷を親から相続した際に、『館に財宝が隠されている』という手掛かりを見つけ、多くの学者を館に招いて捜索させた。
しかし結局、誰にも解けず。
やがて焦った主人は、見せしめに学者達を一人ずつ殺し始めたそうな。
結局、全員殺すまで見つかることはなく、主人も無念、そのまま死んでしまい、全ては有耶無耶のまま山の奥深くに屋敷ごと眠ることとなった……とか。
流石、狂った金持ちはやることが違うね。上級国m…ンンン。
とまぁ、それが黄昏の館で起こったという惨劇の、都市伝説。
そう。 都市伝説だ。
被害者、とされる学者の身内と主張する人物が、いるとかいないとか……話は転がってはいても、全ては噂と自称でしかなく。
実際にはそんな記録は何も残っていない。
全く同じではないものの、似たような、というか『黄昏の館では人知れず闇に葬られた惨劇があった』という噂話が、オカ板で散見された。
実際に、そういった事件として探っても見つからない。似たようなものはあるが、それはそれで別の事件として存在している。混同されたものか?とも思うが、『黄昏の館』というキーワードが引っかかると、途端に全て与太話、噂話、都市伝説にとフィクションな、曖昧なものになってしまう。
元々、事件そのものも古いものだから、こうしてデータベースに移行されていない物なら仕方ない。
……と諦めるしかないのか、諦めさせたいものなのか。
超のつくような金持ちがそんな真似したことだから、金に物言わせて人も事実も何もかもをもみ消されてるのか、そもそもそんな事件は無かったのか、はたして何がどうしてどうなのか。
いわくだけは確かにある。そんな屋敷だった。
ただまぁ、私は烏丸蓮耶が学者を招き、一人一人殺していった話こそが事実だったのではと思っている。
この話を私に語ってくれた、出処の知り合いが、クリスさんなんだよな。
だから他のどんな与太話よりも、1番信憑性がある。
クリスさんったら、この間私がメンブレしてゲロゲログロッキーだったのを安室さんから聞いたのか、わざわざ朝から顔を見に私の部屋まで来てくれてね。もちろん智明くん顔で。
病院に潜入していたことは何度もあるから、とは明言しなかったが、ちゃんと処置くらいは出来るのだし、来てもらっても問題ないとの事でした。
私のことを心配、してくれてたのか?
……いや、可愛がってるペットがなんか知らんところで病院いってたらなんか気持ち悪いとかそういうやつかな。
もしくは動く監視カメラが壊れたら困るからね。
そのついでに、というかメインはこっちだろうけど、蘭ちゃんと新一くんの近況を聞かれたので、今日は山奥の黄昏の館に行くらしい、と伝えた結果、少しだけ目を丸くした
流石、年の功……ゲホゲホ。
嘘か真か。「噂だけどね」と彼女は笑いながら言い残して帰っていったが、はたしてどうだろうね。
しかしこれだけは間違いないのは、元・烏丸蓮耶という大富豪が所有していた大豪邸、“黄昏の館”と呼ばれる建物は存在していること。
屋敷の内部は今もあちこちに血痕や血文字が遺されてるとかいないとか。
…こっちはこっそり忍び込んだ通報待ったナシな馬鹿な凸者による報告なので定かではない。
所有者がいるいないに関わらず、例え廃墟に見えようがガチ廃墟だろうが、ひとんちに勝手に忍び込むのはダメだぞ。
黄昏の館は所有者がいて、現在の記録によると 大上 祝善 という男性のものらしい。
グルメ探偵(?)とかいう、小五郎さんよりは狭く深くやってそうな探偵さん。
屋敷をポンと買えるなんて、儲かってんね。
……儲かってんのか?
小五郎さんよりも名前聞かないのに?むしろ東都内では安室透の名前の方が結構聞こえ始めてきたのに?(個人の感想です)
……別の稼ぎでもあるのか、それとも金払いのいい太客かスポンサーでもいるのか……
購入時期はそれほど古くない。2年前ならまだ最近と言ってもいい。
呼び出し場所の所有者が彼なら、招待したのも彼なのでは?なんて。
兎にも角にも、曰くや伝説ばかりが多い場所のお話だ。
今回、小林くんが向かってくれたので、隠された財宝とやらの真相も確かめてきてくれるかなと期待している。あわよくばどえれぇ屋敷でどえれぇお宝みつけてくすねてきたりなんなり……したら怪盗さんと同じになっちゃうか。
とりあえず、こちらでも見つけた情報は逐一送ってあげるよう頼んだ……のだけれど。
信憑性を疑う様なオカルトチックで胡散臭いものばかり見つかってしまい、ノアズ・アークも困って、私に真偽と報告すべきかの選別を訊ねてくる。
今も、新たなる情報を持ってきてくれた。
『屋敷の主人の烏丸蓮耶が実はまだ生きてる』……だって?
んなわけあるかよ。
もしもそれが本当だったら、単純計算で140歳近くになっちゃうじゃん。美國島の命様でもあるまいし。
それソースどこ?……名無しさんだと?
それは伝えなくて良いかな。眉唾眉唾。
実際のところ、名前を継いでるとか、代替わりしてるとかじゃないの?命様もそうだったし。
そういえば、烏丸グループって今どうなってんだ?
