追放ものに転生した。ただし、ざまぁされる側らしい   作:流石ユユシタ

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後日談

──魔王討伐してから、三年の月日が流れた。

 

 

 

 俺はシエラとリーネと共に、アルヴェニア王国の一軒家に住んでいる。

 

 

 

 最初はアニメ世界に転生したと思っていた。だから、シエラが可哀想な目にあわないようにしようと、彼女を救って利益を得ようと思っていた。

 

 

 

 それが、まさか……

 

 

 

 シエラと結婚して、子供が三人もできるなんて。

 

 

 

 それにリーネもだ。シエラとは双子の関係だった彼女とも、恋人関係になって今は妻になった。

 

 

 

 リーネとも子供が二人もできている。

 

 

 

 一軒家、その地下では俺の研究施設がある。研究といっても、食事をずっと探求しているだけだけど。

 

 

 日本にあった頃の食事をずっと俺は求め続けていた。それを研究したり、それをどこかで売ってお金を稼いだりしている。

 

 

 

 

「ミクス、ご飯じゃぞ」

「分かった、ありがと」

 

 

 

 

 リーネが俺を呼びにきた。エプロン姿で愛くるしい。

 

 

「さて、さっさと上に行くか」

 

 

 どうやら、頭上が騒がしい。まぁ、人も多いし、ブラックとホワイトの子供もたくさんいるからだ。

 

 騒がしい家族、しかし、俺は満足している。シエラとリーネも、賑やかな家族に憧れがあったらしい。だから、今子供がたくさん居る毎日に満足しているらしい。

 

 

 俺とシエラが飼っていたモンスター。ブラックとホワイト、この二匹も子供が十匹くらいできて、順調に育っている。

 

 

 シエラとリーネ、俺の子供とよく一緒に外で遊んでいるのが見える。少し、思ったのだが、シエラとリーネの場合、高ステータスの恩恵なのか、妊娠してから出産までが半年ほどだった。

 

 

 

 前世だと十ヶ月くらいだったけども、流石は異世界。色々と違う部分もあるんだな。

 

 

 リーネが俺を呼びにきた後、シエラとリーネとよく似た女の子が俺のもとに訪れた。

 

 

 

「はやく、ぱぱ、みんなまってる」

 

 

 

 服を引っ張っている。あ、かわいいー

 

 

 

「ぱぱ、抱っこ」

「よーし、ルシア、おいで」

 

 

 

 

 シエラと俺の間にできた、一番最初の子供、ルシア。彼女を抱っこして、ご飯を食べる場所に向かう。

 

 

 

「ぱぱ、あとでおそとであそびたい」

「はいよ」

 

 

 

 白い髪に青い瞳、顔つきはどこかシエラに似ている女の子。シエラに似て、結構活発で、元気いっぱいだ。いつも、ブラックとホワイトの子供と外で遊んでいる。

 

 

 

「ぱぱ、しーままとりーまま、だけじゃない、ままいるの?」

「……あぁ、ユルレのことか」

 

 

 

 

 シエラを【しーまま】、リーネを【りーまま】と子供達は呼ぶ。ただ、ここには居ないけど、ユルレも一応、結婚をしている。

 

 

 どういうわけか、魔王を討伐してしばらくしたら、この家に急に現れたのだ。

 

 

 

 

『ミクス様!!! 結婚しにきた!!!』

 

 

 

 冗談だと思ったけど、彼女も俺が好きだったらしい。フェリア王国から、わざわざ来たのかと驚きもあった。

 

 

 どうやら、魔王討伐の噂は世界中に広まっていたらしく、俺達と関わりを持ちたい貴族とかが多かったらしい。しかし、どこに居るのかも分からず、そもそも関係性もないからこそ、打つ手なしだったとか。

 

 

 だが、ユルレはその状態から、俺達の元まで辿り着いた。いや、なんで、場所わかるんだよとは思ったけど。

 

 

 その後は、どうしても結婚して欲しいと言われた。貴族の権利関係とか、そういうのは全部免除にするからと、語る。

 

 

 

 なぜ、そこまで? と疑問には思った。

 

 

 

『え、好きだし。お父様も優秀な遺伝子を残したいんだって。だから、ミクス様なら、子供を設けたら? ってさ』

 

 

 

 貴族的にはかなり彼女もギリギリの年齢らしいからな。まぁ、子供も俺との間にできてしまったから、そのうち彼女の領地には行こうとは思っているけども。

 

 ただ、フェリア王国は災厄の魔女の逸話とかで、色々あるから行きたくはないんだけどね。

 

 

