昴くんはなにもしない   作:あまも

90 / 154

今日のうちに上げないといけない強迫観念に襲われたので2話投稿です。

事前に準備しちゃだめだって森谷帝二で学んだでしょうに


閲覧ありがとうございます!


39-3:ライオンの町より贈る

 

 

 

 

 中々最悪な気分でレオン・ロー大先生の屋敷を出た。

 

 ああいう上から見下してます感、ホント嫌いだ。

 勝手にこちらの程度を探ってアタリつけて、使えるヤツだなとか、与し易いなと思ったら猫なで声?

 

 そんなんで靡くほど、安い男じゃね〜ですわよ私!!

 

「主人のためだけに動く働き者」だと?

 

 私は自分の為に動いとんのや、誰かのためとかそんな高尚なこと考えてねぇっての舐めんなよこのオシャレヒゲダンディズム!

 

 

 ねぇ!リシくん!!

 

 あれっ、リシくんが居ない!

 キョロキョロしていたら、呆れ顔の透くんがいる。

 

「残りの予定を相談するからと、残っていただろ」

「でしたっけ?」

「内面を言い当てられて苛立っていたのはわかるが、渡せない情報を隠すのに必死で、要らない情報を入れられないのは問題だな。気を付けろよ」

「?…わかりました。いや、でも今回はあのヒゲが妙なこと言ってたからで、普段ならそうでもないんですよ、これでも」

 

 いつもなら、外部ツールことノアズ・アークがちゃんと私の代わりに話聞いて、後から補足してくれるから話聞いてないことは滅多にないんだが。

 

「わかっているさ。……さて、あのボウヤの目も外れたことだし、自由時間だろ?市場でも見に行くか」

「いいですよ。お供しますね」

 

 タクシー停めて乗り込んで。

 背後に見送る、レオン・ロー大先生の屋敷。

 

 取材はちゃんとしてきたし、録音もしたが……これ、工藤氏使うかな?

 

 彼が使う前に、あの人捕まったりするんじゃない?

 

「聞きたかったことは聞けたのか?」

「はい。ですが……工藤先生が急ぎでアポを用意しなかった時点であまり期待はしていませんでしたが、案の定でしたね」

「そうか」

 

 工藤氏だって「あまり期待は出来ない」と言ってたものだ。

 そして相手側が、この『沖矢』の名前にロクな反応も無かった時点で完全に諦めてたが。

 ……それでも、出国前は、もうちょっと期待値高かったんだけど。右肩下がりしちゃったね。

 リシくんがかわりに急上昇したからどっこいどっこい。

 

 随分昔にはなるが、工藤氏、かつて世界中飛び回って遊び回っ……てた沖矢のお父さんに頼んで、シンガポール警察の取材をさせたことがあったそうな。

 その頃、まだ若く将来を期待されていたレオン・ロー刑事に、話を聞いていた……のだと。

 

 それで、まぁ、私はこの私の父親について、何も知らないから、当時の彼について何か……なんて思ったんだけど。

 スカでしたってわけでね。もう何もナシ。

 私が知らないからって、ろくに覚えてもいない17年以上前のインタビュアーのことを覚えてるフリしたのも気に食わない。

 工藤氏に聞いていた『お父さん』と、全然違う人物像語るもんだから、こりゃ詐欺師だなと断定しましたとさ。

 

 

「他のことも聞けたんだろう?」

「そうですね……当たり前な事だったんで、なんなら少年探偵団……小学生に聞いてもよかったかもしれません。ええ、そういう意味では本当に、そこは見落としてたので…目からウロコでした」

「『愉快犯や知能犯が予告状等の怪文書を送り付けるのは、馬鹿にして怒らせる以外に何か理由があるのか』、ねえ。……昨日の事件?」

「それもありますが、他にもいろいろ。怪盗キッドとか」

「ああ……そんなのもいたっけな」

 

 マーケットに向かうタクシーの中、透くんが街並みを見ながら何事か考えておられる。

 ︎︎怪盗キッドへの素っ気ないそぶりのわりに、何か考えることはあるんだな。

 

