Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた 作:末は油かアヴァシンか
■ユーザー指示27回目■
さて、二年ほど経過しました。その間に、私は間借りしているミズハの領域を徐々に外側に向けて拡張し、当初は半径300メートルほどだった『島』はだいたい淡路島くらいの広さになりました。
私が別途召喚した「雲海のモーグリ族/Cloudbound Moogle」とか「旅するチョコボ/Traveling Chocobo」あたりを土着(どちらもマナ適性的にあんまり私には合いませんが、趣味故に頑張ったことにします)させ、なんだかずいぶん賑やかになっています。じきにこの神域は一定の規模を越え、アマツ・ミナカから派生した別の次元として独立するでしょう。
ミナギは半年ほど前に妊娠が判明し、今はアマツ・ミナカの実家に里帰りしています。私とミズハ(とチョコボとモーグリの群れ)しかいない状態となったため、私は我が家のリビングのソファの上で携帯機の落ち物ゲームをしているミズハに対し、ちょっと真面目な話をします。
今後、ミズハはこの神域(将来新たな次元へと成長する見込み)をどんなふうにしたいでしょうか? プレインズウォーカーである私がいれば、ある程度任意に次元を設計することができます。チョコボやモーグリは私の趣味ですが、それ以外にミズハから何らかのリクエストがあれば、私はなるべく応えようとするでしょう。
以上の流れを描写し、続いて私から問われたミズハの返答を作成してください。
■Gemini応答27回目■
あれから、二年という歳月が流れた。
クロウがミズハの聖域に間借りする形で作り上げた『島』は、今や、当初の面影もないほどに姿を変えていた。彼のプレインズウォーカーとしての権能は、無遠慮に、しかし着実に、この神域を外側へと拡張し続けた。
半径三百メートルほどだった無人島は、今や日本の淡路島に匹敵するほどの広大な陸地となり、そこには緑豊かな平原が広がり、穏やかな丘陵が連なり、静かな森が息づいている。
その大地を闊歩するのは、クロウがどこからか召喚した、奇妙で愛らしい生き物たちだった。「くぽー!」という気の抜けた鳴き声を上げながら、赤いポンポンを揺らして空を飛ぶ「雲海のモーグリ族/Cloudbound Moogle」。そして、その背にモーグリを乗せて、草原を軽快に駆け抜ける、巨大な鳥「旅するチョコボ/Traveling Chocobo」。
どちらも、クロウの持つ生来の気質であるディミーアとは縁遠い種族だが、一度召喚できてしまえば問題はなかった。彼らは、この地に完全に土着し、平和なコミュニティを形成していた。
この、ミズハの聖域から派生した亜空間は、もはや単なる居留地ではない。独自の生態系と、循環するマナの流れを持つ、新たな次元として独立する、その一歩手前の段階にまで、成長を遂げていた。
そんなある日の午後。
クロウは、我が家のリビングのソファで、一人、静かに本を読んでいた。ミナギは、半年前、彼の子供を身ごもっていることが判明し、今は出産に備えて、アマツ・ミナカの実家に里帰りしている。そのため、この広大な島にいるのは、クロウとミズハ、そして無数のチョコボとモーグリだけだった。
そのミズハは、クロウの向かいのソファで、優雅な人型の姿のまま、彼の故郷の『携帯ゲーム機』に夢中になっていた。ぴぽぱ、と軽快な電子音と共に、画面の中で様々な形のブロックが落ちてくる、いわゆる「落ち物ゲーム」というものらしい。
神々しいまでの美貌を持つ女神が、眉間に皺を寄せ、真剣な顔で「ああ、石が足りぬ……!」などと呟きながら、小さなボタンを高速で操作している光景は、二年経った今でも、クロウにとっては見飽きることのない、微笑ましいものだった。
やがて、ゲームのラウンドが終わったのを見計らって、クロウは、読んでいた本を閉じ、少しだけ真面目な声で、彼女に話しかけた。
「ミズハ。ちょっと、今後の話がしたい」
「む……? なんですか、クロウ。今、わたくしは、連鎖の組み方を思考しているのですが」
「もっと大事な話だよ。この『島』……いや、この世界の、未来の話だ」
