では、本編をどうぞ。
僕‥望月 月夜(もちづき つくよ)は幼い頃僕以外の家族を何者かによって殺された。その一部始終を僕は見ていた。
夜だから暗くてあまり見えなかったけど窓から射し込んだ満月の光りで一瞬だけ顔が見えた、その目は紅く光っていた、そして窓から出るとき一瞬だけこちらを睨んで何処かえ行ってしまった。
僕たちを睨んださいに僕は恐怖のあまり気絶してしまった。
そして、起きた時は病院のベットので横になっていた。後日警察の人が来て僕は事情聴取された、この事件はニュースにも大きく取り上げられたが何年もの月日がたっても結局犯人は捕まらなかった。
今では警察も諦めかけてると思う。
僕は母親の両親‥望月家に預けられた、最初は温かく迎えられたけど僕が一緒に住むことになって数年経ったある日祖母が病気で亡くなった。
その日から祖父の態度が激変した毎日のごとく酒を大量に飲み食事もレトルトの物ばっかりだった、だがそこまではまだ耐えられたのだか今度は少しでも間違ったり失敗すると殴るや蹴るなどの家庭内暴力が始まった。
僕はまだ幼かったのでよく失敗して何度も殴られたり蹴られた、そのせいで体中アザだらけだった。そんな僕を義理の姉さん‥望月 咲夜はいつも心配して、時には庇ってくれた事さえもある、だけど運命は残酷なもので僕が中学二年生の時に義理の姉さんは行方不明になった。
義理の姉さんは僕にとって女神でもあり僕とは違い要領がよくて何でもできる僕の憧れでもあり、自慢の姉さんだった。
義理の姉さんが行方不明になってから姉さんがやってたことも僕がやることになり一層ハードになった、だけど悪いことばかりだけじゃなく良いこともあった。
一つは家のことはほとんど僕がやることになり自分の家事スキルが上がったこと。もうひとつは僕が高1の時に祖父が病気で亡くなったことであ
る。
僕はこの事以上に嬉しかったことは無い、やっと支配から解放されるんだと思うと嬉しくて堪らなかった。だけど今までは祖父が働いてお金を稼いでいたが、今では僕一人になってしまったのでなんの収入源も無い、なので今ではアルバイトを二つ掛け持ちしている。
今は高2で部活は時間がないので入っていない。学校ではほとんど喋らなく静かに過ごしている。
まぁそんなんだから察しのとおり友達なんていない、だけど何故か彼女だけは違った。
先月転校してきたのだが、僕が何時ものように休み時間一人でいると彼女‥‥東風谷 早苗は僕に話しかけてきた。
それだけでも驚いたのだが彼女は僕に興味があるのだろうか、いろんなことを質問してきた。
しかも、それは1日だけではなく何日も続いたそして今では自宅まで来て料理を作りに来てくれる。
味だって悪くないし何より誰かと一緒に食事することが少し心地よかった。今日も彼女は料理を作りに来てくれる。
ピンポーン
どうやらきたようだ。
月「今開けるよ」ガチャ
早「お邪魔します」
月「いらっしゃい外は寒かったでしょ、さぁ中へ入って。」
早「よいこらせと、いや~やっぱり部屋は暖かいですね~癒されます。」(*´ω`*)
月「もう秋だからね、外も寒くなってきたし。」
早「なんとですね、今日の夕食は秋にちなんで秋刀魚の塩焼きです、それにエリンギとえのきのバター炒めと焼きナスときんぴらです。」
月「秋ずくしだね。今はちょうど7時かそれじゃあさっそく料理に取りかかろうか。」
早「そうですね、お腹も空いてきましたし。」
~少年少女料理中~
月「あと秋刀魚を盛り付けたら終了だよ。」
早「分かりました、じゃあこっちはご飯をよそいますね。」
月「了解。」
早「ご飯よそいましたよ、月夜さん早く早く。」
月「今いくよ。はい秋刀魚の塩焼きの出来上がり。」
早「では食べましょう。」
月早「いただきます」
~少年少女食事中~
早「いや~お腹一杯です。」
月「そうだね僕もお腹一杯だよ。そうだ、早苗さん今なんか欲しいものとか、いきたい場所とかありますか?」
早「何ですか?急に。」
月「いや、いつも料理を作りに来てくれたり色々とお世話になっているからさ、なんかお礼に僕ができる事なら言ってよ。」
早「そうですねー‥‥‥じゃあ今週の日曜日に遊園地に連れていって下さい。」
月「わかった、今日は水曜日だから四日後ね、空けとくよ。」
早「絶対ですよ?」
月「分かってるって、だけど今日はもう遅いから泊まっていく?」
早「え!い、いや家近いですし大丈夫ですよ。それに男女が1つの部屋で寝たらまずいですし。」