 今回、私があのレオン・ロー大先生とのアポを、工藤氏に頼んで取り付けてもらったのには理由がある。

 まず私が、1番彼に訊ねたいこととしてね。沖矢のお父さんについて聞きたかったのだがこちらはスカ。

 それだけで今回の旅行の目的はほぼ無くなったみたいなもので。

 

 もうひとつは、暗号やら予告状やら依頼文といった怪文書を、何故わざわざ警察や探偵に送り付けてくるのか。その犯人の心理状態というのはどうなっているのか。

 こないだ、景光くんに心底不思議そうに聞かれてね。

 その後爆弾犯なりきりやってて、我ながら不思議にも思ったので。

 

 確かにおちょくって馬鹿にして、怒らせよう混乱させようって気持ちは大きい。

 でもそれぞれ、ちゃんと理由があることはあるんだよなぁ、と。

 

 成実さんは暴いてほしくて、止めてほしくて、そして助けてほしかった。

 怪盗キッドは挑戦状。……と、マジックショーとしての側面もある犯行における、トリックに利用するための下準備。それをそうと意識させない為の習慣化……観客側への慣らしだな。

 

 ここくらいはわかる。悪意はあるが、わからない理由じゃない。

 わかろうとしてあげてる妥協もあるかもしれんが。

 

 昨日の爆弾犯もとい強盗犯もわかる。警察の意識を、逆のルートのパレードに集中させたかったから、爆弾への意識を向けさせるため。

 

 

 では今日の爆弾犯……正確には、今日爆弾で事件を起こすはずの、これまで11月7日にやらかしてきた馬鹿の出してる予告状。

 これも諸々意味があったのだろうと推測したが、果たして私の考えが合ってたのかがわからなくて。

 

 私の推測では、大部分は怒りと苛立ちをぶつけて、「喧嘩しようぜ」と警察さんにお誘いしたい旨をしたためた、文章だろうなと。体育館裏に誘い出したいって話。

 

 なんでの理由を考えると色々とは思い付くけれど、これだってのはよくわからなくてね。

 

 そりゃわざわざやるからには意味があるもんだろうけど、昔から続くこの怪文書文化。なんでやるのかなと。

 

 色々な犯罪者を見てきたかの方に聞いてみたところ、解答はこちら。

「相手を怯えさせる目的を含む」とのことで。

 

「目の前に人の命を容易に奪える爆弾があって、それを恐れない人なんかいるわけないのに、わざわざそれを言う必要があるんですね」

「大抵はその恐れを強い精神力で抑え込み、犯罪に立ち向かっているのさ。その精神を揺さぶるために、怒らせたり苛立たせたり、集中力を奪おうとしてくるんだろう」

 

 だそうです。

 

 “恐れ”ってのは、あんまりにも当たり前過ぎて、大先生殿に言われるまで私は気にしてなかったんだよ。

 

 あっちもあっちで当たり前のこと過ぎて、からかい混じりの……まるで小学生に教えるみたいな言い方の日本語でわざわざ解説してくれやがって。

 ちゃんと頭切り替えれば英語わかるんだからな。コソコソと秘書さんたちと喋っていた内緒話の内容も聞こえてんだかんな。まったく。

 

 リシくんの前で英語ムツカシイね〜のフリしたのはそうだけども?

 日本人は英語がわからないと思ってんだから。

 ごりごり関西人の服部くんぶつけんぞ。

 

 

 ……ただまぁ、彼の当たり前のそのご教授は、確かに私の頭からすっぽ抜けていた視点だった。それを的確に言い当てたのは、流石なのかもしれない。

 

 私が見ていたのは零くんや景光くんで、彼らは犯人を絶対に逃がさないし、捕まえてみせるという、いっそ復讐にも似た強い怒りの感情で追ってるのを見ていたから……彼らから“恐れ”ってのを感じてなかったんだろうな。

 

 でも、どんなに頑張って抑えていても、そりゃ怖いものは怖いよなぁ。私だっていつも怖い。

 

 当たり前だよなぁ…当然だよなぁ……

 

 

 

 任せて投げ捨ててきた日本の東都。

 本日Xデー。

 

 うーん。

 急にめちゃくちゃ心配になってきた。

 

 

 だ、大丈夫かな……何度もシミュレーション成功させてくれてたし、ノアズ・アークが帝丹高校に怪しいものが運び込まれた記録を発見して、零くんに(私名義で)報告してくれたみたいだから、順調ではあるようなのだけど……

 

 景光くんも零くんも、新一くんも……無茶しないよね……?

