追放ものに転生した。ただし、ざまぁされる側らしい   作:流石ユユシタ

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第16話 VSルディオ

 サリアの町から、西にある清き森。その森を抜けて、見晴らしの良い荒野にやってきた。

 

 

 なぜ、この場所で決闘をしたのかと言うと単純に何もない場所の方が正々堂々と戦えるからである。

 

 俺からすると負け試合だからこそ、割と単純な実力差が気になる所だ。

 

 

 

 

「へぇ、この場所を選んだ度胸は認めてやる」

「どうも、ありがとうございます」

 

 

 

 うむ、15歳らしい挑戦的な言動だな。タメ口だけど、あっちの方が実力が上だからね、全くもってしょうがない。

 

 生まれてから、全てに勝ってきたとすら言われてたからな。良くも悪くも傲慢なんだろうな。

 

 

 

 

「ミクスさん……危険ならいつでもやめてください」

「勿論。ここで死ぬつもりはないからさ」

「すいません。私がムキになったから……」

「いや、俺の為に怒ってくれたわけだしね。それに……どの程度、最強クラスのSランク冒険者に【超越者】に通用するかさ」

 

 

 

 

 この世界ではSランク冒険者からを【超越者】と表現することもある。これはSランクが文字通り別格の実力者だからなんだけどね。

 

 

 対面して分かる……

 

 

 

 あ、これ俺より全然強いわ……

 

 

 

 ちょっと強者感がありすぎてウケる……これ、どうやって勝てるん? 正直シエラはルディオの方に行った方が良いのではと本心で思うわ。

 

 

 

 

「あ、あの、ミクスさん」

「ん?」

「えと、確かに私がムキになったからミクスさんが戦う羽目になって、申し訳ないと思ってます。でも……ミクスさんに勝って欲しいとも本心で思ってます。だから、今は私は貴方だけを応援してます」

「あ、ありがと」

 

 

 

 この子、本当に純粋無垢というか……俺への恩義を忘れてないんだな。さっき湖でルディオに言ってたけど、自分の手で恩を返したいって言ってたしね。

 

 

 う、うん、性格が良い子すぎる。どうして、ここまで捻くれていないのか。普通、あんな境遇だったら捻くれない? アニメでも思ってたけど、芯が太いんだろうなぁ。

 

 

 

 

「おい、さっさとやるぞ」

「あ、ちょっと待ってもらって良いですか?」

「なんだ? 武器でも出すのか?」

「そんな所です」

 

 

 

 

 普通にやったら勝てるわけがない。だって、あっちのステータスって確か……

 

 

【ルディオ・ローゼンベルク】

【ステータス】

【レベル】129

【生命】18700

【魔力】17680

【攻撃】21098

【防御】17900

【俊敏】17600

 

【スキル】

 

「剛砕」

・命中時、追加で敵の【防御】を50%無視してダメージを与える。

・魔力を消費する。

 

「戦王解放」

・30秒間、すべてのステータスを2倍にする自己強化スキル。

・効果中は状態異常無効。クールタイムは1日。

・魔力を消費する。

 

「気概」

・魔力を消費し、一定範囲の敵を威圧する。威圧した敵はステータスが下がる。

 

 

「早熟」

・成長経験値増加

 

「限界突破」

・レベル99以上になる事ができる。

 

 

 

 

 

 

 えぇ……これにどうやって勝てば良いんですか……?

