リザフィックバレーにいる全てのリザードンとのバトルをリザフィックバレーの管理人のジークに勧められたジュンとリザードン。
1体目からリーグ優勝クラスの強さを誇っており、決して油断できる相手では無かった。
一瞬の油断も出来ないバトルが続き、5連勝を迎えた。
そして、ジークからここからが本番だと言われ、ますます気を引き締めたジュン達。
そして、6体目以降は先程の5体とは比べ物にならない強さを持ち、更に厳しいバトルが続いた。
しかし、ジュンとリザードンは決して負けず
ジュン「ドラゴンクロー!!」
リザードン「リザァッ!!」
ズバッ!
「グルゥァッ!?」
19体目のリザードンをドラゴンクローで斬り裂き、勝利を収めた。
とはいえ
リザードン「リザ・・・リザ・・・」
ここまで連戦が続くと、流石のリザードンも体力がキツくなったのか片膝をつきながら肩で息をしていた。
ジュン「大丈夫か、リザードン?」
ジュンは、リザードンに声を掛けると
リザードン「リザ・・・リザァッ!!」
大丈夫だと言わんばかりに鳴き、息を整えてしっかりと立ち前を見た。
その先には、既に20体目のリザードンが立っており
ジュン「あのリザードン・・・」
リザードン「リザァッ・・・」
ジュン達を最初にバトルに誘ったあのボスだった。
ジュン「スゲェ・・・改めて見ると、ここまで覇気がビシビシと伝わるぞ・・・」
改めて正面から見ると、そのボスの身体からは激しく燃え盛るように強烈な覇気が噴き出しており、数多くの修羅場を潜り抜けた雰囲気を同時に漂わせていた。
ジーク「気をつけなさい。あの子は先程の子達とは比べ物にならない強さを持っているわ。正直、各地方のチャンピオンクラスの実力があると見ても良いわ。」
ジュン「チャンピオンクラス・・・」
ジュン(これだけの威圧感だ、それは納得だわ・・・)
ジュン(つーか、そんな猛者に誘われたのかよ、俺達は・・・)
ジュンは、ジークの言葉に納得した反面、そこまでの強さを誇るリザードンに誘われた事に驚いていた。
リザードン「リザァァッ!!」
そんな相手に対し、リザードンは気迫のこもった咆哮を20体目にみせ、燃え滾る闘志をぶつけた。
ジュン「・・・やるか。」
ジュンは、相棒の気迫に笑みを浮かべ
ジュン「行くぞ、リザードン!!エアスラッシュ!!」
エアスラッシュを指示した。
リザードン「リザァッ!!」
これにボスリザードンは、冷静にエアスラッシュを回避しつつ
ズバッ!
ドラゴンクローで斬り裂いた。
ジュン「なら・・・飛び上がれ!」
リザードン「リザァッ!!」
ジュンの指示でリザードンは空中に飛ぶと、ボスリザードンも追うように飛び上がった。
しかし、ジュンのリザードンの方が飛ぶスピードに優れているようであり、ボスリザードンは追い付けずに少し苛立っていたが
「リザァァッ!!」
後方からかえんほうしゃをジュンのリザードン目掛けて繰り出した。
ジュン「躱せ、リザードン!」
リザードン「グルゥッ!!」
とはいえ、ジュンもリザードンも、これには予想しており悠々と回避した。
そして、空中でバク転しながらボスリザードンの背後へと移動し
ジュン「かみなりパンチ!」
リザードン「リザァッ!!」
かみなりパンチを叩き込んだのだが
「リザッ!」
ガキィン!