 

 

 ■

 

 

 午後、おやつ時のティータイム休憩挟んで、また透くんのショッピングにお付き合い中。

 

 ちまちまと、件の爆弾犯の模倣犯紛いがちらちらと出てはイタズラだったり、予告が来たけどイタズラだったり行ってみたけどものは無かったりで、悪ガキや妙なイキりバカがしょっぴかれ、その誤報やイタズラで振り回されて少しばかり本庁の刑事さんたちもお疲れらしい。

 

 零くんはずっとピリピリと気を張っていて、今のところ順調、とは3人のグループメッセージに連絡は来ているのだけど、どうやらノアズ・アークが私名義で零くんと何か進めているらしく。

 そちらで個別チャットのやりとりされると、読み上げノアくんが読み上げてくれなくてね……

 

 

 活動的な新一くんの方に異常が起きた時のため、読み上げノアくんには景光くんとのチャットを見張っててもらっている。

 

 

 で。そう……時間はあちらなら大体17時前くらいになるか。

 実況見分を少年探偵団のみんなと佐藤さんが行い。

 その近くの飲食店に『爆弾を仕掛けた』なんて予告が入ったため、確認の為に白鳥刑事と高木くんが向かい。

 

 無事というか残念というか。

 異常無しの店内に、誤報だったかと、また肩透かしで本庁に帰るべく、白鳥刑事が車に戻って。

 

 

 白鳥刑事の乗った車が爆破されたらしい。

 

 

 

 

 そして、そこにあった怪文書。

 

 命からがら、ギリギリでその文章の印刷された紙を握りしめ、車から飛び出して情報を佐藤さんや景光くんに共有してくれた白鳥刑事は本当によく頑張ってくれた。

 

 私はあまり接点のない方だが、お土産買って帰ります。

 

 

 彼の遺してくれた文面の特徴からして、この犯行は件の爆弾犯(バカ)に間違いないと……同じ文面がFAXで届いた本庁から、目暮警部や捜査班の皆様及び景光くん、零くん……

 そして由美さんや白鳥刑事から当時の話を聞いた新一くんまで、皆揃って確信した。

 

 

 どうやら今年の11月7日が始まったらしい。

 

 

 

 私を着せ替え人形にしていた透くんに待ったをかける。

 

「透くん。すいません、ホテルに戻ります」

 

 希望ではなく断定で伝えると、透くんは目をパチリとひとつ瞬きして、そして細めた。

 

「また、あちらで事件か?」

「はい。昨日と違って、本気で手助けしたいので…」

「それは、オキヤが手助け“したい”ものなんだな?」

 

 顔を正面から見る。目の前には透くん……安室透の顔が、薄く微笑んでこちらを見ている。

 

 零くんは滅多にしない、優しい目だ。

 こういう顔をするから、私はこの人を敵だとはとても思えない。

 

「……はい。詳しくは終わってからお伝えします」

「良いだろう。急いで帰るぞ」

 

 手にしていた商品も何もかも、店員にポイポイと投げ返し、ばさりと札束をその商品の上に重ね、ホテルへ持ってくるよう指示を出す。

 

 そして透くんは、私の首根っこ掴むと軽快な足取りで大通りに出て、乱暴なことに車の前にまで出て車を停めてしまった。

 グエー!