 

 

 

 確かアニメでも急に桁違いのやつ出てきたと思って覚えてたんだけど。これもうチートでは? 出てくる時期間違えてるだろ。

 

 

 一方で俺は……

 

 

 

【ミクス】

【ステータス】

【レベル】54

【生命】4700

【魔力】5000

【攻撃】5600

【防御】4800

【俊敏】5800

 

【スキル】

 

「錬金」

・魔力を消費して、物質創造ができる

・作られる物質によって、魔力消費が大きい

・素材同士を調合もできる。魔力を消費する。また、失敗する可能性もある

・素材から抽出もできる。抽出した場合は結晶となる。また、還元も可能

 

「幻影」

・魔力を消費し。自身の影を操ることができる。

・本人の影に持ち物を格納できる。

・格納している場合、または取り出す際に魔力消費。更に、保存中も魔力を消費する。効果併用してる場合は消費魔力が3倍となる。

・格納には制限がある

・格納が多ければ多いほど、ステータス俊敏が落ちる。

 

「回復」

・魔力を消費し、他者を回復させる

・魔力を消費し、他者の傷を癒す

 

 

 

 

 

 ふっ、勝てる気がしない……ふふふ、これ、どうやっても勝てないと分かりきっているな。

 

 だからこそ、普通に勝負などしない。

 

 

 俺は影から、瓶に入っている黄色い液体を取り出した。そして、それを勢いよく飲み干した。

 

 

 

「んだ? それ」

 

 

 

 ルディオは疑問を浮かべている様だから、分からなくて当然だ。そもそもこれを知っている存在もいないだろう。

 

 

【アンリミテッド・ロスターナ】と言われる錬金スキル使い、錬金術師と言った方がいいだろうか。

 

 この人物の本を俺はよく集めていた。その中に気になる道具の作り方があったのだ。

 

 

 

 

 ──ある日、数刻の間であるが自身のステータスを飛躍的に上昇させる薬に成功した。これは【?????????】の人生を守る道具として研究を進める。

 

 

 名を【アンリミテッド薬】と名付ける。

 

 

 

 

 いや、そのまんまかい。と思ったが、それはそれとしてこの薬は魔力を超大幅消費し、魔力が尽きるまでステータスを飛躍的に上げる。

 

 

 しかし、使い終わった後に魔力が枯渇し、激しい疲労と体中から血が溢れ出し、数日は体に支障が出てしまう。

 

 

 

 

 非常に大きなデメリットがある薬だ。だが、ステータスが上がることは変わりない。

 

 

 

 

 

 俺がアンリミテッド薬を飲むと、体から蒸気が溢れる。これは蒸気というより無理やり魔力を消費してるから出てくる魔力そのものなんだけどもね。

 

 

 

 

「……へぇ、見たことないポーション飲んだと思ったら。妙な状態になったな」

「これ、結構時間が限られてまして。早速行きます」

「こいよ、先手は譲ってやる」

 

 

 

 

 

 

 

 ──こうして、俺は飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

◾️◾️

 

 

 

 

 

 私は不安と期待で心がいっぱいでした。ミクスさんが、ルディオと言う冒険者と戦うことになったからです。

 

 

 ただ、私がミクスさんにちょっかいをかけられて、我慢できずに色々と暴走してしまったからですので本当に申し訳ないです。

 

 

 でも、私はミクスさんに勝って欲しいと思ってしまった。いや、私のせいでこんな面倒な状況になったのにそんなこと考えるのは……

 

 

 凄く、申し訳ないんですけども……

 

 

 

 しかし、決闘はもう勝負が始まってしまいます。こういうのって女性が好きな小説では定番と聞いたことがあります。

 

 自分を巡って異性が戦うのが好きな層が居るらしいです。正直、全然気持ちはわからないですね。私はミクスさんに勝って欲しいとしか思ってないですし。

 

 ミクスさんが負けそうになったら私も参戦して無理やり勝たせてあげたいとすら思います。

 

 

 

 ミクスさん、頑張って!! 誰よりも何よりも貴方を応援しています!!

