宮廷遊撃部隊・十四番隊   作:らりるれリッター

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第29話 藍の去った後

 

 

「……よし、だいたい集まったな」

 

 

”大逆の罪人”藍染惣右介が虚圏(ウェコムンド)へと逃げ遂せてから2日後、、雷山の姿は五番隊隊舎にあった。その目的は勿論、現状『五番隊隊長代理』として自身が受け持つ五番隊の混乱を鎮めるためである。

隊士たちより一段高いところに雷山は立っていたが、その隣には一番隊副隊長・雀部(ささきべ)長次郎(ちょうじろう)忠息(ただおき)の姿もあった。

雀部がこの場に立つ理由(わけ)は1日前に遡る。

 

 

 

 

 

□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

 

 

 

 

 

「―――と考えている訳なんだが」

 

 

雷山の姿は一番隊隊舎にあった。その理由は山本元柳斎に五番隊隊士たちを集めて行う現状と自身が正式に五番隊隊長を就任する説明を頼むためであった。

藍染惣右介を含めた3名の隊長の離反は彼らが隊長を務めていた三番隊、五番隊、九番隊にダメージを与えていた。中でも副隊長も不在の【五番隊】はとりわけ深くダメージを受けており、雷山は自身が隊長に据えられるだけではこの混乱は治まらないと考えていた。

 

 

「ふむ……つまりはおぬしだけでは混乱は鎮まらぬと言う訳じゃな」

 

「ああ、ぽっと出の死神が隊長に就任したと語ったとして誰が信じるんだって話だ」

 

 

藍染の離反から日も浅いこの状況下で、ほとんどの隊士たちは初めて見るであろう自身のことを信用するに値しないと断ずることは分かりきっていたことだった。

そこで【護廷十三隊総隊長】山本元柳斎重國を伴えば、完全にとは言わないまでも混乱が治まるだろうと雷山は考えていた。

 

 

「分かった。その申し出を受けよう。じゃが、同行するのは儂ではなく、長次郎となるが良いかの」

 

「ああ、それで十二分だ」

 

 

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 

 

「山本元柳斎重國殿より伝達である。前五番隊隊長・藍染惣右介の離反に伴い、この場に立つ雷山悟殿を改めて正式に新五番隊隊長として任命する運びとなった」

 

 

ざわっ……

 

雀部がそう言うと同時に集う隊士たちの間にざわつきが見られた。

いくら山本元柳斎の伝達でも雀部の言葉でも、見ず知らずの者が隊長となると言われればよく思わない人物が多いことは明らかであった。事実として、雷山は隊士たちが自身に対して懐疑的な目を向けていることに気が付いていた。

 

 

「尚、雷山新五番隊隊長の信用については、山本元柳斎重國殿並びにこの私、雀部長次郎忠息が保障する。諸君らは変わらず職務励むように。雷山隊長、後はお願いします」

 

 

そう言うと雀部は雷山と入れ替わる形で後ろへ下がった。雷山は1度、集う隊士たちの顔を見回した。そして、わざとらしく咳き込むと言葉を発した。

 

 

「ゴホン……雀部副隊長から紹介に預かったが改めて、俺の名は雷山悟という。先日、山本総隊長より沙汰があったと思うが、藍染惣右介の死去に伴って緊急任命で隊長に就任した者……だったんだが、少し状況が変わってしまってな。今日から正式に五番隊隊長を拝命することとなった」

 

 

雷山がそう語る最中、眼下の隊士たちは藍染が抜けた今、この先の五番隊に対する不安を語る者が多くいた。

 

 

「現在、藍染が抜けた穴があり、雛森副隊長も療養中で人手も足りない状況だ。皆には苦労をかけると思うが、この危機を脱するためにも力を貸してほしい。そしてそれでもなお、俺のことを信用に足る者と思えないならば、大人しく身を引こう。最後に言っておくが、この先【五番隊】だからとお前らが仕事をしにくくなる状況には絶対しないことは約束しよう」

