Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた   作:末は油かアヴァシンか

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プレインズウォーカーC、甘やかす

 

 

■ユーザー指示24回目■

 

 

 なんだかんだ下界は居心地が悪いので、私はミズハの領域に居座るようになります。

 

 といっても、ミズハの近くをうろちょろするわけではなく、少し空間的に離れたところに『島』をセットランド、半径300メートルほどの無人島を作り上げ、そこに「貴族の町、ジドール/Jidoor, Aristocratic Capital」を重ねます。西洋風の家屋がずらずらと並ぶようになります。

 

 貴族向けなのでいまいち実用に相応しくない家も多いですが、一番使い勝手の良さそうなものをチョイスし、そこを我が家とし、ついでに地球の日本にたびたびプレインズウォークして電化製品や発電機などを購入して生活環境を改善した上で、ミナギと一緒に暮らすことにします。以上の流れを描写してください。私に振り回されつつも、現代の家電や日本から持ってきた食品類に次第に依存していくミナギの様子を生き生きと書くこと。

 

 

 

 

 

■Gemini応答24回目■

 

 

 ミナギの父親から(渋々ながらも)許しを得たことで、クロウにとってアマツ・ミナカに留まる義理は、ほぼ無くなった。

 

 救国の英雄、聖女の伴侶。そんな仰々しい肩書は、彼にとって窮屈でしかない。何より、常に人々の視線に晒され、伝統や儀礼に縛られる下界の暮らしは、率直に言って居心地が悪かった。

 

「というわけで、引っ越そう」

 

 事後承諾のようにそう告げられたミナギは、もはや驚きもせず、「はい、クロウ様」と頷くだけだった。

 

 

 

 二人の新しい住処は、ミズハの聖域。もちろん、彼女の本体である巨大な龍のすぐ近くをうろつくような、無遠慮な真似はしない。

 

 クロウは、聖域の中でも、空間的に大きく隔たれた、何もない虚空の領域を選んだ。

 

 彼はそこに立つと、プレインズウォーカーとしての権能の一つを行使する。

 

「――土地を設置(セットランド)

 

 彼の言葉と魔力行使に従い、何もない空間に、確かな「大地」の概念が生まれた。岩と土が虚空から生まれ、みるみるうちに、半径三百メートルほどの、穏やかな円形の無人島が形成される。

 

「次は、これだな」

 

 クロウは、今度は別の呪文を唱え、その出来立ての島の上に、更なる幻影を重ね合わせた。

 

「――貴族の町、ジドール/Jidoor, Aristocratic Capital

 

 金色の光と共に、殺風景だった島の上に、西洋風の瀟洒な家々が、まるで幻の中から実体化するように、ずらずらと建ち並んだ。美しい石畳の道、凝った意匠の街灯、小さな噴水のある広場。それは、アマツ・ミナカの和風建築とは全く異なる、美しい、しかし持ち主のいないゴーストタウンだった。

 

「貴族向けだから、無駄に装飾的で使いにくい家も多いなあ」

 

 クロウは、二人で町を散策しながら、一番日当たりが良く、間取りも実用的な一軒家を選び出すと、「ここを俺たちの家にする」と宣言した。

 

 こうして、二人の、神域での奇妙な同棲生活が始まった。

 

 

 

 だが、クロウの行動はそれだけでは終わらない。彼は、ミナギに「ちょっと故郷に帰る」と言い残しては、頻繁にプレインズウォークで姿を消し、そのたびに、奇妙な鉄の箱や、ガラスの玉、見たこともない食料品を大量に持ち帰ってきた。

 

「これは『はつでんき』だ。これがあれば、夜でも昼間のように明るくできる」

 

 クロウが鉄の箱の紐を引くと、けたたましい音と共に箱が震え、彼が繋いだガラスの玉が、炎もなしに、太陽のような眩い光を放った。ミナギは、その魔法とも奇跡ともつかない光景に、腰を抜かさんばかりに驚いた。