 

 

 しかし、相手も強敵なのは事実。ステータスではミクスさんの方が下回っているでしょうけど。

 

 

 

 でも、なんていうか……ミクスさんって勝てる勝負しかしない主義の人って感じなんですよね。

 

 

 

 

 何か、隠し球があるのかもしれません。

 

 

 

 そう思っているとミクスさんはポーションを飲み干しました。普通は魔力が枯渇した時、傷ができた時にポーションは飲むものでしょうけど。あれはそう言った用途ではないと言うことでしょうか。

 

 

 

 

 ──飲み干すと、ミクスさんの体から蒸気が溢れ出します。

 

 

 

 いや、あれはまさか……魔力!? 魔力が蒸気のように体から噴き出すなんて、見たことないですッ

 

 

 

 とんでもない魔力出力……しかし、あれではすぐに魔力が尽きてしまいます。スキルを使うには魔力は必須。だと言うのにあれでは1分……持つかどうかでミクスさんは枯渇してしまいます。

 

 

 

 

 

 

「……へぇ、見たことないポーション飲んだと思ったら。妙な状態になったな」

「これ、結構時間が限られてまして。早速行きます」

「こいよ、先手は譲ってやる」

 

 

 

 

 

 まさに、戦闘開始の合図と言わんばかりにミクスさんを挑発するルディオ。そして、それに答えるミクスさん。

 

 

 

 ドン、と空気が跳ねたような音が響いた次の瞬間──ミクスさんの姿が、消えた。

 

 

 

 

「……は?」

 

 

 

 

 一瞬、世界がスローモーションになったかと錯覚してしまいました。だが違います。動いていないのは周囲の方であり、あまりに動きの速いミクスさんのせいで世界が止まっている様に

 

 微かに舞う木の葉、起きる土煙、それらがまるで静止したようでした。

 

 

 そして、その静止した世界でミクスさんだけが動いて……まるで時間の軌道を踏み外したように速くなっています。

 

 

 

 

「ッ!!? おい、面白い男じゃねぇかッ!!!!! お前!!!」

「ギャグセンスはあるつもりです」

 

 

 

 

 気づけばミクスさんの手には剣が……あれ? いつの間に剣を……そして、それをルディオは拳に装備している鉄拳で受け止めていました。

 

 

 

「それ、その剣はどっからだした?」

「後で、答え合わせします、時間がないので」

 

 

 

 ミクスさん、一体どこから……しかし、よく見ると剣と言う表現は間違いかもしれません。

 

 

 

 

 まるで、剣の形をしている鉄の塊。刃を研いでいるわけではなく、作り込まれているわけでもないでしょう。

 

 

 

 

「なんだ? それ? 屑鉄か?」

粗悪な剣(そあくなけん)、ですから」

「ッ!?」

 

 

 

 

 ……いつの間に!!? 

 

 

 

 ミクスさんの手にはもう一本別の剣も握られていました。こ、これはどこから!? 影に収納しているスキルがあるとは知っていますが、出している素振りもなかったはず……

 

 

 

 

 そして、私が剣の正体に辿り着く間もなくミクスさんの剣戟が始まります。

 

 

 シュバッ!

 

 空気が裂ける音と同時に、ミクスさんの両手の剣が閃めきます。

 

 斜め、横、縦──二本の剣が、まるで流れる水のように止まることなく襲いかかる。

 

「はっ、見えねぇってレベルじゃねえ……!」

 

 私は目を凝らします。かろうじて見えますが、追いきれず残像の様にすら見えます。

 

 

 ルディオも高速のフットワークと位置どり、そして、鉄拳でしょうか? それにて剣戟を防いでいる様です。

 

 

 しかし、疑問なのはミクスさんのあの動き、間違いなく本来のステータスではありえない、異常な動きをしています。

 

 察するに、あのポーションは魔力を大幅消費してステータスを一時的に高めると言うものでしょう。

 

 

 なるほど、確かにあれは冒険では使える様なものではないでしょうね。冒険者はモンスターを探したり、倒したり、遺体を回収したりと忙しいです。長い間活動をする必要がありますが、あれでは1分持つかどうか。

 

 

 聡明なミクスさんが使わないのも納得です。

 

 

 

 しかし、この一瞬だけはミクスさんの速さはルディオと同格でしょう。その証拠に

 

 

 