 

 

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「こんな忙しい時に無理を言ってすまなかった。助かったぞ」

 

 

帰り(みち)の途中、雷山は雀部に感謝の言葉を述べていた。山本元柳斎の補佐という立場にあり、忙しいであろう雀部にわざわざ時間を作ってもらったからである。

 

 

「いいえ、気にすることではありませぬ。元柳斎殿の命とあらば私はそれに従うのみ」

 

「忠臣ここに極まれりだな。話は変わるが、双極の丘で黒崎一護に一撃もらってたが、もう大丈夫なのか?」

 

「ははっ……、お恥ずかしいところを見られておりましたか」

 

「正直驚いたぞ。雀部ほどの死神が更木剣八を倒すほどとは言え、黒崎一護に一撃もらうとは夢にも思っていなかった。捉えられない程だったのか?」

 

「そうですね……大前田副隊長を攻撃したところまでは視認できていたのですが、私が突きを繰り出したあの瞬間、まるで瞬間移動したかのように視界から消えておりました」

 

「そうなのか。元柳斎に報告としてあげてはないが、”十四番隊(うち)”の山吹も懺罪宮(せんざいきゅう)で一撃もらっているんだ」

 

「なんと、山吹隊長がですか」

 

 

山吹の実力を知る雀部は数日前に起きた懺罪宮(せんざいきゅう)での出来事について雷山と等しく驚いている様子だった。それだけ山吹と雀部に一撃だけでも入れた黒崎一護の実力は前代未聞と言わざるを得ないものだったのだ。

 

 

「ああ、結果論だが変に黒崎一護と敵対関係にならなくて良かったと思ってる。さて……」

 

 

雷山と雀部は話すうちに岐路に辿り着いていた。互いにこの後の行き先が違うためここで別れようとしていた。

 

 

「ひとまず五番隊舎内の調査は俺が隊長業務と並行して行う。何かあればまた連絡しよう」

 

「よろしくお願いします。では、私はこれで」

 

 

 

-- 瀞霊廷・東側 --

 

 

 

「すまないな、五番隊の混乱を鎮めるのに時間がかかってしまった」

 

 

雀部と別れた後、雷山は瀞霊廷の東側にあるとある甘味処に向かった。そこは200年前、とある案件について椿咲から報告を受けるために訪れた場所。

 

 

「いいえ、雷山隊長が気にすることでは、本当なら私が出向くべきなのですから」

 

 

そう答えるは椿咲本人。椿咲はかねてから言われていた藍染が言ったヒントについて雷山に伝えようと考えていた。そこで休養のついでに200年前に立ち寄った甘味処を集合場所に指定していた。

 

 

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

 

 

 

 

「よし、では本題に入るか」

 

 

店内へ異動した雷山と椿咲は200年前と同じくあんみつを頼んでいた。

そして雷山は自身と椿咲に注文したあんみつが置かれるのを待って話を始めた。

 

 

「双極の丘で藍染は”ヒントは椿咲に話してある”と言った。その”ヒント”とは何なんだ?」

 

「はい、藍染君は私に対してこう言っていました。”『大霊書回廊(だいれいしょかいろう)』にヒントがありますよ”と」

 

大霊書回廊(だいれいしょかいろう)か」

 

 

 

大霊書回廊(だいれいしょかいろう)

尸魂界(ソウル・ソサエティ)全ての事柄が強制的に収められる場所である。収められる内容は、研究成果、過去の事件、表に出すことの出来ない機密事項など多岐にわたる。

 

 

 

「恐らくですが、藍染君は『崩玉(ほうぎょく)』の情報以外に何かを調べていたんだと思います。それこそ『大霊書回廊(だいれいしょかいろう)』にしか収められていない情報を」

 

「……成程。つまりそれが何か分からないことには藍染が『崩玉(ほうぎょく)』を使ってやろうとしていることも分からないってことか」

 

「そう言うことになります。すいません、大した情報を得れなくて」

 

