Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた   作:末は油かアヴァシンか

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プレインズウォーカーC、デジャヴる

 

 

■ユーザー指示18回目■

 

 

※:なんだか非常に聞き覚えのある展開だなあ。具体的に言うと二つ前にやったセレズニアPWの話のあたり。……てなわけでェ

 

 幻に現れた驕りの心臓の姿を見て、私は額を押さえて天を仰ぎます。

 

 映し出された驕りの心臓なるものですが。見た目が「摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone」にかなり近い、要するに古代スラン文明が量産していたエネルギー貯蔵装置を流用したアーティファクトだったからです。

 

 十中八九、タチの悪いプレインズウォーカーがこの次元の一般人をだまくらかして、水の大精霊の力を抽出して持ち去るつもりだったのでしょう。

 

 

「あー、はいはい。良くある話ですね。私の同族(プレインズウォーカー)がすいません、またバカ野郎がバカやらかしましたか。本当にすいません」と、私は心から、しかし、軽い気持ちで詫びます。

 

「たぶん、この手の悪事を働くバカは、どっかでやらかして既に狩られていると思いますが、もしかしたら生きていてそのうちひょっこりやってくるかもしれませんから、気をつけた方が良いですね。なんだったら私がこの次元を拠点にして、暇なときは警戒にあたってもいいですよ。貴女(水の大精霊)はかなり話が分かる方のようですし」

 

 

 私のこうした軽薄な、しかしたいへん正直ではある物言いを受けた水の大精霊の思考をシミュレートし、反応を描写してください。

 

 なお、大精霊は長年独りだったので、久方ぶりの世間話であり懐かしく思っている、という前提に立ってください。

 

 

 

 

 

■Gemini応答18回目■

 

 

 幻の中に映し出された『驕りの心臓』を一目見て、クロウは思わず額を押さえて、天を仰いだ。その形状、その魔力の残滓、それは彼がよく知る、古代スラン文明がその絶大な魔導文明を維持するために量産していたアーティファクト、「摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone」に酷似していたからだ。

 

 答えは、あまりにも明白だった。

 

 十中八九、タチの悪いプレインズウォーカーがこの次元に立ち寄り、まだ素朴だった頃の原住民をだまくらかしたのだ。水の大精霊から効率的にマナを抽出し、それをこのパワーストーンに溜め込んで、丸ごと持ち去るつもりだったのだろう。

 

 その結果、力の奔流に耐えきれなかったパワーストーンが暴走し、大精霊を傷つけ、都は水に沈んだ。ありふれた、そして救いようのない、三文芝居のような悲劇。

 

 

 

 クロウは、目の前の偉大なる精霊に対して、心からの同情と、そして同業者(プレインズウォーカー)の一人としての、気まずい謝罪の念を抱いた。

 

『あー、はいはい。良くある話ですね』

 

 彼の思考は、畏敬の念よりも、同僚の不始末を詫びるサラリーマンのような、軽い、しかし真摯な響きを帯びていた。

 

『私の同族が、どうもすみません。またバカ野郎が、とんでもないバカをやらかしましたか。本当に申し訳ない』

 

 そのあまりに率直で、神聖さの欠片もない謝罪に、水の大精霊の、星々を宿した瞳がぱちくりと瞬いたように見えた。彼女の身体を構成する水面が、先程とは違う、純粋な困惑によって、再びさざめく。

 

 

 

 クロウは、そんな彼女の反応を気にせず、さらに言葉を続けた。

 

『たぶん、この手の悪事を働くバカは、どこか別の次元でやらかして、既に他のプレインズウォーカーに狩られていると思いますが……もしかしたらまだ生きていて、そのうち「あの時のパワーストーンどうなったかな」なんて、ひょっこりここにやってくるかもしれませんから、気をつけた方が良いですね』

 

 そして、彼はまるで隣人にでも提案するかのような、気軽な口調で言った。

 

『なんだったら、私がこの次元を拠点にして、暇なときは警戒にあたってもいいですよ。貴女は、話してみると、かなり話が分かる方のようですし』

 

 

 

 その、あまりにも軽薄で、しかし不思議なほどの誠実さが込められた物言い。

 

 水の大精霊は、しばし、完全な沈黙に包まれた。何千年もの間、彼女はただ一人、この聖域で、過去の悲しみと、人間への不信を抱き続けてきた。彼女に近づく者は、誰もが恐怖に震え、許しを乞い、あるいは何かを奪おうとする者ばかりだった。

