Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた 作:末は油かアヴァシンか
■ユーザー指示3回目■
「目眩まし/Daze」を少女に撃って私に対する認識を喪わせた後、「思考掃き/Thought Scour」を使って彼女の思考を読み取ってみましょう。
彼女の詳細なプロフィールと目的、今現在の望み、不満などを私は理解します。その後、私はガス化した状態のままで少女の行動をしばらく眺め続けます。
■Gemini応答3回目■
その瑠璃色の瞳が、寸分の狂いもなく自身の核を射抜いている。クロウの内に、学生だった頃の脆弱な部分が警鐘を鳴らした。
見破られた。この娘は、ガス化した自分の本質を捉えている。
焦りが思考を焼き、指先一つない霧の身体が硬直する錯覚に陥る。だが、久遠の闇で刻み込まれた青の魔術は、そんな初歩的な感情よりも早く、冷徹な対抗呪文を彼の意識に浮かび上がらせていた。
――目眩まし/Daze。
クロウは精神のすべてを集中させ、不可視の魔力を弾丸のように撃ち出した。それは少女の知覚に直接作用する、極めて精緻な幻惑の呪文。
瑠璃色の瞳が、ふっ、と焦点を失った。
ミナギと呼ばれたであろう少女は、小さく瞬きを繰り返し、自分がほんの数秒前まで何に意識を向けていたのかを忘れたかのように、きょろきょろと辺りを見回した。彼女の視線はクロウがいた空間を素通りし、その向こうにある水面の揺らめきや、遠くの家々の屋根へと滑っていく。
風の中に感じたはずの異質な匂いは、ただの霧の匂いへと上書きされ、彼女の認識からクロウという存在は完全に消去された。
安堵の息を吐く代わりに、クロウはさらなる呪文を紡いだ。好機だ。この少女は何者なのか。なぜ自分を感知できたのか。知的好奇心と黒い魔術がもたらす支配欲が、彼の内で渦を巻く。
今度の魔力は、先程よりもずっと侵略的で、どす黒い輝きを帯びていた(※:ライブラリーちょっと削るだけのスペルなのに随分な描写だな!?)。それは不可視の鉤爪となって少女の額に触れ、抵抗の余地も与えずにその精神の表層を乱暴に引き剥がし、記憶の奔流をクロウの意識へと逆流させる。
ずぷっ、と。他人の精神に無理やりねじ込まれるような、背徳的な感覚。次の瞬間、膨大な情報が彼の内に叩きつけられた。
少女の名はミナギ。齢十六。この水郷で最も尊ばれる「夢見の一族」の血を引く、次代の巫女候補。あの瑠璃色の瞳は「水鏡の瞳」と呼ばれ、世界の理の澱みや、常人には不可視の存在を映し出す稀有な力を持つという。だが、その力は未熟で制御が効かず、彼女自身を苛んでいた。
彼女の目的は、このアマツ・ミナカに広がり始めた原因不明の「淀み」の正体を突き止めること。あやかしが凶暴化し、人々の見る夢が悪夢に変わりつつある現状を、誰よりも鋭敏に感じ取り、憂いている。
望みは、水郷に平穏を取り戻すこと。そして、強大すぎる己の力を正しく導いてくれる師を、心の底から求めている。一族の期待と、巫女という役割の重圧に押し潰されそうになりながら、彼女は一人で戦おうとしていた。
不満は、周囲が彼女を個人としてではなく、「水鏡の瞳を持つ巫女」という記号でしか見ないこと。危険だからと祠に押し込められ、淀みの調査を許されないことへの、静かな、しかし確かな憤り。
水のような情報の出入りが途絶えると、ミナギは小さくかぶりを振った。眉根を寄せ、こめかみを指で軽く押さえている。思考を乱暴に漁られたせいで、僅かな頭痛と違和感を覚えているのだろう。
だが、それが何者かの干渉によるものだとは、さすがの彼女にも気づけなかった。
「どうかしたのかい、ミナギ様」
