BLEACH〜白き死神〜   作:神炎

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高校生活を送っていた白崎叶人
高校生としての一面があり虚狩りという一面のある叶人
そこに死神である朽木ルキアと出会う
黒崎一護に死神の力を与えたルキア
一護は貰った死神の力で虚と戦う
だが叶人がルキアに攻撃し、虚を一撃で倒してしまう
ルキアは叶人に何者なのか問いていたが───────


第二話 死神の使命と家族

ルキア「………………」

 

「はあ…虚はこれだけか。それも屑か」

 

変化した右腕は元の腕に戻った

用を終えた叶人はその場を去る

だが

 

ルキア「ま…待て!」

 

さっきまで黒い死覇装だった朽木ルキアの格好は白い死覇装に変わっていた

 

「霊力の急激な低下。黒崎に力を全て渡したのか」

 

黒崎「分かるのか?叶人」

 

「……この程度分からないで虚なんか戦えるかよ」

 

黒崎「叶人って前からこれを?」

 

「だったら?」

 

ルキア「貴様を野放しには出来ない!」

 

「霊力すっからかんに等しいお前が俺を止めるってか?」

 

ルキア「っ!?」

 

そう言い残し今度こそ叶人はその場から去った

 

ルキア「彼奴はお前の友人か?」

 

黒崎「ああ……クラスメイトだ」

 

───────────────────────

 

ルキアという少女と会い、その場から去った少し後

 

「死神。あいつ…朽木ルキアと言ったか。そんじょそこらの格下ではないな。心得を備えてるみたいだった。まさかあいつは副隊長クラスの……いやまさかな」

 

死神には呆れる

だから規則に縛られ、見誤る

敵だから……虚だからと刀を振るってくる

あの世とこの世を護る者として正しいのだろうか

常々疑問だ

 

「護る事すら出来ないのなら、死神なんて滅びればいい」

 

見た目だけで敵と見なす

昔から変わらない

そんなもん終わってしまえばいい

世の中には均衡を保たねば滅びてしまう事がある

死神がやっている事もその1つ

 

死神は虚討伐を行う

だが討伐だけでは無い

除霊を行う

だが霊になった者が生前の姿のままでない事もある

そう──霊体が虚に変わる事もある

元々虚というのは元々人間の者が虚へと変化する

悪霊に変わるという事

その悪霊─虚を倒しその虚に変わった人間を除霊する

それが死神の仕事だ

 

────────────────────────

 

時間が経ち、午前4時18分

まだ日が登らない深夜

まだ寝静まっている町に1人走っていた

 

「はぁ…はあ…はぁ」

 

一日の日課

早朝のランニングは叶人の生活の一部になっている

朝4時に起き、5時までランニングをする

たまに違う道を行く事もある

それを今日まで続けている

だが最近は重しがあるベストを着てその上にジャージを着てランニングをする

そして正しい姿勢を保ちながら走る事でしっかり鍛えられ体力が付く

それをもう中学からやっている

 

「はぁ……今日は坂多めに走ったな。日の出か……そろそろ」

 

虚「グォォォォォ」

 

「ちっ…虚か」

 

ルキア【っ!?これは。虚の霊圧!?それにあの腕は虚の】

 

前に虚と戦った時の言葉を思い出す

 

ルキア【なんだこの霊圧は。下手したらメノス以上の】

 

あれは実際見た事のない言い方

普通の虚しか見た事がなく話しか知らないと言った所

そこまでの場数は踏んでないと分かる

 

ルキア【虚が虚を】

 

見た目や霊圧でしか理解しねぇ死神なぞ

 

「消してやる」

 

イライラを目の前の虚にぶつけて行った

 

────────────────────────

 

今日は休日

一日何するか決めていない

だがじっとしてるのもと思い、叶人は一護の家に行く事に

 

黒崎「で…暇だったから来たと」

 

「いいだろ別に」

 

叶人と一護はリビングに居た

一護の家族は今出かけており不在

 

「だが何故お前がいる朽木ルキア」

 

ルキア「それはこっちのセリフだ」

 

あの日の次の日、何故かルキアが転入してきていた

不思議に思ったが想像出来た

大方一護を死神の仕事をさせる為に近くに居た方がいいと思い転入という形にしたのだろう

 

「俺は遊びに来たんだ。お前はどっか行ったらどうだ?」

 

ルキア「私はここに住んでいる。追い出される覚えは無い」

 

黒崎「【勝手に】住んでいるんだお前は!」

 

ようは居候しているらしい

一護の家族は認知しているのか?

 

「死神の考えは分からん」

 

ルキア「あの時も思ったが、お前は何者なんだ」

 

「白崎叶人……お前じゃねぇガキが」

 

ルキア「ガキっ…私は朽木ルキアだ!ガキでは無い!……それで何者なんだ」

 

「何者も何も人間だ。霊感のある」

 

ルキア「ならばあの腕と霊圧はなんだ。あれは明らかに虚ではないか」

 

「そもそも俺はてめぇが黒崎に力与えた事に疑問がある。お前は死神は人間に力の譲渡は重罪なんじゃねぇのか?」

 

ルキア「っ!?何故それを知っている」

 

「死神如きの情報なぞ、容易に手に入る」

 

黒崎「あ…あのさ叶人」

 

「なんだ黒崎」

 

黒崎「叶人前からあの虚と戦っていたのか?」

 

一護は叶人のあの戦いに疑問を投げかけた

初めて戦った感じではないと素人の一護でも分かった

 