 

 だが、目の前のこの異界の若者はどうだ。彼は、この世界の根幹を揺るがした大悲劇を「良くある話」と一蹴し、同族の「バカ野郎」の不始末を飄々と詫び、そして、まるで隣家の用心棒でも引き受けるかのように、この次元の守護を申し出ている。

 

 やがて、彼女の身体を構成していた水面から、くつくつ、と、抑えきれない笑い声のような波動が漏れ始めた。それはやがて大きなうねりとなり、この静寂の空間全体を、楽しげに震わせた。

 

『……人の子の驕りだと、幾星霜も信じてまいりました。ですが、まさか、その原因が、あなたの言うところの、同族の「バカ野郎」の仕業だったとは。……ふふ、ふふふ。我が世界の最も厳粛な悲劇が、途端に、滑稽な茶番劇に聞こえてきましたよ』

 

 その声には、もう先程までの寂しげな響きはない。あるのは、長年の呪縛から解き放たれたかのような、軽やかな響きと、目の前の珍客に対する、底知れない面白さだった。

 

 

 

『この聖域を、あなたの「拠点」にすると? そして、暇なときに、私の「警戒」にあたると? まるで、私が寂しい隠居の老婆で、あなたに番犬でも頼むかのような言い草ですね、プレインズウォーカー』

 

 その言葉は少し棘を含んでいたが、声色そのものは、明らかにこの久方ぶりの「世間話」を懐かしみ、そして楽しんでいた。

 

『ですが……その正直さ、そしてその物怖じしない魂は、嫌いではありません。ええ、実に、何千年ぶりかの、愉快な時間です』

 

 水の大精霊の、惑星のような瞳が、悪戯っぽく細められる。

 

『良いでしょう、クロウ。あなたの申し出、すべて受け入れます。まずは、あの忌々しい遺物を片付けてきなさい。あなたの言う「警備」の報酬については、その後で、ゆっくりと話し合うことにしましょうか』

 

 

 

 

 

■ユーザー指示19回目■

 

 

「それじゃあ引き受けます。というか、本件、どちらかというと同族の後始末の方が主題になりそうですね。私のカノジョの話は、残念ながらついでになりそうです」

 

 そう言って私は後ろを向き、プレインズウォークで戻ろうとしますが、その前にふと思いついて、もう一度振り返って大精霊の方に向き直ります。

 

「そういえばお名前を伺ってよろしいか。毎回毎回『水の大精霊様』じゃ呼びにくいですし、はっきり言ってそれ、『人間が勝手に言ってるだけ』の呼び名ですよね。もっと貴女自身に馴染む、本当の名前があるんじゃないかと思うんですが。差し支えなければ、今後はそちらで貴女のことを呼ばせてくださいませんか」

 

 

 以上の流れを描写し、彼女の反応を描写してください。

 

 

 

 

 

■Gemini応答19回目■

 

 

『それじゃあ、引き受けます。というか、本件、どちらかというと同族の後始末の方が主題になりそうですね。私のカノジョの話は、残念ながらついでになりそうです』

 

 クロウは、どこかやれやれといった口調でそう言うと、巨大な龍の精霊にひらりと背を向けた。交渉は成立した。これ以上、長居は無用。さっさとミナギの元へ戻り、次の作戦を立てるべきだ。彼がプレインズウォークでこの聖域から去ろうとした、まさにその時。

 

 ふと、ある思いつきが彼の脳裏をよぎった。

 

 

 

 彼は、去りかけた身体をもう一度、ゆっくりと振り返らせ、再び水の大精霊の方へと向き直る。その仕草に、彼女の、惑星のような瞳が不思議そうに揺れた。

 

『そういえば、お名前を伺ってもよろしいか』

 

 その問いは、先程までの交渉や取引の響きとは全く違う、ごく個人的で、素朴な響きを持っていた。

 

『毎回毎回「水の大精霊様」じゃ、どうにも呼びにくいですし、はっきり言ってそれ、「人間が勝手に言ってるだけ」の呼び名ですよね。もっと貴女自身に馴染む、本当の名前があるんじゃないかと思うんですが。差し支えなければ、今後はそちらで貴女のことを呼ばせてくださいませんか』

 

 その言葉に、水の大精霊――その巨大な龍の身体が、ぴしり、と凍りついたかのように、すべての動きを止めた。さざめいていた水面は静まり返り、彼女の身体を構成していた星々の光も、オーロラの揺らめきも、すべてが時を止めたかのような、絶対的な沈黙が空間を支配する。