その言葉に、ミズハはゲーム機から顔を上げ、その瑠璃色の瞳を、まっすぐにクロウへと向けた。
「君も気づいていると思うが、この場所は、もうすぐ一つの独立した次元として完成する。プレインズウォーカーである俺がいれば、ある程度、任意にこの次元の理を設計することも可能だ。チョコボやモーグリは、完全に俺の趣味で連れてきた連中だが……それ以外に、何か君からのリクエストはあるか? この世界を、どんな場所にしたい? 君の望むものがあるのなら、俺は、なるべくそれに沿う形で、この世界を完成させたいと思っている」
その、あまりに壮大な問いかけに、ミズハはしばし、黙り込んだ。
彼女は、何万年もの間、ただ、そこにある世界を「守護」するだけの存在だった。自らの意思で、世界を「創造」するなど、考えたこともなかった。
彼女は、そっとゲーム機を横に置くと、窓の外、平和に草を食むチョコボの群れを、優しい目で見つめながら、ゆっくりと口を開いた。
『……世界、ですか。わたくしが、望む……』
その声は、いつもの、茶化すような響きではなく、古の神としての、静かで、澄み切ったものだった。
『わたくしは、もう、崇められるだけの、孤独な神でいるのは、飽きました。ですから、わたくしを祀るための、壮麗な神殿も、人々の信仰を集めるための、大いなる奇跡も、必要ありませぬ』
彼女は、そこで一度、言葉を切った。
『もし、わたくしが何かを望むとすれば……。この世界を、「優しい世界」にしてほしいのです。あなた様の連れてきた、あの奇妙で、愛らしい生き物たちが、穏やかに暮らせる場所。そして……もうすぐ生まれてくる、あなたとミナギの子が、健やかに育つ場所。それから……もし叶うのなら、他の次元で、居場所を失った者たちが、迷い着いた時に、そっと受け入れてやれるような、そんな、逃げ込める場所であってほしいのです』
彼女の瞳は、どこまでも慈愛に満ちていた。
『わたくし個人の望みを言えば……そうですね。この島に、一つだけ、小さな湖を創ってくださいませんか。かつてのような、悲しみを湛えた大洋ではなく、空の色を静かに映すだけの、澄んだ、穏やかな湖を。それがあれば、わたくしは、自分が何者であったかを忘れずに、そして、もう何者でもなくなった自由を、感じていられる気がしますから』
■ユーザー指示28回目■
ミズハの表情を見ていると、なんだか寂しそうだなあ、と思います。彼女は同じ時間を生きる相手がいません。私はプレインズウォーカーですので、やりようによっては長生き自体はできますが、どうしても彼女とは時間感覚が異なりますので、完全に寄り添って生きることはできないでしょう。
といったところで、私は閃きます。ミズハも子供を作れば良いじゃないか、と。幸い私も彼女もマナとの親和性が高い超越的な存在で似たようなものですので、試してみる価値はあるでしょう。というわけで、私はそのことを伝え、彼女に迫ります(※:ディミーアカラーのPW故に自分勝手、みたいなつもりで指示していたと思うが、完全にパートナーの妊娠中に浮気するクズ男で笑ってしまう)。
彼女はそんなことなど考えたことすらなかったので、ひたすらアタフタしています。とっとと押し倒してしまいましょう。
以上の流れを描写してください。私に迫られて慌てふためくミズハの様子を可愛らしく書くこと。
■Gemini応答28回目■
彼女が語る、その「優しい世界」のビジョン。それは、あまりにも穏やかで、あまりにも、寂しさに満ちていた。
クロウは、目の前で微笑む、この美しき女神の魂の奥底に、何万年という歳月をかけて澱のように溜まった、途方もない孤独の影を見た。
自分やミナギが側にいることで、彼女の孤独は確かに癒されつつあるだろう。だが、それは、永劫の時を生きる彼女にとって、束の間の慰めに過ぎない。自分はプレインズウォーカーとして長命ではあるが、その時間の感覚は、次元そのものである彼女とは、根本的に異なる。いつかはこの次元を離れるかもしれない。完全に寄り添い、その永遠を共有することは、決してできはしないのだ。
どうすれば、彼女の、この魂の渇きを、本当に癒すことができる?