「ああ。前からやってる。最近は骨のねぇ奴らばかりだがな」

 

ルキア「その中に死神と戦っているのだろう。何故死神とも戦っているのだ?」

 

「向こうが虚と言って襲ってきてんだ。やらなきゃ俺がやられる。はぁ、こんな話ジリ貧になるのが目に見えてる。悪い黒崎、もう俺は帰r」

 

立ち上がろうとした時

ゴォォォ──

 

「っ…虚の霊圧、比較的に近いな」

 

霊圧を感じ取った叶人は一護の家を飛び出し向かっていった

 

黒崎「叶人!」

 

ルキア「一護!私達も行くぞ」

 

そう言いルキアは赤い手袋をし一護の身体を押した

すると、一護は霊体化──死神になった

 

────────────────────────

 

「っ?今度のは蛇か?」

 

そこにようやく遅れて一護達が到着した

 

黒崎「叶人!はあ…はあ。速ぇよ」

 

「もう少し鍛えた方が良いんじゃねぇのか?黒崎」

 

黒崎「っ…叶人に言われるとへこむんだが」

 

ルキア「何してる一護!」

 

黒崎「ルキア!」

 

「力失った死神が何の用だ。黒崎の家に帰ってろ」

 

ルキア「そうはいかぬ。それに白崎、貴様についてもっと知らなければならぬ」

 

「好きにしろ。俺は俺の為にやる」

 

そう言い叶人は虚へと向かい戦闘し始めた

遅れはしたが一護も向かう事に

ルキアは

 

ルキア「白崎叶人……一体何者なんだ?」

 

虚「グォォォォォ!」

 

「はぁ!」

 

黒崎「はあぁぁ!!」

 

一護は大きい刀で虚を斬り掛かる

当たりはしたが大きなダメージを与えられていない

叶人は的確に虚を撃つ

そのお陰で虚は悶絶する

 

虚「グォォォォ……」

 

すると虚の顔から人の様な顔が出てくる

強めの攻撃を受け虚はその場から逃げていってしまう

 

「待てこら!」

 

叶人は逃げた虚を追いかけた

 

黒崎「今のって……」

 

ルキア「一護あの虚を追うぞ」

 

黒崎「あっ!おい!ルキア!」

 

ルキアを追いかける形で一護は虚を追いかけて行った

 

黒崎「あの虚なんで逃げたんだ?」

 

ルキア「虚はそもそも大きな霊圧を食べ強くなる。先程の白崎と一護を狙ったのがそうだ。だがそれが失敗してしまった為別の手段に変えた」

 

黒崎「別の手段?なんだよそれって」

 

ルキア「虚は大きな霊圧の他に狙うもの。それは──思いの元だ」

 

黒崎「思いの元────まさかその行先は」

 

ルキア「っ?心当たりがあるのか?」

 

黒崎「ああ。急ぐぞ」

 

一護は思いの元という言葉を聞いて次にどこ行くか分かり早急に追いつく為走っていった

 

───────────────────────

 

「やっと止まったか。俺から逃げられると思うなよ…格下が」

 

虚「グゥゥゥ……」

 

なんだこの違和感

虚に変わりない筈なのに

 

虚「オ……リヒ…メ」

 

「っ。織姫だと……」

 

織姫と言ったか?

そうかこいつはまさか

 

「親族か…めんどくせぇな」

 

黒崎「叶人!」

 

「黒崎か…聞け、こいつは」

 

黒崎「井上の兄貴だろ。顔見えてわかった」

 

「知ってんだな」

 

黒崎「葬儀には俺も参加していたんだ。兄貴と井上との仲が良かったのを知ってる。けどまさか井上の兄貴が虚だなんて」

 

ルキア「霊圧が乱れてる。少しまずいな」

 

「黒崎。もしこれ以上攻撃しなくてもいい方法があると言ったら…どうする」

 

黒崎「っ!?あるのかそんな方法が」

 

「あいつは織姫の兄なんだろ。なら織姫に説得してもらえばいい」

 

黒崎「っ。それだと井上が危ねぇだろ」

 

「あいつを成仏させるなら、織姫をぶつければいい。出なければいつまでもこの状況が続く事になるが?」

 

黒崎「っ………」

 

叶人は織姫に虚となっている兄に説得してもらうように話した

結果は織姫の兄【井上昊】の正気が戻り魂葬し尸魂界へ送る事が出来た

魂葬は死神にしかない技であり、尸魂界に送る為の手段

叶人は戦うしかなく、いつも虚を倒しそのままにしていた

そもそも死神でない叶人では仕方がない

その次の日、織姫は兄である昊の墓参りに行く様になった

今までの事とこれからの事の報告をしていたそうだ

叶人はというと

 

「あいつら……元気にしているだろうか」

 

空を見ていう

過去に会っていた者達に

同志である者達に

 

 

 

 

 




あの日から翌日
前日のルキアの言葉を思い出していた
叶人が虚なのではと
だが叶人は否定した
戦った虚と一緒にするなと
その出来事を思い出していた
いつもの日常に戻った叶人は、いつも通りの生活をしていた
それは長く続かず新たな虚が
その虚は井上織姫の兄、昊との事
叶人の提案で織姫に昊をぶつけ魂葬、尸魂界に送れた
その戦いが終わり1人になった叶人
過去に出会った者達を思い出して───

BLEACHでやっていたアニメオリジナル。こちらをやってほしいですか?

  • アニオリストーリー書いて欲しい
  • 原作沿いのまま書いて欲しい
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