「気にするな。”藍染惣右介が大霊書回廊(だいれいしょかいろ)で『崩玉(ほうぎょく)』以外に何かを調べていた”それだけ分かれば十分だ。この件は元柳斎にも共有して対応を考えよう。今はひとまずこれを食べるとしよう」

 

「……雷山隊長。私、藍染君の育て方を間違えてしまったんでしょうか」

 

「……は?」

 

 

雷山は椿咲が放った言葉に思わず間の抜けた返事を返していた。

一方で椿咲は目を落とし、目の前に置かれたあんみつを見つめたまま雷山に問いを投げていた。自身の上官であり、師匠でもある雷山ならば、どのように藍染に向き合ったのだろうかと、

 

 

「どういうつもりでその問いを俺に投げたのかは聞かないが、そんなことを言うとは椿咲らしくもない」

 

「そうですか?私としては由々しき事態だと捉えているんですけど……」

 

「そうだな……」

 

 

雷山はそう前置きすると、手に持つあんみつ静かに置くと同時に椿咲を見つめた。その眼は普段より一層真剣そのものに見えた。

 

 

「椿咲、これはお前より長く隊長をやっていた先人の一意見として聞いてもらえばいいが、師匠がどう育てようともどう育つかは結局本人の素質、考え方に依存すると思う。あれこれと考えたところで無駄な事だ」

 

「ははは……そう、ですよね」

 

 

椿咲はその時作ったような笑みを浮かべていた。雷山は椿咲から先の問いを投げられたとき、悟られないようにしているが本心としては自責の念を抱えているのだろうと推察していたが、作り笑顔を見て確信に変わった。

 

 

「何を気に病む必要がある。逆に考えてみろ。藍染は他に2名の隊長を引き連れていたとはいえ、【宮廷遊撃部隊】と【護廷十三隊】相手にあそこまでやってのけたんだ。言い方を変えれば師匠がしっかり教育した賜物(たまもの)とも言える。だが、もし責任が取りたいと言うのなら、椿咲自身が藍染を止めるんだ。それも立派な責任の取り方だと俺は思うぞ」

 

「スゥ……はあぁ……」

 

 

椿咲は静かに目を閉じ深く深呼吸をした。まるで何か覚悟を決めるように、そして目をゆっくりと開けるときりっとした表情を見せた。

 

 

「分かりました。私が藍染君の目を覚まさせます」

 

「良い表情になったな。今回も俺の奢りにしてやる。しっかりと頼むぞ」

 

 

 

-- 瀞霊廷・四番隊『総合救護詰所(そうごうきゅうごつめしょ)』 --

 

 

 

「やっほー♪山吹ちゃん怪我はどう?」

 

 

同時刻、狐蝶寺の姿は総合救護詰所(そうごうきゅうごつめしょ)にあった。東仙との戦闘で負傷した山吹のお見舞いが目的でやって来たのだ。

幾つかある病室のうち、1つに入るとベッドの上で本を読んでいる山吹の姿があった。

 

 

「狐蝶寺隊長、わざわざありがとうございます。卯ノ花隊長によれば明日にも職務に戻れるそうです」

 

「もっとゆっくりしてても良いんだよ?私たちの中で一番大変な目に遭っちゃったんだから」

 

「そうも言ってられませんよ。それよりも藍染惣右介の件ですか?」

 

 

山吹は狐蝶寺が自身のお見舞いを第一の目的でやって来ているのは重々承知だった。しかしそれとは別に藍染惣右介の件で何か情報を共有するのも目的の1つなのだろうと察していた。

 

 

「やっぱ山吹ちゃんは勘が鋭いね。南美ちゃんからだけど、藍染くんが『大霊書回廊(だいれいしょかいろう)』にヒントがあるって言ってたんだって」

 

「……なるほど。つまりあたしが復帰したら最初の仕事はその痕跡探しという事ですね」

 