月「え、なんでダメなの?」
早「そ、それは‥‥とにかく色々とダメなんです!」
月「そ、そうかじゃあせめて家までおくるよ。」
早「いえ、本当に家近いので大丈夫です。」
月「そお?なら良いけど、じゃあ気をつけてね。」
早「はい、わかりました。ではまた学校で。」
月「じゃあね~」(⌒∇⌒)ノ""
早 (⌒∇⌒)ノ""
僕は早苗さんが見えなくなるまで手をふった。
月「ふぅ、さて片付けでもしますか。」
~少年片付け中~
月「まぁ一通り片付いたかな‥む、今日は満月かちょっと寒いけど散歩でもしますか。」
僕は戸締まりを確認したあと鍵をかけ外に出た。
月「早苗さんどうしてあんなにも驚いたのかな?別に男女が一緒に寝ることがそんなに変かな?よく義理の咲夜姉さんと一緒に寝てたけど。そういえばあの事件の日や咲夜姉さんがいなくなった日も満月だったな~
死ぬ前にもう一度咲夜姉さんに会いたいな~」
?「会わせてあげましょうか?」
月「!?、誰!」
紫「私の名前は八雲 紫、貴方が今一番会いたい人を知っている妖怪よ。」
月「貴女は咲夜姉さんが今どこにいるか知っているのですか?しかも妖怪ってどういうことです?」
紫「それを知りたければ幻想郷に来なさい。」
月「幻想郷?」
紫「そう、幻想郷。それは全てを受け入れる楽園。」
月「楽園‥‥本当にそこに行けば分かるのですか?」
紫「ええ、だけど行くか行かないかは貴方の次第よ。」
月「‥‥行きます。だけど今週の日曜日まで待ってくれませんか?大事な約束があるので。」
紫「いいわよ、悔いの無いようにしなさい。」
月「ありがとうございます。」
約束の日
早「大丈夫かな、予定より20分早く来ちゃったけど、服装とか変じゃないよね。」
月「早苗さん。」
早「あ、はい!?」
月「ごめん、待たせちゃった?」
早「いえいえ、全然待ってませんむしろ今来たとこですよ。アハハ。」
月「そう?なら良いけど、じゃあ行こっか。」
早「そうですね、行きましょう!」
~少年少女遊園地堪能中~
~そして帰り道~
月「今日は楽しめた?」
早「はい!とても楽しかったです。」("⌒∇⌒")
月「そうか、それならよかった。」
早苗さんの笑顔が明日には視られなくなるのか。
早「どうしたんですか?そんな暗い顔して。」
月「早苗さん、僕は今日引っ越す事になっています、荷物などはもうトラックに積んであります。」
早「え!?ちょ、ほんとですか?」
月「本当です、しかもすごく遠い所に引っ越します。」
早「どうしてもっと早く教えてくれなかったんですか。」
月「ごめん、なかなか言い出せなくて。」
早「そ、そんな~」
月「本当にごめん。でも、もう決定事項なんだ。」
早「いつ頃帰ってくるとか、分からないんですか?」
月「うん。」
早「月夜さんと会えるのも今日で最後ですか。わかりました、月夜さん目を閉じてください。」
僕は言われるがままに目を閉じた。
チュ
唇に柔らかいものが当たった。僕は慌てて目を開けようとしたが彼女の手が僕の視界をさえぎっていた。
早「もういいですよ。」
すると手がはなされ視界が開けた。そして彼女を見ると顔を赤らめていた。そして目には涙を浮かべていた。そこで僕は悟った‥キスされたのだと。
月「早苗さん、僕は」
早「言わないで!どちらの答えにせよ今聞いてしまったらもう会えないような気がするから。」
彼女は下を向き涙を堪えているか体が小刻みに震えていた。
早「答えは今度会うときに聞きます。」
彼女はそう言って走り出してしまった。
月「待って早苗さん!」
呼び掛けたが止まる気配はなく、追いかけようとしたが追いついたところでなんて言えばいいのか分からず、そうこう考えているうちに彼女は見えなくなってしまった。僕には彼女を泣かしてしまった後悔しか残らなかった。
その日の夜、僕はせめてメールでもいいから泣かしてしまったことを謝ろうと、文字を打ち込んでいたところに、あの紫という人?が目が何個もある空間から上半身だけだして出てきた。
紫「今日は彼女さんと悔いの残らない最後ができたかしら?」
はっきり言って後悔しか残ってない。
月「貴女には関係ないことでしょう?そんなことよりもう行きましょう。」
紫「そんな急かさないの。」
月「で、どうやって行くんですか?」
紫「そんなの簡単よ。では一名様ごあんなーい♪」
そう言うと僕の真下に目が何個もある空間が表れて、その中に僕は落ちていった。そして落下した衝撃で僕は気絶してしまった。