ルカリオが、マーズのドーミラーとブニャットをグロウパンチで一撃で倒した後、ガブリアスとムクバード、ポッチャマにピカチュウが現れ、ロケット団を守った。
カラシナ「ガブリアスにルカリオ!」
アカギ「ダブルチャンピオンか・・・」
これに、誰のポケモンか察したカラシナは、笑みを浮かべた。
マーズ「私のポケモンに何・・・」
マーズは、自身のポケモンを戦闘不能にされてしまった事に怒りを見せて文句を言おうとしたのだが
ルカリオ「ルカッ!!」
マーズ「ヒィッ!」
ルカリオの威圧感に涙目を浮かべてしまい、腰を抜かしてしまった。
ニャース「ジャリンコピカチュウ達!」
ムサシ「私達ってもしかして・・・」
コジロウ「ピカチュウ達に守られてる?」
ソーナンス「ソーナンス!」
ピカチュウ達に守られてると感じたロケット団3人組。
それと同時に
サトシ「あっ、ギンガ団!」
ヒカリ「カラシナ博士に、アカギさんまで!」
ジュン「大丈夫か、婆さん達!」
カラシナ「アンタ達、良いタイミングで来てくれたよ!」
ジュン達が駆け付けてきた。
この状況に
コジロウ「どうする?」
コジロウはこっそりムサシ達に話しかけた。
ニャース「こうニャったらしらたまを人質にして、ここを脱出するしかないニャ。」
ニャースは、しらたまを人質に取って脱出しようと提案した。
ムサシ「それ名案!」
コジロウ「そうと決まれば、早くしようぜ!」
ムサシ「それは私もよ!」
そして
コジロウ「やいやいお前達!しらたまはここだ!」
マスキッパ「マー!」
ロケット団達は、マスキッパの口を開けさせてしらたまを見せた。
「「「ああっ!!」」」
ムサシ「アンタ達に渡すくらいなら、この子が食べちゃうんだからね!」
ニャース「しらたまがある限り、どこまでも追っかけて来ても無駄なのニャ!」
ムサシ「そう!私達が絶対有利!」
ソーナンス「ソーナンス!」
しらたまを人質に脅迫するロケット団達。
サトシ「くっ・・・!」
ヒカリ「ジュンさん、シロナさん。どうすれば・・・?」
ジュン「メンドクセーな・・・」
シロナ「あのままじゃマズイわ・・・」
ジュンは、ロケット団達の対応に面倒臭いと感じ、シロナはこのままじゃヤバいと言った。
カラシナ「参ったね・・・アイツらヤケになってるよ。」
カラシナは、ロケット団達がヤケになってると感じた。
その時
アカギ「クッ・・・しらたまがどれ程大事な物か分かっているのか!」
ムコニャ「「「へ!?」」」
アカギが、突然ロケット団に対し怒鳴り始めた。
この様子に
シロナ「・・・」
シロナは不審な目でアカギを見ており
ジュン(やっぱコイツ・・・!)