舟を漕ぐ男が、心配そうに声をかける。
「……ううん、なんでもない。少し、舟に酔っただけみたい」
そう言って儚げに微笑むと、ミナギは再び水面へと視線を落とした。舟はゆっくりと進み、橋の下を抜け、町の中心部へと向かっていく。
クロウは、ガス化した状態を維持したまま、静かにその小舟の後を追った。
高度を保ち、風に紛れ、気配を完全に消して。やがて舟は船着き場に着き、ミナギは男に礼を言って軽やかに降り立った。彼女は市場へとは向かわず、人々で賑わう大通りを避け、ひっそりとした裏の水路沿いを歩き始める。
時折立ち止まっては、澱んだように見える水の色を心配そうに覗き込み、眉を曇らせる。またある時は、壁に描かれた厄除けの呪印にそっと触れ、その効力が弱まっていないか確かめるように目を閉じていた。
彼女の一つ一つの行動が、先ほど読み取った彼女の内心を裏付けている。
期待、重圧、使命感、そして孤独。それらすべてをその華奢な肩に背負い、彼女はたった一人でこの世界の歪みに立ち向かおうとしている。
クロウは霧の身体のまま、その姿を静かに眺め続けた。面白い。実に興味深い。この少女の抱える問題は、この次元における最初の「物語」として、これ以上なく魅力的だった。
そして、彼女が渇望する「導き手」という役割。それは、この世界に介入しようとする自分にとって、まさに天啓とも言える隙だった。
今はまだ動く時ではない。彼は黒い霧の奥で、捕食者のように静かに唇の端を吊り上げた。まずはもっと観察しよう。彼女の絶望が深まり、誰かの助けを、それこそあやかしにでも祈りたくなる、その瞬間まで。
■ユーザー指示3回目■
(※:思考回路が完全に変質者なんですが? いくら青黒ディミーアカラーかつ性的要素アリとはいえ、流石にコレをロールプレイしていくのはツラいなあ。ちょっと軌道修正しよう……)だいぶアレなことを考えたあたりで、なんか、自分、かなり黒マナに染まってんな? ということに私は思い至ります。
社会性を喪失して好き勝手をやってもロクなことにならないだろうと、私は己をいくぶん戒めました。
その後、私はガス化したままふわふわミナギに付いていき、彼女が自室で一人になったあたりで「心酔させる掌握/Enthralling Hold」を軽めに掛けて彼女の認識を少々ぼやかせた後、ガス化を解除。姿を現して「異世界の魔術師だ」と自己紹介します。ついでに、具体的な見た目を描写してください。
認識がやや曖昧になっている彼女は特に騒ぐことをせず、私の言葉をそのまま受け入れるでしょう。「私はわりと色んなことができる。たまたま気が向いたので、君の手助けをしようと思うが、さて、何をして欲しい?」
以上の流れを描写した後、問いかけられたミナギの反応を(精神操作のせいで素直になっているという前提で)作成してください。暇人プレインズウォーカーとして、私は彼女の頼みに可能な限り応えるでしょう。
■Gemini応答4回目■
捕食者のように獲物の弱る時を待つ、という自身の思考に、クロウはふと我に返った。
なんだ、今の考えは。まるで、生まれながらの悪役のような、あまりに自然な邪悪さではなかったか。
ぞくり、と霧の身体に粟立つような感覚が走る。久遠の闇で得た知識は、青の魔術だけではない。死と腐敗、野心と寄生を是とする黒の魔力は、ただの術式としてだけではなく、思考のOSそのものを静かに上書きしつつあるのかもしれない。
このままでは駄目だ。力に酔い、人間だった頃の倫理観や社会性を完全に失ってしまえば、待っているのは際限のない孤独と、いずれ自分より強い何者かに狩られるだけの破滅的な未来だ。ほんの少し前まで、ただの学生だった自分を忘れてはならない。
