シンオウのダブルチャンピオン   作:ホークス馬鹿

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27話です。


27話

しらたまを奪ってなんとか脱出したロケット団3人組。

しかし

 

コジロウ「マジかよ・・・」

 

ニャース「ニャー・・・」

 

ムサシ「えー、ダメじゃん。」

 

どこもかしこも警察でいっぱいだった。

 

コジロウ「マスキッパ、ご苦労様。変わりはないか?」

 

マスキッパ「カパー!」

 

コジロウは、自身のポケモンであるくさタイプのマスキッパに労いの言葉をかけると、マスキッパは口を開けた。

そこには、先程奪ったしらたまがあり

 

コジロウ「おお、よしよし。」

 

マスキッパ「キー。」

 

コジロウは、マスキッパの頭を優しく撫でた。

 

コジロウ「なあ、どこもかしこも警察だらけだぞ。」

 

ニャース「どこかでほとぼりが冷めるのを待つしかないのニャ。」

 

ムサシ「そうねえ・・・」

 

ムサシは

 

ムサシ「んっと。」

 

塀をよじ登ると

 

ムサシ「ん?遺跡・・・」

 

遺跡が目に映った。

その様子を

 

ゴルバット「ゴルーッ・・・」

 

ゴルバットが見つけ、すぐどこかへ飛び立った。

そのすれ違いに

 

ムクバード「クー?」

 

ムクバード「ムク!」

 

サトシのムクバードが発見したのだった。

同時刻、ポケモンセンターでは

 

ヒカリ「なんだか怖いな・・・」

 

ポッチャマ「ポチャ?」

 

ヒカリが怖いと呟いた。

 

サトシ「怖い?」

 

ヒカリ「うん・・・」

 

ヒカリの様子を見て

 

ジュン「・・・ヒカリちゃん。思った事を言いな。」

 

ジュンは、正直に感じた事を言うようヒカリに言った。

 

ヒカリ「はい。ギンガ団の言う、『新世界』って何だろうって思いました。」

 

ヒカリ「何をしようとしているのか分からなくて、それで・・・」

 

ジュン「怖いって思ったんだ?」

 

ヒカリ「・・・はい。」

 

ヒカリは、疑問と恐怖を抱きながら正直に答えた。

 

「「ん・・・」」

 

サトシとタケシも、考え始めた。

すると

 

ジュン「・・・上手く言えねーが、少なくとも俺達にとって災いであるのは確かだと思うぜ。」

 

ジュンは、自分達にとっては災いだと言った。

 

サトシ「災い?」

 

シロナ「ええ。彼らの言う『新世界』が、どんなに素晴らしいものかは分からない。」

 

シロナ「でも、彼らが私達の世界を否定している事だけは間違いないわ。」

 

シロナも、それに続き

 

ジュン「奴らが、こんごうだまを奪い、今またしらたまを狙ってるっつー事は・・・」

 

ジュンも、シロナの言葉に続いた。

それに

 

タケシ「真の狙いは、2つの宝玉に繋がるディアルガとパルキア!」

 

「「えっ!」」

 

タケシは結論を出した。

 

シロナ「私もそう思っているわ。」

 

ジュン「ああ、俺も同感だ。」

 

シロナ「ギンガ団は、あの2体で何かを目論んでいる。」

 

ジュン「俺達人間と、ポケモン達との世界に対するな。」

 

シロナ「これは、挑戦よ!」

 

ジュンとシロナは、ギンガ団の今の世界に対する挑戦だと言った。

 

ジュン(ギンガ団の野郎・・・まさか、ギラティナの事は調べてあるのか・・・?)

 

ジュン(もしそうだとしたら、ギラティナが何かしてくると予想してるはずだと思うが・・・)

 

ジュン(とはいえ、まだ調べれてないって考えるのもあるな・・・)

 

この時、ジュンはギラティナの事について、ギンガ団は何か知ってるのか知らないのか疑問に感じ

 

シロナ「・・・」

 

その様子を、シロナは横目で見ていたのだった。

そして、時間が過ぎていくと

 

サトシ「こんな時に何もできないなんて・・・!」

 

サトシは、何も出来ない自分に焦りを感じた。

 

ジュン「落ち着け、サトシ君。」

 

ジュンは、サトシに落ち着くよう言ったその時

 

タケシ「あっ、サトシあれ!」

 

サトシ「えっ?」

 

タケシに言われ窓を見ると

 

サトシ「ムクバードだ!」

 

ムクバードが飛んできたので外に出ると

 

ムクバード「ムクー!クー!」

 

ムクバードが、方向を示すように翼を動かした。

 

サトシ「向こうにロケット団がいたんだな?」

 

ムクバード「ムクー!」

 

サトシ「そこへ案内してくれ、ムクバード!」

 

サトシは、ムクバードを案内するよう言ったのだった。

その後、ジュンのルカリオとシロナのガブリアスが合流し、一緒にロケット団がいる方向に向かったのだった。

その頃、カンナギ遺跡ではカラシナとアカギが様子を見に行っていた。

 

カラシナ「ああ・・・貴重な遺跡が・・・」

 

カラシナは、遺跡の変わり果てた姿にショックを受けていた。

 

アカギ「・・・」

 

アカギは、上空に飛んでいるゴルバットを見ていた。

 