ジュンは、彼の正体を察した。
そんな中
アカギ「見よ、あの祭壇を!」
ムコニャ「「「えっ?」」」
アカギ「こんごうだまもしらたまも、ディアルガとパルキアの力を高めるのは勿論の事、その真の力は湖の3体のポケモンと共にあってこそ発揮される!」
アカギ「良いか?真実それは即ち、湖の3体と2つの宝玉による、神の降臨なのだ!」
アカギはこんごうだまとしらたまの本当の価値について話し
アカギ「ナハハハ・・・!」
不敵な笑い声を上げた。
アカギの説明に
ヒ・タ「「あ・・・」」
サトシ「神の降臨?」
サトシ達は呆然と呟いた。
シロナ「・・・」
シロナは、アカギに対する不審の目を崩さず
ジュン「・・・」
ジュンは、アカギに対してどこか敵意を込めた目で見ていた。
カラシナ「アカギ、アンタ・・・」
カラシナは、アカギの変貌に驚いており
アカギ「しらたまを脅かす者共に、その本当の価値を説くべきなのです!しらたまを破壊するなど、あまりにも愚か!」
アカギ「この不毛な争奪戦を終わらせる為には、真実こそが最大の武器なのです!」
アカギ「よく聞け!しらたまはパルキアを、こんごうだまはディアルガを、この世界に呼び出すのだー!」
アカギは、ロケット団に対してしらたまとこんごうだまの本当の価値を説き、両手を掲げながら大声を上げると
ゴルバット「ゴルーッ!!」」」
ムコニャ「「「うわあっ!!」」」
大量のゴルバットが一斉に現れた。
サトシ「ピカチュウ!10まんボルトだ!」
ピカチュウ「ピーカチュー!」
ヒカリ「ポッチャマ、バブルこうせん!」
ポッチャマ「ポチャー!」
ジュン「ルカリオ、はどうだん!」
シロナ「ガブリアス、ドラゴンクロー!」
ルカリオ「ルカッ!」
ガブリアス「ガーッ!」
ゴルバット「「「ゴルーッ!?」」」
それに対しジュン達は、それぞれのポケモンに指示を下し、ゴルバットの群れを倒していった。
そこに
スカタンク「ウー、スカッ!」
マスキッパ「マー!?」
どくとあくタイプを併せ持つポケモン、スカタンクが現れて、マスキッパを攻撃してしらたまを奪い返した。
コジロウ「わっ、お前!」
ムサシ「しらたま返せ!」
ニャース「ニャー達の物ニャ!」
これに
ヒカリ「サトシ、しらたまが!」
サトシ「あのポケモンは・・・!」
ジュン「スカタンクだ!」
サトシ達も気付いた。
そして
スカタンク「スカーッカッ!」
スカタンクははかいこうせんを繰り出し
ムコニャ「「「やな感じー!」」」
ロケット団を吹き飛ばした。
そして
スカタンク「タンク!」
ジュピター「ウフ・・・ご苦労様。」
ジュピター「G3、バックアッププランをクリア。」
スカタンクは、自身のトレーナーであろう人に駆け寄って、しらたまを渡した。
その者は、ギンガ団の幹部が1人、ジュピターだ。
ジュピターは、しらたまを取るとそのまま逃走した。
ジュン「しまった!」
シロナ「大変!しらたまを取り戻さなくては!」
サトシ「皆、追うぞ!」
それを見て、ジュン達は追いかけたのだが逃げられてしまったのだった。
その夜
カラシナ「ギンガ団は、きっと私ら以上にディアルガとパルキアの事を知ってるね。」
カラシナ「トバリシティの隕石まで盗んで、何をしようとしているのか・・・」
サトシ達は、ポケモンセンターにいた。
アカギ「役に立てず、すまなかったね。」
アカギは、役に立たなかった事を謝罪した。
シロナ「いえ・・・」
サトシ「やっぱり俺、何も出来なかった!」
ヒカリ「・・・」
サトシとヒカリは、己の無力さに悔しさを滲ませた。
アカギ「いや、君達は良くやってくれたよ。覚えておくとしよう。では失礼。」
アカギは、サトシ達をフォローすると、ポケモンセンターを後にしたのだった。
その後ろ姿を
カラシナ「・・・」
シロナ「・・・」
シロナはジッと見ており
サトシ「あっ・・・どうしたんですか、シロナさん?」
サトシは、どうしたのか尋ねると
シロナ「え?いえ・・・」
シロナは、笑みを浮かべて何でもないと答えた。
タケシ「そういえば、ジュンさんはどこに行ったんだ?」
すると、タケシが周りを見渡してジュンがいない事に気付いた。
ヒカリ「そういえば、見ないわね・・・」
シロナ「そうね・・・」
サトシ「どこに行ったんだ?」
カラシナ「あの子、どこに行ったのかしら?」
サトシ達も、ジュンの姿を探しに周りを見渡したのだった。
その頃、アカギはある場所に向かおうとしていたその時
???「どこに行くんすか、アカギさん?」
アカギ「っ!」
突然声をかけられ、驚き声がした方へ目を向けると
ジュン「いや、ギンガ団ボス、アカギって言った方が良いかなぁ・・・」
ジュンが、腕を組んで不敵な笑みを浮かべながらいたのであった。