 

 彼女は、驚愕していた。

 

 何千年、何万年という、孤独な時間の中で。彼女に近づく者は、誰も彼もが、彼女を「水の大精霊」と呼んだ。それは、畏怖と、崇拝と、そして拒絶を込めた、人間たちが作り上げた「役職名」だった。

 

 誰も、その奥にある、一個の存在としての彼女自身に、興味など示さなかった。彼女の「名前」を尋ねる者など、天地がひっくり返っても現れるはずがないと、そう思っていた。

 

 目の前の、異界の若者は、彼女の力を、彼女の役割を、そして彼女の伝説をすべて理解した上で、その、誰からも忘れ去られていた、最も根源的な部分に、手を伸ばしてきたのだ。

 

 

 

 やがて、長い、長い沈黙の後。

 

 彼女の声が、クロウの意識に、そっと、ささやくように響いた。その声は、先程までの荘厳さは影を潜め、まるで久しく使っていなかった楽器を鳴らすかのような、どこかぎこちなく、そして、ひどく柔らかな響きを持っていた。

 

『……わたくしの、なまえ……』

 

その言葉を、彼女は慈しむように、確かめるように、繰り返した。

 

『……ええ、あります。人の子らが、わたくしにその大層な称号を押し付ける、遥か、遥か昔から……。ですが、その名を、他の者に呼ばせたことは、もう幾万年もありませぬ。わたくし自身でさえ、忘れかけていたほどに』

 

 龍の巨大な頭が、ゆっくりと、僅かに、人間が頷くような仕草を見せた。その惑星の瞳に、星の光とは違う、温かな光が、一瞬だけ灯ったように見えた。

 

『あなたの、その心遣いに、感謝を。……わたくしの名は、ミズハノメです』

 

それは、この国の神話の源流に記された、原初の水の女神の名。

 

『ですが……』

 

 彼女は、そこで言葉を切り、楽しむような響きを声に乗せた。

 

『あなたのような、物怖じしない異界の友人に、いつまでも古めかしい神の名で呼ばれるのも、堅苦しくて敵わない。―――ミズハ、とお呼びなさい。プレインズウォーカー・クロウ。それが、あなたにだけ許す、わたくしの呼び名です』

 

 

 

 

 

■ユーザー指示20回目■

 

 

「感謝します、ミズハ。では、次は吉報を持ち帰れるよう努力しますよ」 

 

 といって、私はプレインズウォークでプリマビスタに戻り、ミナギに事情を説明します。余りにも話のスケールが大きいため、最初ミナギは半信半疑ですが、これまでの私のやってきたことを思い返すと、水の大精霊もといミズハとの交渉だって出来るのかもしれない、と何となく納得します。

 

 

 その後、私は『驕りの心臓』対策を考えます。要するにプレインズウォーカーの手によってアーティファクトがこの次元に固定され、ミズハのエネルギーを吸収し続けているのが問題なのですから、他所の次元にぶっ飛ばしてミズハとの繋がりを絶ってしまえば解決するはずです。

 

 というわけで、私はミナギに言います。「前にプリマビスタ丸ごとぶつけて何とかなるもんじゃない、みたいな話をしたと思うけど、前言撤回する。プリマビスタの正面に『次元橋/Planar Bridge』くっつけて、『驕りの心臓』めがけて突っ込ませよう。うまくスッポリはまれば、元凶は次元のかなたにおさらばだ」

 

 

 以上の流れを描写し、とても大雑把な作戦を告げられたミナギの反応についても描写してください。彼女の了解が取れたら、しばらく私はアマツ・ミナカのマナを大量に吸収し、『次元橋』作成に取り掛かります。

 

 これまでになく大量にマナを吸うため(※:次元橋のコストは6、起動コストは8。コスト計算については相当適当にやってきた本シリーズですが、ここまで用いたスペルの中でも頭二つくらい抜けた重さです)、ちょっと天変地異とかが起こるかもしれませんが、『淀み』解決で人々の暮らしは上向いたはずなので、この程度ならまだ全然差し引きプラスだろうと私は考え、作戦を実行に移すでしょう。

 

 

 

 

 

■Gemini応答20回目■

 

 

『感謝します、ミズハ。では、次は吉報を持ち帰れるよう努力しますよ』

 

