申し訳ありません
最近こればっか言ってる気がする
セリカさんを連れてアビドス高校に帰り、保健室のベッドに寝かせたところでアヤネさんから話があると言われ、委員会室に向かいました
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「戦車の部品を調べてみたところ、使用の禁止されてる違法機種であるとわかりました」
「変ですね…ヘルメット団にそのような戦車を仕入れることが出来る資金力があるとは到底思えません」
「ということは…」
何者かがヘルメット団を支援しているということ…
「その流通経路を追うことができれば、ヘルメット団のバックにいる誰かを突き止めることが出来るということですね!」
「ただのチンピラがこの学校を執拗に狙い続けるわけも分かるかもしれません」
「オッケ〜、それじゃあ、調査してみようか〜」
とは言え…違法機種ということは流通元は十中八九あそこで間違いないでしょう…
少々厄介なことになりそうです…
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とあるビルでガタイの良いロボットが悪態をついていた
「チッ…役立たずが…所詮、浮浪者のザコはこの程度か…」
そう言い、ロボットはスマホを操作し、電話を掛ける
プルルルルル…ガチャ…
電話の向こうの女の声を聞きそのロボットは口を開く
「便利屋…依頼を頼みたい」
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アビドス高校の潰したアジトとはまた別のアジトで戦闘が起こっていた
「うわぁぁぁ!!!こっちに来るなぁぁ!!!」
ダダダダダダダダダッ!
「こっちは全員気絶させたよ〜」
「こっちも全員片付いたよ、社長」
「お疲れ様、集まりなさい」
「了解(りょ〜かい♪)」
指示を出すと、女は電話を切り正面のヘルメット団員に目を向ける
「な…何者だ!何をしに来た!こんなことをして…ただじゃおかないぞ!」
リーダー格であろうその少女は震えながらも啖呵を切ると…
ドンッ!
「ヒッ!?」
少女の髪をかすめるように銃弾が撃ち込まれた
「口を慎みなさい、あなたは追い詰められている側なのよ」
「ただ、質問には答えてあげる」
物陰から、3人の少女がでてくると同時に女は語りだす
「端的に言えば、あなたたちはクビよ」
「な…何言ってんだよ」
「しくじったわね。依頼主はあなたたちにはもう任せられないそうよ」
なんでもないように、語りだすその様にヘルメット団は怒りを覚える
「ふざけやがって!だとしたら何のためにこんなことすんだよ!」
「わからないの?脅しておいて口を割らないようにするのよ。裏社会の人間なら常識でしよう?」
「なっ…!」
「さて、現時点を持ってあなた達の受けていたアビドス高校の依頼は私達が引き受けるわ」
女は愛銃を向ける。その時、ヘルメット団が何か言おうとしたが、女が引き金を引くほうが早かった
ドンッ!
「ゴフッ!」
「…………あぁ…そういえば、こっちの質問は答えてなかったわね」
「私たちは便利屋68…お金をもらえばどんな依頼も引き受ける」
「なんでも屋よ」
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セリカさんが目を覚ましたと聞いて、私と先生は保健室に向かいました
ガラッ
「あれ…あんた達、なんでここに!?」
“お見舞いに来たんだよ”
「私もですね」
「そ、それならもう大丈夫よ…ほら、もう元気よ」
そう言ってセリカさんは身体を軽く動かす
「なら、良かったです」
あの時…ヘルメット団を逃がしてしまったので心配していたのですが…問題はなさそうでよかったです…
「あの!…その…よく考えたらちゃんとお礼してなかったなと思って…」
「その…えっと…あ、ありがとう!先生もキリノさんも」
「先生がいなかったら、私あのままどこかへ連れ去られていただろうし…キリノさんは私の誘拐を防ごうと私が気絶した後に戦ってくれて…」
「本当にありがとう…」
そう言われて、先生と私は目を見合わせました
きっと、同じことを思っているのだと思います
“当然のことをしたまでだよ”
「はい、困っている生徒がいたら助けるのが私たちの仕事ですから」
「そう…また明日ね」
「はい、今日はゆっくりと休んでくださいね!」
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私はあの時、この手から色んな命を取り落としました
だから、今度こそ…全員の幸せな未来を護ります
“……………”
この時の便利屋68めちゃめちゃカッコイイですよね
こういう組織ワクワクしますよね