 

「あの、ちょっと、く、首は……透くん…」

「急ぎだろ。何、こういう時のために金はあるんだ」

 

 適当な車を見つけたのか、タクシーでもない、荷物も特に載っていない車の運転手に早口で簡単に目的地を伝えると、おじさんの眼前にまたもや紙の束をばさりと。

 すると運転手のおじさんは、ニコニコした顔で車の扉を開けてくれた。

 

「ほら、乗れ。行くぞ」

「と、透くん……」

 

 かっこいいけど、ちょっと……凄い……

 尊大で悪いことに見える……

 

 あとなんで皆、私の首を掴むんだ。

 

 あれか。アヒルか。

 

 

 ■

 

 ホテルに着くまでに連絡の用意を。

 昨日と同じように私がメッセージでの情報と連絡を管理、小林くんが新一くんと一緒に警察の皆さんと共に動き、別働隊を零くんが動かしてくれて……

 

 くれている、んだが。

 

 

 

 グループの方の用意整えて、いざ、と張り切ってみて、私(ノアズ・アーク)と零くんの別働隊用メッセージを見てみたら……なんか……

 

 

 零くん、既に犯人の車まで見つけて、あのメガネのくたびれおにいさんに尾行させてない?

 

 

 え?早くない?

 あれ犯行予告見る限り、爆発の期限明日じゃなかったっけ?

 何?私のきあいだめしたこのハリキリ、何処に向ければいい?

 

 

 どうやら、先に見つけた帝丹高校の不審物が爆弾で、しかも件の爆弾犯の作る遠隔操作システムが組み込まれたものだったそうで。

 

 お見事、大当たりだったらしい。

 

 ……園子さんに感謝の品、何贈ろう。

 

 彼女から「倉庫に数日前から邪魔くさいドラム缶が5個も置かれてて、テニスのネット片すのにもいちいち手間なのよね!」と聞いていたから、ノアズ・アークに真っ先に調べるよう伝えたらドンピシャだったってことだろ?

 情報源って大事だわァ。

 

 

 なにはともあれ、そちらの爆弾は既に解体し終えて、そこに仕込まれていた携帯電話を入手済み。

 

 そこに私名義で動いていたノアズ・アークが、その電話番号への着信履歴から、犯人と思われる男の現在地まで特定して、現場方面にフリーにさせていたくたびれおにいさんを送り出したのだそうだ。

 

 

 すごいな。

 

 ここまで判明して、犯人を秒で殴り飛ばせる準備万端な状態だってのに……

 

 その上で私と景光くんとの約束、『別件の仕事(やるべきこと)を最優先にすること』をちゃんと守って、本人が出てくるのをずっと我慢してるってことだよな。

 

 

 え、えら〜い!!

 

 

 やだ、零くんたら、凄い、偉くて、昴くんびっくり!

 

 なんと爆弾の解体も、爆発物処理班のベテラン勢に任せて彼らにも敵討ちチャンスを与えるという。完璧か?

 

 ど、どうした?覚醒?マインドフルネス?

 何かどこかで揺り返し来ないか?犯人が逃げた時に地獄の果てまで追いかけるとかそういう……

 

 

 ホテルの部屋に着いて、PCの起動と、あちらのニュース速報の確認。

 透くんは透くんで、ベッドに横になり、自分のPCで何か作業を始めた。

 彼女も彼女のやるべきことはあるだろうし。

 

 メッセージの方を確認。

 ……はて、では何故、零くんはグループメッセージの方で、この話をしていないんだ?

 ノアズ・アークに聞くか。

 

 

『ノアズ・アーク。状況をグループメッセージの方で一度まとめて良いですか?』

『あ、お兄ちゃん。ちょっと待ってね。景光さんが暴れ出しちゃいそうだから。零さんにも止めてもらってて…そろそろ落ち着いたかな?様子見てくるね』

 

 

 マジ?

 零くんが暴れてないと思ったら、景光くんのほうが暴れてるの?

 

『大丈夫そう。零さんにもグループのほうで話進めるように案内してくるよ』

『よろしくお願いします』

 

 

 そういえば今朝からのメッセージの景光くん、定期連絡みたいな『誤報だった』とか『イタズラだった』とかしか無かったな。

 

 ……まぁ、人が真剣に立ち向かおうとしてる時にふざけられるとキレたくなるよね。

 でも、それが零くんではなく景光くんのほうってのはびっくり。

 

 

 それじゃ、メッセージ会議はじめるよ〜!

