謎の機械に突然閉じ込められてしまったジュンのリザードン。
ジュン「何だ?」
サトシ「これは一体!?」
タケシ「どういう事だ!?」
ヒカリ「何なのよ!?」
その時
ムサシ「何なのよと聞かれたら!」
コジロウ「答えてあげるのが世の情け!」
お決まりの言葉が聞こえ
ムサシ「世界の破壊を防ぐ為!」
コジロウ「世界の平和をまも・・・」
ジュン「リザードン、かえんほうしゃ!」
リザードン「リザァッ!」
その口上の途中で、ジュンはリザードンにかえんほうしゃを指示し、リザードンはかえんほうしゃを繰り出して檻を破壊しようとしたが
リザードン「リザッ?」
「「「何?」」」
檻は破壊できなかった。
ムサシ「ちょっと!?まだ紹介の途中なのよ!」
コジロウ「失礼じゃないのか!」
ニャース「ニャー達の自己紹介を止めるなんて無礼ニャ!」
3人組は、口上を途中で止められ怒ったが
ジュン「なんかなげーと思ったからついな・・・」
ジュンは、長いと感じたから攻撃を指示したと言った。
ムサシ「そんな事より、無駄よ!」
コジロウ「この檻は特殊な檻なんだ!」
ニャース「どんな攻撃も吸収する類なのニャ!」
怒った3人組だが、すぐに切り替え、リザードンを閉じ込めている檻は特殊な物であるから破壊不可能だと言った。
ジュン「なら・・・凍てつき暗殺者、マニューラ!」
これに対しジュンは、モンスターボールを1つ取り出し
マニューラ「マニュー!」
かぎづめポケモンで、あくとこおりを併せ持つポケモン、マニューラを繰り出した。
サトシ「マニューラ!」
タケシ「ジュンさんも持ってたのか!」
その時
マニューラ「マニュ!」
マニューラは、リザードンが閉じ込められてるのを見るや
マニューラ「マニュ!マニュマニュ!」
ロケット団に向かって何か怒るように言った。
ニャース「ニャ?私の大切なリザードンになんて事するの!あなた達は決して許さないって言ってるニャ。」
ニャースは、マニューラの言葉を通訳し
ムサシ「はぁっ?アンタに何が出来るっての?生意気な事言ってんじゃないわよ!」
ムサシ「行け、ハブネーク!」
ムサシは、マニューラの言葉にカチンときて、ハブネークを繰り出し、ハブネークはマニューラに向かって襲いかかった。
コジロウ「マスキッパも行け!」
コジロウも、マスキッパを繰り出したが
コジロウ「違う!違うから!」
咥えられていた。
・・・またかよ、おい。
コジロウを離したマスキッパは、ハブネーク同様マニューラに襲いかかった。
ジュン「マニューラ、つじぎり!」
ジュンは、特に動揺せずマニューラにつじぎりを指示し
マニューラ「マニュ!」
マニューラは、両手につじぎりを繰り出し
ズバッ
ハブネーク「ハッブー!?」
ザシュ
マスキッパ「キー!?」
ハブネークとマスキッパを斬り裂いた。
2体とも殆ど反応出来ず、倒されてしまった。
サトシ「は、速い!」
ピカチュウ「ピィカ!」
ヒカリ「目で見えなかった!」
タケシ「なんて鋭い動きなんだ!」
ポッチャマ「ポチャポチャ!」
サトシ達も、ジュンのマニューラの鋭い動きに驚きを隠せなかった。
そして、マニューラは2体を倒した勢いで素早く突っ込んで行き
ムサシ「ななな何とかしなさいよニャース!」
ニャース「わ、分かってるニャ!」
慌てたニャースは、コントローラーを一部動かし、アームを操作してマニューラを攻撃しようとしたが
マニューラ「マニュ!マニュ!マニュー!」
マニューラのスピードとアクロバティックな動きについて行けず
マニューラ「マニュ!」
「「「なっ!?」」」
あっという間に目の前に現れ
マニューラ「マニュー!」
ニャース「あっ!?」
コントローラーを奪われてしまった。
そして
マニューラ「マーニュー!」
マニューラは、それを斬り裂き
ドカン!