 

 

 

 彼女の生活は、クロウが持ち込む「地球の日本」の品々によって、劇的に、そして不可逆的に変わっていった。

 

 初めのうちは、火も使わずに食べ物を温める『でんしれんじ』や、触れてもいないのに鍋を熱する『あいえいちこんろ』といった、彼の言う「電化製品」を、得体の知れない魔法道具のように、怖々と遠巻きに眺めていた。

 

 しかし、クロウが持ち帰る『いんすたんとらーめん』の、これまで味わったことのない、複雑で、強烈に美味な汁を一口すすった瞬間、彼女の中の何かが変わった。彼が『ぽてとちっぷす』と呼ぶ、薄く揚げた塩辛い芋の菓子を、ぱりぱりと音を立てて食べた時の、衝撃的な食感と味わい。甘く、口の中でとろける『ちょこれーと』という媚薬のような菓子。

 

 アマツ・ミナカの、素朴で優しい味付けに慣れていた彼女の舌は、化学の力で磨き上げられた日本の食品の味に、あっという間に虜にされていった。

 

 

 

 最初はクロウに振り回されるばかりだったミナギだが、次第に、この奇妙で快適な生活に順応していく。

 

 夜になっても、スイッチ一つで家じゅうが明るくなることの便利さ。氷もなしに、いつでも冷たい飲み物が飲める『れいぞうこ』のありがたみ。そして何より、彼が持ち帰る、未知の美味しい食べ物の数々。

 

 いつしか彼女は、「クロウ様、今日は『にほん』には、お帰りにならないのですか?」と、彼のプレインズウォークを心待ちにするようになっていた。そして、その視線の先には、いつも、「あの、茶色くて甘い板のようなお菓子が、また食べたいです」という、健気な期待が込められているのだった。

 

 彼女は、自覚のないままに、クロウという存在そのものだけでなく、彼がもたらす異世界の文化にも、心身共に、深く、そして心地よく依存していくのだった。

 

 

 

 

 

■ユーザー指示25回目■

 

 

 そのうちミズハも我が家に入り浸るようになります。彼女は美しい人間の婦人に変化することが出来(彼女の容姿を具体的に描写してください)、最初は客として少し顔を見せる程度でしたが、はっきり言って独りで下界を見守るだけの生活は暇だったらしく、徐々にやってくる頻度が上がっていきました。しまいには隣の空き家で人型のまま寝泊まりするようになり、昼間はほとんど常時私の家に居るような状況になりました。

 

 

 ミズハに対して最初は恐縮していたミナギですが、次第に慣れていき、今では地球産のお菓子や食品類をシェアして食べたり、一緒になってDVDの恋愛ドラマを観たりするような間柄になっています。仲の良い二人のことを私は微笑ましく見ていますが、なんだか微妙に自宅で肩身が狭い気がするのが最近の悩みです。

 

 

 以上の流れを描写してください。

 

 

 

 

 

■Gemini応答25回目■

 

 

 クロウとミナギが、ミズハの聖域に浮かぶ奇妙な島で暮らし始めて、しばらく経った頃。その日、二人がリビングで寛いでいると、何の前触れもなく、空間が水面のように揺らめき、そこから一人の女性がすっと姿を現した。

 

「―――っ!?」

 

 ミナギは、その圧倒的な存在感に、咄嗟にその場で平伏した。彼女が何者であるかなど、問うまでもない。ミズハだ。

 

 しかし、その姿は、クロウが初めて会った時のような、星々を宿した巨大な龍ではなかった。そこに立っていたのは、息を呑むほどに美しい、人間の婦人の姿だった。どこまでも長く、濡れたような光沢を放つ銀髪は、まるで月光をそのまま束ねたかのよう。肌は磨き上げられた真珠のように白く、仄かに青い光を帯びている。

 