 ルディオは防ぎはしていますが、反撃ができていません。ダメージはほぼないでしょうが防御に専念するしかない……と言った感じでしょうか。

 

 

 

 

「ははは!? いいねぇ!! こう言う戦いを待ってた!! でもなぁ、お前それ長く持たないだろ、とんでもない速度で魔力が減ってるぜ!!!」

「……粗悪な大盾」

「ッ!!!?」

 

 

 

 

 

 突如として、ミクスさんとルディオの間に大きな鉄の塊が現れました。それにより、2人は断絶されるのですが、その一瞬の隙にミクスさんは魔力回復ポーション……いや、それをゼリー状に固めたものを口に運びます。

 

 

 

 

「んだ!? これ!?」

 

 

 

 

 粗悪な大盾、そう呼ばれた鉄の塊に驚いているルディオ……そうか、あれは錬金スキルの応用ですね。

 

 

 私は気づいてしまいました。錬金スキルは物質を作ることができるスキル、無論特別な物は作れません。

 

 

 ミクスさんも鉄が作れるだけと前に言っていました。他の錬金スキル持ちは鉱石とか作れると言ってましたが、作れる物質は人それぞれであり、作る際に魔力消費をするのだと。

 

 

 

 錬金スキルで鉄を作る。その作る際に形を限りなく武器に近くしてるんですね……ッ!!

 

 だから、何もないところから急に武器が現れた様に見えたと言うわけですか!!

 

 

 ですが、魔力消費も大幅にある中であれを使う場合はさらに魔力を消費してしまうでしょう。だから、ポーションを固形物に固めて一瞬で摂取をすると……

 

 激しい動きで消耗している体にも回復ポーションの固形物を取り入れると……しかも、それすらも影に収納しておくことで本来よりも多くの時間でステータスの動きを高めることができるわけですね!!

 

 

 

 

「……粗悪な槍」

「やるじゃねぇか!! 面白い男だな!! お前は本当に!!」

 

 

 

 

 超高速のミクスさんですが……それについて行っているルディオも相当な実力者なのでしょう。

 

 ルディオは防戦一方ですが、それでも致命打は一切受けていません。剣戟も槍の突きも全てを鉄拳で受けきっています。

 

 

 

 

「面白いが……なるほどな。逐一回復しねぇとその動きは保てねぇってわけだ」

「正解です。ただ、まだ勝ちは譲りません」

「譲らなくていいぜ!!」

 

 

 

 

 ルディオは防御をしながらも、時折反撃をするようになりました。あの動きに慣れてきたと言うことなのでしょう。

 

 

 くっ、ミクスさんはポーションなどで回復を挟まないといけないですし。少し不利なってるのでしょうか。ですが、それでもミクスさんも負けていません。

 

 

 

 

「粗悪な……剣」

「ッ!? っち、こざかしいなぁ!!」

 

 

 

 

 粗悪な剣、と言いながら槍を出し突きを繰り出すミクスさん。なるほど、言葉に出さなくても本当は武器は出せたのですね。

 

 

 

 

「流石に強すぎません? こ、これで倒せないとか」

「はっ!! オレは無敵だぜ!!」

「そう言われても納得しますね、これは」

 

 

 

 

 ミクスさん……まさか、万策尽きてしまったのでしょうか。徐々に、防御一辺倒になっている気がします。

 

 

 ミクスさんを応援したいですが、これ以上無理をしてしまうのも……あのポーションはすごいですが相当体に負担がかかっているでしょうし。

 

 

 

 

「……粗悪な……大盾」

「またそれかよ! もう飽きたぜ!!」

「それは、どうでしょう」

 

 

 

 

 ミクスさんが盾を作り出す。しかし、確かにそれはもう何度も見た光景でした。ルディオはそれを壊し、ミクスさんに突進します。

 

 

 対してミクスさんもポーション固形物を3つ……3つ? 1つは魔力回復、1つは治癒、それではもう1つは……?

