ステイゴールドのトレウマ   作:ゴールド@モーさん好き

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ステイゴールドに独占力出されたい!!!!!!!


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おうダーリン、土産持ってきたぜ

 聞き慣れた軽口に、窓の方へと振り向くとウマ娘が足がけトレーナー室に入ろうとしていた。

 

「とっトレーナーさん!?不審者が居ます!」

「よく見ろお前の先輩だ、あーでも不審者ってのは合ってるか?契約前から何度も言ってるが、扉から入ってこい〝ステイゴールド〟」

「そう言うな、風と旅人は窓から入るってのが常だろ?」

「何言ってんだおばか」

 

 靴を予め袋に入れ靴下の状態で入ってきた小柄のウマ娘──ステイゴールドは俺の元担当ウマ娘だ。

 

「おっスリッパある、残してくれてたんだ」

「お前は急に窓から来るからな、そうそう捨てられん」

 

 ステイゴールドはおもむろに窓際にある箱から愛用のスリッパを取り出し、机にお土産とやらを広げる。

 

「えっと初めましてステイゴールド先輩、今トレーナーさんの担当になってるランキングシーフって言います。良かったらシーちゃんとお呼びください」

「シーちゃんだねご丁寧にどうも、トレーナーさんの初担当ステイゴールドだ。コレはお近づきの印のクッキーさ」

「わぁっ!コレ有名な所の奴じゃないですか!いっいいんですか!」

「お前がマトモなお土産持ってくるなんて珍しいな」

「失敬だなトレーナーさん、可愛い後輩ちゃんにトンチキな物寄越す訳にはいかないだろう?」

「俺にはいいのかよ……」

「アンタは私の全部を受け止めてくれるだろう?」

 

 そういたずらっぽく笑う愛しき旅人に今更怒る気が出る訳もなく、溜息をつきながら冷蔵庫を開いた。

 

「飲み物要るだろ、サイダーでいいか?」

「ヤッター!」

「おかまいなく〜」

「お前は構わなかったら勝手に冷蔵庫漁るだろうが」

「ふふふっそんな事もあったっけね」

「………………」

 

俺はソファに座り、対面に1つこちら側に2つコップを置くとステイゴールドの手を引き膝に座らせた。

 

「え?」

「ん?どうしたシーフ」

「どったのシーちゃん、そんな信じられないモノを見たかのような顔して」

「いや、えっ?コレ私がおかしいんですか?」

「なんの事だ?」

 

 別に俺は変な事してないはずだが……現にサイダーを用意してステイゴールドを座らせただけだし……

 

「そんなに私がトレーナーの膝に座ってるのがおかしいかな」

「いやまぁ、ハイ……」

「あっそうか、悪い悪いコイツなんかよくココに座るもんだから定位置みたいになってたんだよ。まぁ特段他意は無い、気にしないでくれ」

「そういう事だから気にしないで良いよシーちゃん、いつもの事だから」

「……そうなんですね」

 

 その後俺たちはクッキーを楽しく食べ、お開きとした。普段聞き分けの良いシーフが何故か門限ギリギリ迄粘ろうとしてたのが珍しかったが、初めて会った先輩に少しだけ興奮しちゃったんだろうな。

 

「それで、お前は何やってんだステイ……」

「んー?……分からせ?」

「なにまたトンチキな事を言ってんだ」

 

 俺は今ソファに押し倒されながら、ステイゴールドに乗っかかられ胸元に顔を擦り付けられていた。

 

「アンタが私の帰るべき場所だって事をな、よ〜く体に教えてやらねぇとってな」

「ハイハイ」

 

 俺はステイゴールドの頭を撫でながら天を仰ぐ……

 

「ステイ」

「なんですか」

「おかえりなさい」

「……ただいま」

「なんでちょっと不服そうなんだよ」

「浮気者……」

「俺はお前一筋だよ!」

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