「長かった、この日をどれだけ待ち望んだ事か…………」
何時もの様に人々が行き来する映画館、その映画館の前に立つ一団があった、その全員が大小様々なファミリアの主神だった
彼らの顔には涙が浮かんでいたり喜びを爆発させたり様々だがその全員が嬉々とした反応を示していた
その情緒の中一団は中に入るとタダシが対応する
「いらっしゃいませ」
「やぁタダシ、何時もの奴を頼む」
「かしこまりました」
タダシはそう言うと神々はチケットとポップコーン等を買い席に座る
長々と待った彼らが待っていたのは【アベンジャーズ/インフィニティウォー】以前の【シビルウォー/キャプテン・アメリカ】でチームの中心であるキャプテン・アメリカとアイアンマンが対立し完全に解散となった。今回はその続きである【アベンジャーズ/インフィニティウォー】を観に来たのだ
神々はさっさと席に座り今か今かと待つ
映画泥棒が終わり本編が始まるといきなりピンチを迎える
場面は宇宙、【マイティソーバトル・ロイヤル】の後故郷を失ったアスガルド人達は新たな故郷を目指すため旅に出たのだがそこにサノスが襲撃をしかけ壊滅状態に陥りソーは拘束されサノスはロキに告げる
『キューブを渡せ』
『無駄だ、キューブは破壊された』
しかしソーはキューブを要求するサノスに四次元キューブは破壊したと答えるが冷静にサノスは答える
『奴が何の神か忘れたのか?出さなければお前の兄は死ぬ』
『………………仕方ないやれ』
「「「「「あっさり見捨てたあああああ⁉」」」」」
これには神々も驚き一緒に座るロキに苦情を訴える
「お前そりゃないぞ」
「そうよ、ただ1人のお兄さんなのに」
「なんて酷い奴なんだ!!」
「だからウチやないって言っとるやろ!!」
『分かった止めろ!!』
しかし耐えられなくなったロキはサノスに止めるように言い空中に四次元キューブを取り出す。驚いた様子のソーにロキは告げる
『感謝して欲しいね。これでまた太陽が拝める』
そう言い四次元キューブを渡そうとした時
『ああ、それともう1つ。此方にはハルクがいる』
『ウオアアアアアアアアアアアアア!!』
そんな叫びと共に何処からかハルクが飛び出しサノスとぶつかる。その隙にロキはソーを助ける
「よっしゃあ!!」
「ブチのめせハルク!!」
「今の内に逃げましょう!!」
最初は猛烈な勢いで攻撃していたハルクだったがサノスは冷静に立ち回り何とハルクを圧倒する
その後ヘイムダルの咄嗟の機転でハルクは地球に飛ばされたがロキは殺されソーは生死不明となってしまう
一方飛ばされたハルクことバナーは魔術師の本拠地サンクタム・サンクトラムに落ちる
『サノスが来る』
その一言で至高の魔術師ドクター・ストレンジもとある人物に会いに行く
その人物の名はトニースターク、彼に協力を求めバナーは言う
『アベンジャーズの出番だ』
『君の居ない間に色々あってアベンジャーズは解散した』
『バンドのビートルズみたいに?』
その時外が騒がしくなり見てみてるとサノスの兵士がいた
ハルクとドクターストレンジ、アイアンマンで対処しようとするがハルクはサノスに負けた悔しさで表に出なくなり仕方無くバナーはキャプテン・アメリカ達の方に向かい事態の説明とヴィジョンの石を守る事にする
代わりにたまたま課外学習で来ていたスパイダーマンが戦いに加わりガーディアンズオブギャラクシーの1部のメンバーと共にサノスを倒す為宇宙に出る
一方バナーはキャプテン・アメリカ達と共にヴィジョンのマインドストーンを守る為ワカンダに終結する
サノスと戦う為ドクターストレンジはその解決策を考える
『何してたの?』
『時を超えてた。この後起こりする全ての未来の可能性を見てきた』
『幾つ見たんだ?』
『1400万605だ』
『此方が勝ったのは?』
『……………………1つだ』
そしていよいよサノスが現れアイアンマン達はサノスのガントレットとインフィニティストーンを奪おうとするがサノスは全てを圧倒しドクターストレンジはアイアンマンを救う為タイムストーンを差し出しサノスは最後のマインドストーンを手に入れるため地球に向かった
地球では新たな武器ストームブレイカーを手にしたソーとロケットが援軍に到着しサノスの軍を退けていたがサノスの登場で戦況が大きく傾いた
最後の手段としてワンダがヴィジョンをマインドストーンごと破壊したがサノスはタイムストーンでヴィジョンの時を戻しヴィジョンからマインドストーンを奪い取るとヴィジョンは死にサノスは全てのインフィニティストーンを揃えてしまった
「アカンアカンアカン、これはアカンで!!」
「助けてアイアンマン!!」
「残念宇宙の彼方だ」
「チクショー!!」
その時、サノスに向かって飛んでくる1つの斧がサノスの胸に突き刺さり重傷を負わせる。
『言った筈だぞ。貴様を殺してやると』
『頭を狙うべきだったな』
サノスはそう言い指を鳴らす
画面が白くなり再び戻るとボロボロになったガントレットと状況が飲み込めないソーが再び映った
『何をした…………一体何をしたんだ!!』
サノスは答えることなくスペースストーンを使い何処かへ消え世界の人口の半分が消滅し物語は終わった
「「「「「またこれで終わり⁉」」」」」
「いや前回よりヤバイ終わり方じゃん!!」
「ヒーローは⁉悲しみ一色とかそんなレベルじゃねえぞ⁉」
「どうするよこれ⁉」
「スパイダーマ~ン!!消えちゃやだぁ~!!!!」
「タダシ!!まさかこれで終わりじゃねぇよな⁉」
阿鼻叫喚の地獄絵図にタダシの凛とした声が響く
「はい、次がアベンジャーズ最後の作品【アベンジャーズ/エンドゲーム】でございます」
「「「「「見せてくれ!!」」」」」
「申し訳ありません。本日はここまでと言うことで」
「「「「嘘だろおおおおおおおおおお⁉」」」」
神々はこうしてまたもお預けを食らいトボトボと歩いていった
明日と明後日は別作品の執筆の為お休みさせていただきます。申し訳ありません