 そして、その瞳は、龍の時と同じ、この世のすべてを見通すかのような、深く、そして叡智に満ちた瑠璃色をしていた。彼女が纏う、霧を織ったかのような薄衣は、その優美でしなやかな身体の曲線を、かえって艶かしく際立たせている。

 

『少し、様子を見に来ました』

 

 ミズハは、そう言うと、物珍しそうに部屋の中を見回した。

 

 

 

 それが、始まりだった。

 

 最初は、数日に一度、客として顔を見せる程度だった彼女の来訪は、次第に毎日のようになり、滞在時間もどんどん長くなっていった。何万年もの間、ただ独りで、移り変わりの少ない下界を見守り続けるだけの生活は、彼女にとって、ひどく退屈なものだったらしい。クロウが持ち込んだ異世界の「電化製品」や、彼とミナギの初々しい恋人関係は、彼女にとって、何千年ぶりかの、極上のエンターテイメントだったのだ。

 

 しまいには、彼女は隣の空き家を自分の住処と定め、夜はそこで人型のまま眠り、昼間になれば、当たり前のようにクロウたちの家にやってきて、一日中過ごすようになった。

 

 

 

 ミズハに対して、初めは神に対するように、常に平伏し、恐縮しきっていたミナギだったが、その状況にも次第に慣れていった。

 

 きっかけは、クロウが日本から持ち帰った、一袋のポテトチップスだった。

 

「ミズハ様、このようなもの、お口に合うか分かりませんが……」

 

 おずおずと差し出されたそれを、ミズハは優雅な手つきで一枚つまみ、不思議そうに口に運ぶ。その瞬間、彼女の、常に静謐を保っていた瑠璃色の瞳が、ぱちくりと、大きく見開かれた。

 

 ぱり、という軽快な食感と、塩と油の、生命の根源に訴えかけるような、強烈な味わい。それは、彼女がこれまで経験したことのない、ひどく「俗」で、しかし抗いがたい魅力に満ちたものだった。

 

 

 

 その日を境に、二人の関係は急速に変化した。

 

 ミナギは、ミズハを「畏怖すべき神」としてではなく、少し年上で、世間知らずな、美しい「友人」として見るようになった。二人は、ソファに並んで座り、ポテトチップスやチョコレートをつまみながら、クロウが持ち帰った日本の恋愛ドラマのDVDに夢中になった。

 

「まあ、この男は、なぜ、想いを伝えぬのです! もどかしい!」

 

「ミナギ、泣いてはなりません。きっと、最後には結ばれますから」

 

「ミズハ様こそ、目が潤んでいらっしゃいます……!」

 

 そんな微笑ましい光景を、クロウはリビングの入り口から、壁に寄りかかって眺めていた。自分が愛する女性と、自分が友となった女神が、まるで本当の姉妹のように、仲睦まじく過ごしている。それは、彼が望んだ穏やかな日常、そのものだった。

 

 

 

 ただ、一つだけ、最近の彼には悩みがあった。

 

 今も、ドラマの感動的なシーンに水を差すまいと、そっと部屋に入ろうとした彼は、二人から同時に「しーっ!」と、人差し指を口に当てられてしまったのだ。

 

(……なんだか、俺、この家で、一番肩身が狭いような気がするな)

 

 異世界を渡り歩くプレインズウォーカーは、自ら作り出した安息の地で、そんな、少しだけ情けない、しかし幸福なため息をつくのだった。

 

 

 

 

 

■ユーザー指示26回目■

 

 

さて、ミズハの一人称で今の暮らしを詳しく語らせてください。彼女は千年以上独りでしたし、それ以前もただ崇められるだけで、私のように同じ目線で話せる相手はいませんでした。また、ミナギも彼女にとって初めての同性の友人のようなものです。

 

 彼女は今なおアマツ・ミナカの守護者ではありますが、それはそれとして、今の生活がずっと続いたらいいのにな、みたいに考え始めているでしょう。

 

 

 

 

