Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた 作:末は油かアヴァシンか
■ユーザー指示1回目■
さて、ここで大きく方針を転換しましょう。
今まで、主人公はフェイという体で進めてきました(※:今回はだいぶん前に作成した「FFTとMTGのクロスオーバー小説作成用セッション」を流用しています。何ヶ月単位で時間が空いても、ついさっきまで話していたかのように即応してくれるのはAIのたいへん良いところですね。なお、フェイの妻の設定などについては直前に適当に生やしました)が、以後はフェイと、その妻であるソフィアの息子である『エリアス・ナラコーエン』――愛称は『リア』で、だいたいみんなそう呼びます――を主人公とします。
これ以降の小説出力は、私=リアを主観視点とした**三人称の文体で出力を続けてください**。
まず、添付のテキスト・ファイルを読み込み、現在15歳となった私、エリアス・ナラコーエンのプロフィールをしっかりと理解してください。
私は霊気拠点の自室にて、ここ原生次元アウルムやFF8次元、イヴァリース次元等の歴史書を読んでいたところ、突如としてPWの火花に覚醒。それとともに、前世の記憶のことを思い出しました。
ただちに前世と現在の記憶の整合性を取った私は、父であるPWフェイのところに出向き、「父さん、さっきプレインズウォーカーの火花が灯ったんだけど、その際に前世の記憶を思い出したんだ。地球の日本って心当たりある?」みたいなことを言います。
以上の内容を描写し、続いて私の発言を受けたフェイの反応についても具体的に描写してください。
なお、相当な年月が経っている(※:FFTのアレからかなりの年月が経ち、間に『大修復/The Mending』も挟んでいるため、フェイもPWとしてはかなり弱体化してアウルムで隠居している、と事前設定されています)とはいえ、フェイも日本出身のプレインズウォーカーですから、私の発言を受けて懐かしがるとともに、大いに面白がることでしょう。
■Gemini応答1回目■
承知いたしました。 これより、主人公をエリアス(リア)へと切り替え、彼を主観視点とした三人称の文体で、物語を続けます。
――エリアス・ナラコーエン、リアの人生は、その始まりから終わりまで、アウルムという、父フェイと母ソフィアによって完璧に管理された聖域的な空間の中で完結するはずだった。
彼が知る世界は、穏やかな庭園、図書館にある膨大な書物、ファクトリーから聞こえてくる僅かな騒音、そして父の工房から聞こえる不可思議な機械音だけだった。
彼が15歳になったその日も、日常は変わらないはずだった。
リアはアウルムの霊気拠点の自室で、歴史家としても知られるかつての聖女オヴェリアが著した大著、『交差する世界:次元を隔てた年代記』の第五章「分かたれた一つの血脈」のくだりを読み返していた。
父フェイの分身である叔父、フェイジ(※:リプレイ化していない別セッション中にて、フェイがイヴァリースとエスタで別個に発生したトラブルに同時対応するために作成した『灯の分身/Spark Double』。主にイヴァリース側で活動した。『クローン/Clone』のようなその場限りの代役ではなく、永続的なコピーであり、PW火花の影響がないため本体よりも真面目な性格)が辿った、数奇で、まるで御伽噺のような冒険の物語。
その記述に、リアの意識が深く同調した瞬間――それは来た。
何の予兆もなかった。ただ、脳の内側から、ガラスが砕け散るような、あるいは、無限の奔流が堰を切って流れ込むような、圧倒的な感覚が彼を襲った。
彼の意識は、原生次元アウルムの穏やかな空間から引き剥がされ、目も眩むような速度で、無数の次元の狭間を疾走した。
プレインズウォーク。
彼が生まれながらに持っていた資質、プレインズウォーカーの火花が、今、覚醒したのだ。
しかし、彼にもたらされたのは、次元を渡る力だけではなかった。
彼の精神の最奥部、15年間眠っていた領域がこじ開けられ、膨大な、しかしどこか見覚えのある『知識』が溢れ出した。それは、20歳過ぎの、見知らぬ男子学生の記憶(※:いつもの。年齢設定などに深い意味はありません)。
高層ビル、液晶画面、電車、コンビニエンスストア。そして、『マジック:ザ・ギャザリング』というカードゲームのルール。
「……そうか。僕は、『転生』していたのか」