 

 

『とりあえず、一旦現状のまとめをしようと思うんですが』

『今東都タワーに来てる。このままエレベーターに向かうから、ゼロは爆処に連絡してくれ』

『は?』

『おい待てヒロ』

 

 

 まてまてまてまて早い早い早い。

 

 

 景光くん、シミュレーションでノアズ・アークが模倣して作った、この爆弾犯の特徴的な暗号を何度も何度も解いていたせいで、このタイプの暗号の解答に辿り着くのがアホほど得意になってしまわれて。

 なんてこった。

 

 

『あの、みっちゃん。江戸川くんはどうしたんですか?』

『高木刑事が見てくれてる』

 

 

 おいこらバカ。

 何のためにお前に新一くんを任せたと思ってるんだこの……

 

 ……高木くんと新一くんが一緒にいるだって?

 

 

 ………………

 ノアズ・アーク、新一くんたち今どこ?

 

 私の代わりに、私の言いたい、私の当たって欲しくなかった予想通りのことを、ノアズ・アークが書いてくれた。

 

 

『江戸川くんと高木刑事、東都タワーに向かってるみたいですけど』

 

『は?』

 

 あーーーもーーー滅茶苦茶だよ〜!!

 

 

『お前ら!!一旦落ち着いて話を聞け!!』

『犯人はもうこっちで捕捉してるから、そこの爆弾はタイミングを合わせて解除するだけなんだ』

『わかったら、ヒロは一旦落ち着いて江戸川少年と合流し、爆発物処理班を待て』

 

 

 零くんがポコポコと立て続けに上げるメッセージの横で、私のPCにポップアップしてきた東都のニュース速報と、横から透くんが見せてくる、日本のニュース番組の速報。

 

「港区の東都タワー、爆弾が爆発したって速報が上がってるが、もしかしてここにCool Guyがいるのか?」

 

 透くんの顔のまま、訝しげに睨んでくる。

 

 彼女の見せてくる画面の中には、夕焼け空をバックに、煙を上げる東都タワー。

 

 は、はわわ……

 

 れ、れ、零くん〜!!

 

 

 これたぶん高木くんと江戸川くんと、小林くんがエレベーターに閉じ込められるやつだよ〜!!

 

 

 ■

 

 

 はい、

 

 すごい色々ありました。

 

 

 

 日付が変わる前に無事決着がついたから、まぁ……良いかなって思ってるんだ、私。

 

 

 

 結果的には、あの爆弾犯がやったのは東都タワーをポコポコしたり、ちょっと電車止めたり東都のあちこちを大騒ぎさせたりしただけだから…

 …充分テロリストだわ。

 

 諸々含めて、そう簡単に出てこれると思うなよ案件。

 

 

 

 あの後、案の定エレベーターに3人が閉じ込められ、このセンセーショナルなネタに飛びついたマスゴ……報道の方々への報道規制を、零くんはなんとか頑張って圧力かけてくれて……『刑事1名と民間人2名』が巻き込まれた、という内訳だけの報道まで抑え込んでくれた。

 

 こっちもノアズ・アークと連携して、犯人の使う携帯の電話番号を一時的に解除して万が一にも遠隔起動出来ないようにしたり

 クリスさんのご機嫌とったり

 小林くんが犯人の逃走ルートに乱入できるように案内したり

 クリスさんに媚び売ったり

 犯人の逃走ルートにくたびれおにいさんを乱入させたり

 高木くんに佐藤さん止めてもらったり

 新一くんに景光くん止めてもらったり

 零くんが報道の女子アナさんと大喧嘩してたり

 

 

 …………まぁ、本当に色々あったが。

 

 

 最初の爆発に巻き込まれかけ、今回最大の命の危機してた白鳥刑事も、無事ちゃんと意識取り戻したことだし。

 

 

 大団円ってことで良いですかね!!

 

 

 ……クリスさんへの説明は、うん……私の仕事だ。

 のこり1日かけて頑張るぞい!

 

 

 零くんはお疲れ様!よく我慢した!えらい!

 

 

 

 ……んで、景光くんはホント……大丈夫??

 

 やっぱ、ストレスためちゃいけない人だよ景光くん。

 帰ったら、ちゃんと確認しなきゃならないことたくさんありそうだ。

 

 

 






警察学校時代を見るに、暴走始めたら不味いのって諸伏さんのほうだとおもうんですよ
これ諸伏家の特徴なんですかね(長野の方を見ながら)

読んでいただきありがとうございました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。