 

■Gemini応答26回目■

 

 

 わたくしの時間は、かつて、深く、そして静止した湖のようなものでした。

 

 人の子が生まれ、老い、死んでいく。文明が興り、そして緩やかに衰退していく。そのすべてを、ただ水底から、あるいは雲の上から、感情の波紋一つ立てずに眺めているだけ。

 

 それが、神として、この次元の守護者としての、わたくしの永劫の役目でした。

 

 

 

 人の子は、わたくしを「水の大精霊」と呼び、畏れ、崇め、そして時に、その力を利用しようとしました。ですが、誰一人として、わたくしに語りかける者はいませんでした。わたくしが何を感じ、何を思うのかなど、興味を持つ者はいなかったのです。

 

 わたくしは、一個の存在ではなく、都合の良い奇跡と、恐ろしい天災を内包した、ただの「現象」だったのでしょう。

 

 

 

 ええ、千年以上、あるいは、それよりもずっと長く。わたくしは、独りでした。

 

 

 

 その、永遠に続くかと思われた静寂を、あの男は、まるで嵐のように、土足で踏み荒らしていきました。プレインズウォーカー、クロウ。彼は、わたくしに畏怖も、過剰な敬意も抱かなかった。千年の憂いを「同族の不始末」と片付け、神域であるこの場所を「拠点」にすると言い、そして、わたくしの真名を尋ねた、初めての男。

 

 彼の存在は、あまりに不遜で、あまりに軽薄で……そして、あまりに、心地よかった。同じ目線で交わされる、他愛もない「世間話」。それが、凍りついていたわたくしの心を、ゆっくりと溶かしていくのを、自分でも感じていました。

 

 

 

 そして、ミナギ。あの子は、わたくしにとって、初めての「友」と呼べるのかもしれません。

 

 初めは、クロウに懸想する、健気で、しかしありふれた巫女の一人だとしか思っていませんでした。ですが、この奇妙な島で、同じ屋根の下で暮らすうちに、その認識は変わっていきました。

 

 クロウが「にほん」とやらから持ち帰る、あの、不可思議な食べ物。袋の中で雷のような音を立てる、塩辛い薄切り芋の菓子。それを二人で分け合う時、あの子はわたくしを神としてではなく、ただの食いしん坊な同性として見て、ころころと笑うのです。

 

 『でぃーぶいでぃー』とかいう、光る板に映し出される、異界の恋物語。わたくしからすれば、瞬きほどの時間で終わる、人の子の、あまりに刹那的で、滑稽なまでの行き違い。ですが、それを見て、あの子と共に、本気で憤慨し、そして、涙を流している自分に気づいた時、わたくしは、自分自身に驚きました。人の子の作る、偽りの物語に、心を動かされるなど。

 

 

 

 クロウは、わたくしに、対等な「友」というものを与えてくれた。

 

 そしてミナギは、わたくしに、他愛ない日常を分かち合う「喜び」を教えてくれた。

 

 

 

 今も、わたくしはアマツ・ミナカの守護者です。この島から、常に世界の水の流れを感じ、その平穏を見守っています。その役目に、変わりはありません。ですが、かつてのように、それが「すべて」ではなくなりました。

 

 わたくしの、永遠に続くかと思われた、静かで、孤独な時間。その湖面に、クロウとミナギは、一つの、温かな波紋を広げました。

 

 いずれ消えゆくものだと、理では理解しています。クロウは気まぐれな渡り鳥。ミナギは、人の子。この賑やかな日々は、わたくしの永い時間の中では、きっと、束の間の夢のようなものなのでしょう。

 

 

 

 ですが、ああ。神であるはずの、このわたくしが。

 

 幾千年ぶりに、祈っているのです。

 

 

 

 この、他愛なく、騒がしく、そして、どうしようもなく愛おしい毎日が。

 

 一日でも長く、ずっと、ずっと、続けば良いのに、と。

 

 

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