「………………フゥ、はぁああああああああ!!!!」
【ロキ・ファミリア】に備えられている修練場、その一角で激しい声を上げるアイズに周りの人間は慣れたのか殆ど反応する物はいない
その景色を見ていた三幹部は苦笑いしていた
「これまた随分と思いきった変化じゃな」
「今までのあの娘は剣も含め【静】の戦い方が多かった、しかしあれは【動】の動きだ。それもかなり激しい。ティオネやティオナの戦い方に近いな、しかも」
「…………………………………出ない」
アイズは両手を腰にやり暫く貯めると思いっきり両手を前に突き出し呟く
「あの娘は何をやってるんだ?」
「さぁ?」
「そんなに気になるならついていって見れば良かろう」
「「……………………確かに」」
ガレスの言葉にその発想は無かったと言った様子でそう言い修練場に2人で降りていく
「アイズ、これから映画か?」
「うん」
「僕達も一緒に観ても良いかな?」
「???良いけど」
3人は映画館に向かいながらアイズに尋ねる
「アイズが観ようとしているのはどんな話なんだ?」
「【ドラゴンボール】格闘家が色んな敵と戦う話。この前はフリーザって悪い奴を倒してた」
「そうか。アイズはその人の戦いを参考にしているのか?」
「うん」
話をしていると映画館が見えてくる
「いらっしゃいませ」
中に入ると何時もの様にタダシが現れる
「【ドラゴンボール】の続きをお願いします」
「かしこまりました」
アイズがタダシにそう言いチケットとポップコーン等を買い席に座る
物語は宇宙を漂うフリーザが父コルド大王に助けられメカフリーザに改造され助けられた所から始まる
「あの小さいのがフリーザか、とても強そうには見えんな」
「見た目はそう。実際はとても強い、戦闘力53万ある」
「ふむ、それがどれ程かは分からんがかなり大きい数字だな」
コルド大王とメカフリーザは地球に襲来し地球を滅ぼそうとやってくるとZ戦士達も集まる。その時フリーザ親子の前に見たこともない1人の少年が現れる
『何か用か地球人?』
『………………お前達を殺しに来た』
『僕達を殺しに来たって?片付けろ』
フリーザは部下達に少年を殺す様に命令するが少年はあっという間に返り討ちにする
『ほう』
その姿にフリーザは少し感心した様に声を漏らす
『なかなかやるじゃないか。全く、お前が部下を殺したせいでこのフリーザ様自らが働かなきゃならないよ』
『誤算だったな』
『何、地球の塵を殺すくらい訳無いよ』
『そうじゃない。僕の言った誤算とはスーパーサイヤ人は孫悟空さん1人じゃない。ここにもいたと言うことだ』
そう言うと大地が揺れる
『はぁああああああああ!!!!』
瞬間、少年の髪が逆立ち金髪に変化する
「ッ!!」
アイズはその変化に驚くがリヴェリアとフィンには何の事か分からない
「何だ?金髪に変化したがそれがどうした?」
「恐らくそれは副次的な効果だ。フリーザと言う奴の反応から察するにかなり強くなるのだろう」
「そんな生易しい物じゃない。スーパーサイヤ人は伝説の戦士、戦闘力もそうだけど穏やかな心と激しい怒りが必要、普通はなれない」
完全に恐れを成したフリーザはまともに反撃できずあっという間に切り刻まれた
その後、コルド大王も特に見せ場も無く殺されると少年はZ戦士達に声をかける
『これから孫悟空さんを迎えに行きます!!一緒に行きませんか⁉』
そんな少年に着いていくと本当に孫悟空が丸い宇宙船に乗って戻ってくる
悟空と少年は誰にも聞かれない場所で少年の正体を知る
少年の名はトランクス、ベジータとブルマの息子で未来からタイムマシーンに乗って来たと言う。少年の未来では悟空は心臓病で亡くなりこれから現れる敵によってトランクス以外のZ戦士は殺されてしまったと言う
少年はそんな地獄の未来を変える為心臓病の特効薬と敵の情報を渡しに来たと言う
トランクスは悟空に全てを打ち明けると未来に帰って行った
それから悟空達はその敵が何時現れても良い様に修行を続けその日を迎える
敵の気配を探れない事に戸惑いながらも敵を見付ける、敵は人造人間19号と20号と名乗り悟空と戦う事になる
しかしそんな大事時に悟空の心臓病が発症しピンチになった時、ベジータが現れスーパーサイヤ人に変身し19号をあっという間に倒し20号は逃げ出しその後を追う
20号は我が身を守る為新たに17号と18号を起動するが彼らは20号の言うことを聞かず20号を破壊しその拍子に16号と言う別の人造人間も起動しスーパーサイヤ人となったベジータすら相手にならず好きな様に動き状況はますます悪くなっていく
そんな中ピッコロは秘策として自身の半身である神を自らに吸収することで完璧な戦士となる事で人造人間達に対抗しようとする
更にブルマがとある連絡を受けトランクス・クリリンと共にその現場に行くと何とトランクスの来た未来の更に未来から来たボロボロのタイムマシーンを発見する
何が起きているのか誰にも分からない状況で映画は終わる
「……………………終わり?」
「はい、人造人間編は特に濃い話となっておりますので前半と後半に分けております」
いつの間にかアイズの横に立っていたタダシがそう言う
「この後どうなるの?」
「それは観てのお楽しみです」
「観る、2人は?」
「こんな所でお預けを食らうなんて僕はごめんだ。勿論付き合うよ」
「無論私もだ」
2人はそう言いタダシは次の準備に入ると言い残しその場を離れ3人は続きが始まるのを黙って待つ事にした
続きは明日