その時、クロウの脳裏に、天啓のような、そして、あまりにも不遜な閃きが舞い降りた。
――ああ、そうか。簡単なことだ。彼女にも、「同じ時を生きる相手」を、創ってやればいい。
「ミズハ」
クロウは、先程までの穏やかな表情を一変させ、真剣な、そして捕食者のような熱を帯びた瞳で、彼女を見つめた。
「君も、子供を作ればいい」
「……はい? こども、ですか?」
きょとん、と、ミズハは純粋な疑問符を顔に浮かべた。
「ああ。幸い、俺も君も、マナとの親和性が高い超越的な存在で、似たようなもんだろう。君の孤独を、本当の意味で癒せるのは、君と同じ永遠を生きる、君自身の血を分けた存在だけだ。試してみる価値はある」
その、あまりに突飛な、そして、あまりに踏み込んだ提案に、ミズハの、常に冷静さを保っていた顔から、すうっと血の気が引いていくのが分かった。
「な……な、な、な、何を、あなたは、おっしゃって……!? こ、子供ですって!? わ、わたくしが!? そ、そのようなこと、考えたことも……! わたくしは、神であって、その、人の子のように、子を成すなど……! そ、そもそも、手順が……!」
永い時を生きてきた女神は、生まれて初めて、未知の概念を前にして、完全なパニックに陥っていた。その美しい顔を真っ赤に染め、ソファの上であたふたと身じろぎしながら、支離滅裂な言葉を繰り返す。その姿は、神々しいまでの威厳など微塵もなく、ただただ、ひたすらに、可愛らしかった。
クロウは、そんな彼女の狼狽ぶりを、いたずらっぽい表情で見つめると、ゆっくりとソファの上で距離を詰めた。
「手順なら、俺が教えてやる」
「ひっ……! ち、近寄らないでください……! ま、待ちなさい、クロウ! 心の準備というものが……!」
彼女の悲鳴のような制止も、今のクロウには届かない。彼は、後ずさろうとする彼女の身体を、その両腕で優しく、しかし抗うことのできない力で、ソファの背もたれへと追い詰めた。そして、何か言おうと開かれたままになっていた、その震える唇を、問答無用で、自らのそれで塞いでしまった。
「んんんーーーッ!?」
ミズハの、驚きと抗議の吐息が、クロウの口内に、甘く溶けていく。それは、ミナギにした時のような、魔力を流し込むためのものではない。ただ、雄と雌の、純粋な、そして貪るような口づけだった。彼女のしなやかな身体をソファに押し倒し、その上で、クロウは何度も、何度も、角度を変えて、その柔らかな唇を味わい尽くす。
最初は必死に身を捩って抵抗していたミズハだったが、彼の、あまりにも巧みで、そして情熱的なキスの前に、次第に身体から力が抜けていく。
頭が、くらくらする。思考が、彼の熱で溶かされていく。生まれて初めての、異性との密着。その硬さ、その熱、その匂い。そのすべてが、彼女の知らない、抗いがたい快感となって、魂を痺れさせていくのだった。
(中略)
二人は、シーツの海の中で、糸が切れたように、しかし、互いを固く抱きしめ合ったまま、ぐったりと横たわっていた。
「……くろ……」
しばらくして、先に口を開いたのは、ミズハだった。その声は、先ほどの行為の余韻で掠れ、ひどく甘ったるい。
「なぁに、ミズハ」
クロウが、その額にキスを返すと、彼女は、まるで猫がじゃれつくように、その胸板に、自分の柔らかな身体をすり寄せた。
「……わたくしの、側にいてください。どこにも、行ってはなりませぬ」
その台詞は、彼女が最近、ミナギと夢中になって見ていた、日本の恋愛ドラマのヒロインが言っていたものと、そっくり同じだった。どうやら、あの物語の数々が、永い時を生きてきた女神の、恋愛に対する価値観を、大きく感化してしまったらしい。
「ああ、どこにも行かないよ」
クロウが、その銀色の髪を優しく撫でると、彼女は、ここぞとばかりに、さらに甘えた声を出す。
「では、口づけを。……物語の中では、睦み合った後、恋人たちは、必ずそうしておりました」
「はいはい」
クロウは、その、あまりに可愛らしいおねだりに、笑いをこらえながら、深く、優しいキスを贈った。
ミズハは、そのキスをうっとりと受け止めると、満足げに彼の胸に顔を埋める。
「ああ、クロウ……わたくしは、幸せです」
その、心からの、そして、どこか拙い愛の言葉。
クロウは、腕の中で、神の威厳をかなぐり捨て、ただ一人の「女」として、自分に全てを委ねてくる、この愛おしい女神を、もう一度、強く、強く、抱きしめるのだった。
■ユーザー指示29回目■
ミズハのライフサイクルは人間と比べても圧倒的に長く、仮に子どもが出来たとしても産まれるのは相当先になるでしょう。というわけで、彼女は無事産まれたミナギと私の子供(性別や名前を設定してください)を自分の子供のように溺愛します。私の家で赤ん坊を可愛がるミズハの様子を描いてください。