「雷山くんはまだ何も言ってなかったけどね」

 

「ならば雷山部隊長にお伝えしていただいてもよろしいですか?藍染惣右介の痕跡探しはあたしが行いますと」

 

「オッケー♪雷山くんに伝えておくよ。話は変わるんだけどさ、例の旅禍(りょか)の子たちってすぐ近くの病室にいるの?」

 

「知りませんね。卯ノ花隊長に伺ってみては?」

 

「それはそうなんだけどさ、卯ノ花ちゃんそう言うの厳しいから答えてくれるか心配なんだよね」

 

「誰が厳しいのですか?」

 

「うわぁ!?」

 

 

音もなく背後に立っていた卯ノ花に狐蝶寺は驚いた。一方の卯ノ花は驚く狐蝶寺を気にすることなくベッドの横まで歩いてきた。

 

 

「卯ノ花隊長、おはようございます。あたしの健診ですか?」

 

「はい、お身体は変わりないですか?」

 

「ええ、無理はしないですけど多少戦闘するくらいならば可能だと思います」

 

「皆さんそうおっしゃるので、一度診せてもらってもよろしいですか?それから判断いたしましょう」

 

 

         ・

 

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         ・

 

 

「この調子なら、予定通り明日には職務復帰といたしましょうか」

 

「ありがとうございます」

 

「卯ノ花ちゃん、少しいい?」

 

旅禍(りょか)の皆さんでしたらもう総合救護詰所(ここ)にはいませんよ」

 

 

卯ノ花は狐蝶寺が黒崎一護たちの居場所について山吹に聞いていた会話を意図せず耳にしていた。そのため狐蝶寺が聞く前にその問いに対する答えを伝えていた。

 

 

「うん。病室教えてもらえたり……っていないの?」

 

「ええ、傷自体はもうほとんど癒えていましたからね」

 

「じゃあ、どこに行ったかは知ってる?」

 

「皆さん朽木ルキアさんが所属する十三番隊舎に向かわれたと思いますよ」

 

「……十三番隊舎かぁ」

 

 

その時、狐蝶寺は「よりによってそこかぁ……」と言いたげな顔をしていた。狐蝶寺は元十三番隊隊長であるため馴染み深い場所ではあったが、すでに自身のことを知る者は誰もいないため気恥(きは)ずかしさを感じていたのだ。

 

 

「向かう向かわれないはご自由になさってください。では、私はこれで」

 

 

卯ノ花は狐蝶寺と山吹に一礼すると病室から去って行った。山吹はどうしようかと頭を抱えている狐蝶寺に半ば呆れの感情を抱いていた。

 

 

「狐蝶寺隊長が恥ずかしさを抱いているのは分かりますけれど、どうしてもと言うなら恥ずかしさを押し殺して行ってみてはどうですか?」

 

「そうは言ってもねぇ……うん、そうだね。別に恥ずかしがる必要はないね。少し顔だけ見に行ってくるよ」

 

「お気をつけて」

 

 

 

-- 瀞霊廷・十三番隊隊舎 --

 

 

 

「着いた着いた♪それじゃあ、お顔を拝見♪」

 

 

狐蝶寺は隊士たちを無駄に混乱させるのを避けるために、隊長羽織のみを鬼道を使って見えなくしており、一般隊士を装って隊舎内を歩いていた。

 

 

「ごめんね、少しいい?旅禍(りょか)の子たちってどこの部屋にいたっけ?」

 

「それなら……―――」

 

 

そうして狐蝶寺は黒崎一護たちがいる部屋の前までたどり着いた。そこで狐蝶寺は使っていた鬼道を解くと同時に、雷山に(なら)って、礼儀として礼儀としてひと声かけてから中に入った。

 

 

「少し失礼するよ。中に黒崎一護くんたちはいるかな?」

 

 

中に入ると情報として聞いていた通りオレンジ色の髪をした少年、黒崎一護がいた。その他には石田雨竜、茶渡泰虎、井上織姫らが居り、全員が初めて見る狐蝶寺の姿に目を向けていた。

