シンオウのダブルチャンピオン   作:ホークス馬鹿

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20話です。


20話

ジュン「とまぁ・・・ギリギリだったが、No. 1を取れたんだ。」

 

ジュンは、リザフィックバレーのお話を語り終えた。

 

タケシ「凄いですね・・・」

 

ヒカリ「全てトップクラスの強さを持つリザードンを・・・」

 

タケシとヒカリは、20連戦を全て勝った事に驚きを隠せず

 

サトシ「・・・」

 

サトシに至っては、只々絶句するしか無かった。

 

シロナ「ホント・・・あなた達の強さは桁違いだわ・・・」

 

シロナに至っては、改めてジュンとリザードンの強い絆とその強さを痛感していた。

 

ジュン「別に俺が凄いんじゃねーよ、コイツがスゲーだけだ。」

 

ジュン「リザードンが最後まで諦めずに頑張ったから。それ以上でもそれ以下でもねー。」

 

ジュンは、リザードンが頑張ったから勝てたと言い、リザードンが入っているモンスターボールを優しく撫でた。

 

ジュン「でも、もしかしたらガブリアスの聖地みてーな場所もあるかもしんねーな、シロナ。」

 

ジュンは、ガブリアスの聖地がもしかしたらあるかもしれないと言うと

 

シロナ「ふふ・・・さぁね。けど、もし存在したら行ってみたいわね・・・」

 

シロナは、綺麗な笑みを浮かべながらジュンを見つめると

 

ジュン「わーったわーった。俺も一緒に行くよ。」

 

ジュンは、苦笑を浮かべながら言い

 

シロナ「ええ。その時は、あなたと一緒にリザードンの背に乗ろうかしら。」

 

シロナは、綺麗な笑みを浮かべながら言った。

 

ジュン「一応言っとくがな、俺はあくまでお前のストッパーだからな。」

 

シロナ「あら?それはそっくりそのまま返してもらうわよ。」

 

ジュン「はあ?」

 

シロナ「何かしら?」

 

すると、ジュンの一言がキッカケで2人は少し口喧嘩をした。

 

ヒカリ「ま、まぁシロナさん・・・」

 

サトシ「ジュンさん・・・」

 

ヒカリとサトシは、そんな2人を止めようとするが

 

タケシ「あ〜!やはり麗しのチャンピオンの怒り顔は美しい!」

 

タケシは目をハートにしていた。

・・・止めなさい、タケシ。

そして、それぞれポケモンセンターで一夜を過ごした。

その翌日

 

『大発見です!ここ、カンナギタウンの古代遺跡から、伝説のポケモン、パルキアにまつわる宝玉しらたまが発掘されました!』

 

朝のニュースで、しらたまが発見されたという朝のビッグニュースが入ってきた。

 

サトシ「パルキアにまつわる宝玉・・・」

 

ジュン「やっと見つかったんだな・・・」

 

シロナ「ええ・・・」

 

『しらたまは、現在ハクタイシティで展示されているこんごうだまと対を成し、パルキアの力を高めると言われている物で、これにより、シンオウ時空神話の研究が大きく進むと期待されております!』

 

この時のシロナの表情は、まるで宝を見つけた子供のような顔だった。

そして

 

シロナ「次の目的地が決まったわ。」

 

ヒカリ「カンナギタウンに行くんですね。」

 

シロナ「ええ。」

 

シロナは故郷のカンナギタウンに向かうと言った。

 

ジュン「まぁ、元々あそこは俺達の故郷だからな。」

 

ヒカリ「そうなんですね!」

 

サトシ「ジュンさん。シロナさん。俺、強くなるってどういう事かまだよく分かんないけど、俺ポケモンが大好きです。2人に負けないくらい。」

 

サトシの言葉を聞き

 

ジュン「それが、君の求める強さに繋がっていくかもしれねーな。頑張れよ。」

 

ジュン「例え辛い事が起きても、君にはポケモンがいる。友達がいる。君は決して1人じゃねー事を忘れんな。」

 

シロナ「ええ。サトシ君、頑張ってね。」

 

ジュンとシロナは、サトシにエールを送った。

 

サトシ「はい。」

 

ピカチュウ「ピカピカ!」

 

シロナ「じゃあ皆、気をつけて旅を続けてね。」

 

サ・タ・ヒ「「「はい!」」」

 

シロナ「またね。」

 

ジュン「じゃあな。」

 

そして、ジュン達はサトシ達と別れた。

 

シロナ「ジュン君は何処に向かう予定なの?」

 

ジュン「・・・何でだ?」

 

シロナ「どれだけの付き合いだと思ってるの?貴方がカンナギタウンに行こうとしてないの分かるわよ。」

 

ジュン「そっか・・・ちと調べてー事があってな。」

 

ジュンの言葉に

 

シロナ「そう。けど・・・」

 

シロナは釘を刺すかのように言うと

 

ジュン「わーってるよ。」

 

ジュンは苦笑いを浮かべながら返した。

その言葉を聞き

 

シロナ「よろしい。行ってらっしゃい。」

 

シロナは満足したかのように言った。

 

ジュン「ああ。」

 

ジュンは笑みを浮かべながら言うと、モンスターボールからリザードンを出して背中に乗ろうとした。

その時

 

シロナ「え?」

 

シロナのモンスターボールからガブリアスが出てきて

 

ガブリアス「ガーブ・・・」

 

リザードン「グルゥ・・・」

 

リザードンの体に擦り寄り、リザードンも自身の頬をガブリアスの頬に擦り寄せた。

 

ジュン「ガブリアス。シロナの事を頼んだぞ。」

 

ジュンは、ガブリアスにシロナの事を任せると言うと

 

ガブリアス「ガーブ!」

 

ガブリアスは、リザードンの体から離れ力強く返事をした。

 

ガブリアス「ガーブ!ガーブ!」

 

リザードン「グルゥッ!」

 

おそらくガブリアスも、リザードンにジュンの事を言っており、リザードンも勿論と言ってるのだろう、右手を器用にサムズアップして返事をした。

そして

 

ジュン「よし、行くぞ!」

 

リザードン「リザァッ!」

 

リザードンは、ジュンを乗せて力強く翼を羽ばたかせながら大空へ飛んで行った。

 

シロナ「・・・」

 

ガブリアス「・・・」

 

その後ろ姿を、シロナとガブリアスは見えなくなるまでその場にいたのであった。

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