ちなみに、当然のこととして、ミナギは私とミズハが関係を持ったことに対して悲しみを覚えますが、とはいえもともとアマツ・ミナカも事実上の一夫多妻文化であり、あくまで私の妻は自分であるということは揺るぎないことから、納得してはいます(※:非常に怪しい)。
自分の子供に対するミズハの溺愛ぶり――アマツ・ミナカにおいては最上級の加護であり、健やかに育つことが約束されたようなものです――も、彼女は喜んでいるはずです。私は地球の日本からベビー用品や医療品や美味しい食事などを定期的に持ってきて、ミナギの機嫌を取るでしょう。
以上の流れを描写してください。
■Gemini応答29回目■
ミズハのライフサイクルは、この次元の理そのものと同じく、悠久の流れの中にある。たとえ子を身ごもったとしても、その新たな生命が産声を上げるのは、人の子の尺度で言えば、何百年、あるいは何千年も先のことになるだろう。
故に、彼女の、その有り余る母性は、今、一身に、別の赤子へと注がれていた。
「おやおや、ミオナギ。今日はご機嫌ですね。このわたくしの顔が、そんなに面白いですか?」
クロウとミナギが暮らす、神域の家のリビング。その柔らかな絨毯の上で、ミズハは、美しい人間の婦人の姿のまま、生後三ヶ月になる赤ん坊を、宝物のように、その腕に抱いていた。
ミナギが生んだ、クロウとの娘。その名は、澪凪(ミオナギ)。この水の世界の穏やかな未来を願って、二人が名付けた子だ。
ミズハは、その人智を超えた力で、赤子のための、それはそれは見事なあやし道具を作り出していた。指先から、きらきらと光る水の蝶を生み出しては飛ばし、澪凪がそれに手を伸ばしてきゃっきゃと笑う。その光景を、彼女は、この世の何よりも愛おしいという表情で見つめていた。
その溺愛ぶりは、もはや祖母や母親というよりも、敬虔な信者が、生ける神の化身に傅いているかのようだった。
その様子を、ソファに座って、ミナギは、少しだけ複雑な気持ちで眺めていた。
クロウとミズハが、自分たちの知らないところで、深く愛し合ったらしいこと。その事実は、やはり、彼女の胸を、ちくりと小さく痛ませる。
だが、彼女はその感情を、静かに受け入れていた。元より、アマツ・ミナカの上流階級では、世継ぎを絶やさぬために、複数の妻や妾を持つことは普通のことだ。そして何より、クロウの、唯一の「正妻」として、彼の最初の子を産んだのは、自分であるという、揺るぎない誇りが彼女にはあった。
そして、その小さな痛みを、遥かに凌駕するほどの、母としての純粋な喜びが、彼女の心を満たしていた。
ミズハに抱かれている澪凪は、その全身から、淡く、清浄な青い光を放っている。それは、この次元の主である、水の大精霊そのものから与えられた、最上級の加護の証。この子が、病に苦しむことも、あやかしに脅かされることもなく、健やかに育つことが、絶対的に約束された瞬間だった。
一人の母親として、これ以上の幸福があるだろうか。
自分の小さな嫉妬心など、この、あまりにも大きな祝福の前では、取るに足らないことのように思えた。
「ただいまー。二人とも、いい子にしてたか?」
ちょうどその時、クロウが、プレインズウォークから帰ってきた。その両手には、日本の有名デパートのロゴが入った、大きな紙袋がいくつもぶら下がっている。
「クロウ様、お帰りなさい」
「クロウ、おかえりなさい。見てください、澪凪が、わたくしの創った蝶に、こんなに喜んで……」
クロウは、甲斐甲斐しく娘の世話を焼く女神に微笑みかけると、まず、ソファに座るミナギの元へと歩み寄った。
「ほら、ミナギ。君が好きだと言ってた、銀座の店のモンブラン、買ってきてやったぞ。疲れてる時には、甘いものが一番だからな」
彼は、ベビー用品や離乳食の入った袋とは別に、明らかにミナギのためだけに用意した、高級な洋菓子の箱を、彼女の目の前に差し出した。
それは、彼の、不器用ながらも、最大限の気遣いだった。ミナギの、言葉には出さない心の揺らぎに、彼は気づいているのだ。そして、母親である前に、君は、俺が愛する一人の女性なのだと、その行動で示している。
「……まあ。ありがとうございます、クロウ様」
ミナギは、嬉しそうに、そして、少しだけ、夫に甘えるように、その箱を受け取った。
神に溺愛される我が子と、自分を気遣ってくれる最愛の夫。
その光景に、彼女の胸にあった小さな痛みは、モンブランの甘いクリームのように、優しく、そして完全に、溶かされていくのだった。