 しかし、最近はアルヴェニア王国での俺たちの活動とかも布教され、魔族の正体を明かすローションとかも市販として流通して、だいぶ株が上がっているらしいから、以前より問題ないらしい。

 

 

 特にローションは売れ行きがすごいらしく、男女仲がよくなるカップルが続出したとか。

 

 

 

 

「ユルレは、明後日くらいに会う予定なんだ」

「ぱぱ、うわきもの」

「違うよ、全員愛してるさ」

「ままが、ぱぱはくちがうまいっていってた」

「そんなことないさ」

 

 

 

 

 抱っこしながら、俺は階段を登る。登るまでに上の階の賑やかな声が聞こえてくる。

 

 

 

 

 俺も、この賑やかな家族が好きだな……

 

 

 

 

「ぱぱ」

「ん?」

「ぱぱ、ごはんたべたらあそぼ」

「分かった、約束な」

 

 

 

 

 

 

 思えば、この世界で俺は貴族だった。でも、モンスターに家を襲われ、家は焼け落ちて、家族は全部死んだ。

 

 

 そのトラウマが微かに前までは残っていたんだ。でも、今はもうそんな恐怖は消えてしまっている。

 

 

 この賑やかな家族と一緒に過ごす日々が、それを忘れさせた。

 

 

 

 

 

 

 ──俺はこの場所を、家族を愛している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

ミクス

・リア充な男。子供もたくさん、ダークフォックスの子供もたくさん。

・家が狭くなったので引越しを考えている

・シエラ、リーネ、ユルレと結婚して、それぞれ子供を妊娠させている。

・研究熱心でもあり、食事などについての改革を世界にもたらした偉業人。

・シエラとリーネと毎日、えっちなことをしてる。ユルレとも結構してる

 

 

 

シエラ

・現在十八歳。子供は三人。高ステータスの恩恵で子供がスクスクお腹で育った。ミクスをまだまだ愛しており、子供まだまだ欲しい。ミクスの四人目すでに妊娠してる。

・賑やかな家族が好きで、毎日幸せに過ごしている。子供には甘い一面もあるが、しっかりしてる。

・自分が正妻であると思っているが、子供の前でそういう言うのはよくないと思っているので言わない。しかし、大人だけになると過剰に言ったりする、リーネもユルレもシエラが一番年下なので、そう言うところは微笑ましいと思っている。なんだかんだで末っ子気質なところがある。

 

 

 

リーネ

・ちょろい魔女。子供二人いる。子供にとにかく甘い、シエラにもう少し厳しくするように言われている。それなのに甘い。

・子供のかわいさを知って、もっと欲しいとミクスにねだっている。

・ローションを使うのが好き(ミクスと寝る時)

・正妻の座をこっそり狙っている。

 

 

 

ルシア

・シエラとミクスの子供

・生まれた瞬間、ステータスが平均3000持っていた。シエラのスキルとミクスのスキル、それぞれ持ち合わせている天才。

・パパっ子

 

 

 

他の子供

・ルシアと大体同じ、全員天才

 

 

 

 

ユルレ

・なんだかんだ滑り込みで結婚した。ミクスが好きなのを自覚し、ちゃんとシエラの許可をもらって結婚した。貴族とかのいざこざにはミクシを巻き込まないようにしている。

・ミクスの子供妊娠した。双子の男の子で、リューゼン家史上、最強の天才双子と言われている。ミクスに似てカッコよく、ユルレも顔がいいので将来はモテるのが確定してる。

・正妻の座をがっつり狙っている

 

 

 





この後日談をもちまして、本作品を完全に完結とさせていただきます!
応援ありがとうございました!
ミクスの冒険をここまで読んでいただき、本当に感謝です!

それとなのですが
――実は匿名で別作品を投稿していました!

作品はこちら
『救いない怪異の世界をRPGの世界と勘違いしてるやつ』
https://syosetu.org/novel/393374/


もしかしたら、すでに読んでくれた方もいるかもしれません。
今後はそちらも全力で頑張ろうと思うので、ぜひよろしくお願いします!

先日、月間オリジナルで1位にもさせていただいたので、ぜひ一度読んでいただけると。

ちなみに「なぜ匿名で?」という疑問については、活動報告の方で説明をします。もし気になったら読んでいただけると嬉しいです。

――さて、ここまで本当にありがとうございました!
ここから先は蛇足になってしまうかもしれませんが、少しだけ未来のお話を。
ミクスは絶対に幸せになります。

家族と末永く暮らす未来がある――ということを、作者として明言させていただきます。

それでは、またどこかの作品で!
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