2010年だから、もう15年は昔か、その年の今日
ゾアハンターやポリフォニカなんかを書いていた、大迫純一という作家さんが亡くなった。
ラノベなんてジャンルがうまれてからその頃でも相当になるし、鬼籍に入られた方も少なくは無い。
ただ、この方は妙に印象に残っている。
ポリ黒のブルースを流しつつ、飲めないバーボンを舐めて個人を思う
2010年だから、もう15年は昔か、その年の今日
ゾアハンターやポリフォニカなんかを書いていた、大迫純一という作家さんが亡くなった。
ラノベなんてジャンルがうまれてからその頃でも相当になるし、鬼籍に入られた方も少なくは無い。
ただ、この方は妙に印象に残っている。
ポリ黒のブルースを流しつつ、飲めないバーボンを舐めて個人を思う
彼の作品は全てが区切りを付けていた。
ポリフォニカも、一度は絶版となったゾアハンターさえもレーベルを幾度となく変えて。
ガンだったそうだが、それを身内以外には言わなかったらしい。
病と闘い、おそらくは己の死と向き合いつつ、作品を世に出し、きっちり終わらせ、そして逝ってしまった。
いつ頃からか、気が付けばその文章に鬼気迫る迫力が宿って、当時首をかしげていた。
思い返せば腕時計をごつい物から軽い物に変えたとか、お宝だった作中の銃をもしたモデルガンを譲ると言い出したり、そんな予兆はあったが、少なくともその時は気が付かなかった。
その生き様が、勝手に生き様だと思ってる何かが、印象に残っている。
さて、ここから先は、一人の、直接会ったことも、言葉も交わしたこともない
本という媒体を通じて、彼の闘いを見てきた 何千何万といる読者の末端の一人の妄想である。
直接本人を知るもっと近しい人たちの目から見れば、いや、同じ読者諸氏の目から見てもおかしいものがあるだろう、そのあたりはどうか笑ってスルーしてやってもらいたい。
もう一度繰り返す、ここから先は妄想である。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
いくらか湿っぽい話をしたい。
GA文庫の読者諸君、こういう形でははじめまして。
大迫純一です。
諸君がこれを見ているということは、私はもうこの世にいないということだろう。
うん、一度言ってみたかったんだ、このセリフは。(笑み)
ごく近しい人にしか明かしていないが、実は今、私はがんを患っている。それも、末期の、だ。
ちょっと日時を言うわけにはいかないが、医者に言わせると先月あたりには死んでいなければならなかったらしいが、これを撮影している現在は、まだ私は生きている。
ざまあみやがれ、人間の生命力をなめてはいけない。
読者諸氏については、未完となっているゾアハンターや、ポリフォニカについて心配するところがあるかもしれないが、安心してほしい。この命があるうちに、必ず書きあげて見せる、そこは、断言しよう。
なぜなら、そうでなかったとしたら、これは世に出ることなく破棄されることになっているからだ。
だから、絶対に大丈夫。ジョウも音緒も、マナガもマティアもシェリカも、レオンガーラも、他のみんなも、ちゃんと最後まで走りきってくれる、収まるところに収まってくれし、幸せにしてやる。
いや、奴等のことだ、私を無理やり引きずってでも、自分達を書き上げるまでは死なせてくれないだろう。
ああ、それと、告別式や、通夜に参列したいと思う読者諸氏がいるかもしれないが、どうかそこはそっとしておいてほしい。
私のマイホーム、いや、秘密基地は、読者諸氏すべてを受け入れられるほど広くはないのだ。
それに、ヒーローは死なずただ風のように消え去っていった方が格好いいだろう?(笑み)
ただし、ファンレターは大歓迎だ、墓前に供えてもらうし、ポリフォニカなら榊一郎氏をはじめ他の作家の皆さんの力にもなる。
凄いんだぜ、ファンレターってのは。
さて、そろそろ時間のようだ、ほかのジャンルのファンの方々にもメッセージを残さないといけないので、このあたりでご勘弁願いたい。
最後に、
ポリフォニカシリーズはこれで終わりというわけではない。
赤、白、青、銀、TRPGや、まだ企画中のものも含め、色々と熱く動いている、もしかしたら、懐かしいあいつらにも会えるかもしれない、だから最後はこう締めくくらせてもらおう。
失望はさせない。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
2