エリアス・ナラコーエンの穏やかな精神は、前世の記憶――『地球』の『日本』という世界の、やや俗っぽく、利己的な思考 ――と、急速に混ざり合い、再構築されていく。
彼は、さまざまな歴史書に記された、父フェイやあるいはその友人のディー(※:フェイとディーはかつて共同研究者だった、という設定が付加されています。実際には同じシミックということで、ディーのストーリー作成時に、ファクトリーなどの基礎条件をフェイから流用した件を理屈付けしたってだけですが)といった存在が「旧世代のプレインズウォーカー」であるという記述の、本当の意味を理解した。
そして、聖女オヴェリアやイヴァリースという名称に、ファイナルファンタジーという、前世で曖昧に知っていたゲームの記憶が結びついた。
全てが、繋がった。
自らが置かれた状況の、あまりの荒唐無稽さに、彼は思わず乾いた笑いを漏らした。だが、混乱している暇はない。彼には、この事態を報告し、そして何よりも、答え合わせをすべき相手がいた。
リアは、静かに書物を閉じると、寝室を出た。向かう先は、このアウルム霊気拠点の主であり、全ての始まりである、父の工房だ。
隠居人の父、フェイは、ファクトリーのコンソールを前に、何やら新しいアーティファクトの設計に没頭しているようだった。その背中は、いつものように曖昧な魔術の霞に揺らめいている。
「父さん」
リアは、以前と変わらない、静かな声で呼びかけた。父が、億劫そうに、しかし確かにこちらに意識を向けるのを確認し、彼は、前世の記憶がもたらした、新しい、そして単刀直入な言葉を続けた。
「さっき、プレインズウォーカーの火花が灯ったんだけど、その際に前世の記憶を思い出したんだ」
フェイの指が、コンソールの操作をぴたりと止めた。リアは構わず、核心を突いた。
「――地球の日本って、心当たりある?」
工房の空気が、凍りついたように静止した。数秒の沈黙の後、フェイは、ゆっくりと、本当にゆっくりと、椅子ごと振り返った。その曖昧な霞の奥にある青い瞳が、珍しく、驚きに見開かれている。
そして、次の瞬間。フェイは、腹を抱えるようにして、大声で笑い出した。
それは、リアがこれまで聞いたこともないような、心の底から愉快で、何かに感心したような、けたたましい笑い声だった。
「――は、はは、あははは! そうか、そう来たか!」
彼は、涙すら浮かべながら、息子を指差した。「いやあ、参ったな! 私の息子が、よりによって『転生者』だったとはね! しかも――」
フェイは、微かに輝く瞳を面白そうに細め、実に楽しそうな、しかしどこか懐かしむような声色で言った。
「――『日本』、か。随分と、懐かしい名前を聞かせてくれるじゃないか、リア」
■ユーザー指示2回目■
フェイと適当に情報交換した結果、以下のような推測が為されます。
久遠の闇のはるか遠くには現実の「地球が存在する宇宙」が非常にマナの薄い次元として存在していて、魔力ではなく(MTGのやFFのといった)知識のみを連結部として、他の次元とのあいだに非常に薄い繋がりを持っている。
FF関連次元とその近傍は日本と繋がりが相対的に深いので関係者が流れ着きやすい――覚醒後にアウルムにプレインズウォークしたフェイや、彼の息子に転生した私のように――ようだが、それでも1000年に一人ペースで、頻度的には稀だからそこまで気をつける必要はなさそうだ、みたいな結論になります。
PWに覚醒した私は、戦闘力的にはそこまで高くはありませんが、なんだかプレインズウォークが得意のようですし、これまでアウルムという安全地帯に引きこもってばかりだったので、試しにあちこち観光して回ろうという気になります。
上記の情報交換を終えた後にそう告げると、フェイは「好きにすればいいさ、ただし、母さん(ソフィア)にはちゃんと話を通しておくんだぞ」みたいなことを言って快く送り出してくれるでしょう。
以上の流れを描写してください。
■Gemini応答2回目■
フェイ・ナラコーエンの爆笑は、しばらく続いた。工房中に響き渡る、年甲斐もない(外見は若いが)その笑い声を聞きながら、リアは、自らの突拍子もない告白が、この父にとって最高の『娯楽』として受け取られたことを、正確に理解した。
「なるほど、なるほど」ようやく笑い声が収まった頃、フェイは面白そうに息子のリアを頭のてっぺんから爪先まで眺め回した。