リザードン「リザァッ!?」
ジュン「何!?」
はがねのつばさで弾き飛ばしてガードし
「リザァァッ!」
至近距離からかえんほうしゃを放った。
リザードン「リザァッ!?」
直撃を喰らったリザードンは、そのまま落下してしまった。
ジュン「リザードン!」
ジュンは、落下した場所に向かい駆け付けた。
リザードン「リザァ・・・」
リザードンは、痛みで顔を歪めていたが
リザードン「グルゥッ!!」
すぐに立ち上がり、ボスリザードンを見上げていた。
ジュン「大丈夫か?」
リザードン「リザァッ!!」
ジュンは、リザードンに声を掛けると、大丈夫だと頷いて返したので、ジュンも頷いてリザードン同様ボスを見上げた。
ジュン(はがねのつばさを上手く利用したな・・・)
ジュン(はがねのつばさを防御に使って攻撃を防ぎ、そこに出来た隙を見逃さずに至近距離からかえんほうしゃをぶっ放したってわけか・・・)
ボスの実力に、ジュンは歴戦の実力を改めて肌で感じていた。
ジュン(さーて、どうすっかなぁ・・・)
ジュンは、どうしたものかと考えたが良い戦術は思い付かなかった。
しかし
リザードン「グルゥッ!!」
リザードンがジュンの方へ振り向き真っ直ぐジュンを見た。
ジュン「・・・ったく。」
ジュンは、リザードンが何を考えているのか察し、頭を掻きつつ
ジュン(まぁ、こっちの方が俺ららしいな・・・)
ジュン「行くぞ、リザードン!」
ジュンの一声に
リザードン「リザァッ!!」
リザードンは燃え上がるような気迫を前面に押し出しながら咆哮した。
ジュン「かえんほうしゃ!」
リザードン「リザァッ!!」
そして、ジュンの指示でリザードンはかえんほうしゃを放った。
ジュン(ボスを前に変な小細工は無しだ・・・これまで通り押しまくる!!)
いつも通りのお得意の強力な炎とスピードとパワーを活かした攻撃をするまでだと決めた。
「リザァッ!!」
対するボスもかえんほうしゃを放ち、互いのかえんほうしゃがぶつかり
ドカーン!
爆発し、大量の煙が噴き上がった。
ジュン「一気に突っ込め!!ドラゴンクロー!!」
リザードン「グルッ!!」
この状況にジュンは、間髪入れずに突っ込むよう指示し、リザードンもドラゴンクローを繰り出しながら迷わず飛び上がって突っ込み
ズバッ!
「リザァッ!?」
ボスを斬り裂いた。
流石にボスもこれは予想外だったのか避けられず、ダイレクトに喰らった。
ジュン「かみなりパンチ!!」
ジュンは、攻撃の指示を緩めず
リザードン「グルゥァッ!!」
リザードンはかみなりパンチを繰り出し
ドカン!
渾身の一撃がボスの頬に刺さった。
しかし
「グルァァッ!!」
そこは歴戦のボスであり、効果抜群の技を喰らってもすぐに立て直し
ザシュ!
リザードン「リザァッ!?」
ドラゴンクローをリザードンの腹へ叩き斬り
「グルゥァッ!!」
リザードンの腕を掴んで背負い投げをするかの如く投げつけた。
ドカーン!
ジュン「リザードン!!」
ジュンは、すぐに落ちた場所に走った。
リザードン「リザ・・・リザ・・・リザ・・・」
リザードンは無事だったが、もはや限界を超えていた。
しかし
リザードン「リザァァァァッ!!!」
まだまだ燃え盛る闘志は衰えるどころか更に増しており
ジュン「お、お前・・・!」
尻尾の炎が、自身の身体並みに大きく燃え盛り、辺りが非常に強い熱気に包まれた。
その熱気で、辺りの岩は勿論、地面もドロドロに溶けてしまう程だった。
ジーク「これは・・・もうかなの!?」
ジーク(何て気迫と熱気・・・周りが・・・溶けているわ・・・!こんなもうか・・・見たこと無い!!)
ジークにとって、ジュンのリザードンの通常よりも遥かに強力過ぎるもうかを見るのは初めてであり、驚いていた。
「「「リ、リザァッ・・・!!」」」
その周りのリザードンも、ジュンのリザードンの燃え盛る気迫と強力過ぎるもうかに只々驚くだけだった。
「リザァッ・・・!!」
ボスも、ジュンのリザードンのこの熱く燃え滾る気迫に驚きつつも、嬉しそうに笑みを浮かべていた。
ジュン「・・・まだまだ諦めるわけにはいかねーな!やるぞ、リザードン!!」
リザードン「リザァッ!!!」
ジュンも、リザードンの気迫に笑みを浮かべ、檄を飛ばし
ジュン「リザードン・・・ドラゴンクロー!!」
ドラゴンクローを指示した。
リザードン「リザァァッ!!!」
リザードンは、両手にドラゴンクローを繰り出しボス目掛けて飛び上がって行った。
「グルァァッ!!!」
ボスもドラゴンクローを繰り出し突っ込み
ガキィン!