最近あまり名前を聞かないが、昔は鈴木家を歯牙にもかけない勢いでIT事業に顔出してきていて、史郎さんが朋子さんと次郎吉おじさんからの圧にヘトヘトになってて大変そうだったのを覚えている。
製薬会社とかにも出資やらなんやらしてたみたいだが、いつの間にか噂も聞かなくなったな。
あまり真面目に調べたこともないから、いつ頃からあったのかもよくわからんが。
私が私してた頃からすでにあったような気もする。
まぁ、今はあまり関係ない話だろう。烏丸蓮耶の御先祖か、親が建てた屋敷の財宝だし。それだけではるか大昔じゃん?
なんなら大昔の財宝なんて今なら二束三文の価値かもしれんし。
ま、行った人がなんとかしてきてくれるでしょ。
■
ここで小林くんから通知が来た。
今、彼らはガソスタに寄っているらしい。そろそろ山も深くなってきたので、これ以降は少し電波状況が悪い所が増えてくるから、あまり状況の連絡がこまめには出来ないかも、とのメッセージ。
山奥行くって聞いてた時点でそれは覚悟してるから大丈夫。
さらに追加でもう1通。なになに…
『あと、怪盗キッドと合流したよ(*′ω′)b』
『なんですって?』
急いで返信したが、返事がない。どうやらもうすでに電波が悪いらしい。
どゆこと??
なんで犯罪者と、平然と一緒に行動してるのさ、元警察のお兄さん???
ギリギリでノアズ・アークが知ることが出来た範囲の情報によると、小林くんたちはガソリンスタンドにて通常の給油の所要時間よりも長く停車しており、軽い休憩か、道を聞いていたかしたのではないかとの予測。
その際に、接触があったのかもしれない。
だとしても、怪盗キッドなら変装してたと思うんだが…
本当に怪盗キッドがいるなら、殺人事件とかにもならないだろ。
彼は、雪山の時もそうだが、殺人そのものを嫌がってくれる、暴力反対派な人らしいからね。
じゃあ今回は安心安全な旅だな。
ホントについてってもよかったかもしれない。
■
作業してるとどうしても肩は凝るので小休止を挟む必要がある。
小休止ついでに、整備終わったとの連絡も来たし、長距離運転も沢山するから、この際タイヤ買い替えちゃおうかな、なんて考えながら工藤邸の表にタクシーを呼んだら、あむぴが来た。
もう1度見る。あむぴが来た。
……おめ〜はよォ。
なんだそのキラキラしたニコニコ笑顔は。イケメンベビーフェイスが。
タクシーの運ちゃんの制服似合ってんね。
「堂々としすぎてビックリしました。よくここに顔出せましたね透くん」
「なんだ、来てもらったのに嬉しくなさそうだな」
そりゃそうだろ。工藤邸…ってか阿笠さんちの周りに近寄らないようにしてたんじゃなかったのか?
「米花自動車交通のおじさんどうしたんですか。服と車剥いでないでしょうね」
「剥ぐわけないだろ。所用でな…少し拝借しただけだ。あと、周りはこっちの仲間が張ってるから問題ない。下見だな」
下見か〜。
……何の?
「所用だ。必要になったら話す。
それで、忙しいところ悪いが仕事を頼む。お前の車を回収したらその足でお前も“黄昏の館”に向かってもらいたい」
「おや」
そらまたなんで?
一応大急ぎな書類はひと通り終わって、提出してくだけにはなったから行くのはかまわないのだけど、既に小林くんが向かってるのに?もう夜だよ?
「怪盗キッドが、東都の新進気鋭な探偵、安室 透として参加した」
「ワァ」
「――のを小林が止めたんだが、代わりに毛利探偵のガワを貸したらしい。
「ワ、ワァ?」
ええと、つまり?
ガソスタで他の探偵が来るのを待っていた安室透を見てしまった小林くん。
『安室透』の顔はあまりにも危険が過ぎるし、江戸川コナンくんにその顔を見せるわけにもいかないから彼らが遭遇する前に裏に連れ込み“交渉”して、今回は名義を勝手に使われた真意を確かめたいだけで物を盗む気は無い怪盗キッドを見逃してやることにして、見張りも兼ねて一緒に向かうことにした……のだそうな。
タクシーのメーターを動かさないで走らせてくれている安室さんの横顔を見る。
「…………」
「………………言いたいことはわかる。だが、お前が望んだ通りに進んでるんじゃないか?」
「正直、想定以上です」
小林くん……いや、景光くん。
怪盗キッドと、仲良くなってないか?
それは、それで良いんだけど。
私としてはこのまま2人にはどんどん仲良くなってもらって、協力者としてあのトリックスターの技術を手に入れられたら最高だと思うのだけど、安室さん……零くんとしてはかなり難しいのだそう。
あの愉快犯が、どのような目的で罪を重ねているのか、そこにこちら側からの手助けを彼が必要としてくれないと、完全には協力関係を結べない。そして、愉快犯のことを零くんは信用ならない。
そんな相手に景光くんを関わらせたくないらしい。
怪盗キッドの目的、なんだっけかな……ビックジュエルとされる物の中に特別な、魔石じみたものがあって、それを手に入れるんだったか、ぶっ壊したいんだったか。
それに、彼も彼で“怪盗キッド”を楽しんでやってるみたいだから、お許し貰ってやるものでもないんだろう。
ここは難しいねぇ。
私としては、あの子は本当にいい子みたいだから、服部くんみたいにヨスヨスして大手を振って応援してやりたいんだが。
でもテロ行為はダメですよ。
でも館の話自体はそれほど変わらないのでたぶん飛びますね
読んでいただきありがとうございました!