 

 

「全員聞いていた通りだ。君たちが旅禍(りょか)の子たちだね」

 

「えっと……誰ですか?」

 

 

4人の内唯一の女性が聞いてきた。狐蝶寺はこの人物が井上織姫だろうと推察していた。

 

 

「ああ、ごめんごめん。会うのは初めてだよね。私は【宮廷遊撃部隊】”十四番隊”の『第四将』”副将”狐蝶寺春麗って言うの。よろしくね♪」

 

「【宮廷遊撃部隊】?もしかして、地下牢で会った雷山って隊長は……」

 

「そっ♪”十四番隊”のトップだよ。うんうん、全員いい霊力してる……訳ではないね」

 

「…………」

 

 

狐蝶寺はメガネをかけた、恐らく石田雨竜という少年について、ただ1人霊力が極端に少ないことに気が付いた。一方で石田も狐蝶寺の言動でその事が知られたと勘付き他言無用と言わんばかりに狐蝶寺を睨むように視線を向けていた。

 

 

「そんな見つめなくても詮索しないよ。私もそこまで空気が読めないわけじゃないし」

 

「それでその”十四番隊”の狐蝶寺さんが何しにここへ来たんすか?」

 

 

ここでようやく一護が本題に入る質問を狐蝶寺に投げかけた。4人共、狐蝶寺が何しにここへ来たか未だ知らず聞けるタイミングを逃していたからだった。

 

 

「用事はないよ?そうだね、まあ強いて言うなら君を見に来たんだよね。黒崎一護くん」

 

「俺すか?”死神代行”ってそんな珍しいっすかね」

 

「死神代行についてはまあ珍しいのは事実だね。そうじゃなくて、山吹ちゃんに一撃入れたって聞いたからどんな子なんだろって興味が湧いたんだよね。護廷十三隊でも中々いないんだよ?うちの山吹ちゃんに一撃入れれる死神って」

 

「……?」

 

 

一護はその時、「山吹ちゃんって誰だ?」と頭に?マークが浮かんでいた。懺罪宮(せんざいきゅう)で相対しているものの、あの時一護はルキアたちの安否と白哉への警戒で頭がいっぱいだったためである。

 

 

「あれ、もしかして覚えてない?ルキアちゃんが閉じ込められてた場所覚えてる?あの時、朽木白哉くんの他に2人死神居なかった?」

 

「……あっ!あいつか!」

 

「黒崎君あいつって言うのは良くないよ。すいません」

 

「ははっ♪やっぱり面白い子だね。もうしばらくは尸魂界(ソウル・ソサエティ)に居るんでしょ?だったらゆっくりしていってね」

 

 

狐蝶寺は手を振ると踵を返すように一護たちに背を向けた。数歩行ったところで「あっ!」と声を上げて1枚のメモのようなものを取り出した。

 

 

「そうそう、君たちに私たちの十四番隊詰所の場所を教えておくね。良かったら遊びに来てよ。他のみんなも紹介したいし、じゃあ!またね♪」

 

 

狐蝶寺は織姫に十四番隊詰所の場所が記された紙を手渡すと去って行った。一方で一護たち4人は、まるで嵐のようにふらっと来てふらっと帰って行った狐蝶寺に対し変わった人だなと言った印象を持った。

 

 

 

-- 瀞霊廷・十四番隊詰所 --

 

 

 

「すいませーん」

 

「あっ!いらっしゃい、さっそく来てくれたね!」

 

 

翌日、十四番隊詰所にとある来客があった。

 

 

 

 

 





【 お 知 ら せ 】


チラシの裏で投稿していました。

『宮廷遊撃部隊・十四番隊』

ですが、本投稿の方に移すことにしました。
本投稿の方では、

『宮廷の遊撃人』

って題名で投稿しています。


ちなみにこっちで投稿していたものと若干変わりますと言うか、変わっています。




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