リザードン「グルァァッ!!!」
キィン!
「リザァァッ!!!」
斬り合ったのだが
リザードン「グルァァッ!!!」
ザシュ!
「リザァッ!?」
ボスが斬り裂かれ、吹き飛ばされていき
ジュン「そこだ!かえんほうしゃ!」
リザードン「リザァッ!!!」
その隙を見逃さず、ジュンはかえんほうしゃを指示した。
リザードンはかえんほうしゃを放ったが、その威力は、特性もうかの影響でパワーアップしてるとは言え、桁違いの熱量を誇った。
「リザァッ!!」
ボスもかえんほうしゃで対応したのだが
「グルゥッ・・・!?」
自身のかえんほうしゃじゃ抑えきれず、突き破られてしまった。
「リザァッ!」
このかえんほうしゃを喰らうとマズいと本能で感じたのか、すぐに回避した。
ジュン「逃がすな!!」
リザードン「リザァッ!!!」
ジュンは決して逃がさず、追わせた。
そして、リザードンが再び飛び立ってボスの背後に追いつくと
ジュン「ぶっとばせ!!」
リザードン「グルゥァ!!!」
ドカッ!
「リザァッ!?」
尻尾でボスの背中を叩き付け、地面に落とした。
そして
ジュン「かえんほうしゃ!!」
リザードン「リザァァッ!!!」
ボス目掛けて爆発的にパワーアップしたかえんほうしゃを放った。
タダでさえ通常でもブラストバーン以上の威力を誇るにもかかわらず、通常のもうかを遥かに上回る特性で更にパワーアップしたかえんほうしゃがボスに襲いかかり
「グルァァッ!?」
ドカーン!
その灼熱の炎に飲み込まれ、大爆発を起こした。
そして、爆発と煙が収まると
「リ・・・ザ・・・」
ボスは倒れており、戦闘不能状態となっていた。
ジュン「や、やった・・・やったぞー!!」
これにジュンは、喜びを爆発させ
リザードン「リザァァッ!!」
リザードンも同様で、空中から一気にジュン目掛けて急降下して行き
ジュン「やったな、リザードン!!」
リザードン「リザァッ!!」
お互い笑みを浮かべて抱き合ったのだった。
ジーク「見事だったわ、ジュンさんとリザードン・・・まさか、本当に全てのリザードンに勝っちゃうなんてね・・・」
ジークは、ジュン達に労いの言葉をかけつつ、本当に勝つとは思わなかったと素直に言った。
ジュン「いや・・・俺は何もしてないっすよ。全てコイツが頑張ったおかげっすよ。」
ジュンは、全てリザードンが頑張ったから勝てたと言い
ジュン「フッ・・・」
リザードン「リザッ・・・」
お互い見つめ合い、笑みを浮かべてグータッチをした。
ジーク「最後は、その絆の力のおかげかもしれないわね・・・」
2人の姿を見て、お互いの強い絆が勝因かもしれないと言った。
その時
「リザァ・・・」
負けたボスが、ジュン達に歩み寄って来た。
彼に続き
「「「リザァ・・・」」」
他のリザードンも、ジュン達に向かい囲うと
「「「リザァッ!リザァッ!」」」
ジュン「な、何だ!?」
リザードン「リザァッ!?」
ジュン達を囲いながら咆哮した。
ジーク「あなた達を認めているのよ。最強のリザードンである事と、その最強のリザードン使いだという事をね。」
ジークは、彼等はジュン達を最強と認めたのだと言った。
ジュン「皆・・・」
リザードン「リザァッ・・・」
最初は驚きつつも
ジュン「はは・・・なんか・・・こそばゆいな・・・」
リザードン「リザァッ・・・」
照れながらも笑みを浮かべ、彼等の気持ちを受け止めた。
勝利したジュン達を祝うかのように、夕日が彼等を包み込んだのであった。
結構駆け足で纏めました。
かなり内容が拙いかもしれませんが、お許しを・・・(汗)
これにて、リザフィックバレーのエピソードはお終いです。
剣の舞姫様、ありがとうございました。