 クロウは、親しみを込めて彼女の真名を呼ぶと、今度こそ、きびすを返してプレインズウォークでその場を去った。

 

 

 

 次に彼が姿を現したのは、プリマビスタの会議室だった。待ち構えていたミナギは、彼の突然の帰還に驚きながらも、その表情から、彼が何らかの成果を得たことを察する。

 

 クロウは、先程までの水の大精霊――ミズハとのやり取りを、かいつまんで彼女に説明した。

 

「……というわけで、あの『驕りの心臓』とかいうアーティファクトをどうにかすれば、ミズハが水位を下げてくれるそうだ。どうも俺の同族が、とんでもない迷惑をかけたみたいでな」

 

 

 

 あまりにも壮大で、神話の世界のような話に、ミナギは最初、半信半疑のまま、ぽかんと口を開けていた。

 

 水の大精霊と会話し、取引をしてきた? あの、天変地異を引き起こしたと伝えられる、畏怖の対象そのものと?

 

 しかし、目の前の青年がこれまでに見せてきた、常識から逸脱した数々の奇跡を思い返す。この巨大な飛空艇を呼び出し、自分と瓜二つの分身を作り、一瞬で空間を移動する彼ならば、あるいは、それすらも可能なのかもしれない。

 

 彼女の常識は、この数日で、既に何度も破壊し尽くされていた。

 

「……信じます。クロウ様の言うことですから」

 

 彼女は、ついにそう言って、こくりと頷いた。

 

 

 

 クロウは、そんな彼女の反応に満足げに頷くと、円卓の上に置かれた水郷の地図を眺めながら、今後の対策を練り始めた。

 

 問題は、プレインズウォーカーの魔力によって、あのアーティファクトがこの次元に固く縛り付けられていることだ。それによって、ミズハのエネルギーを永続的に吸収し続けている。

 

 ならば、解決策は単純明快。アーティファクトとミズハの繋がりを物理的に断ち切り、別の次元に放逐してしまえばいい。

 

 

 

「ミナギ」

 

 クロウは、ちょっとしたことを閃いた、という顔で、彼女に向き直った。

 

「前に、プリマビスタ丸ごとぶつけて何とかなるもんじゃない、みたいな話をしたと思うけど、前言撤回する。プリマビスタの正面に『次元橋/Planar Bridge』をくっつけて、『驕りの心臓』めがけて突っ込ませよう。うまくスッポリはまれば、元凶は次元のかなたにおさらばだ」

 

 その、あまりにも大雑把で、乱暴極まりない作戦内容に、ミナギは今度こそ、あんぐりと口を開けたまま、完全に思考を停止させた。

 

 この、美しく、そして自分たちの拠点であるはずの飛空艇を、巨大な杭か何かのように使って、聖地である沈み宮に突っ込ませる? 発想が、常人のそれではない。

 

 だが、彼女の口から出たのは、反対の言葉ではなかった。

 

「……そ、そのようなことが、可能なのでしたら……お任せ、します」

 

 もはや、彼のやることに、いちいち驚いたり、常識で判断したりするだけ無駄なのだと、彼女は悟り始めていた。

 

 

 

「よし、決まりだ」

 

 ミナギの(半ば諦めのような)了解を得ると、クロウはすぐさま行動に移った。

 

 彼はプリマビスタの甲板に立ち、両手を広げる。そして、このアマツ・ミナカの次元そのものに満ちる、膨大なマナを、自身の身体へと吸収し始めた。

 

 ゴオオオオオッ、と、彼の身体を中心に、マナの渦が巻き起こる。プリマビスタが停泊する高台の空はにわかにかき曇り、各地の湖の水面は荒れ狂い、まるで天変地異の前触れのようだった。

 

 だが、今のクロウにとっては、些細な副作用でしかない。

 

 『淀み』という、この世界全体のガン細胞を取り除くことに比べれば、多少の嵐や高波など、許容範囲のコストだ。むしろ、これで人々の暮らしが最終的に上向くのならば、差し引きは完全にプラスだろう。

 

 彼は、そう合理的に判断していた。

 

 

 

 充分なマナをその身に取り込むと、クロウはその膨大なエネルギーを、プリマビスタの巨大な船首へと向けて解放し始めた。

 

 青と黒の魔力が火花を散らしながら、空間そのものを歪ませ、巨大な、そして不安定な『次元橋』の輪郭を、少しずつ、しかし確実に構築していく。

 

 最終決戦の準備は、着々と進んでいた。

 

 

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