ジュン「とまぁ・・・ギリギリだったが、No. 1を取れたんだ。」
ジュンは、リザフィックバレーのお話を語り終えた。
タケシ「凄いですね・・・」
ヒカリ「全てトップクラスの強さを持つリザードンを・・・」
タケシとヒカリは、20連戦を全て勝った事に驚きを隠せず
サトシ「・・・」
サトシに至っては、只々絶句するしか無かった。
シロナ「ホント・・・あなた達の強さは桁違いだわ・・・」
シロナに至っては、改めてジュンとリザードンの強い絆とその強さを痛感していた。
ジュン「別に俺が凄いんじゃねーよ、コイツがスゲーだけだ。」
ジュン「リザードンが最後まで諦めずに頑張ったから。それ以上でもそれ以下でもねー。」
ジュンは、リザードンが頑張ったから勝てたと言い、リザードンが入っているモンスターボールを優しく撫でた。
ジュン「でも、もしかしたらガブリアスの聖地みてーな場所もあるかもしんねーな、シロナ。」
ジュンは、ガブリアスの聖地がもしかしたらあるかもしれないと言うと
シロナ「ふふ・・・さぁね。けど、もし存在したら行ってみたいわね・・・」
シロナは、綺麗な笑みを浮かべながらジュンを見つめると
ジュン「わーったわーった。俺も一緒に行くよ。」
ジュンは、苦笑を浮かべながら言い
シロナ「ええ。その時は、あなたと一緒にリザードンの背に乗ろうかしら。」
シロナは、綺麗な笑みを浮かべながら言った。
ジュン「一応言っとくがな、俺はあくまでお前のストッパーだからな。」
シロナ「あら?それはそっくりそのまま返してもらうわよ。」
ジュン「はあ?」
シロナ「何かしら?」
すると、ジュンの一言がキッカケで2人は少し口喧嘩をした。
ヒカリ「ま、まぁシロナさん・・・」
サトシ「ジュンさん・・・」
ヒカリとサトシは、そんな2人を止めようとするが
タケシ「あ〜!やはり麗しのチャンピオンの怒り顔は美しい!」
タケシは目をハートにしていた。
・・・止めなさい、タケシ。
そして、それぞれポケモンセンターで一夜を過ごした。
その翌日
『大発見です!ここ、カンナギタウンの古代遺跡から、伝説のポケモン、パルキアにまつわる宝玉しらたまが発掘されました!』
朝のニュースで、しらたまが発見されたという朝のビッグニュースが入ってきた。
サトシ「パルキアにまつわる宝玉・・・」
ジュン「やっと見つかったんだな・・・」
シロナ「ええ・・・」
『しらたまは、現在ハクタイシティで展示されているこんごうだまと対を成し、パルキアの力を高めると言われている物で、これにより、シンオウ時空神話の研究が大きく進むと期待されております!』
この時のシロナの表情は、まるで宝を見つけた子供のような顔だった。
そして
シロナ「次の目的地が決まったわ。」
ヒカリ「カンナギタウンに行くんですね。」
シロナ「ええ。」
シロナは故郷のカンナギタウンに向かうと言った。
ジュン「まぁ、元々あそこは俺達の故郷だからな。」
ヒカリ「そうなんですね!」
サトシ「ジュンさん。シロナさん。俺、強くなるってどういう事かまだよく分かんないけど、俺ポケモンが大好きです。2人に負けないくらい。」
サトシの言葉を聞き
ジュン「それが、君の求める強さに繋がっていくかもしれねーな。頑張れよ。」
ジュン「例え辛い事が起きても、君にはポケモンがいる。友達がいる。君は決して1人じゃねー事を忘れんな。」
シロナ「ええ。サトシ君、頑張ってね。」
ジュンとシロナは、サトシにエールを送った。
サトシ「はい。」
ピカチュウ「ピカピカ!」
シロナ「じゃあ皆、気をつけて旅を続けてね。」
サ・タ・ヒ「「「はい!」」」
シロナ「またね。」
ジュン「じゃあな。」
そして、ジュン達はサトシ達と別れた。
シロナ「ジュン君は何処に向かう予定なの?」
ジュン「・・・何でだ?」
シロナ「どれだけの付き合いだと思ってるの?貴方がカンナギタウンに行こうとしてないの分かるわよ。」
ジュン「そっか・・・ちと調べてー事があってな。」
ジュンの言葉に
シロナ「そう。けど・・・」
シロナは釘を刺すかのように言うと
ジュン「わーってるよ。」
ジュンは苦笑いを浮かべながら返した。
その言葉を聞き
シロナ「よろしい。行ってらっしゃい。」
シロナは満足したかのように言った。
ジュン「ああ。」
ジュンは笑みを浮かべながら言うと、モンスターボールからリザードンを出して背中に乗ろうとした。
その時
シロナ「え?」
シロナのモンスターボールからガブリアスが出てきて
ガブリアス「ガーブ・・・」
リザードン「グルゥ・・・」
リザードンの体に擦り寄り、リザードンも自身の頬をガブリアスの頬に擦り寄せた。
ジュン「ガブリアス。シロナの事を頼んだぞ。」
ジュンは、ガブリアスにシロナの事を任せると言うと
ガブリアス「ガーブ!」
ガブリアスは、リザードンの体から離れ力強く返事をした。
ガブリアス「ガーブ!ガーブ!」
リザードン「グルゥッ!」
おそらくガブリアスも、リザードンにジュンの事を言っており、リザードンも勿論と言ってるのだろう、右手を器用にサムズアップして返事をした。
そして
ジュン「よし、行くぞ!」
リザードン「リザァッ!」
リザードンは、ジュンを乗せて力強く翼を羽ばたかせながら大空へ飛んで行った。
シロナ「・・・」
ガブリアス「・・・」
その後ろ姿を、シロナとガブリアスは見えなくなるまでその場にいたのであった。