「つまり君は、私と同じ『日本』の記憶を持っていて、なおかつ、私と妻の血を引く魔術師としてここに『生まれ』、そして今しがたプレインズウォーカーとして覚醒すると同時に、記憶もまた思い出した、と。……いやあ、これは面白い。実に面白いサンプルだ」
そこから、父と息子の、あるいは、二人の元日本人による奇妙な情報交換が始まった。
リアが持つ前世の断片的な知識(特に『マジック:ザ・ギャザリング』のルールや、『ファイナルファンタジー』というゲームの存在) と、フェイがかつての旧世代プレインズウォーカーとして持つ、より広範で実体験に基づいた多元宇宙の知識。
それらを突き合わせる作業は、数時間に及んだ。
結論として、二人の間である種の推測が為された。久遠の闇のはるか遠く、リアの前世である『地球』が存在する宇宙は、極めてマナの薄い次元としてどこかに実在しているらしい。
そこは、魔法的な繋がりではなく、むしろ『知識』や『物語』(MTGやFFといったフィクション)のみを連結部として、他の次元群と、非常に薄く、不安定な繋がりを保持しているのではないか。
そして、アウルムとその近傍に位置するFF関連次元(イヴァリースやFF8世界)は、どういうわけか、その『日本』という場所との繋がりが相対的に深く、関係者が流れ着きやすい傾向があるようだ。
父フェイが覚醒後にアウルムにプレインズウォークしたのも、リアが転生者としてここに生を受けたのも、その影響かもしれない。
とはいえ、その頻度は、フェイの観測史上でも、リアの転生という実例を加えてさえ、数百年(あるいはそれ以上)に一人という稀有なものであり、特に警戒するほどの脅威ではなさそうだ――それが、父と息子の暫定的な結論だった。
情報交換を終え、リアは自室に戻りながら、改めて自らが置かれた現状を整理する。
現在15歳の彼が認識しているこの世界は、大修復(Mending)と「領界路/Omenpath」事変という二大激動を経た後、多元宇宙の各勢力の力関係が(少なくとも表向きは)安定してから、既に数十年が経過していることになる。
とりわけ、大修復により各次元の支配者であるプレインズウォーカーらが弱体化した直後や、また領界路の形成により各次元間が突如として連結された時期には、次元をまたいだ緊張状態もしばしば発生していたが、今は昔。
アウルム周辺の多元宇宙の一角は、緩やかで、しかし確実な安定期に入っている。
(……ずっと、アウルムの中で平和に引きこもっていたからな)
リアは、自らの両手を見つめた。プレインズウォーカーの火花が、その内側で静かに、しかし力強く脈動しているのを感じる。
彼の性格自体は、覚醒前と大きくは変わらない。争い事は好まないし、読書や思索は好きだ。だが、前世の記憶がもたらした、俗っぽい『好奇心』が、彼の背中を押していた。
戦闘力は高くない。しかし、彼には、おそらく父フェイや、成育次元ブリーディング・コースト(以下B.C.)の支配者であるディー学長ら、『ポスト・メンディング・オールド・プレインズウォーカー』よりも更に優れた、プレインズウォーク能力がある。
安全に、そして気軽にあちこちへ出向くことができる。
(試しに、行ってみるか)
これまで書物の中でしか知らなかった世界を、この目で見て回りたい。15年間の箱入り生活の反動と、転生者としての新たな視点が、彼を活動的にさせていたのだった。
彼は、再び父の工房へ向かった。先程の興奮が冷めやらぬ様子で、何やら新しい奇書(おそらくは『転生者に関する人文学的考察』とか、そういう類のものだろう)の構想でも練っている父に、リアは単刀直入に告げた。
「父さん。少し、外の世界を見てこようと思うんだ。プレインズウォークの練習も兼ねて、あちこち観光して回りたい」
フェイは、息子のその言葉に、一瞬だけ意外そうな顔をしたが、すぐにいつもの、全てを面白がるような笑みを浮かべた。
「ほう。聖域の箱入り息子が、ついに俗世に興味を持ったか。いいじゃないか、好きにすればいいさ。君のその便利な足(プレインズウォーク能力)なら、早々危険な目にも遭わないだろうしね」
父は、快く送り出してくれるようだ。彼は立ち上がると、リアの肩を軽く叩き、いつもの軽薄な口調で、しかし、その瞳の奥だけは真面目な色を湛えて、釘を刺した。
「――ただし、母さんには、ちゃんと話を通しておくんだぞ。あの人を心配させるのだけは、私もごめんだからね」