シンオウのダブルチャンピオン   作:ホークス馬鹿

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14話です。


14話

サトシとシンジのポケモンに対する向き合い方や価値観のぶつかり合いを見て、ある場所を案内したジュンとシロナ。

その場所は、先程ジュンとシロナがバトルした自然公園の遺跡だった。

 

ジュン「これを見ろ。ここにはこう書いてある。」

 

ジュン「『全ての命は別の命と出会い・・・』」

 

シロナ「『何かを生み出す』」

 

ジュンとシロナの言葉に

 

サトシ「全ての命は・・・」

 

タケシ「別の命と出会い・・・」

 

ヒカリ「何かを生み出す・・・」

 

サトシ達は復唱すると

 

ジュン「俺もコイツも、とにかく強くなりたくてさ・・・バリバリポケモンを鍛えまくったんだよ。」

 

シロナ「私も。ジュン君と一緒で、とにかく強くなりたくて、がむしゃらに鍛えていたわ。」

 

ジュンとシロナも、嘗ては強さを求めてポケモンをとにかく鍛えていたと言った。

 

シロナ「けど、ポケモンにも私達人間同様、性格や個性があるわ。」

 

シロナ「だから私は、彼らの事をもっとよく知りたいと思ったの。」

 

シロナ「そうして多くのポケモンや彼ともっと触れ合っていると、新しい何かが生まれる事に気付いたわ。」

 

シロナ「それは、人とポケモンや人と人との出会いも同じにね・・・」

 

シロナは、多くのポケモンとの出会いなどで、何か新しい力が生まれる事に気付いたと言った。

 

ジュン「俺はな、唯々強さを求めるのも悪くねーと思う。けど、追い求めれば追い求めるほど、ポケモンを傷付けてる事に気付いた。」

 

ジュン「それは、一緒に苦しみを分かち合っての痛みじゃなく、ポケモンだけ傷ついてる痛みだって事をな。」

 

ジュン「だから俺は、リザードンや他のポケモン達と触れ合い、一緒に分かち合っていって決して独りよがりの強さじゃなく、ポケモンと一緒に強くなる事で、本当の強さが生まれる事に気付いたんだ。」

 

ジュンは、独りよがりの強さでは意味が無く、ポケモンと一緒に歩み、強くなる事で真の強さが生まれるのだと言った。

 

シロナ「今日のこの出会いは、きっと私達の心に、新たな物を生み出すわ。」

 

ジュン「君達の言う、強さに繋がるかもしれねー何かをな。」

 

この発言に

 

サ・シ「「んっ・・・」」

 

サトシとシンジはお互いを見つめた。

 

シロナ「私のポケモンを知りたいという思いは・・・今では伝説のポケモン、ディアルガとパルキアにまで広がってるの。」

 

シロナ「いつか、あの2体に会ってみたい・・・そして、ポケモン世界の根源に触れてみたい。」

 

シロナ「あなたと一緒に・・・ね。」

 

ジュン「フン・・・」

 

そう、シロナはジュンを見つめながら言った。

 

タケシ「伝説のポケモン、ディアルガとパルキアか・・・」

 

ヒカリ「出会えると良いですね。」

 

シロナ「ええ・・・」

 

すると

 

ジュン「まあ、俺はお前が無理しねーように監視すっか・・・」

 

ジュンがシロナが無理しないように見ると言うと

 

シロナ「あら。それはあなたじゃないかしら?」

 

シロナ「あなたはポケモン絡みになるといつも危険を顧みないから。」

 

シロナが少しムキになって反論すると

 

ジュン「はあ?それお前じゃねーかよ!」

 

シロナ「いいえ、あなたよ!」

 

ジュンも反論し、少し口喧嘩を始めた。

 

ヒカリ「シロナさんにこんな一面があるなんてね・・・」

 

この様子に、ヒカリはシロナの意外な一面を見れて少し戸惑っており

 

タケシ「あ~!怒ってる顔も美しい!!」

 

タケシは安定だった。

おいおい・・・。

ちょうどその頃

 

「ヒコザルよく寝てるわね・・・」

 

「可哀想に・・・よっぽど疲れてたんだろうな・・・」

 

「そんな悪夢のような生活ももう終わりニャ!」

 

「ニャー達の手で、皆に幸せを与えてやるニャ!」

 

ある3人組が、シンジのポケモン達を盗みにポケモンセンターに侵入したのであった。

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