 

 

 

 

「【アンリミテッド薬・改】」

 

 

 

 

 

 

 ──魔力の爆発

 

 

 

 

 

 

 ミクスさんの体から溢れ出る魔力の量が、爆発的に上昇します。それは今までの比ではなく、まるで一瞬の流れ星のように魔力が光っていたかのように錯覚しました。

 

 

 

 

 

 

「──粗悪な剣、流星(りゅうせい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先ほどの2倍は速い速度……それにてミクスさんはルディオに突進をしました。そして、そのまま剣を振るいました。

 

 

 私の目には振るう直前のミクスさんの体や眼球から血が溢れ出ている様子が見えます。

 

 

 

 

 

「【戦王解放】」

 

 

 

 

 そう、ルディオが呟き、彼もまたステータスをさらに飛躍させたように見えます。そして、鉄拳で彼の剣を防御します。

 

 

 ミクスさんは流れ星のように通り過ぎ、そのまま地面に倒れてしまいました……ッ

 

 

 

「……オレにこれを使わせたのは……お前が初めてだぜ。まさか……ここまでとはな。ただ……オレの勝ちだな」

「ミクスさんッ! す、すぐポーションを……」

「モモタロウ、オレの勝ちだぜ」

 

 

 

 

 私は大慌てでミクスさんにポーションを飲ませました。体にも回復ポーションをかけて、傷をすぐさま癒します。

 

 

 

「ミクスさん、ごめんなさい……私のわがままを」

「……そいつ大したやつだったぜ。オレには及ばなかったが」

 

 

 

 ミクスさんは倒れたままで返事をせずに瞳を閉じていました。きっと、気絶をしてしまっているのでしょう。

 

 

 

「さぁ、モモタロウ。オレとパーティーを組もうぜ」

「……」

「──オレの方がッ……こ、これは!?」

 

 

 

 次の瞬間、ルディオの鉄拳が砕けました。こ、これは最後のミクスさんの一撃で……いや、もしかしたら、最初からこれが狙いで……?

 

 

 

 

「……まさか、お前、オレ相手に武器破壊を狙ってたのか? 確かに……最後の一撃、わざわざ鉄拳を狙ったようにも見えたな……ただの偶然か。いや、だとしても……砕嵐の轟拳(さいらいのごうけん)を砕くとは」

「……ミクスさん」

「……これが砕けるとはな。クク、あぁ、真相は知らんがそうだな……。どうにも綺麗な勝利ではねぇなぁ。モモタロウ、今日は引き分けでいい」

 

 

 

 

 

 ルディオは嬉しそうに笑っていました。何を笑ってるんですか、ミクスさんが大変なことになっていると言うのに……この人やはり苦手です。

 

 

 

「ミクスに言っておけ。次こそ、決着をつけようとな。その時は互いに全部の手札を出し切るぞと」

「……」

「オレを無視するとはな。面白い女だ、それにそいつも面白い男だった」

 

 

 

 

 

 そう言って、ルディオは去って行った。私はミクスさんの傷をポーションで癒すとすぐさま町に戻り宿屋に寝かし、目覚めを待ちました。

 

 

 

 

 

 ミクスさん……本当に凄い人ですね。貴方と言う人は……だって、本当はあんな勝負わざと負けたって良かったはずなのに。

 

 

 私のわがままにも付き合ってくれて、そして、Sランクとも引き分けるほどだったなんて……

 

 

 

 でも、私ももっと強くならないと……。ミクスさんを守れるくらいに……

 

 

 

 

「あ、うう……体が痛い」

「ミクスさん!! 起きたんですね!!」

「う、うん……あれ、勝負は」

「引き分けでした!!」

「あ、マジで? 大金星じゃないか……うぅ、体痛い。と言うか動かせない」

 

 

 

 

 これは、看病しなくては!!!




15話から16話にかけて、ルディオのモモタロウ呼びがシエラに変わっていた件について。ややこしいのでモモタロウのまま勘違いしていただく方向になりました。

紛らわしくて申し訳ありません
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