カラシナ「どうしたんだい、アカギ?」

 

アカギ「いえ、何も。」

 

カラシナ「中に入りましょう。」

 

アカギ「ええ。」

 

カラシナは、アカギに声をかけると遺跡の中に入って行ったのだった。

入ってみると、一部崩壊したのもあるが、壁画は無事だった。

 

カラシナ「壁画が残ってるだけでも、良しとしないとね。」

 

カラシナが壁画を見て言ったその時

 

ガタッ

 

カラシナ「?」

 

アカギ「ん?」

 

何か物音が聞こえた。

 

カラシナ「誰だい?」

 

アカギの「出てこい。さもなければこちらから行くぞ!」

 

カラシナとアカギは、物音がした方向に声をかけると

 

ムサシ「フン!全くアンタ達もしつこいわね!」

 

カラシナ「アンタ達!」

 

アカギ「ロケット団と言ったな?」

 

ロケット団3人組だった。

 

ニャース「その通りニャ!」

 

コジロウ「しらたまは俺達の物だ。絶対渡さないからな!」

 

その同時刻

 

「「「ああ・・・」」」

 

外で警戒していた警官達が全員眠らされてしまっており

 

ドーミラー「ドー。」

 

そこには恐らくさいみんじゅつを使ったのであろうドーミラーと

 

マーズ「G2、突入するわね。」

 

マーズがいたのだった。

一方サトシ達は

 

ヒカリ「この方向って・・・」

 

ジュン「間違いねー、歴史研究所だな。」

 

シロナ「或いは、カンナギ遺跡かもね。」

 

車でロケット団が今いる場所へ向かっていた。

 

ジュン「ルカリオ。お前は先に行って、ロケット団の足止めをしてくれ。」

 

ルカリオ「ルカッ!」

 

シロナ「ガブリアス。あなたも、ルカリオと一緒にロケット団を足止めして。」

 

ガブリアス「ガーブ!」

 

ジュンとシロナは、ルカリオとガブリアスに先に向かうよう指示した。

 

サトシ「そうだ、ピカチュウ達も一緒に行ってくれ。」

 

ピカチュウ「ピカッ、ピカ!」

 

サトシも、ピカチュウに一緒に向かうよう言い、ピカチュウはガブリアスの背に乗った。

 

サトシ「気を付けろよ!」

 

すると

 

ポッチャマ「ポチャ!」

 

ムクバード「ムクッ?」

 

ポッチャマが、突然ムクバードの背に乗った。

 

ヒカリ「えっ、ポッチャマも行くの?」

 

ヒカリは、ポッチャマの行動に驚いたが

 

タケシ「ポッチャマも手伝いたいんだよ。」

 

タケシは、ポッチャマの行動を代弁した。

 

サトシ「良し、頼むぞポッチャマ、ムクバード!」

 

ポッチャマ「ポチャ!」

 

ムクバード「ムクー!」

 

ヒカリ「無茶しちゃダメよー!」

 

そして、ルカリオ達はそのまま先に向かった。

同時刻

 

カラシナ「あっ!」

 

ム・コ「「何だ?」」

 

マーズ達が、部下を引き連れ現れた。

 

ムサシ「ギンガ団!?」

 

コジロウ「どうしてここが!?」

 

ムサシとコジロウは、何故ここにいるのが分かったのか疑問に思った。

 

マーズ「私達が考えも無しにお前達を逃がしたと思うの?」

 

マーズの言葉に

 

ム・コ「「え?」」

 

ムサシとコジロウは一瞬意味が分からずにいた。

 

マーズ「しらたまの行方は、こちらで捕捉していたわ。」

 

マーズ「お前達は、あの膠着した状態から見事に運び出してくれたに過ぎないのよ。」

 

と、マーズは自分達の思い通りにやってくれたとロケット団達に言った。

実を言うと、マーズ達は、あるアイテムを使ってロケット団達を追っていたのだ。

そのアイテムはズイの遺跡から持ち出し、トバリシティの隕石のエネルギーを同調させて出来たやりのかぎと言うアイテムだ。

 

コジロウ「何ー?俺達利用されてただけ?」

 

ムサシ「言ってくれんじゃない!」

 

・・・いや、簡単に逃がしたら普通不審に思うもんじゃないのか?

そんなこんなで

 

マーズ「ブニャット、のしかかり!ドーミラー、さいみんじゅつ!」

 

ブニャット「ニャーッ!」

 

ドーミラー「ラーッ!」

 

ムコニャ「「「アアーッ!」」」

 

マーズのブニャットとドーミラーが飛び上がって技をロケット団達に向けて繰り出そうとしたその時

 

??「ルカッ!」

 

ドカッ

 

ドーミラー「ミラー!?」

 

ドカッ

 

ブニャット「ニャーッ!?」

 

ドーミラーとブニャットがグロウパンチを喰らい、一撃で倒されてしまった。

 

マーズ「あ・・・ブニャット!?」

 

すると

 

ルカリオ「ルカッ!!」

 

ルカリオが堂々と降り立ち

 

ガブリアス「ガー!」

 

ムクバード「クー!」

 

ポッチャマ「ポチャー!」

 

ピカチュウ「ピカー!」

 

ガブリアス、ムクバード、ポッチャマ、そしてピカチュウが現れたのであった。

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