クロウは内心で強く自身を戒めた。やり方は変えよう。支配や利用ではなく、対等とは言わずとも、もう少しマシな関係から始めるべきだ。
方針を修正した彼は、静かにミナギの後を追い続けた。やがて彼女は、ひときわ大きく、格式の高さを感じさせる家屋敷へと入っていく。
おそらく、夢見の一族が住まう場所なのだろう。クロウは霧のまま壁をすり抜け、屋敷の中を漂い、少女が自室で一人になるのを待った。
障子を閉め、文机の前に座ったミナギは、はぁ、と深く重い溜息をついた。その姿は巫女候補の威厳などなく、ただ重圧に疲れた一人の少女のものだった。ここだ。クロウは狙いを定め、最後の仕上げとなる呪文をそっと彼女に編み込んだ。
ただし、ごく軽く。主導権を奪わない程度に。彼女の精神を縛るのではなく、ただ認識の輪郭を優しくぼやけさせる程度の、霧のような暗示。
ミナギの肩からふっと力が抜ける。窓の外の景色を眺めていた瞳から、切実な光が少しだけ薄れ、どこか夢見るような、虚ろな色合いが混じった。警戒心が鈍り、現実感が希薄になっていく。
その瞬間を狙い、クロウは自身へのエンチャントを解いた。
部屋の隅に漂っていた黒い霧が、音もなく渦を巻きながら一点へと収束していく。霧は凝って人の形を取り、やがて、この水郷のどの衣服とも似つかない、黒を基調とした異質な意匠の服をまとった青年の姿となって、そこに立っていた。
「驚かなくていい」
静かな、しかし有無を言わせぬ響きを持つ声だった。すらりとした体躯に、長めに切り揃えられた黒髪。その合間から垣間見える黒い瞳は、果てなき深みを思わせる青黒いマナの輝きを帯びている。
ミナギは、目の前に突然現れた人影にゆっくりと顔を向けたが、精神にかけられた軽い魔法のせいで、悲鳴を上げることも、逃げ出すこともしなかった。
ただ、夢の続きを見ているかのように、不思議そうに彼を見つめている。
「俺はクロウ。君たちの言うところの、異世界から来た魔術師だ」
彼は簡潔にそう名乗った。その言葉は、何一つ疑われることなく、ミナギのぼんやりとした意識の中にすとんと落ちていく。
「私はわりと色んなことができる。たまたま気が向いたので、君の手助けをしようと思うが、さて、何をして欲しい?」
力を持つ者の、気まぐれな問いかけ。しかし、それは今のミナギにとって、天からの啓示にも等しい響きを持っていた。
掌握魔法で抑制された感情の代わりに、心の奥底に沈んでいた最も純粋な願いが、ゆっくりと水面に浮かび上がってくる。
彼女は、虚ろだった瑠璃色の瞳でクロウを真っ直ぐに見つめ返した。その瞳の奥に、初めて確かな光が灯る。
「……わたしの、ねがい……?」
か細い声で、オウム返しに呟く。そして、こくりと頷いた。
「この水郷を蝕む、『淀み』の正体を……突き止めるのを、手伝ってください。あやかしは凶暴になって、みんな悪い夢ばかりを見るんです。私にはそれが見えるのに、誰も信じてくれないし、一人ではどうすればいいのか……」
そこまで一気に言うと、彼女は懇願するように続けた。
「それから……もし、もしもできるのなら……この力の使い方を、教えてほしいんです。この『水鏡の瞳』は、悲しいものや、怖いものばかりを私に見せるから……。正しい使い方を、あなたが知っているなら……」
精神操作のせいで、普段なら決して口に出せない本音が、堰を切ったように溢れ出ていた。それは巫女候補としての責任感と、一人の少女としての切実な叫びが混じり合った、魂からの願いだった。
彼女はクロウが何者で、どれほどの力を持つのかも知らない。ただ、目の前に現れたこの神秘的な魔術師が、自分のすべてを解決してくれる唯一の希望なのだと、素直に信じきっていた。