リザードン「リザァッ!」
リザードンは解放された。
ジュン「リザードン!」
ジュンは、リザードンが解放された瞬間すぐ駆けつけ、リザードンも解放されすぐに羽ばたき、ジュンの元に行った。
ジュン「大丈夫か、リザードン?」
リザードン「リザッ!」
ジュンの心配の言葉に、リザードンはサムズアップして返し
リザードン「リザッ!リザッ!」
マニューラ「マニュ!」
マニューラにもお礼の言葉を言った。
マニューラ「マニュー!マニュマニュ!!」
マニューラは、嬉しそうに1回転したり、アクロバティックに動いたりしながら嬉しさをアピールし
マニューラ「マニュ!」
ウィンクした。
サトシ「す、凄い明るい性格なんだな・・・」
タケシ「どうやらあのマニューラは、リザードンの事が好きみたいだな・・・」
タケシは、マニューラはリザードンの事が好きなんだと察したが
サトシ「ポケモンだし、ジュンさんと同じ仲間なんだから当然じゃないのか?」
やはりサトシには分かっておらず
タケシ「・・・」
タケシにちょっとドン引きされていた。
ヒカリ「ああん!あのマニューラ、強いだけじゃなくて可愛い!!」
ポッチャマ「ポチャポチャ!!」
ヒカリとポッチャマに関しては、目をハートにしながらマニューラの虜になっていた。
・・・今はそんな場合じゃないだろうが。
ジュン「リザードン、かえんほうしゃ!マニューラ、こおりのつぶて!」
リザードン「リザッ!リザァァッ!!」
マニューラ「マニュ!マニュー!!」
そして、ジュンはリザードンとマニューラに指示し、灼熱の炎と氷の塊が同時にロケット団達に襲いかかり
ドカーン
「「「嫌な感じ〜!!」」」
「ソーナンッス!!」
吹き飛ばしたのだった。
ジュン「やったな!!」
リザードン「リザッ!」
マニューラ「マニュ!」
そして、ジュンはリザードンとマニューラとハイタッチをした。
サトシ「凄いです、ジュンさん!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
すると、サトシ達がジュン達に駆け寄ってきた。
ジュン「ああ、ありがとう。」
すると
マニューラ「マニュ〜!マニュマニュ〜!」
リザードン「リ、リザァッ・・・!」
マニューラが、リザードンの足元に行き、頬を赤くし尚且つ気持ち良さそうに目を細めながら擦り寄せた。
ジュン「ったく・・・」
ジュンは、マニューラの行動に苦笑を浮かべ
ヒカリ「ああん!可愛い!!」
ポッチャマ「ポチャポチャ!!」
ヒカリとポッチャマは、相変わらず目がハート状態だった。
タケシ「うーむ・・・恋する乙女の実力は凄まじいな・・・」
マニューラの恋による強さは凄いと感じたタケシだが
サトシ「・・・?」
サトシのみ、唯一理解出来ていなかった。
ピカチュウ「ピィカ・・・」
相棒の鈍感さに、流石のピカチュウも引いていた。
同時刻
シロナ「ん?」
ガブリアス(シロナ)「ガーブ!」
突如、シロナのモンスターボールからガブリアスが出てきて
ガブリアス(シロナ)「ガーブ・・・」
とある彼方に向かって強烈なオーラを噴き出し且つ、いつになく鋭い目付きで睨んでいた。
シロナ「全く・・・あなたは・・・」
そんな相棒の様子を察したシロナは、只々苦笑いを浮かべるだけだった。
マニューラ「マニュ!?」
リザードンに擦り寄っていたマニューラが、突然何か嫌な気配を感じ、すぐに離れた。
ヒカリ「あれ?どうしたのかしら?」
タケシ「さぁ・・・何かを感じて離れたようだが・・・」
ヒカリとタケシは、マニューラが突然離れた事に疑問を抱いたが
ジュン「あはは・・・アイツのガブリアスか・・・」
リザードン「リザァッ・・・」
ジュンとリザードンは何なのか察したので、互いに苦笑を浮かべたのであった。